
監修:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)
中高一貫校の英語・NEW TREASURE(ニュートレジャー)の定期テスト対策を、答案と実際の学校教材に基づく復習方法から解説します。
NEW TREASURE(ニュートレジャー)の単語小テストでは80点、90点、時には満点を取れるのに、定期テストになると英文法・英作文・長文読解で得点できない。中高一貫校の中学1・2年生では、この二つの成績が一致しないことがあります。結論は、単語を覚えていることと、英文の中で語形・語順・意味を使えることを分けて確認する必要があるということです。小テストの点数だけで「英語の基礎はできている」とも、定期テストの総得点だけで「単語が全部弱い」とも判断できません。
最初に用意するのは、①直近の単語小テスト、②定期テストの答案、③出題範囲表、④使用中の教科書・Workbook・学校プリントです。この記事では、その4点で行う失点診断と、独自24問の確認テスト、14日間の復習手順を紹介します。特定の学校の採用教材・点数配分・進級条件を推測した記事ではありません。実際の学校指示と、手元の教材の版・Stage・Lessonを優先してください。
小テストで取れても定期テストで取れないのはなぜ?
単語小テストでは「英単語を見て意味を書く」「日本語を見て英語を書く」といった、比較的範囲が限定された形式が使われることがあります。定期テストでは同じ語彙に加えて、文中で適切な動詞の形を選ぶ、語句を並べ替える、日本語から英文を書く、初めて見る英文を読み取るといった作業が必要です。これは出題方法の一般的な違いであり、すべての学校が同じ配点・形式という意味ではありません。
例えばpracticeという単語の意味と綴りを覚えていても、主語がSheならShe practices the piano.、主語がTheyならThey practice the piano.という形の違いを使えなければ、英作文で失点します。単語だけを問う小テストで高得点でも、この違いは測れていないかもしれません。ほかにも、問題文を読み違えている、定期テストでは既習単元が混ざる、時間が足りない、書き直しの確認ができない、といった別の要因も考えられます。
したがって「覚えたのに点数が低い」の答えを、いきなり努力不足や英語のセンスに求めるのは適切ではありません。小テストと定期テストのどの技能が共通で、どこから必要な技能が増えているかを答案で確認すれば、次の学習を絞れます。
Z会公式資料から分かるNEW TREASUREの教材構成
Z会のNEW TREASURE公式案内は、豊富な語彙・多彩な英文・充実した文法解説を特徴として説明し、「読む・書く・聞く・話す」の4技能を扱う教材と位置付けています。単語の意味だけでなく、文の構造や英文を使う練習まで含めて学ぶ前提の教材です。この教材理念から、単語の丸暗記のみで学校の英語学習全体が完結するとは考えない方がよいでしょう。
同じZ会のStage 1 Workbook公式案内では、語彙・文法の復習に加え、ディクテーションやリスニング、さまざまなアウトプット活動に触れています。また、2026年の公式案内では、Stage 1・2のTeacher’s Manual付属データにGrammar in Use・Readの補充問題などが追加されたと説明されています。ただし、教師向け資料があることと、特定の学校の試験にその問題が出ることは同義ではありません。実際の小テスト・考査の設問は学校の配布資料と答案で確認してください。
学校によっては別冊文法問題集を指定する一方、Workbook中心の場合もあります。さらに2026年時点でZ会公式の訂正案内にはStage別・教材別の修正情報があります。解答と教科書が食い違う場合、まず版・刷・公式訂正情報を確認し、単なる暗記違いとして処理しないことが必要です。
定期テストの答案を5種類に分類する
返却答案の各設問へ、以下の記号を一つ、必要なら二つ付けます。どの設問をどの分類にするかは学校の形式で異なります。ここでの分類は家庭学習用の整理方法であり、学校の正式な採点基準や標準化された学力検査ではありません。
- V=語彙:意味が分からない、スペルが書けない、語句を思い出せない。小テストと同型でも落としているなら、まずここを直します。
- F=語形・文法:意味は分かるが三単現、過去形、助動詞の後の原形、冠詞、複数形などを間違える。
- O=語順・英作文:選択式なら正解できても、否定文・疑問文・和文英訳で必要な順序を作れない。
- R=読解・条件判断:英文中の根拠を見落とす、質問に合わない答えを書く、接続詞や時の前後関係を取り違える。
