駒場東邦中学校の中1・中2で英語の定期テストが伸びないときは、英単語帳を増やすより「学校で習った英文を翌日も自力で読める・書ける・言えるか」を確認することが先決です。公式FAQによると、両学年の英語はOC(外国人講師による英会話)週1時間を含め約20人の少人数分割授業で、学校は英文暗唱を重視しています。英語・数学には無料の指名制夏期講習があり、卒業生による希望者向け放課後学習支援「駒サポ」は別途費用が必要です。
まず小テスト・答案の誤答を分け、学校の担当教員や講習を活用し、それでも同じ誤りが繰り返される場合に追加の個別支援を考えましょう。本記事では学校公式の情報を踏まえ、暗唱を筆記力に変える方法、独自の診断10問と解答、14日間の復習計画を紹介します。
公式情報で確認できる駒場東邦の英語指導
中1・中2の英語は約20名の少人数分割授業
学校のFAQでは、中学1・2年の英語は週1時間のOCも含め全時間で分割授業を行うと説明されています。1クラスを二つに分けた約20名の授業で、質問や発言がしやすい環境を整えています。これは学力別クラス編成を意味するものではなく、学校FAQによれば習熟度別授業は学習状況により中3数学Bで行われることがあるとされています。少人数分割と習熟度別は区別しましょう。
中学では英文の暗唱を重視
学校の公式FAQによれば、英語で自分の意見を発信できる力を目標として、中学では英文の暗唱を重視しています。文の意味・構造を理解して暗唱し、主語や時制を変えても使えるようにすると、教科書本文の再現から応用問題へ発展させやすくなります。
中3以降は英語を使う活動も発展
公式学習計画では、中3の英語①でオンライン英会話やAIによるライティング練習を授業内に取り入れ、AIを使ったスピーキングテストを年複数回実施すると説明しています。中1・中2で文法や発話の土台を作ることは、この先の活動にもつながります。実際の運用や実施日は年度ごとの学校案内に従ってください。
中学1年生:英文暗唱を定期テストに結びつける
中学1年生では、まず学校で習った単語と英文を、その日のうちに意味を理解して読み直します。単語は意味・発音・綴りを分けて確認し、翌日に答えを見ずに書けるか試してください。短い英文は主語と動詞を確認したうえで声に出して読み、意味を説明できる状態にしてから暗唱します。
暗唱の際は「英文を見れば言える」から「何も見ずに言える」へ進み、さらに「単語を置き換えて新しい英文を作れる」状態を目指すことが大切です。例えば学校で学んだ文の主語を変えたり、肯定文を疑問文に変えたりする練習を行います。これにより暗唱した一つの文を、文法の仕組みとして理解できます。
勉強の流れは、授業当日に音読、翌日に英文の再現、週末に小テスト・宿題の誤答を確認する三段階がおすすめです。be動詞、一般動詞、助動詞、時制などは中学英語の一般的な単元の例であり、駒場東邦の具体的な履修順序を示すものではありません。学校の進度を優先してください。
中学2年生:英語①・英語②・OCを一体的に復習
学校公式の学習計画では、中2の英語①・英語②・英語OCがいずれも分割授業と案内されています。授業によって扱う内容が異なる場合でも、覚えた語彙・文法を読解・英作文・会話で使えるようにすることが大切です。具体的な科目内容や教材は実際の授業で配布される資料で確認してください。
長文読解が苦手な場合は、文章の主旨をつかんだ後、分からなかった文の主語・動詞・修飾語句の関係を確かめます。設問には本文のどこを根拠に答えたかを示し、内容を短い日本語や簡単な英語で要約してみましょう。
英作文では、まず伝えたい意見と理由を短い文にまとめ、時制、語順、冠詞、単数・複数、綴りを確認します。書き直すときは正解を写すだけでなく、修正理由を説明してから別の話題でも同じ文法を使う練習が有効です。
OC(外国人講師による英会話)を英作文につなげる
駒場東邦の公式FAQでは、中1・中2で週1時間のOCが少人数分割授業として行われると明記されています。OCで使える英語を増やすには、発言した回数だけではなく、言えなかった表現を次回使えるようにすることが重要です。
授業後には「週末の出来事を説明できなかった」「質問に理由を添えられなかった」などを一つメモし、自分で短い英文にします。例えば「I think … because …」のような簡単な構文を、授業で学んだ語句を使って声に出して練習します。
口頭で使えた文をノートに書いてみると、発話では気づかなかった語順や時制の誤りが見つかることがあります。OCと筆記試験を別々に考えるのではなく、学んだ表現を双方で使うことを意識しましょう。
定期テストの失点は5分野に分類する
テストの結果が思わしくない場合には、学校から配布された答案・試験範囲表・教材・プリント・課題を見比べて、間違いを「単語と綴り」「英文法と語順」「本文の理解・読解」「英作文」「リスニング」に分類してください。実際の出題形式や配点は学校の学年・担当教員の指示に従い、学校紹介サイトだけから推測しないことが大切です。
単語で失点する場合は、意味を知っているかだけでなく綴りを書けるか確認します。文法の語順で間違える場合は、基本例文の構造を説明してから短い類題を解き直します。読解問題では設問の根拠を本文中に示し、英作文では内容が問いに合っているかと文法の正確さを分けて点検しましょう。
誤答を直したら翌日・数日後に答えを見ずに再テストします。同じ問題を覚えただけか、応用できるようになったかを判断するために、主語・時制・単語を入れ替えた類題も使いましょう。
定期テスト3週間前からの現実的な学習計画
3週間前:学校教材と単元を整理
試験範囲表があれば教科書・副教材・授業プリント・宿題と照合し、単語・文法・読解・英作文を分類します。範囲発表前なら、すでに授業で扱った部分を先に復習しましょう。
2週間前:学校教材を自力で解く
解説を見ずに問題を解き、分からない単元と繰り返す失点を把握します。暗唱している英文についても、何も見ずに書けるか、語句を変えて正しい英文を作れるか確認しましょう。
1週間前:間違えた問題だけを再テスト
誤答を再度解き、文法の説明ができるかを確かめます。学校から追加課題が出た場合はそちらを優先します。
前日:指定の重要事項を仕上げる
新しい参考書を大量に追加せず、学校の重要語句・基本例文・提出物を確認します。この3週間という期間は家庭学習の提案であって、学校の正式な考査日程ではありません。
中1・中2の夏期指名講習は何を確認する?
