自修館中等教育学校(神奈川県伊勢原市)の中1・中2で「定期考査が廃止されたので、英語をどこまで復習すればよいか分からない」「NEW TREASUREの文法は理解したのに、A・B・Cの観点別評価で改善が見えない」「AE(Active English)は話せても単元ごとの英作文や課題で失点する」という保護者様へ。学校公式Q&Aによれば、従来型の期末テストを実施せず、単元ごとに知識・技能/思考・判断・表現/主体的に学習に取り組む態度の3観点をA・B・Cで評価し、学期末に総括します。英語の基本教材はNEW TREASURE。学校公式の科目一覧では1年生は英語5時間+AE1時間、2年生は英語文法3時間・英語読解3時間+AE1時間です。テストがないから勉強しなくてよいのではなく、語彙・文法の再現、初見読解、英語での説明、提出物・振り返りを日々見直す必要があります。本記事では学校の制度を正確に整理し、オリジナル24問と全問解説、観点別の学習記録、14日間の復習計画、校内の補習と外部個別指導の判断基準を紹介します。
【結論】定期考査なしの自修館では「単元ごとの3観点」を週単位で確かめる
自修館の学校公式Q&Aによると、期末テストの実施はなく、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点で単元ごとにA・B・C評価を行い、学期末には単元別評価をまとめます。論述・レポート作成・発表・振り返りなどが評価資料として使われます。つまりテスト一発の勉強法ではなく、毎週の小さな改善を残すことが重要です。
ただしA・B・Cの記号だけから、実際の提出課題の配点、学年順位、内部進学の可否を推測してはいけません。生徒本人に適用される単元の評価規準と、先生のフィードバックを必ず確認してください。
学校公式で確認|自修館は「定期考査の廃止」と「評価・小テスト廃止」が別
学校公式「教科紹介」は定期考査の廃止を明示し、英語については学年対抗の単語テストなど、日常の知識確認活動を紹介しています。定期考査が廃止されたことは、小テスト・英単語確認・提出物や評価がなくなることではありません。
2026年度の時間割や学年別の具体的な採点基準は、公開されている科目一覧からは全て確定できません。授業の課題、再提出・補習の条件、発表の評価規準は本人の学年資料を優先してください。
中1は英語5時間+AE1時間/中2は文法3・読解3+AE1時間
学校公式の学年別科目一覧は前期課程の1年次英語を英語5コマとAE1コマ、2年次を英語(文法)3コマ・英語(読解)3コマ・AE1コマと案内しています。ここでの数はコマ数であり、曜日・授業時間の長さ、すべての課題の配点を推定するものではありません。
中1ではまず語彙・語順・現在形を自力で使う力を重視します。中2では文法の正確さに加え、読解で本文のどの一文が根拠か、英作文で自分の主張をどう説明するかを分けて確認します。学校の指定範囲で未習の項目は先取りする必要はありません。
NEW TREASUREは学校の基本教材|採用Stage・版は本人の教材で確認
学校Q&A「英語の授業」は、基本教材としてNEW TREASUREを使うと明記しています。中1・中2が同じStageを使う、全員が現年度に同じLessonまで進んでいる、といった断定はできません。本人の教材表紙でStageと版を確認し、その週に教員が指定したLesson・例文・単語を最優先に復習してください。
覚える手順は①英文を読んで意味を説明、②日本語から英語へ書く、③主語・時制を変えた類題を作る、④数日後に自力で再現、の4段階。1つの文法を別の英文へ転用できれば、単語をただ書き写すだけより理解が深まったか測れます。
自然学級と習熟度別を混同しない|中1・中2の編成は?