- T=時間・記述の確認:分かっていたのに解き切れない、指示を読み忘れる、最後の見直しで修正できない。知識不足と分けて記録します。
例えば、定期テストの誤答が10問あったとして、そのうち7問がFとOなら、単語帳だけを繰り返しても主要な失点原因は残ります。逆にVが多いのに難しい長文演習だけを増やしても、基本語彙でつまずく状況を改善しにくいでしょう。優先順位は点数ではなく、失点が多い原因×次回も出題される可能性×短期で直せる範囲で決めます。
「覚えている」を4段階に分けて確認する
第1段階:意味を選べるか
英語を見て意味が分かる段階です。単語小テストで選択式の正解率が高い場合でも、日本語から英語を書けるかは別に確認します。辞書の訳が複数ある単語では、学校が扱った英文の文脈も一緒に確かめます。
第2段階:語を正確に書けるか
英語を伏せ、日本語だけを見て綴りを書きます。発音と文字が一致しにくい語、不規則過去形、前置詞を含む熟語は別に記録します。長い単語の書き取りを何度もやる前に、誤った位置を印で示して狙いを限定すると時間を使いすぎません。
ここでの判定を間違えやすい例:答案の色名をcolourではなくcolorと書いたなど、英国式と米国式の綴りの違いに見える場合は、単純なスペルミスと決めつけないでください。学校の設問が「本文から抜き出す」「教科書通り書く」「自由英作文」のどれかを確かめ、NEW TREASUREと学校の単語テストにおける英米式スペルの確認手順を参照して、語形・品詞・採点条件を切り分けます。辞書で別表記が確認できても、その学校の答案が必ず正答になるとは限りません。
第3段階:文の中で形を変えられるか
学んだ単語が動詞なら主語・時制を変える、名詞なら単数・複数を考える、熟語なら後ろに続く形を確かめます。たとえばstudyを覚えた後にstudies、studied、is studyingを文脈に合わせて選べるか確認します。単語の書き取りだけでは測れない技能です。
第4段階:初見の問いに答えられるか
教科書と同じ例文で正解したら、人物・場所・時を一つ変えた文や、短い新規文章でも同じ語句を使わせます。反復した設問の答えを覚えているだけなのか、仕組みを理解しているのかを見分けるためです。難度は授業で既習の範囲内にとどめ、未習事項が混ざれば診断対象から外します。
保護者がテスト返却日に聞くべき5つの質問
- 「単語小テストは英語→日本語、日本語→英語、どちらの形式だった?」――覚えた方向を確認する。
- 「定期テストで一番点を落としたのは、単語・文法・英作文・読解のどこ?」――失点の所在を明確にする。
- 「正解を見たら理由を説明できる? それとも答えを見ても分からない?」――自習可能な問題と説明が必要な問題を分ける。
- 「次の学校の小テストと定期テストの範囲は分かる?」――先回りの学習よりも今週の学校進度を重視する。
- 「毎日、実際に取り組めるのは何分?」――部活・宿題・睡眠と両立できる計画にする。
質問するときは「こんな点数でどうするの」と責めるより、答案を一緒に見て「この1問はどこで迷ったか」を尋ねます。言語化できない問題は、解説を読ませる前に短い類題を一問だけ試すと、教科書に戻るべきかどうかの判断材料になります。

答案の原因別に、必要な練習へ絞る
「小テストは取れるのに英作文や初見問題で点を落とす」という相談では、単語帳の周回数より、出題形式と答案のどこで失点したかを先に確認します。学校の範囲表・答案・教材を用いた学習相談が可能です。
独自確認テスト24問|単語だけの暗記か、文で使えるかを判定
以下は慶英会が一般的な英単語・英文法・短い読解文を使って独自に作成した診断問題です。NEW TREASURE本文、公式Workbook、学校の定期テスト問題の転載ではなく、実際の学校の出題予想でもありません。各自の学校でまだ習っていない文法事項は飛ばしてください。所要時間は解答形式と学年により異なります。採点するときは、単語・語形・語順・読解のどこに間違いが集中したかを見ます。
A:語彙の意味・綴り(1〜6)
日本語に対応する英単語を一語で書いてください。適切な別解があれば、学校教材・辞書と照合して判定します。
- 「図書館」を英語一語で書きなさい。
- 「忙しい」を英語一語で書きなさい。
- 「昨日」を英語一語で書きなさい。
- 「練習する」を英語一語で書きなさい。
- 「なぜなら」を英語一語で書きなさい。
- 「忘れる」を英語一語で書きなさい。
B:語形と語法(7〜12)
かっこ内から正しい語・表現を選んでください。理由を日本語で説明できれば、偶然の正解と区別できます。
- My sister (play / plays) tennis every Sunday.
