
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
NEW TREASURE(ニュートレジャー)Stage4・5を使っていて「授業についていけない」「Workbookの宿題が積み上がる」「長文の和訳はできても設問に答えられない」ときは、古いLessonを無差別にやり直すより、今週の学校の指定範囲・未完了課題・失点の原因を照合して、次の授業に必要な知識から補うことが重要です。慶英会では、期限のある学校課題を優先し、分からない文法を一つに絞り、初見英文での再テストにつなげる順番を提案します。
学校ごとにStage・版・進度・宿題・採点基準は違います。本記事の21日間は家庭学習を整理する一例であり、この期間で必ず追いつくという保証ではありません。ここに載せる英文と解答は慶英会独自の創作教材です。Z会の教科書本文やWorkbook、学校の実際の試験問題を転載していません。
目次:最初の診断/21日間の立て直し/独自長文と問題/解答/保護者の方へ/FAQ
Stage4のRead予習だけが遅れている場合は優先順位を変える
学校の課題が全体的に積み上がっている場合は本記事の21日計画が役立ちます。一方、他の課題は進んでいるのにStage4のRead予習だけが長引く場合、いきなり前学期の文法全てをやり直す必要はありません。学校が指定した一部分を、主語と動詞・逆接・内容一致の根拠の順に確認する予習ノートから始めてください。理解できない構文が繰り返し出る場合だけ、その単元に戻る方法を検討します。
21日間の立て直しと、試験直前の範囲整理は目的が違う
授業についていけず未提出の宿題もある場合は、本記事の21日間で学校の進度と基礎の穴を整理します。一方、次の試験まで7日を切っていて範囲が広い場合は、学校の正式範囲と提出期限を直ちに確定し、誤答が続いている構文・Readの根拠・条件英作文を優先します。21日計画をそのまま3日に詰め込まないことが重要です。
家庭学習・学校補習で改善しないときは、外部指導をどう比較する?
21日間の復習で、次の授業に必要な構文・Readの根拠・条件英作文を確認しても同じ失点が続く場合は、外部指導を比較する余地があります。ただしStage4・5を使っているという理由だけで入塾は必要ありません。学校の質問・補習で改善する場合は、その支援を継続する選択も合理的です。体験授業では本人の誤答をどう説明し、翌週何を再テストするか確認してください。
Stage4・5で授業の復習が進まない場合:公式教材の解答が手元にないことと、英文法・読解の理解不足は分けて対処してください。Workbookの別冊解答を確認する手順で配布方法を確かめ、学校の試験対策は過去問の確認方法と独自40問で整理できます。
授業を欠席して遅れた場合:慢性的な理解不足と、数回の欠席でLesson・宿題・学校の指示を見失った状態は、まず対処を分けてください。欠席した回の範囲確認から復帰したい場合は、Stage4・5の授業欠席後3日間の復帰手順・独自40問で、次回授業に必要な事項から確認できます。
授業についていけない原因を最初の10分で分ける
- 学校の資料:範囲表、今週のLesson、授業で扱うRead、次回の提出期限を確認。学校から指定されたことを優先する。
- 答案:語彙・文法、主語と動詞、指示語、内容一致、英作文、時間切れのうち、どこで失点したかを分類する。
- Workbook:未着手・答えを見れば分かる・初見でも根拠を説明できる、の三段階で整理する。正解を丸写しした問題は理解済みと判定しない。
優先順位は原則として①学校の提出期限がある課題、②次の授業の前提となる構文、③前回から継続している失点、④発展的な初見演習です。ただし、未提出課題が多くどうしても終えられない場合、勝手に課題を飛ばさず学校の先生に対応を確認してください。
例えば Although the workshop was popular, the school did not measure changes in test scores. という文で、ワークショップが人気だったことと成績が上がったことを混同してはいけません。主節は the school did not measure …。Althoughの譲歩とdid notの否定を読み落とすと、単語の意味を全て知っていても内容一致で誤答します。
21日間の復習計画|今週の授業を止めずに穴を埋める
1〜7日目:学校範囲を優先して弱点を一つ確定する
- 1日目:期限のある課題・最新の範囲表・返却答案を照合し、未完了と誤答を分ける。
- 2日目:次回授業のRead一段落について主語・動詞・指示語・逆接を見つける。
- 3日目:学校指定のWorkbookを自力で解き、正解の根拠の英文を一文記す。
- 4日目:指定構文を使う条件英作文を二文書き、時制・主語・語順を点検する。
- 5日目:既習本文とは異なる短い英文を一題解き、初見でも根拠を見つける。
- 6日目:以前の誤答だけ再テストし、同じ種類の誤りが続くか確かめる。
- 7日目:次週の学校課題を確認し、復習量と新しい範囲を調整する。
8〜14日目:別の文脈でも同じ構文を理解できるか
最も困っている分野を二つまでに絞り、「学校の指定課題→独自英文で再確認→理由を口頭で説明→翌日再テスト」を繰り返します。単語だけを増やしても主節を読み違える場合は、接続表現と修飾関係を優先。本文暗記でしか答えられない場合は、新しい英文で主張・根拠・留保を読み取ります。
15〜21日目:学校の設問形式を混ぜて再確認する
既習本文の内容確認、初見英文の設問、指定構文の英作文を合わせた小テストで確認します。失点は「語彙と構文」「内容と根拠」「英作文」「時間」の四種類に分け、次週の学校課題でまた同じ原因が出ないかを観察します。これは学校別の予想問題や配点を再現するものではありません。
Stage4ではWorkbookのRead・条件英作文36問、Stage5ではWorkbookのStep1〜3・独自36問を使い分けてください。Z会公式では両StageでWorkbookの構成が異なります。
慶英会独自の初見長文と解答練習
出版社の本文を転載せず、架空の設定で学ぶ補助教材です。
第1題|学校の予定変更・条件・例外を読む