学校公式Q&Aは、1~4年次を原則として「自然学級」で授業し、5年次以降に文理や科目に応じた習熟度別の対応があると説明しています。中1・中2の英語で毎回成績順のクラスに分かれていると説明するのは不正確です。一方、語学力の高い帰国生等を対象とするネイティブ教員の取り出し授業は別にあります。
学習の得意不得意に差がある場合も、学校では必要に応じた個別の声掛け・学習方法の助言・課題の調整が行われると説明されています。受講資格や具体的な支援は学校へお問い合わせください。
AE(Active English)週1時間は会話を自力英作文に結びつける
学校公式の英語紹介では、AEは1~6年次を通じて週1時間、ネイティブ教員と日本人教員のサポートのもとで日常会話からスピーチ・プレゼンテーションへ発展する授業と説明します。中1・中2のAEでは、短い質問を聞き、意味を理解して答え、会話で言えなかった一文を復習する流れが有効です。
- 授業前:今週のNEW TREASUREから使える短い質問を2つ準備(Do you …?/What do you …?)。
- 授業中:聞き取れなければCould you say that again, please?と丁寧に聞き返す。
- 授業後:使えなかった一文を学校の基本文法で正しく書き直し、翌日別の主語で再現。
会話が流暢でも、文法の知識・技能と、授業外で英文を正確に書けることは別です。AEの成果を評価するときは本人の実際の課題や学校のフィードバックを照合します。
3観点評価のうちどこが弱い?保護者向け原因別診断
知識・技能:見て分かるのに書けない
学校の重要語の意味は分かるのに、綴り・三単現・疑問文を正確に書けない場合、NEW TREASUREの該当Unitの規則へ戻ります。解説を見ずにHe likes music.→Does he like music?を作れるか確認します。文法の理解と、答案に正しく再現できることを区別します。
思考・判断・表現:意見はあるが根拠が示せない
英文の主張と資料の根拠を結びつけ、I think … because …のような短い文から説明します。例えばアンケートで12人中8人がある活動を好んだ事実と、活動が全員の成績を改善したという因果主張は別です。本文が支持する範囲を超えた断定を避けます。
主体的に学習に取り組む態度:提出・振り返りの中身を確認
単純にノートの文字数を増やしたり、同じ問題を何回も解いたとだけ書いたりするのではなく、何を間違えたか→どの学習方法へ変えたか→新しい問題でできたかを記録しましょう。ただしこの家庭の記録例が、学校の正式な「主体性」評価の採点規準を代替するわけではありません。先生が指定する提出方法と形式を優先してください。
【慶英会独自24問】3観点・NEW TREASURE・AEをつなぐ
以下は慶英会が作成した完全オリジナルの英文・設問・模範解答です。自修館の学校評価課題、NEW TREASURE本文・設問、英検公式過去問、AE授業のプリントの転載ではありません。本教材の問題数や得点を学校のA・B・C評価へ換算できません。本人がまだ学んでいない文法は、学校の進度に合わせて飛ばしてください。
問1~8|知識・技能:英文法を正確に再現
- 問1:My brother (study / studies) English every day.
- 問2:She likes books. を疑問文に書き換える。
- 問3:We (was / were) in the library yesterday.
- 問4:He can (writes / write) a short report.
- 問5:I went to the library (to read / reading) a book.
- 問6:She enjoys (learn / learning) English.
- 問7:The news (is / are) interesting.
- 問8:This river is (longer / longest) than that one.
問9~12|初見読解A:語彙の定着を確かめる
オリジナル英文A:At the beginning of the term, Haru wanted to learn more English words. He copied thirty words into his notebook in one evening, but he could not use many of them in sentences two days later. His teacher asked him to choose five useful words, write a short sentence with each word, and check them again later in the week. Haru tried this plan. On Friday, he used four of the five words correctly in a new paragraph. He still confused ‘borrow’ and ‘lend’, so he wrote a question for his teacher. Haru learned that checking how he used words was more helpful than counting how many words he copied.
- 問9:What did Haru do at first? 英語で答える。
- 問10:What problem appeared two days later? 英語で答える。
- 問11:How many words did the teacher ask him to choose? 英語で答える。
- 問12:Why did Haru write a question for his teacher? 英語で答える。
問13~16|初見読解B:数値と結論の違い
オリジナル英文B:For a school project, twelve students tried a ten-minute English reading routine. After one week, eight said they enjoyed the routine. Three were unsure, and one did not enjoy it. The group also recorded how many short texts each student completed. However, they had not collected the same information before the project began. Their report stated, ‘Most students in this small group enjoyed the routine, but we do not yet know whether it increased their reading ability.’