- They (was / were) at home last night.
- Does he (like / likes) science?
- He (have / has) two brothers.
- I went to the park (to / for) play soccer.
- She is good (at / in) mathematics.
C:語順と英作文(13〜18)
解答を見ずに文を書いてください。16〜18は学習の進度によって未習のことがあるため、学校範囲に入っていない場合は採点対象から外します。
- He studies English every day. を否定文に書き換えなさい。
- Are they in the gym? に「はい、います」と英語で短く答えなさい。
- You watched a movie last night. 「いつ映画を見たのですか」と尋ねる疑問文を書きなさい。
- 「彼女は今、本を読んでいます」を英語にしなさい。
- 「明日雨が降れば、私たちは家にいます」をifで始まる条件節を使って英語にしなさい。
- 「私は彼がどこに住んでいるか知っています」を英語にしなさい。
D:初見読解(19〜24)
次の英文は慶英会のオリジナル文章です。教科書に掲載された文章ではありません。まず英文だけを読み、後の質問に答えます。
Mai practices basketball on Tuesdays. Last Friday, she visited a library after school because her team had no practice. She borrowed a book about animals. On Saturday morning, she read the book and told her brother three interesting facts. Her brother wanted to borrow it, but Mai needed to return it on Monday. They decided to visit the library together after school on Monday.
- Why did Mai visit the library last Friday? 英語で短く答えなさい。
- What kind of book did Mai borrow? 英語で答えなさい。
- When did Mai read the book? 英語で答えなさい。
- Who did Mai tell three interesting facts to? 英語で答えなさい。
- What did Mai and her brother decide to do on Monday? 英語で答えなさい。
- In the sentence “Her brother wanted to borrow it,” what does “it” refer to? 英語で答えなさい。
24問の解答・解説|何を間違えたらどこへ戻る?