独自英文:A school planned to hold its science presentations on Thursday afternoon. However, the main hall became unavailable because the heating system needed urgent repairs. Teachers moved the presentations to Friday morning. Students who had already registered did not need to register again. Anyone who wanted to change a topic had to contact a teacher by Wednesday. Although the event would begin earlier than originally planned, each student’s speaking time would remain unchanged. A notice explained that the change concerned the date and venue, not the content of the projects. Students were asked to check the revised timetable rather than rely on the first email.
問1. 当初の発表会はいつ予定されていたか。
問2. 発表会の日程変更の理由は。
問3. 新しい発表日時は。
問4. 登録済みの生徒はもう一度申し込むか。
問5. 発表テーマの変更希望者の連絡期限は。
問6. 一人当たりの発表時間は変わるか。
問7. 学校はどの資料を確認するよう求めたか。
問8. 英文2文で主旨をまとめよ。
第1題|解答・根拠
問1:木曜日の午後です。予定変更前と変更後の情報を区別します。
問2:暖房設備の修理でメインホールを使えなくなったためです。
問3:金曜日の午前です。
問4:不要です。did not need to register againが根拠です。
問5:水曜日までです。by Wednesdayの期限を読みます。
問6:変わりません。remain unchangedとあります。
問7:改訂版の時間割です。以前のメールだけで判断しないよう求めています。
問8:The school moved its presentations to Friday because the hall needed repairs. Previous registrations remained valid, and speaking times did not change.
失点防止:当初の日時、変更後の日時、変更の対象・対象外、変更を希望する場合の例外条件を分けて記録します。althoughの後に持ち時間は変更なしと明記されているため、開始時刻の変更と混同してはいけません。
第2題|学習講習の成果・因果・分母を読む
独自英文:A secondary school offered an optional study workshop to students who found academic reading difficult. Forty students attended at least one session, but only twenty-four attended every week. After six weeks, participants completed a questionnaire about their confidence. Most regular attendees said they felt more comfortable identifying the main idea of a passage. The teachers were encouraged but did not conclude that the workshop had raised examination scores. No comparison group had been established, and students were also receiving help in their ordinary classes. Staff members planned to assess reading performance on new tasks in the following term before making a stronger claim about the workshop.
問9. 1回以上講習に参加した人数は。
問10. 毎週参加した人数は。
問11. 講習を続けた期間は。
問12. アンケートは何について尋ねたか。
問13. 定期的な参加者の多くが実感した変化は。
問14. 講習が試験点数を上げたと結論したか。
問15. 検証上の制約を2つ答えよ。
問16. 要点と制約を英語2文で述べよ。
第2題|全解答・本文の根拠
問9:40人。every weekとは別です。
問10:24人です。
問11:6週間です。
問12:英文読解への自信です。試験の得点ではありません。
問13:段落の主題を見つけやすくなったという感覚です。
問14:いいえ。did not concludeが根拠です。
問15:比較群がないこと、通常授業でも別の学習支援を受けたことです。
問16:Regular attendees reported greater confidence in reading. The school had not established an effect on examination scores.
復習のポイント:参加した40人と毎週参加した24人を混同しないこと。「自信が高まったという回答」と「成績が上昇したという測定」は別です。本文が結論を控えた理由を二つ示せるか確認してください。
第3題|観察データと原因を読み違えない
慶英会独自英文:A town planted young trees beside two busy roads to provide more shade in summer. Volunteers measured temperatures at four locations over six weeks. Shaded areas were often cooler than nearby places exposed to direct sunlight. Nevertheless, the volunteers did not assume that the trees alone explained every difference. Nearby buildings affected the wind, and traffic changed from one day to another. The council decided to continue measuring temperatures throughout the year before expanding the project. It also noted that young trees would require regular watering and care. A report stated that the early observations were promising but that long-term benefits had not yet been established.