- 問13:How many students joined the project? 英語で答える。
- 問14:How many reported enjoying the routine? 英語で答える。
- 問15:Can the group prove reading ability improved? 英語で答える。
- 問16:Which statement best fits the evidence: ‘All students liked it’ or ‘Most participants liked it’? 英語で答える。
問17~20|AEに役立つ質問への短い応答
保護者・講師が読み上げる場合は、質問文を最初に生徒へ見せず、音声で聞いた内容に英語で答えたあと書き直します。自分で文を読んで答える場合は読解練習であり、リスニング能力の測定とは別です。
- 問17:講師役:What do you like to do after school? 『放課後、本を読むのが好き』と英文で答える。
- 問18:講師役:Why do you want to learn English? 理由を英文1文で答える。
- 問19:聞き取れないときに『もう一度おっしゃっていただけますか』と丁寧に頼む。
- 問20:相手からHow was your weekend?と聞かれた。『楽しかった。祖父母を訪ねた』と2文で答える。
問21~24|思考・判断・表現:理由と改善を説明
- 問21:「自分が覚えた英単語を新しい英文で使った」と英語で一文書く。
- 問22:『英語の学習は重要だと思う』と『なぜなら他の人の意見を理解できるから』を英語2文で表す。
- 問23:説明文の筆者が何を主張するか、上記アンケート英文を根拠に英語1文で述べる。
- 問24:自分の『苦手→対策→改善の証拠』を英語3文で示す(現在完了は不要)。
24問の全解答・文法と根拠の解説
問1~8の正答と理由
問1:studies。主語My brotherは三人称単数でstudy→studies。
問2:Does she like books?。doesを使う疑問文ではlikesを原形likeへ戻す。
問3:were。過去のbe動詞は複数Weにwere。中1の未習時点なら後回し。
問4:write。canの後には動詞の原形。
問5:to read。目的を示すto不定詞。中2の既習範囲なら実施。
問6:learning。enjoyの目的語は動名詞。
問7:is。newsは通常、不可算で単数扱い。
問8:longer。thanを伴う比較は比較級longer。
問9~12の正答と理由
問9:He copied thirty words in one evening.。冒頭でノートに30語を写した。
問10:He could not use many of the words in sentences.。知っている語と使える語は異なる。
問11:Five.。five useful words。
問12:Because he still confused ‘borrow’ and ‘lend’.。最後の直前の文から理由を確認。
問13~16の正答と理由
問13:Twelve.。twelve students。
問14:Eight.。eight said they enjoyed it。
問15:No. They did not collect comparable information before the project.。前の測定がなく、好意的な感想だけでは読解力の向上を示せない。
問16:Most participants liked it.。8/12で過半数だがallではない。
問17~20の正答と理由
問17:I like reading books after school.。好きな活動を現在形で一文にする。
問18:I want to learn English because I want to talk with people from other countries.。becauseの後に主語と動詞のある理由を置く。
問19:Could you say that again, please?。聞き返す表現。実際の授業で用い、理解してから回答する。
問20:It was fun. I visited my grandparents.。週末の過去の話題に適したwasとvisited。未習なら後回し。
問21~24の正答と理由
問21:I used the new words in my own sentences.。usedは過去形。実際にやったことを過去形で表す。
問22:I think learning English is important. It helps me understand other people’s ideas.。意見と理由が意味的につながる。別の自然な解答も可。
問23:Most of the twelve students enjoyed the reading routine, but its effect on reading ability was not proved.。肯定的な回答と学力への因果効果を区別する。
問24:I often made mistakes with verbs. I practiced writing new sentences every day. Now I can use the verbs correctly in short paragraphs.。できることを具体的にし、実際には確認していない成果を作らない。
問1~8に誤答が多ければ文法・語形の基礎、問9~12なら語彙の文中での使い方と話の流れ、問13~16なら数値・観察・結論の強さ、問17~20なら質問の音声理解と即答、問21~24なら根拠のある記述を重点化します。『24問中20問正解=知識・技能A』のような独自の評定換算はできません。
定期考査なしで何を提出・復習する?1枚の週次記録例
- 学んだ内容:今週のNEW TREASUREのLesson・新出語・文法、AEで使った質問。
- 知識・技能の証拠:文法の初見類題3問の正答と、間違えた箇所。
- 思考・表現の証拠:短い英文を読み、根拠に基づいて自分の意見を2文書く。
- 学習の改善:同じ動詞の形を翌日も誤ったので、主語と時制を変えた類題で再確認した。
- 先生への質問:どの場面でどの文法を使うか、学校のルーブリックに沿って具体的に相談する。
これは学校への提出を前提とした公式様式ではなく、家庭の学習状況を整理するための一例です。学校が指定する課題、提出期限、評価観点の説明を最優先してください。
14日間で3観点をつなぐ復習計画
- 1日目:学校の英語課題・前回のA・B・C観点別評価・先生のコメントを確認する。
- 2日目:NEW TREASUREの指定Lessonで語彙・文法の誤答を10問集める。
- 3日目:日本語から英文を再現し、主語・時制を変えた類題を作る。
- 4日目:AEの質問へ短く答え、理由の一文を加える。
- 5日目:語彙を文の中で使えるか、別の英文を一つ作る。
- 6日目:初見読解の本文根拠を1文指し、答えの理由を説明する。
- 7日目:先生へ文法・語彙の不明点2つを質問する。
- 8日目:1~7日目の誤答を解説なしで再演習する。
- 9日目:短い英作文2文を作り、動詞・語順を確認する。
- 10日目:学校の指定されている課題・振り返りを期限までに整理する。
- 11日目:読解問題の正解理由と誤答理由をそれぞれ言語化する。
- 12日目:英検受験予定がある場合、今の級の公式問題の弱点に少し取り組む。
- 13日目:最初の誤答に似た別問題を使い、基礎が改善したか確認する。
- 14日目:学校の3観点別コメントと照合し、次の2週間の学習課題を2つに絞る。
上記は慶英会の家庭向けモデルで、学校の正式な学期ごとの課題・補習日程ではありません。自修館は4学期制ですので『毎年の中間・期末2回前』といった他校の試験カレンダーをそのまま当てはめる必要はありません。
英検は10月に年1回必須受検|中1・中2に準2級合格を義務付ける?