A:語彙(1〜6)の解答
- library。図書館。libralyなどの綴り間違いをした場合はrの位置を確認します。
- busy。忙しい。uとsを含む綴りを日本語だけから書けるか。
- yesterday。昨日。単語の後半を曖昧に書いていないか。
- practice。練習する。動詞としての一般的な綴り。英米式では名詞・動詞の区別でpractice/practiseの使い分けもあるため、学校教材の表記を確認します。
- because。なぜなら。becauseの後には理由を表す節を続けられます。
- forget。忘れる。過去形はforgot。動詞の活用も学校範囲なら確認します。
B:語形・語法(7〜12)の解答
- plays。現在の習慣、主語My sisterは三人称単数なのでplayに-sを付けます。
- were。last nightは過去の話で、主語Theyにはwereを使います。
- like。Doesを使った一般動詞の疑問文では動詞は原形です。
- has。主語Heが三人称単数で、現在の所有・関係を表しています。
- to。「サッカーをするために」という目的の不定詞to playです。
- at。be good atという語のつながりを覚えます。単語単独ではなく熟語として確認します。
C:語順・英作文(13〜18)の解答
- He does not study English every day. 短縮形doesn’tも可。does notの後はstudiesではなくstudyです。
- Yes, they are. be動詞で始まる疑問文なのでareで答えます。
- When did you watch a movie? Whenで時を尋ね、didの後のwatchは原形にします。もとのlast nightは尋ねる内容なので疑問文の中に残しません。
- She is reading a book now. be動詞+動詞の-ing形。冠詞aにも注意します。
- If it rains tomorrow, we will stay at home. 未来を表す条件節のifの後には原則として現在形を用います。
- I know where he lives. 間接疑問の語順はwhere+主語+動詞。where does he liveとはなりません。
D:読解(19〜24)の解答
- Because her team had no practice. 訪問した理由はbecause以下。日本語なら「チームの練習がなかったから」です。
- A book about animals. borrowedの目的語とabout以下を押さえます。
- On Saturday morning. Last Fridayではなく、readが行われた日の情報を見ます。
- Her brother. told her brotherの相手を答えます。
- They decided to visit the library together after school. togetherとon Mondayの文脈を押さえます。質問に対応する自然な短い答えでも可。
- The book about animals. 直前のbookを受けるitです。文脈の指示対象を確認します。
この24問の正答数は、学校の定期テスト得点・成績評定・英検級に直接換算できません。Aだけが高くB・Cが低い場合は単語暗記より文法変換、Dだけが低い場合は設問の根拠探しと内容理解を優先します。AからDまで広く弱い場合は、問題数を増やす前に実際の学校教材のより易しい単元へ戻ります。
中1・中2の14日間リカバリー計画
日々の学習時間は学校課題・部活動・体調によって調整します。以下は自宅で一日20〜30分を確保できる場合の一例です。「14日で必ず何点上がる」という保証ではありません。学校提出物・授業準備がある日は、それを優先し、その中に再現練習を組み込みます。
- 1日目:返却答案をV・F・O・R・Tへ分類。誤答を見て、次回の試験範囲に再登場する文法を選ぶ。
- 2日目:単語小テストの範囲から、英語→日本語と日本語→英語を各10語。できなかった語だけ記録する。
- 3日目:正解した単語を動詞・名詞・形容詞・熟語に分け、文中の用法を一つずつ確かめる。
- 4日目:学校のGrammar in Use等で間違えた文法を一つ選び、肯定・否定・疑問の3文を作る。
- 5日目:4日目と別の主語・時制で3文を書き直し、語形の間違いを再確認する。
- 6日目:Workbookまたは学校指定ワークの未正解問題から、理由を説明できない5問だけを解き直す。
- 7日目:単語・語形・英作文・読解を混ぜて15〜20分のミニテスト。答案を見ずに実施する。
- 8日目:7日目の誤答原因が最多だった技能を一つ選び、授業の該当範囲へ戻る。
- 9日目:教科書・学校配布プリントの短文を、意味理解→音読→英文を伏せて再現の順で復習する。
