神奈川県の中高一貫校で「NEW TREASURE(ニュートレジャー)を使用している学校はどこか」と調べている保護者様にとって、最も重要なのは、各校の公式サイトと在校生に配布された教材で確認することです。今回、公式一次情報から採用を確認できたのは、自修館中等教育学校(伊勢原市)と聖和学院中学校(逗子市)です。自修館は英語の基本教材としてNew Treasureを使用すると明記し、聖和学院は中学校の学びにNEW TREASURE(1~3)を掲載しています。ほかの学校について、公式サイトに教材名の記載が見当たらないことは「採用していない」という意味ではありません。
教材が同じでも、学校ごとの授業方法や評価の仕組みは異なります。自修館は定期考査を廃止し、単元ごとの3観点評価に取り組む一方、聖和学院は毎朝の小テストや英語4技能の強化、英検準2級を中3までに目指す指導を紹介しています。したがって、「ニュートレジャー対策」という一言だけで全校共通の教材やテスト準備をするのではなく、所属校・学年・授業範囲に合わせた学習が必要です。この記事では公式確認できた情報と未確認事項を明確に区別し、中学1・2年生向けの勉強法と個別指導の選び方を説明します。
NEW TREASURE採用を公式に確認できた神奈川県の学校
自修館中等教育学校|基本教材がNew Treasure
自修館中等教育学校の公式入試FAQは、英語の基本教材として「New Treasure」を使用すると記載しています。授業は双方向のコミュニケーションを重視し、週1時間のActive English(AE)も実施します。1・2年生のAEにはネイティブ教員が関わり、3~5年生ではCLIL(内容言語統合型学習)も導入されています。これは学校公式の説明であり、2026年度に各学年で使うStageやLessonの詳細まで保証するものではありません。
自修館では定期考査の廃止が公式に公表されています。このため、NEW TREASUREに対応する勉強法も「定期テスト2週間前に一気に覚える」より、授業・単元ごとの復習と、自分の言葉で説明する練習を重視するのが実情に合っています。知識・技能だけでなく、英語で考えを表現する力や日々の学習の振り返りにも注意しましょう。
聖和学院中学校|NEW TREASURE(1~3)とGAME CHANGERを掲載
聖和学院中学校の公式「中学校の学び」には英語教材として「NEW TREASURE(1~3)」と、Cambridge University Pressの「GAME CHANGER(STARTER、1~2)」が掲載されています。また同校の「聖和の英語教育」はNEW TREASURE(1~5)を英語教育で用いる教材として紹介しています。中学校のどの学年・授業でどの教材を使用するかは、実際の配布教材と学校の指示を確認してください。
聖和学院は毎朝の小テストや英検強化対策、ネイティブ教員との授業、イングリッシュキャンプなどを紹介しています。学校が掲げる中3までの英検準2級取得は目標であり、全員の進級条件と断定することはできません。単語・文法の正確さと、聞く・話す活動の両方を日常的に続けることが重要です。
同じNEW TREASUREでも学校別に学習計画を変える理由
学校の評価方法が異なる
定期考査を設けない学校では、単元ごとの到達や日々の成果をこまめに確認する必要があります。一方、定期試験がある学校では、学校が指定する試験範囲と課題を整理することが優先です。どちらも、暗記した内容を次週に再現できるかを確認する点は共通しています。
NEW TREASURE以外の授業教材が異なる
聖和学院のように複数の教材を紹介している学校では、NEW TREASUREだけを勉強すれば学校の課題がすべて終わるわけではありません。英会話やその他の授業で使う教材も確認し、読む・書く・聞く・話すのどこに時間を配分すべきか判断しましょう。
同じStageでも学校の進度は一致しない
学校で扱う英文の範囲、単語テストの内容、文法の補足説明、提出物は異なり得ます。Stageの番号だけで進度を推測するのではなく、今週の授業でどのLesson・文法・英文を扱っているか、教科書とプリントを直接確認してください。
文法問題の解き直しを始める場合は、Grammar in Useで間違える原因と英作文の復習方法も参考にしてください。英文を読む際につまずく場合は、NEW TREASUREのRead長文の読み方・構文分析を確認し、語彙・文法・読解を別々に点検すると課題を絞れます。
中1がNEW TREASUREでつまずく4つの原因
1.単語は分かるが書けない
英語を見て日本語の意味を答える勉強と、日本語から正しい英単語を書く勉強は異なります。学校の単語リストから毎日10~15語程度を選び、意味・スペル・例文の順で確認し、間違えた語を翌日と週末に再テストしましょう。語数は家庭での学習例であり、学校指定ではありません。
2.基本文を見れば理解できるが作れない
文法の説明を読むだけでなく、英文を見ずに書く練習を加えます。たとえばHe plays tennis.をHe does not play tennis.やDoes he play tennis?に書き換え、動詞の形が変わる理由も説明してみましょう。実際に学校で学習中の単元に合わせて例文を選びます。
3.英文の構造をつかめない
長い英文を単語ごとに訳すだけでは、主語・動詞や修飾関係を見失うことがあります。まず文の骨格と指示語・接続表現を確認し、その後に一文の内容を説明する練習をします。意味が理解できてから音読しましょう。
4.小テストの復習が一度きり
正解を書き写しただけでは、翌週にも解けるか分かりません。間違えた問題を一度閉じ、翌日と数日後に自力で解き直します。「できた問題」より「まだ間違える問題」に時間を配分するのが合理的です。
中2で英語についていけない場合は何から復習するか
