田園調布学園中等部で中1・中2の英語の点数が伸びないときは、教材を増やす前に「学校で習った英文を、自力で読める・書ける・話せるか」を答案で確かめましょう。学校公式サイトでは4技能と発表活動を重視し、中1からのICTを使った自習、中2からのGTEC、そして中3・高1の英文法での到達度別授業を案内しています。中3からは高校の英語教科書を扱うと説明されているため、中1・中2での単語・語順・時制・英作文の積み残しを見直すことが重要です。
具体的には、①返却答案・小テストで失点原因を分類、②学校教材を自力で再現、③短い英作文・初見読解・音声でも確認、④14日後に別問題で再テスト、の順で進めます。本記事では学校の制度と家庭学習の提案を区別し、独自診断12問と解答、14日間の実行計画、Weblio StudyやGTECを復習に生かす方法を紹介します。学校の進度や採用教材を独断で決めず、最新の配布資料を優先してください。
田園調布学園の英語指導で公式確認できる4つの特徴
| 公式で確認できる内容 | 対象・特色 | 中1・中2の家庭での活用 |
|---|---|---|
| 4技能とアウトプット | ペアワーク、ディスカッション、プレゼンテーションを重視 | 覚えた構文を1分間の説明や短い英作文に使う |
| ICT教材での自学自習 | 学校公式「教科指導の特長」は中1〜高2のWeblio Study活用を紹介 | 既習文法の誤答を記録し、翌日・数日後に再テストする |
| GTEC | 公式紹介は中2〜高2の全員受検と4技能の伸びの確認を案内 | 合計点だけでなく読む・聞く・書く・話すの課題を見る |
| 英文法の到達度別授業 | 中3・高1で学年5クラスを3グレード・7クラスに分け、学期ごとにクラス替え | 中2のうちに既習事項の抜けを確かめる |
出典:田園調布学園「教科指導の特長」、「6年間の流れ・カリキュラム」。英語の到達度別授業は中3からであり、中2から実施される数学の到達度別授業と混同しないよう注意してください。
なお、学校公式Webページには「Weblio Study」と記載されていますが、2026年学校案内のICT紹介では教材名を限定せず「オンラインの教材」と説明しています。現中1・中2の使用サービスや課題設定は、学校のアカウント・配布資料で確認してください。また、学校が公表する英検取得率は集計時点が明瞭でないものもあるため、現在の学年の実績として本文に転載しません。
中1・中2の英語の失点を「原因別」に見分ける
| 答案で起きていること | 考えられるつまずき | 最初に直すこと |
|---|---|---|
| 単語の意味は分かるが書けない | 綴り・語形変化が定着していない | 日本語を見て書く→英文の中で再現 |
| 選択式は正解するが並べ替え・英作文が苦手 | 主語・動詞・語順の説明ができない | 基礎の英文を否定文・疑問文・過去文に変換 |
| 本文は訳せるが初見長文で失点する | 文構造や設問根拠を見つけられない | S・Vの確認→設問が聞く事実や理由に印を付ける |
| リスニングで聞き取れない | 音の識別の問題か、語彙・文法不足かが不明 | 文字なら理解できるか確認し、原因を分ける |
| 授業中は答えられるがテストで間違える | 解答を見た直後だけ理解できている | 翌日・3日後に答えを隠して再テスト |
例えば学校の試験が平均点以下でも、文法を理解できない生徒と、記述で綴りだけを間違える生徒では必要な指導が違います。失点した問題番号、原因、再テスト結果を1枚にまとめると、不要な演習を減らせます。
【独自診断12問】中1・中2の基礎から応用まで確認する
以下は慶英会が独自に作成した確認問題であり、田園調布学園の定期考査や授業問題を転載・再現したものではありません。中1では未習内容を飛ばしてください。答案を見ずに解き、解答だけでなく「理由を説明できるか」も判定します。
問題編
- 問1【be動詞】My sister (is / are) very busy today. 正しいものを選ぶ。
- 問2【三単現】Ken (study / studies) English after dinner. 正しいものを選ぶ。
- 問3【疑問文】Does your father (work / works) on Saturdays? 正しいものを選ぶ。
- 問4【過去形】We (go / went) to a museum yesterday. 正しいものを選ぶ。
- 問5【否定文】She (didn’t play / didn’t played) tennis yesterday. 正しいものを選ぶ。
- 問6【不定詞】I decided (join / to join) the music club. 正しいものを選ぶ。
- 問7【比較】This book is (more interesting / most interesting) than that one. 正しいものを選ぶ。
- 問8【条件文】If it (rains / will rain) tomorrow, we will study at home. 正しいものを選ぶ。
- 問9【語順】次の語句を並べ替える:to / English / wants / learn / she(文頭の大文字に注意)。
- 問10【英作文】「私は昨日、友達と図書館で勉強しました。」を英語にする。