- 10日目:定期テストと同じ形式の問いを教師の指定範囲から選び、時間を意識して取り組む。
- 11日目:初見の短い文章で、設問に対応する英文へ印を付けてから答える練習をする。
- 12日目:語彙だけでなく語順・語形・読解を混ぜ、できた問題は学習リストから外す。
- 13日目:未正解の設問を再確認。丸暗記した答えではなく「なぜその形になるか」を説明する。
- 14日目:1日目の答案分類と比較し、次の7日間に残す課題を最大二つに絞る。
初日に覚えるべき単語が30語あるなら、その日の時間を全部単語に使うのではなく、翌日に一部を回し、英文法・英作文の再現練習も少しずつ確保します。逆に提出物の期限が迫っている場合は提出物を先に終え、誤答からの再演習を次の学習日に行ってください。「予定を守ること」より「学校の授業で必要な内容を理解し、次の答案で再現できること」が目的です。
定期テスト1週間前に優先順位を変える基準
1週間前からは、一般的な問題集で初めての難問を大量に解くより、学校の実際の出題形式に合わせて作業を選びます。まず範囲表で教科書Lesson・Workbook・授業プリント・小テストの扱いを確認します。提出済みのノートを最初から全部清書するより、間違えた設問の理由を説明し、類題を解けるようにする方が合理的です。
選択式で正解できるのに英作文で落とす生徒には、和文英訳・書き換えの比重を上げます。文法が得意で読解が弱い生徒には、短い段落を読み、質問の主語と疑問詞を確認して本文の根拠を探す練習を増やします。単語小テストでも点数が落ち始めているなら、難しい初見長文よりも学校範囲の語彙・基本文を先に立て直します。
「時間切れ」が主因なら、最初に解ける設問を終える順番・記述に使う時間・残り5分の確認方法を記録します。時間内に解けない原因が英文の意味理解なら、タイマーだけを使っても改善しないため、解く速さではなく読み取りの基礎に戻る必要があります。
中1と中2で戻る場所を変える
中1:主語・動詞・疑問文から確認
中1で単語は覚えられても英文法で失点する場合、be動詞と一般動詞の違い、三人称単数現在形、否定文・疑問文、現在進行形、過去形が、今の学校で既習かどうかを確認します。学校教材の進度によっては未習の単元もあるため、学年名だけで範囲を決めません。初見の英作文で主語・動詞を適切に並べられないなら、3単現s・doesの独自練習など一つの文法から修復します。
中1になって数か月後から学校の英語が難しくなった場合は、NEW TREASURE Stage 1の学習が秋・2学期から難しく感じられる原因と4週間の復習計画も参考にしてください。教材を最初から全部解き直すのではなく、現在の授業と既習の文法をつなぐ方法を説明しています。
中2:中1の語順の穴と当該Lessonを並行して確認
中2では現在完了、不定詞・動名詞、受動態、関係代名詞などを学ぶ学校もありますが、実際の導入順は教材の版と学校によります。以前の学年で疑問文・過去形・助動詞の形が曖昧な場合は、新しい文法だけを覚えると語順の混乱が残ります。例えば現在完了の問題に取り組む前に、have/hasの主語による違いと動詞の過去分詞を確認し、同時に学校の今週の課題を進めます。
復習を「中1を全部終えてから中2へ戻る」という順序にすると、学校授業との距離が広がる可能性があります。1日のうち学校の現在進度へ多めに時間を配分し、基礎へ戻る時間を小さく継続する二本立てが現実的です。より具体的な演習はGrammar in Useの誤答診断、単語が覚えられない場合の14日間対策を参照してください。
学校の先生・外部指導へ相談する目安
単語小テストの点数が高いのに定期テストの英作文・読解が継続して低い場合、同じ文法の誤りが2回以上のテストで繰り返される場合、授業内容の説明を聞いても自力で一文を作れない場合は、学校の先生へ答案のどこを優先すべきか相談するとよいでしょう。内部進学の基準や補習条件は学校・年度で異なるため、「何点なら進級できない」と全国共通の数字では判断しません。
相談時には「英語が苦手です」だけでなく、「単語小テストは書けるが、定期テストで動詞の語形と並べ替えを落とした」「Workbookのどの設問を自力で再現できない」と具体的に示すと、必要な助言を得やすくなります。家庭だけで解決する場合も、学習相談の準備シートで状況を整理しておくと、学校内補習と外部個別指導を比較できます。
よくある質問(FAQ)
Q.単語小テストで満点なら、単語の勉強はもう不要ですか?
不要とは限りません。単語の単独訳を答えられても、文の中で語形を変えたり熟語として使ったりできるかは別です。ただし、単語の再現が十分なら、単語の反復だけに時間を使わず、英作文・読解の弱点へ時間を移します。
Q.NEW TREASUREは学校ごとに小テスト・定期テストの内容が同じですか?