学校公式「グローバルプログラム」は、全校生徒が毎年10月に英検を受験し、前期課程の1~3年次は3級、後期課程の4~6年次は2級の合格を目指すと説明しています。これは3年間の前期課程の到達目標であり、「中1全員が3級を取得しないと中2へ進めない」「中2全員に準2級合格が必須」といった条件ではありません。
校内では英検4級~準1級の対策講座が案内されています。本人の語彙・文法・4技能と、学校課題の量に合わせ受験級を判断します。試験の各級の正式な形式は日本英語検定協会の公式サイトで確認してください。
放課後の無料補習・学びコーチングを先に使う
学校公式「学習環境」は、1~2年次に英語・数学の基礎を中心とする無料の放課後講座を設け、校内の学習コーチへ質問や計画の相談ができると紹介しています。学校の公式Q&Aでは自習環境に3名のコーチが常駐すると記載される一方、別の学習環境紹介では2名と案内されており、公開ページ間に記載の差があります。2026年度の人数や担当時間は学校へ確認してください。
英語でA・B・Cのうち改善が必要な観点が分かったら、『NEW TREASURE Stage○ Lesson○の疑問文は理解できるが、発表後に英文を書くと動詞の形を間違える』のように問題・答案と質問を持参します。学校で解決している場合は、外部塾を追加する必要はありません。
中1・中2が学校へ確認すべき5項目
- ①:NEW TREASUREの現年度Stage・版・学校指定の小テスト範囲。
- ②:今回のA・B・C観点別評価の根拠、改善方法、単元の課題と提出期限。
- ③:AEの授業で評価される技能と会話・暗唱の内容。
- ④:無料の放課後英語講座・英検対策講座の申込条件。
- ⑤:単元の学習計画を学校のコーチや英語教員と見直せる時間。
校内の支援でも改善しない場合に慶英会へ相談する理由
学校が提供する放課後補習・学習コーチング・AEで十分な改善が見られる場合、塾を追加する必要はありません。一方、NEW TREASUREの基本文法を理解しても別の英文で再現できない、観点別評価のコメントから具体的な家庭学習へ落とし込めない、AEや英検の練習と単元課題を継続して管理できない場合は、答案を基にした個別支援が選択肢になります。
慶英会では中高一貫校の中1・中2の英語に合わせ、学校教材による文法・初見読解・英作文・英検のオンライン個別指導、毎日のLINE学習サポート、最大1か月の無料体験をご案内しています。慶英会公式サイトからご相談ください。自修館中等教育学校と公式提携していることや、特定の評定・英検合格・進級を保証することを意味しません。
学校公式の一次情報・更新確認日
- 自修館公式|Q&A:定期考査を実施しない3観点A・B・C評価、NEW TREASURE、AE、自然学級。
- 自修館公式|教科紹介・学年別時間数:英語・AEの授業、暗唱コンテスト、単語テスト、1年次・2年次のコマ数。
- 自修館公式|学習環境:無料の放課後講座と学びコーチング。
- 自修館公式|グローバルプログラム:英検の10月必須受験・級の到達目標・English Day。
確認日:2026年10月12日。年度ごとの教材・AE授業・評価と校内支援の詳細は本人の学年で配布される最新の正式資料を優先してください。本文の24問・解答・家庭学習計画は慶英会独自の制作物です。