問17. 植樹した道路は何本か。
問18. 気温を測定した地点は何か所か。
問19. 観察の期間は。
問20. 日陰の地点にどのような傾向があったか。
問21. Neverthelessは何を修正するか。
問22. 木以外の要因は2つ何か。
問23. 市は直ちに全域へ計画を広げたか。
問24. 本文の結論を日本語2文でまとめよ。
第3題|全8問の解答
問17:2本です。
問18:4か所です。
問19:6週間です。
問20:近くの日光が当たる地点より涼しいことが多かったという観察です。
問21:木だけですべての温度差を説明できるという強い断定を抑えています。
問22:建物の風への影響と、交通量の変動です。
問23:いいえ。年間を通じた観察を先に続けます。
問24:日陰の地点で気温が低い傾向が見られた。ただし他の要因があり長期効果も未確定なので、測定を続ける必要がある。
根拠の読み方:often coolerは「常に涼しい」ではなく「涼しいことが多い」。Neverthelessは別要因の存在を知らせ、had not yet been establishedは未検証の長期的効果を示します。定期テストの選択肢でoftenをalwaysに強めないこと。
第4題|複数の証言と根拠の限界を読む
慶英会独自英文:A local museum recorded interviews about a river that once flowed through the center of town. Some residents remembered frequent flooding, whereas others recalled summers when the river became unusually shallow. The museum compared these memories with old photographs and weather records. Some details matched, but other accounts conflicted. Instead of choosing one person’s memory as the complete truth, researchers displayed the differences so that visitors could understand the limits of the evidence. Staff invited families to share old letters and photographs that might help clarify the history. The exhibition presented personal memories as valuable sources, not as proof that every remembered event had happened exactly as described.
問25. 博物館が記録したのは何についての証言か。
問26. 証言にはどんな食い違いがあったか。
問27. 証言と比較した資料は。
問28. 全ての情報が一致していたか。
問29. Rather than choosing … は何との対比か。
問30. 家族に提供を求めたのは何か。
問31. 展示が住民の記憶を位置付けた範囲は。
問32. 25語以内の英語で要約せよ。
第4題|全8問の解答
問25:かつて町の中心を流れていた川の記憶です。
問26:洪水が多かった記憶と、川が非常に浅かった夏の記憶です。
問27:古い写真と気象記録です。
問28:いいえ。一致する細部と食い違う情報がありました。
問29:一人の記憶を完全な真実として採用する代わりに、異なる証言を提示するという対比です。
問30:古い手紙と写真です。
問31:価値ある情報源ですが、全ての出来事が記憶どおり起きた証明ではありません。
問32:A museum compared residents’ memories with historical records, showing that personal accounts can be valuable even when details conflict.
32問を終えたら:各誤答を「語彙・文構造・指示語・対比・数字・未確認情報・英語での要約」のいずれかに分類し、次の学校課題で同じミスをしないか再検証してください。数字や根拠を説明できた問題だけが、次の初見問題に応用できるかを確かめる出発点です。学校の定期テスト点数への換算や合格保証を意味しません。
保護者へ|「何時間勉強したか」より「どこで止まるか」
保護者がすべての英文を和訳する必要はありません。「今日の学校課題は何か」「昨日間違えた理由を説明できないのはどれか」「次の授業で質問したいことは何か」を確認してください。宿題が終わらない理由が課題量なのか、一文の構文が取れないことなのかで対処法は変わります。複数週にわたり困っている場合は、実際の答案・学校の範囲表・本人の学習時間を照合して、無理のない改善範囲を絞ります。
よくある質問
Q. 21日で必ず追いつけますか?
保証できません。基礎の不足や学校の進度、宿題量によって必要期間は異なります。21日は学習内容を整理し、同じ誤答の再発を検証するための例です。
Q. Workbookは全部やり直した方がよいですか?
学校の提出課題は優先します。一方、すでに理解した項目を機械的に繰り返すより、理由を説明できない問題や似た初見問題で再発する誤答を優先してください。
Q. Stage5のStep3だけ解けません。
Step3は教科書に関連した別英文を使う実戦演習です。既習本文の和訳暗記だけでなく、未知の題材で主張・逆接・指示語・内容一致を確認します。
参考にした主な公式情報
慶英会では、慶應義塾大学卒・英検1級の塾長の指導方針に基づき、中高一貫校の学校英語とNEW TREASURE、英検をオンラインで個別指導しています。最大1か月完全無料体験・学習相談はこちら。学校の使用Stage・テスト範囲・困っている問題形式が分かると、復習の順番を整理しやすくなります。

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する
