光塩女子学院中等科で「NEW TREASURE(ニュートレジャー)が難しい」「英語の習熟度別授業の進度についていけない」「水曜日の指名補習になった」「授業の英文は読めるのに定期テストで書けない」と感じる場合、学校の教材・クラス・補習制度を一体で捉えることが必要です。学校公式の教育課程によると、中等科の英語はNEW TREASUREを採用し、英語と数学を習熟度別授業で学びます。公式Q&Aは英語・数学・国語について水曜日の午後に指名制補習を行い、必要な生徒へ夏休みの英語・数学補習も実施すると説明しています。単に問題集を増やすより、授業範囲にある文法・語彙を自力で再現し、学校から返却された答案の誤りを直すことが先決です。本記事では学校公式情報と慶英会独自の練習を区別し、中1〜中3の学習計画を具体化します。
光塩女子学院中等科の英語で確認できる学校固有の特徴
1.教科書としてNEW TREASUREを使用
学校の「教育課程」では、中等科でNEW TREASUREを英語の教科書として採用すると明記しています。英語の単語・文型・長文読解に継続して触れるため、短期間に指定範囲だけ暗記するより、毎日の授業内容を翌日までに復習することが重要です。ただし学校がどのStageのどのLessonを何学期に学ぶかは、公開ページだけで確定できません。実際の教科書・学校配布プリント・考査範囲表を最優先にしてください。
2.中等科の英語・数学は習熟度別授業
学校の教育課程では、中等科の英語・数学に習熟度別の授業を設けると説明しています。習熟度別クラスだから上位グループの教材を学べばよいとは限りません。現在所属するグループで何を扱い、どの基礎事項が不足しているかを把握する方が先決です。学年・年度ごとのグループ数や具体的な移動条件は学校の最新案内で確認してください。
3.水曜午後は英語など3教科の指名制補習
学校公式Q&Aは、英語・数学・国語について水曜午後に指名制の補習を実施すると説明しています。学校での学習に不安がある生徒にとっては、教材と試験結果を理解している教科担当へ質問できる重要な機会です。補習が必要になったからといって、すぐ別の教材へ切り替える必要はありません。学校の補習で何を扱ったか、帰宅後に再現できるかを確認しましょう。
4.夏休みにも必要な生徒へ英語・数学の補習
同じQ&Aは、夏休み中も学校が必要と判断する生徒に英語と数学の補習を行うとしています。夏期の学校課題、通常授業の既習文法、次学期の準備を一度に進めようとすると負担が大きくなりがちです。補習の対象となった単元に優先順位をつけ、理解できなかった文を翌日と数日後に再テストしてください。
5.数学・理科の中3先取りと英語の進度を混同しない
学校の教育課程には、中3で数学・理科の高校内容を先取りすることが明記されています。一方、これをもって『英語も中3のいつまでに高校全範囲を先取りする』と断定することはできません。英語の定期テストについてはNEW TREASUREの実際のStage・Lessonと先生の範囲表に従うのが正確です。他校のNEW TREASUREの進度とも混同しないようにしましょう。
6.中3にはニュージーランド短期研修の制度がある
学校の海外研修ページは希望する中3生にニュージーランドへの短期研修を案内しています。2026年度の学校長挨拶では、7月31日からの8日間に初めて実施されたことが報告されています。海外研修は実際の英語を使う機会ですが、定期テストの出題範囲と同じものではありません。参加前の準備は、学校からの最新説明と家庭の予定に合わせてください。
最初にやるべきこと:英語の失点を4種類に分ける
A.単語・綴りの問題
例えば英語を読めば意味を理解できても、日本語から英単語を正確に書けないと記述問題で失点します。単語は『意味』『発音』『綴り』『文中での使い方』に分け、授業範囲から5〜10語ずつ確認してください。語の意味を一度に大量に暗記するより、前日に間違えた語を翌日に書き直せるかを優先します。
B.文法・語順の問題
『be動詞と一般動詞を同時に使う』『do・doesのあとで動詞を原形に戻さない』『過去形と現在完了を混同する』など、誤りは単元をまたいで繰り返すことがあります。正しい文を一度見て終えるのではなく、同じ構造を使う別の英文を一つ作り、次の日にも書けるか確認します。
C.長文・読解の問題
長文を読めない場合、知らない単語が原因とは限りません。例えば修飾する部分が長い文では、主語と述語動詞を探す必要があります。英文を一語ずつ訳す前に主節を捉え、接続詞や関係詞がどの情報を加えているか確認する練習を行いましょう。
D.英会話・発表の問題
教科書の文法は理解しているのに口頭で答えられない場合は、即座に英語を組み立てる練習が不足しているかもしれません。逆に英語を話せても書くと語形を間違える場合は、短い英文の再筆記が必要です。学校で行う会話や表現活動の評価は最新の教員の指示で確認してください。