- 問11【読解】“Mina takes the train to school because her home is far from school.” Minaが電車で通う理由を日本語で答える。
- 問12【英作文・発信】“Do you like learning English?”に、自分の意見と理由を英語で2文書く。
解答・解説編
- 1.is:My sisterは三人称単数。
- 2.studies:三人称単数の現在の習慣。studyはyをiに変えて-es。
- 3.work:Doesの後ろは動詞の原形。
- 4.went:yesterdayに合わせたgoの過去形。
- 5.didn’t play:didn’tの後ろは原形。
- 6.to join:decide to+動詞の原形。
- 7.more interesting:thanによる比較級。
- 8.rains:未来の条件を表すif節では基本的に現在形を用いる。
- 9.She wants to learn English.:want to+動詞の原形。
- 10.I studied at the library with my friend yesterday.(with my friendsも可)。studyの過去形と場所・時の表現を確認。
- 11.家が学校から遠いから。 because以下が理由であり、電車に乗るという事実だけでは答えにならない。
- 12.例:Yes, I do. I like learning English because I can talk with people from other countries. 意見と理由があり、文法が正しければ別の解答も可。
診断の読み方:問1〜5で失点するなら動詞と語形、問6〜9は構文と語順、問10・12は自力英作文、問11は設問の根拠を見つける読解を優先しましょう。正解数そのものは学校の到達度別授業の選考や英検の合否を予測する点数ではありません。
Weblio StudyなどのICT自習を「やりっぱなし」にしない方法
学校公式ページは、Weblio Studyを自分のレベルに合った課題で学習する教材として紹介しています。ICT教材の誤答は、画面上で正解を見ただけでは再び同じ失点をすることがあります。次の10分復習を付けることを推奨します。
- ① 学校で指示された教材の問題を解き、間違えた設問を2〜3問選ぶ。
- ② 誤答理由を「意味・綴り・語順・時制・読解」に分類する。
- ③ 解説を閉じ、日本語から正しい英文をノートに書く。
- ④ 翌日と3日後に同じ規則の別問題を解き、再現できたら完了にする。
ICT教材の名称・宿題の配信方法や成績への算入方法は学年によって異なり得ます。必須課題の期限を優先し、追加の学習時間は本人の負担に合わせてください。
中1は短文の正確さ、中2は「初見で使う力」を優先する
中1:1文の意味・音読・書き直しを同時に確認
単語が分かっても英文の語順が不安定なら、「主語→動詞→目的語・補語」の基本を毎回確認します。例えば “She studies English every day.” を音読した後、「Sheはなぜstudiesか」「疑問文はDoes she study English every day?」と自分で説明できるか確かめます。実際の学習範囲に含まれている場合に用いてください。
中2:初見の文章の根拠を説明し、理由を添えて書く
中2では、教科書の文法を覚えた上で、初めて見る段落の話題・事実・理由を区別する練習を増やします。英作文が苦手なら “I think … because …” の1文から始め、別の具体例をもう1文追加してください。学校のペアワークやプレゼンテーションにつながり、GTECの技能別結果を受けた対策にも使えます。
14日間の立て直し計画:学校の定期考査と4技能を両立
以下は毎日20〜30分程度の追加復習を確保できる場合の慶英会独自の提案で、学校指定の学習時間・試験日程ではありません。学校の宿題と試験範囲表を優先し、定期考査直前は学校教材中心に調整してください。
| 期間 | 実施する内容 | 完了の目安 |
|---|---|---|
| 1〜2日目 | 学校の返却答案・小テストを語彙/文法/読解/作文/音声に仕分ける | 優先する誤答原因を3つに絞れる |
| 3〜4日目 | 誤答した基礎文法の学校問題を解き直し、日本語から英文を書く | 説明を見ずに自力正解できる |
| 5〜7日目 | ICT教材などの既習問題を短時間解き、1文音読・短文英作につなげる | 語順・時制のミスを再発させない |
| 8〜10日目 | 初見英文を読み、設問根拠を探す。短い音声で文字理解との違いを見る | 読めない/聞けない原因を分けられる |
| 11〜12日目 | 意見→理由→具体例の英作文と短い発話を練習 | 意味が通り、主語・動詞が一致している |
| 13〜14日目 | 最初とは別の問題で再テストし、学校の先生に聞く質問を整理 | 残る弱点と翌週の復習範囲が明確になる |
定期テストまで3週間ほどある場合は、学校の範囲表・授業プリント・小テストの誤答を優先し、2週間前から答えを隠して演習、直前は記述と再テストに絞ります。学校から指定された提出物がある場合は必ず優先してください。
中3からの到達度別英文法に向けて何を準備する?
