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中高一貫校の英語個別指導・無料体験で確認する12項目|中1・中2保護者向け診断チェック

23〜34分

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

中高一貫校の中1・中2で英語の個別指導を体験するとき、保護者様が最初に確認すべきことは「説明が分かりやすかったか」だけではありません。学校の英語の試験範囲と失点の原因を、講師が具体的に把握できたか。授業後、お子様が解説を見ずに類題を自力で解けたか。学校の宿題や小テストと両立できる計画を提示してくれたか。この3点が重要な判断材料です。

中高一貫校の英語では、学校によって授業内容、採用教材、プリント、進度、考査形式が異なります。一般的な英文法の解説が優れていても、学校で困っている内容に対応していなければ、定期テストの点数に結びつかないことがあります。体験前に用意する資料、当日の診断の見方、入塾判断の基準を整理しておけば、保護者様とお子様が必要な支援を比較しやすくなります。

体験授業へ持参・共有したい資料は5種類

  • 最新の英語定期考査の問題用紙と答案:可能なら2回分。難しければ本人が共有に同意した一部分でもよい
  • 学校の英語教科書・ワーク:正式な教材名、版、Stage、Lessonなどを確認できるもの
  • 最近の小テスト・再テスト:単語、文法、本文、リスニングなど実際の失点形式が分かるもの
  • 次回の考査範囲表・学校の授業進度表:授業がどこまで進み、何が評価対象か確認できるもの
  • 現在の学習予定:学校宿題、部活、英検、既存塾の授業や家庭学習に使える時間

学校の資料や答案には氏名・学籍番号・クラスなどの個人情報が記載されていることがあります。指導に不要な情報は伏せ、共有先の取扱いも確認しましょう。学校教材の大量複製や外部への無断配布をする必要はありません。体験授業に必要な最小限の部分を、学校・著作権などのルールに従って提示します。

答案がなくても、体験授業を有効にする方法

答案を紛失したり、返却されていなかったり、お子様が見せたがらなかったりする場合もあります。この場合は『答案がないから体験できない』と考えなくて大丈夫です。学校で扱っている教材と現在の単元を伝え、簡単な確認問題を使って、本人がどこまで自力で解けるかを見てもらう方法があります。

たとえば中1なら、be動詞と一般動詞、疑問文、否定文、語順、基本単語の書き取りなどから短い問題を選びます。中2なら、学校で現在学んでいる内容に必要な中1文法が定着しているかを確認します。ここでの問題数や範囲は診断の例であり、全国の中高一貫校に共通する到達基準ではありません。

最初の15分で確認したい『失点の原因』

単語が分からないのか、書けないのか

英単語を見て意味を言えることと、日本語を見て正しいつづりを書くことは別の力です。小テストが記述式なら、書けるかどうかを見ずに単語帳を眺めるだけでは学習形式が合わないことがあります。

文法の知識がないのか、使い方が不安定なのか

疑問文や過去形の規則を説明できても、和文英訳になると語順を間違える場合があります。講師が正答を教えるだけでなく、なぜ誤った語順になったかを把握できるか確認しましょう。

学校本文を覚えているのに、初見英文が読めないのか

教科書本文や授業プリントを十分練習しても、初めて読む文章の内容把握で失点する場合があります。本文暗記の不足と読解技能の不足は対策が異なります。本文を細かく確認する授業が必要なときもあれば、短い初見英文を使った練習が必要なときもあります。

リスニングや英作文など、技能ごとの偏りがあるか

定期考査には学校ごとに異なる出題形式があり、リスニング、英作文、スピーキングなどの評価方法も異なります。講師が学校の実際の評価対象を確認し、得意・不得意を一括りにしていないか見ます。

体験授業の良し悪しは『教わった後に解けるか』で確認する

初回授業では、説明を受ける前にできなかった問題と同じ種類の新しい問題を、授業後に解いてみましょう。たとえば現在完了の説明を受けたなら、別の主語と動詞を用いた文を本人が作れるか確認します。説明を聞いた直後の正答だけで定着は保証されないため、翌日や数日後の再テスト方法も聞いてください。