3分でできる基礎診断:①Does she studies English?の誤りを直す(正:Does she study English?)、②He is play soccer.を「彼はサッカーをします」という意味に直す(正:He plays soccer.)、③Where / your brother / does / live / ?を並べ替える(正:Where does your brother live?)。答えを見ずに3問とも書けるかを確認し、失点した場合はdo・doesの後の原形、be動詞と一般動詞の違い、疑問詞疑問文の語順から復習しましょう。これらは慶英会の独自例題であり、学校の過去問ではありません。
中1のNEW TREASURE対策:基本語順を自力で書けるようにする
中1では、新出語の量に圧倒されるよりも、最初に学校で学んだ短い文を正確に作れるか確認することが重要です。be動詞・一般動詞、単数と複数、三人称単数、疑問文と否定文、助動詞など、履修済みの項目から復習します。以下は慶英会が作成した独自問題で、学校の本番問題やNEW TREASURE本文を転載したものではありません。
中1・例題①:be動詞と一般動詞
次の文を英語にしてください。①私は今忙しいです。②彼女は毎日英語を勉強します。③彼女は毎日英語を勉強しますか。解答は①I am busy now. ②She studies English every day. ③Does she study English every day?です。③ではDoesを用いるため、動詞は原形studyに戻ります。
中1・例題②:否定文と語順
He plays soccer after school.を否定文にすると、He doesn’t play soccer after school.です。疑問文はDoes he play soccer after school?となります。He doesn’t playsという誤りが出たら、doesn’tと一般動詞の原形が組み合わさる理由を確認してください。
中1・例題③:canを使ってできることを述べる
日本語『私の妹は英語を話すことができます』を英語にするとMy sister can speak English.です。canの後は動詞の原形なので、My sister can speaks English.とは書きません。否定文My sister cannot speak English.と疑問文Can my sister speak English?も作れるか確かめます。
中1・例題④:名詞の単複を区別
This is a book.の主語・述語を複数形にするとThese are books.です。主語This→These、be動詞is→are、名詞book→booksと三か所が変わります。日本語の意味だけでなく、英文中のどの語を変える必要があるか考えて書きましょう。
中1・家庭学習の優先順位
学校の指定宿題を終えたあと、NEW TREASUREの既習例文を意味が分かる状態で音読し、その後日本語から同じ構造の短文を書き直します。すべての英文を大量に暗記するのではなく、小テストで間違えた文法を使う例文を優先します。英語の授業で不明点が残れば、次の授業までに質問を一つ書いておきましょう。
中2のNEW TREASURE対策:文型同士の違いを説明する
中2になると、すでに学んだ文法と新しい構文が組み合わさり、長文の読み違いが起こることがあります。本人が学校で履修した範囲を優先し、例えば不定詞・動名詞、受動態、現在完了、接続詞などを、既習となったタイミングで比較する練習をおすすめします。学校が必ず中2のこの順番で扱うと断定するものではありません。
中2・例題⑤:不定詞と動名詞
空欄を適切に埋めましょう。①I want ( ) this book.[read] ②I enjoy ( ) English songs.[sing]。答えは①to read、②singingです。前にある動詞によってto不定詞・動名詞の形が変わることを確認し、それぞれ自分の生活に関する例文を作ってみましょう。
中2・例題⑥:受動態
People use English in many countries.を受動態にするとEnglish is used in many countries.です。目的語Englishが新しい主語になり、be動詞+過去分詞の形を用います。時制を過去にするとEnglish was used …のようにbe動詞が変わります。
中2・例題⑦:現在完了と過去形
I have lived here for three years.は現在まで続く状態、I moved here three years ago.は過去の出来事です。for three yearsは継続期間、three years agoは過去の時点を指すことに注意しましょう。習ったばかりの生徒は時間軸を描き、現在とのつながりを確認します。
中2・例題⑧:接続詞でつながる文
When I got home, my sister was studying.の中心となる文はmy sister was studyingであり、When I got homeが時間を表します。whileとwhenを混同する場合、動作の継続や出来事の位置関係を具体的に説明できるか確認してください。
中3のNEW TREASURE対策:読解の正確さと英作文を両立