学校公式は、中3・高1の英文法で3グレード・7クラスに分け、学期ごとにクラス替えすると説明しています。中3から高校の教科書を使用するため、中1・中2では単語・時制・文型・英作文の基礎を確実に積み重ねておくことが重要です。ただし、グレードの判定配点、各クラスの進級条件、現在の使用教科書を公開情報だけから断定することはできません。
特に中2の終盤は、新しい問題集を一律に買い増すより、返却答案の中から「現在形・過去形・未来表現」「不定詞や比較など既習事項」「短い英文を読んで理由を説明する力」を再点検します。これらは学年の公式シラバスではなく、基本的な英語力を確認するための学習上の提案です。
GTEC・英検での失点と定期テストの失点は分けて考える
学校公式では中2〜高2のGTEC受検を案内しています。GTECは4技能を見る試験であり、学校の定期考査と出題条件・目的が異なります。例えばGTECのReadingは伸びていても学校の英作文で失点するなら、英語を理解する力と正確に書く力の差を重点的に確認します。Listeningで伸び悩む場合は、音声を文字で見て理解できるか先に検証してください。
英検も学校の学習と並行できますが、級の選択は公式の各級の過去問題・形式で判断し、学校の提出物・定期考査を優先します。英検取得率の過去資料やAdvanced Classの参加条件を、現中1・中2の一律の義務と解釈してはいけません。
学校の補習・質問機会と外部個別指導の選び方
田園調布学園の公式「補習」は、中等部の国語・数学・英語について定期考査後や長期休暇前などに指名制の補習を行うと紹介しています。補習対象となったら、まず学校の指導と日々の復習を活用しましょう。指名基準・参加方法や成績への影響は学校の最新案内で確認してください。
学校の説明を受けても、①基礎文法の同じ失点が繰り返される、②家庭学習の優先順位を決められない、③答案の誤りを自分で修正できない、という状態が続くときは、学校の授業を補完する個別指導を検討する余地があります。塾の必要性は学校名ではなく、現在の誤答と復習の再現性で判断してください。関連情報は田園調布学園「なでりんRoom」の学習活用法も参照できます。
よくある質問
Q. 田園調布学園の英語は中3から到達度別になりますか?
A. 学校公式は中3と高1の英文法を対象に、学年5クラスを3グレード・7クラスに分けて授業を行うと説明しています。
Q. 中1もWeblio Studyを使いますか?
A. 学校公式の教科紹介には中1〜高2の活用が記載されています。ただし2026年の学校案内はオンライン教材と記述しているため、現年度の具体的な教材名・課題は学校に確認してください。
Q. 英語の補習は誰でも参加できますか?
A. 学校公式は中等部補習を指名制と案内しています。実施時期や対象条件は学校の最新案内に従ってください。
Q. NEW TREASUREを採用していますか?
A. 今回確認した公式公開資料では、中1・中2の採用教科書名を特定できません。実物教材・学校配布の一覧を確認してください。
Q. GTECの点数は中3のクラス分けに直結しますか?
A. 学校はGTEC受検と到達度別授業を紹介していますが、その情報だけでは英文法クラス分けの具体的な計算・判定条件は確認できません。
学校英語のつまずきを、答案から具体的に改善したい保護者様へ
慶英会では中高一貫校の中1・中2の学校英語に対して、実際の教科書・学校プリント・返却答案を確認し、語彙・文法・読解・英作文のどこから立て直すかを個別に検討するオンライン指導を行っています。学校の授業・補習やICT学習を置き換えるのではなく、家庭で自力解答できる状態を目指します。田園調布学園との公式提携を示すものではありません。
慶英会の個別指導・学習相談・無料体験については慶英会公式サイトをご確認ください。記事下部の共通案内からも相談できます。
公式出典・確認日
- 田園調布学園「教科指導の特長」:4技能・ICT教材・GTEC・中3以降の到達度別英文法。
- 田園調布学園「6年間の流れ・カリキュラム」:6年間の教育、英語・数学の到達度別授業の対象学年。
- 田園調布学園「補習」:中等部の指名制補習と実施科目。
- 田園調布学園「学校案内2026・ICTの活用」:オンライン教材による学習、音読・読書関連の紹介。
- 日本英語検定協会「各級の過去問題・試験内容」:英検の受験級・形式の公式情報。
確認日:2026年10月11日。学校の制度に関する記述は公式公開情報に基づき、診断問題・解答・学習手順・学習時間は慶英会の独自提案として区別しています。学校配布の最新シラバス・考査範囲・教材が優先されます。