学校公式の6年間の学習計画によると、中1は夏期講習Ⅱ期に、中2は夏期講習Ⅰ期に英語と数学の指名制講習があります。中3はⅠ期・Ⅱ期とも英語と数学の指名制講習が紹介されています。参加基準や具体的な授業内容は、年度ごとの学校案内を確認してください。
講習の対象になった場合は、苦手な単元が明確になった機会と捉え、問題を持参して質問を整理しましょう。授業で解説を聞いた後は、その日のうちに何も見ずに解き直し、数日後に再確認することが大切です。
講習に参加しなかった場合でも、テスト答案の誤答が多い単元は夏休みに復習しておくと、中3以降への積み残しを減らせます。授業を受けたかどうかだけでなく、同じ問題を自力で解けるようになったかを確認しましょう。
進度が速いと感じるときは、どこまで戻るべきか
学校公式FAQでは、授業の進度が速く感じられることもあると説明しています。中高6年間の体系的なカリキュラムに沿って学ぶため、理解不足を放置しないことが重要です。ただし、学校の全学年で特定の教科書を使い、同じ単元を同じ時期に終えるとは限りません。
例えば中2の英文が読みにくい場合、原因が中1で学んだ動詞の使い方なら、今の長文を繰り返すだけでなく基本文へ戻った方がよいでしょう。単語不足が原因なら語彙を、構文が分からない場合は文の主語・動詞・修飾関係を優先します。
復習を学年の最初からすべてやり直す必要はありません。直近の答案で何度も間違えている単元を絞り、その内容を説明できるところまで戻る方法が現実的です。
英検との両立は学校学習を土台にする
中高一貫校の中学生が英検を受験する場合は、学校の単語・文法・読解の学習を基盤に、英検固有の問題形式を追加することが効率的です。受験級は学年だけで決めず、英検公式の過去問でリーディング、リスニング、対象級に応じたライティング・スピーキングの到達度を確認してください。
読解に課題があれば学校の文法・語彙を見直し、リスニングが弱ければ音声を聞いた後にスクリプトで意味を確認します。ライティングは短い意見文を作り、理由や文法を点検してください。
駒場東邦が全員に一定級の英検取得を進級条件としているという公開確認は、本記事では行っていません。級の取得目標や学校の扱いは最新の学校案内を確認し、定期考査前は学校課題を優先するなど学習配分を調整しましょう。
NEW TREASUREなど教科書の採用は現物で確認する
学校公式の学習方針・FAQからは、2026年度のすべての学年でNEW TREASUREを使用しているとは確認できません。インターネット上で見かける一般的な教材採用情報や他学年の情報だけで、本人の教材を断定しないことが大切です。
定期テスト対策では、実際に配布された教科書・副教材・授業プリント・宿題・小テストを優先してください。英語①・英語②・OCなど複数の授業がある学年では、それぞれ何を扱っているか、課題や評価の範囲がどう違うか整理すると復習しやすくなります。
保護者様が確認したい5つの学習習慣
中1・中2の英語が不安定な場合、保護者様は次の5点を確認すると状況を把握しやすくなります。第一に授業で使う教材と宿題が整理されているか。第二に英文の暗唱だけでなく内容を説明し、自力で書けるか。第三に単語・文法・読解の失点原因を把握できているか。第四にOCで言えなかった表現を復習しているか。第五に講習や学校教員への質問を具体的な学習改善に結びつけているか、という点です。
学習時間を一律に増やすより、「前回間違えた単語を翌週も書ける」「覚えた例文を別の主語で作り直せる」といった確認可能な目標を一つか二つに絞る方が継続しやすくなります。学校の教員へ質問できる環境も活用してください。
駒場東邦の英語学習支援:校内でできることを先に確認
学校の公式FAQは、「塾に通わなくても学校のカリキュラムを着実にこなせば十分な学力を身につけられる」という考え方を示しています。さらに指名制夏期講習は無料、卒業生が担当する希望制の駒サポは別途費用がかかると説明しています。外部塾を必須と考えず、まず学校の授業・質問対応・学習支援を活用することが合理的です。
| 学校公式の制度 | 対象・内容 | 保護者が確認すること |
|---|---|---|
| 約20人の少人数分割授業 | 中1・中2の英語全時間。OC週1時間を含む | 授業中の理解と翌日の自力再現が一致しているか |
| 英文暗唱 | 中学英語で基礎表現を定着させる方針 | 意味・語順を説明し、別の主語で書けるか |
| 指名制夏期講習(無料) | 学校計画では中1はⅡ期、中2はⅠ期 | 該当学年の案内・出席条件・質問する問題 |
| 駒サポ(別途費用) | 希望者向けの卒業生による放課後学習支援 | 必要性、利用条件、日程と費用 |
学校の公式学習計画:「教育内容・学習方針」。現在の実施方法や教材、テスト配点は学校の最新配布資料を優先してください。
暗唱だけで終わらせず、書ける英語にする4段階