文部科学省の学習評価資料でも、評価結果を学習や指導の改善に生かす「指導と評価の一体化」が重視されています。これは個別指導塾の体験授業へ特定の方法を義務付けるものではありませんが、誤りを確かめて指導を調整し、その後再評価するという考え方は、指導先を比べる際にも参考になります。

体験授業で確認する12項目

  • 学校の正式教材名と実際の授業範囲を確認したか
  • 学校の答案や小テストを使って弱点を分類したか
  • 説明の前に本人がどこまで分かるかを確認したか
  • 本人が質問しやすい雰囲気だったか
  • 学校の進度より前の文法に戻る必要性を検討したか
  • 学校の英語の出題形式に合わせた練習をしたか
  • 講師が答えを言う前に、本人が考える時間があったか
  • 体験の最後に本人が類題を自力で解いたか
  • 翌日以降に確認する内容と方法が具体的か
  • 学校の宿題や既存塾の負担を把握したか
  • 保護者様へできたことと残る課題を説明したか
  • 受講料・追加費用・振替・解約条件を説明したか

12項目すべてを1回の授業で完全に確認できるとは限りません。事前面談で確認する項目と、授業中に観察する項目を分けましょう。特に教材への対応、誤答の原因診断、類題の自力再現、受講後の確認方法が不明なまま契約を決めないことが重要です。

体験授業の質を比べる:同じ文法で「説明前・説明後・翌日」を確認

次の例題は慶英会のオリジナルです。学校教材や実際の入塾試験の転載ではありません。各問を生徒が学校で学習済みである場合だけ使い、説明前に無援助で解けるか、説明後に別の類題を解けるか、翌日もできるかの3段階で比較します。

  • 説明前の例題:「She plays tennis on Sunday.」を疑問文に変える。
  • 授業後の類題:「Your brother studies English every day.」を疑問文に変える。
  • 翌日の確認:「Ken watches TV after dinner.」を疑問文に変える。

模範解答:① Does she play tennis on Sunday? ② Does your brother study English every day? ③ Does Ken watch TV after dinner? いずれもdoesを使った後は動詞の原形になります。特に②studyと③watchへの変化まで説明できるかを確認します。

体験で確かめたいのは「3問正解」という見栄えではなく、講師が正答の根拠を説明し、生徒の誤答原因に合わせて指導を変えられるかです。学校の教材と別の単元を大量に進めるより、目の前の学校問題に結びつくかを重視します。

中1の体験授業:中学英語の基礎と学校の先取りを混同しない

中1は、小学生の頃の英語経験に大きな個人差があります。英検を取得していても、学校の英文法の記述問題が得意とは限りません。逆に英検未受験でも学校英語に適応できている生徒もいます。資格の級だけで学習内容を決めず、学校の授業と実際の答案から弱点を判断しましょう。

最初に現在のLessonを確認し、そこへ必要な単語と文法を遡って確かめます。学校の出題形式が書き取り中心なら、口頭で正解できるかだけでなく正確につづりや語順を書けるかを見ます。

中2の体験授業:前学年の穴を見つけて、学校範囲にも戻る

中2では、現在の授業内容が難しくなっている一方、実際のつまずきが中1の動詞の形や語順にある場合があります。学校の進度を追うだけでも、基礎へ戻るだけでも学習が噛み合わない可能性があります。体験授業では『学校範囲でできない問題』と『その原因となる前提事項』を切り分け、両方を扱う計画を提示できるか確認します。

例えば学校の問題で受動態を扱っている場合、be動詞の形を理解していなければ文を作れません。先に基本を修正し、その後学校の問題に戻る流れを短い時間で試せるかが判断材料です。

中3の体験授業:高校課程との接続や補習にも注意

中3では、学校によって高校への内部進学、進級判定、学習内容の接続に関わる規程が異なります。塾から一般的な進級基準を示されても、その学校に適用されるとは限りません。学校が配布する最新の規程と担当教員の説明を確認し、個別指導では直近の試験に必要な学習範囲を優先しましょう。

学校補習と塾をどう使い分けるか

学校の補習がある場合、まず対象となる単元と宿題、確認テストの扱いを確認します。補習で十分に理解でき、翌週の小テストで改善しているなら、外部指導を急いで追加する必要はないかもしれません。一方、補習の内容が分からない、学校の授業で質問できない、前の学年から抜けている場合には、個別指導で補う価値があります。