中3は高校英語にもつながる重要な時期です。学習内容が長文や抽象的なテーマに及ぶ場合、単語の日本語訳を並べるだけでは文章全体の意味を誤ることがあります。まず文の構造を把握して要点を説明し、次に同じ構文を使って短い意見を英語で述べる練習へ進みます。実際の文法範囲は本人のNEW TREASUREと学校指示に従ってください。
中3・例題⑨:関係代名詞
The student who gave the presentation is in my class.では、主語の中心はThe student、述語はisです。who gave the presentationがstudentを詳しく説明します。修飾節を括ってから英文の骨格を捉えると、長い文でも意味を整理しやすくなります。
中3・例題⑩:現在分詞による後置修飾
The girl standing near the window is my friend.は、The girl is my friend.にstanding near the windowという説明が加わった文です。文の中心と修飾語を区別すると、過去分詞の修飾や関係詞を使う表現との比較もしやすくなります。
中3・例題⑪:仮定法の基本
If I had more time, I would read more books.は、現実とは異なる仮定について述べる表現です。If I have time tomorrow, I will read this book.という実際に起こり得る条件文と比べ、動詞の形が何を伝えているかを確認します。未習の段階で暗記せず、学校の授業で学んでから応用しましょう。
中3・例題⑫:意見・理由・具体例
問い:Should students learn about other cultures? 回答例:Yes, I think they should. Learning about other cultures helps us understand people better. For example, we can communicate more respectfully with visitors from other countries. 主張・理由・具体例が一つずつ対応しているかを確認し、難しい語彙よりも論理の明確さを優先しましょう。
習熟度別クラスの違いに合わせた家庭学習
授業に十分ついていけない場合
最初に、学校で扱った単元のどの部分が理解できないか明らかにします。新しいワークへ進むより、①単語の意味②基本文型③英文を書けるか④長文での使い方、の順に確認します。小テストを見直し、同じ種類の間違いが2回以上続く部分を優先するとよいでしょう。
ある程度解けるが高得点に届かない場合
文法選択問題の正答だけでなく、和文英訳、整序、読解の根拠の説明を増やしましょう。習熟度別で難度が上がったとき、語彙だけでなく長文の構造や表現の正確さが弱点になる場合があります。学校が配布した教材の範囲で応用力を高めることが先決です。
英検取得経験があっても定期テストで失点する場合
英検では解けた問題が、学校のNEW TREASUREでは答えられない場合があります。特に教科書の新出語、授業プリント、学年独自の英作文課題は、外部検定の出題範囲と完全には一致しません。英検の級だけで学校英語の成績を予測せず、本人の試験答案を原因別に分析しましょう。
水曜日の指名補習を成績改善につなげる方法
補習前:質問を「文法の一か所」に絞る
例えば『英語が分からない』より『Does she studiesがなぜ誤りなのか』『関係代名詞がどの名詞を説明するのか』など、返却答案の一問から具体的な質問を作ると効果的です。学校の補習では担当教員が授業で使う用語や教材に沿って説明できるため、他校向け教材に頼る前に活用する意義があります。
補習中:答えより「判断した理由」を聞く
正解の英文を写すだけでは、翌週のテストで同じ間違いを繰り返す可能性があります。なぜその語順になるか、どこが主語で述語か、なぜ過去形でなく現在完了なのかという判断の根拠を確認し、言葉で説明してみましょう。
補習後:翌日と3日後に一問ずつ再テスト
補習で扱った英文を、帰宅後に日本語だけから書き直します。翌日と3日後には一部の単語や主語を変えた類題に取り組みます。直後の再現はできても数日後に間違える場合、理解の定着がまだ不十分な可能性があります。
保護者が補習の有無だけで学習状況を判断しない
学校に指名補習があるのは、学び直しのための支援制度が設けられていることを意味します。参加自体を目的にせず、その後に以前の誤答が改善しているかを確認しましょう。家庭での負担が大きい場合は、学校の教員へ課題の優先順位を相談するのも一案です。
中3の海外短期研修へ向けた英語の準備
学校は中3希望者を対象にニュージーランドへの短期研修を案内しています。2026年度に初めて実施されたと校長が報告していますが、次年度の実施日程、参加条件、費用は変更されることがあります。研修と定期考査を両立する際は、学校の課題を先に確認したうえで、現地で使える短い質問・応答を追加しましょう。
研修準備に使えるオリジナル会話