中2の授業で誤答が増えた場合、直近の学校教材や答案を語彙・スペル、文法・語順、英文読解、英作文、リスニング・英会話の5種類に分類してください。失点原因を分けずに問題集を一冊最初から解くと、すでに分かっている範囲にも時間を使ってしまいます。
中1の基本事項へ戻る判断
現在の単元で使う時制・動詞の形・疑問文などを中1の基本文でも誤る場合は、その箇所まで戻って短く復習します。中1の全単元をやり直すのではなく、今の授業を理解するために必要なところを優先してください。
読解と英作文を別々に確認
読めるのに書けない場合、文法知識の運用やスペルの正確さが弱点かもしれません。反対に基本文は書けても文章が読めない場合は、語彙不足、長い文の構造、段落のつながりを確認します。本人の答案から原因を特定することが大切です。
学校に定期考査がある場合の4週間対策
4週間前|教科書・配布プリント・課題を整理
学校が指定する試験範囲表を優先し、対象となるLessonや単語、配布プリントを確認します。範囲未発表の段階では既習単元を対象にします。
3週間前|単語と基本文を毎日再現
単語10分、短文英作文10分、音読・聞き取り10分など、負担の少ないサイクルを組みます。学校課題が多い場合は学習時間を調整してください。
2週間前|学校の出題範囲に合わせて混合演習
空所補充、書き換え、語順整序、読解、英作文などを組み合わせ、単元をまたいでも解けるか確認します。学校の試験形式を推測して決めつけず、範囲表と授業内容に従いましょう。
1週間前|過去の誤答を自力で解き直す
間違えた問題を答案から抜き出し、答えを見ずに再テストします。正解できた項目を減らし、残った弱点を集中的に復習しましょう。
自修館のように定期考査がない場合の学習法
自修館は定期考査を廃止しています。定期試験の4週間前モデルをそのまま当てはめず、授業当日・週末・単元終了時に確認します。具体的には、授業後に新出語句・基本文・内容理解を確認し、週末に誤答だけ再テストし、単元終了時には学んだ内容を自分で説明する、という順序です。
学校が重視する知識・技能、思考・判断・表現、主体的な学習の3観点を意識し、英作文や口頭表現、振り返りも含めて学習状況を見ます。3観点に対する具体的な点数配分や提出物の扱いは学校の最新評価基準を参照してください。
英検対策とNEW TREASUREの復習を両立するには
英検には級別の出題形式があり、学校の教科書のLesson順と完全に一致するわけではありません。まず学校の語彙・文法を固め、公式過去問で技能別に不足するところを追加する方法が有効です。中1・中2で学校英語が難しい場合、無理に難しい級を優先するより現在の授業を理解することから始めましょう。
英検で読む力が高くても学校のスペル・英文法・和文英訳に弱点が残る場合があります。英検級を学校の成績や進級条件の代わりと考えず、学校の答案を別に確認してください。
塾・個別指導を選ぶ前に確認したいこと
学校のNEW TREASUREに対応できるという塾でも、授業で使用しているStage、Lesson、配布プリント、他の英語教材に対応できるかは確認が必要です。入会前には「現在の学校教材を基準に指導できるか」「本人の小テスト・答案から誤答原因を分析するか」「学校の評価方法や課題を踏まえて学習計画を作れるか」「週1回の授業外にも復習する仕組みがあるか」を質問するとよいでしょう。
学校の補習や先生への質問で解決できる課題なら、外部指導を追加する必要がない場合もあります。塾を検討するのは、同じ誤答が続く、学校の授業に追いつかない、本人だけでは復習の優先順位を決められないといった場合が一つの目安です。
よくある質問
Q.神奈川県のどの中高一貫校がNEW TREASUREを使っていますか?
今回学校公式情報で確認できた学校には、自修館中等教育学校と聖和学院中学校があります。これは県内の採用校をすべて列挙したものではありません。また、学校公式サイトに記載がない場合でも不採用とは断定できません。
Q.中1でNEW TREASUREについていけなくなったら?
まず単語・文法・読解・英作文のどこに理解不足があるか学校の小テストで確認し、現在のLessonに必要な基本事項を復習してください。新しい教材を増やす前に学校の課題を理解できているか確かめましょう。
Q.学校が同じ教材を使っていれば試験問題も似ていますか?
必ずしも似ていません。学校ごとに進度、プリント、評価方法、出題形式が異なります。試験範囲表と学校課題を基準に対策を立てることが重要です。
Q.NEW TREASUREのStageだけ分かれば対策できますか?
Stageに加えて、学校の現在のLesson、単語・文法の範囲、配布プリント、英会話等の別教材を確認する必要があります。学校の進度が違う場合、同じStageでも優先内容が異なります。
Q.自修館では定期テスト対策が不要ですか?
従来型の定期考査は廃止されていますが、各単元の学習成果は評価されます。単元ごとの語彙・文法・表現を確認し、誤答を積み残さないことが重要です。
NEW TREASURE・学校英語に合わせたオンライン個別指導
慶英会では、中高一貫校の英語、NEW TREASURE、定期テスト、英検に対応したオンライン個別指導を行っています。学校の教科書・副教材・プリントと本人の答案を確認し、実際の進度と理解度に合わせて学習内容を整理します。毎日のLINE学習サポート、最大1か月の完全無料体験については公式サイトをご覧ください。慶英会は本記事で紹介した学校と提携していることを示すものではありません。
公式参考資料
聖和学院中学校「中学校の学び」|NEW TREASURE(1~3)等
情報確認日:2026年10月9日。採用教材の学年・版・進度、評価制度、英検・定期試験の運用は学校からの最新情報をご確認ください。