塾が学校の宿題と全く別の大量の課題を追加すると、本人が解き直しをする余裕を失うことがあります。体験の場で、学校の必須課題を優先し、追加する復習を少数に絞れるか確認してください。

体験授業後の保護者面談で聞きたい質問

  • 最優先で直すべき英語の弱点は何ですか
  • 学校の教材のどの範囲を最初に扱いますか
  • 理解できた問題を次回どう再確認しますか
  • 週1回と週2回では授業と家庭復習の役割がどう変わりますか
  • 今の学校補習だけで対応できそうな部分はありますか
  • 英検と学校の定期考査が重なったときの優先順位はどう考えますか

『頑張れば上がります』という抽象的な説明だけでなく、実際の教材・問題・確認日程を伴う回答を比較しましょう。ただし初回だけで長期の成績改善や入塾後の継続を確約できるものではありません。

体験授業が終わった後の3つの選択肢

1.学校と家庭学習だけで様子を見る

授業の内容を理解できており、失点原因が限定的で、学校の補習や家庭学習で改善できそうな場合は、個別指導を追加しない選択もあります。学習計画だけ整え、数週間後に小テストを確認しましょう。

2.英語だけ個別指導を受ける

他教科は大きな問題がなく、英語の誤答修正や学校教材への対応に個別の支援が必要な場合、英語だけ受講する方法があります。学校課題と重複する負担を増やさず、改善したい問題を絞りましょう。

3.現在の塾の授業内容を調整してから判断する

既に通っている塾があり、教材への対応や再テストなどを改善できるなら、すぐ転塾せずに指導方針の調整を相談する価値があります。同じ問題を別の塾で重複して解くだけにならないようにします。

料金よりも確認したい『学習の再現性』

塾の比較では月謝、指導時間、講師の経験、授業形式、追加費用も大切です。ただし、学校の英語で今困っている内容に対応でき、次回までに本人が同じ誤りを繰り返さないように確認できるかが、実際の学習に直結します。価格が高いから効果が高い、安いから十分ではない、と一律に判断することはできません。

体験時には教材を用意したうえで、「今週の英語で何を一つ改善できたか」「次の確認ではどの問題を使うか」という二つの問いに答えられるかを見てください。これは授業の印象を具体的な学習行動に変えるための方法です。

よくある質問

Q. 体験授業で学校の答案をすべて提出する必要がありますか?

A. 必ずしもすべて必要ではありません。指導先が必要とする資料を確認し、本人が共有できる範囲から始める方法があります。個人情報や学校教材の扱いも確認しましょう。

Q. NEW TREASUREの教材を使用する場合、専門塾でなければいけませんか?

A. 教材への対応経験は確認したい点ですが、教材の正式な版、Stage、学校のプリント、テスト形式に合った指導ができることが重要です。学校が同教材を採用しているかは必ず確認してください。

Q. 体験授業だけで点数が上がるか分かりますか?

A. 将来の定期考査の得点は保証できません。授業前にできなかった種類の類題が授業後に自力で解けるか、翌週の確認方法が明確かを判断材料にしてください。

Q. 英検対策も同時に依頼できますか?

A. 指導先によって対応範囲は異なります。学校英語の基礎が不安定なら、まず学校の小テストや定期考査の対策を優先し、英検日程との両立を相談するとよいでしょう。

Q. 子どもが塾の体験を嫌がる場合はどうすれば?

A. 体験の目的を『入塾を決めること』ではなく『英語の困りごとを確認すること』として伝え、本人の希望と負担を確認してください。強い不安がある場合は、無理に体験を増やさず学校の相談先なども検討しましょう。

体験授業を比較した後の判断

迷う場合は学校の答案・教材・ご家庭の希望を整理し、体験先に「次の2週間で扱う単元・確認問題・家庭復習の量」を書面またはメッセージで提示できるか確認しましょう。慶英会のオンライン個別指導・無料体験も、学校教材に合わせた学習課題の整理を目的としてご利用いただけます。

参考にした主な公式情報

情報再確認日:2026年10月11日。各学校の採用教材・評価基準・補習・進級条件は学校の最新公式資料でご確認ください。

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