同じではありません。出版社の教材構成と学校の出題方法を区別してください。学校が教科書・Workbook・文法問題集・独自プリントをどのように評価へ使うかは、各校の指示が基準です。本記事の24問を学校の予想問題と誤認しないでください。
Q.Workbookを3周したのに点数が取れません。4周目をすべきですか?
周回数を決める前に、答えを隠して問題を解けるか、説明を読まずに正解理由を言えるか、語彙や主語が変わっても解けるかを確かめます。すでに正解できる問題を繰り返すより、条件を変えた独自問題に移る方が必要な場合があります。Workbookと文法問題集の使い分けも確認してください。
Q.英検の単語を先取りすると学校の点数も上がりますか?
語彙力の拡張には役立つ場合がありますが、学校が問う文法・本文読解・書き換え・提出課題は別に準備が必要です。今の定期テストで英作文の失点が大きいなら、英検の上位級単語を増やす前に、学校の当該単元で正確な英文を書ける状態を目標にします。
Q.定期テストが悪いと内部進学に響きますか?
内部進学・進級の評価方法は学校ごとに異なり、英語の一回の点数だけで推測できません。学校から配布された学則・進級基準・保護者説明資料を確認し、不明点は担任・教科担当に質問してください。成績が下がった原因の修正と、制度上の基準確認を分けて進めます。
Q.オンラインでNEW TREASUREの学校別対策はできますか?
授業範囲表・教材の版とStage・直近の答案を基に、学習上の不足部分を診断する個別指導は可能です。ただし学校の内部資料や未公開の試験問題を把握しているかのようには説明できません。学校の先生の指示と著作権上の取扱いを守った教材の共有方法を確認してください。
まとめ|単語の点数ではなく、英文を使う力を答案で確認する
単語小テストで取れるのにNEW TREASURE(ニュートレジャー)の定期テストで点が取れない場合、確認すべき順序は、小テストの形式→定期テストの失点分類→単語の語形・語順・英文再現→次回の出題範囲に合わせた復習です。必要な単語を十分に覚えている生徒に単語の追加暗記だけを指示しても、英作文や初見読解の弱点は残る可能性があります。反対に語彙が弱い生徒へ難しい作文だけを課しても、学習が進みにくくなります。
慶英会では、中高一貫校の中学1〜3年生を中心に、学校教材・定期テスト・英検を見ながら必要な学習を整理するオンライン個別指導を行っています。塾長は慶應義塾大学を2023年に卒業し、高校在学中に英検1級を取得。実際の学習相談では、学校の答案や進度に即して優先順位を検討します。担当講師、体験条件、受付状況は無料体験・学習相談の案内でご確認ください。

最大1か月完全無料体験のご案内:学校の英語・NEW TREASUREの学習相談はこちら。相談前に学校の範囲表、直近の小テストと定期テスト答案をご準備いただくと、困りごとを整理しやすくなります。監修者・塾長プロフィールもご覧いただけます。
関連ガイド:NEW TREASURE Stage別学習ガイド|NEW TREASUREの定期テスト対策7手順|Read長文の独自読解問題
参考にした主な公式情報
- Z会『NEW TREASURE』公式教材紹介(教材の構成、Stage別教材、2026年春の案内。2026年10月15日確認)
- Z会『NEW TREASURE Third Edition Stage1 Workbook』公式案内(教科書準拠・音声・演習の説明。2026年10月15日確認)
- Z会『NEW TREASURE 教材内容の訂正のお知らせ』(版・Stage・教材別の訂正情報。2026年10月15日確認)
- Z会『NEW TREASURE SQUARE』(採用校教員向け情報と更新告知。2026年10月15日確認)
※記事内の24問、失点分類、14日間の学習計画は慶英会が独自に作成した学習支援資料です。Z会や特定の学校による監修・承認・出題予告を意味しません。教材名や商標は各権利者に帰属します。