A: What do you usually do after school? B: I usually read books or play tennis. A: What do you enjoy most about your school? B: I enjoy working with my classmates.このような短い会話で、身近な生活を正確に説明できるか確認します。相手の答えが聞き取れない場合にCould you say that again, please?と聞き返す表現も練習するとよいでしょう。
日本文化を説明する3文の英作文
例えばOne Japanese tradition is origami. People fold paper to make different shapes. A paper crane is a well-known example.のように、文化名、説明、例を順序立てて述べます。研修の実際の課題は学校の最新指示を優先してください。
定期テスト3週間前からの計画
3週間前:NEW TREASUREと習熟度別クラスの範囲を確認
学校の考査範囲表、教科書、授業プリント、指定ワーク、小テスト、英語の宿題をすべて集めます。習熟度別のグループによって課題が異なる可能性があるため、友人の教材を無条件に流用せず、本人の時間割と範囲表を確認してください。
2週間前:文法の選択問題から自力で英文を書く練習へ
まず教科書の既習例文を理解してから、語順整序、空欄補充、日本語から全文英訳、短い自由英作文の順に進みます。特に同じ文法を使って単語だけを変えたオリジナル英文を書けるかで、正答の丸暗記に偏っていないか確認します。
1週間前:誤答と学校指定の課題に集中
新しい問題集へ手を広げるより、返却された小テストと前回考査の誤答を再確認します。正解を見ずに解き直し、その理由を説明できるか確かめてください。学校が公開していない考査の具体的な配点や『必出問題』を勝手に断定することは避けましょう。
保護者向け:学習状況を確かめる10項目
- 学校が指定するNEW TREASUREのStage・Lessonを本人が把握している
- 習熟度別英語授業の現在のクラス・課題を確認している
- 英語の単語の意味だけでなく日本語から綴りを書ける
- 一般動詞・be動詞の文を正確に作れる
- 疑問文・否定文の語順を説明できる
- 学校の英文を意味を理解して音読できる
- 長文の主語・動詞と修飾のまとまりを見分けられる
- 学校の小テスト・考査答案の誤答を原因別に整理している
- 水曜日の指名補習や夏期補習の利用条件を把握している
- 数日後に以前の誤答を自分の力で解き直せる
よくある質問
光塩女子学院中等科はNEW TREASUREを使っていますか?
はい。学校公式の教育課程ページは、英語の教科書としてNEW TREASUREを使用すると明記しています。Stage・Lessonの詳細な進度は学年の配布資料をご確認ください。
中等科の英語は習熟度別授業ですか?
学校公式サイトでは中等科の英語と数学を習熟度別授業で行うと明記しています。ただし、クラスの段階数や移動基準は年度・学年の最新の連絡を確認する必要があります。
英語の補習はいつありますか?
学校のQ&Aは、英語・数学・国語の指名制補習を水曜日午後に実施すると案内しています。夏休みに英語・数学の補習を行う場合もあります。実施日と対象者は学校の最新の指示に従ってください。
英語も中3から高校内容の先取りに入りますか?
学校公式の教育課程は数学・理科の中3での先取りを明記していますが、それだけで英語も同時期に高校内容へ入るとはいえません。英語の実際の進度はNEW TREASUREの範囲表と学校の説明を基準にしてください。
中3のニュージーランド研修は必修ですか?
学校の海外研修ページでは希望者対象のプログラムとして紹介されています。2026年度に初めて実施されたことは学校長の報告から確認できますが、参加者全員への必修行事ではありません。
塾へ通う前に学校の補習を優先した方がよいですか?
学校は指名制の補習と個別の指導を用意しています。まずそれらを活用し、理解不足が残る単元を確認するのが合理的です。家庭で復習の順序を決められない、同じ文法を何度も間違える場合には学校教材に沿う補助的な指導が選択肢になります。
まとめ:NEW TREASUREの既習文法と学校の補習を連動させる
光塩女子学院中等科では、NEW TREASUREを教材として英語の習熟度別授業を行い、必要な場合には水曜午後の指名補習や夏期補習で学び直す体制があります。点数が下がったときは、教材を増やすより、学校で学んだ英文を理解・音読・再筆記し、誤答を数日後にも修正できるか確認することが先決です。高校内容の先取りに関する学校説明を英語の進度と混同せず、本人の学年・クラスの教材から対策を組み立ててください。
光塩女子学院中等科の英語・定期テストの相談
慶英会では、中高一貫校の英語について、学校のNEW TREASURE・指定ワーク・返却答案を用いたオンライン個別指導を行っています。習熟度別授業で進度が合わない、基本文法の失点が多い、補習後の復習方法が分からない場合は、慶英会公式サイトで無料体験の案内をご確認ください。