学校が暗唱を重視していても、英文を意味なしに丸暗記するだけでは語順整序や英作文に対応しにくくなります。次は学校の例文を転載したものではなく、慶英会の独自練習例です。
- ① 意味と文構造:He practices tennis after school. を「主語He・動詞practices・時間after school」に分ける。
- ② 音読・暗唱:意味を理解してから声に出し、英文を隠して再現する。
- ③ 主語を変える:They practice tennis after school. と書き、主語が複数のときに-sが外れる理由を説明する。
- ④ 疑問文に変える:Does he practice tennis after school? と書き、Doesの後ろを原形にする。
1文を何回暗唱したかより、自分で変形した文を、答えを見ずに書けたかを確認してください。現在の授業で未習の文法を無理に追加する必要はありません。
英語の弱点を調べるオリジナル診断10問
以下は家庭で使える慶英会作成の独自問題です。駒場東邦の定期考査・学校教材・英検の本試験を再現したものではありません。中1は未習の問題を飛ばし、中2は既習事項の定着確認として使用してください。
- 問1:My brother (play / plays) soccer every Sunday.
- 問2:Does she (speak / speaks) English at home?
- 問3:We (go / went) to the museum last week.
- 問4:He (didn’t go / didn’t went) to school yesterday.
- 問5:I want (read / to read) this book.
- 問6:This bag is (heavy / heavier) than that one.
- 問7:If it (rains / will rain) tomorrow, we will study at home.
- 問8:She / English / brother / teaches / her を正しい英文の語順に並べる。
- 問9:“Ken visited the library because he needed a book for his science project.” Kenが図書館に行った理由を日本語で答える。
- 問10:「私は昨日、夕食後に英語を勉強しました。」を英語1文で書く。
解答:①plays(三単現) ②speak(Doesの後は原形) ③went(last weekで過去) ④didn’t go(didの後は原形) ⑤to read(want to+原形) ⑥heavier(thanを使う比較) ⑦rains(未来の条件を表すif節は現在形) ⑧She teaches her brother English.(teach+人+内容) ⑨理科のプロジェクトに必要な本を探すため ⑩I studied English after dinner yesterday.(studiedは過去形)。
問1〜4で失点が多ければ動詞と時制、問5〜8は文型と語順、問9は本文の根拠、問10は自力英作文を優先します。得点だけで判断せず、翌日・3日後に答えを隠して再現できるかを記録してください。
定期テストが伸びない中1・中2の14日間復習計画
以下は家庭学習で1日20〜30分程度の時間を確保できる場合の提案です。学校の正式な学習計画や講習日程ではありません。学校課題・部活動との負担を見ながら調整してください。
| 期間 | 重点行動 | 確認する成果 |
|---|---|---|
| 1〜2日目 | 返却答案と小テストを単語/文法/語順/読解/英作文に分類 | 繰り返す誤答の原因を3つ選ぶ |
| 3〜5日目 | 授業の重要例文を構造説明→音読→暗唱→筆記で復習 | 見ずに再現し、動詞の形を説明できる |
| 6〜8日目 | 失点が多い単元の学校プリントを解き直す | 前回の誤答を自力で正解できる |
| 9〜11日目 | 主語・時制を変える英作文、OCの返答を練習 | 初めて見る英文でも同じ文法を使える |
| 12〜14日目 | 誤答を混ぜた再テストと教師への質問を準備 | 残る弱点と次の学習内容が明確になる |
改善の判定は「繰り返し解けるようになったか」です。定期テスト返却後の確認には関連記事中高一貫校のテスト返却後の14日間の復習法も役立ちます。
補習を使っても改善しない場合に個別指導を検討する基準
学校の指名制講習・駒サポ・担当教員への質問で弱点を解消できる場合、外部塾を増やす必要はありません。一方、同じ文法の誤答が2回以上繰り返される、暗唱できても意味が説明できない、家庭で復習の手順を作れない場合には、答案をもとにした個別の学習設計を検討できます。必要に応じて家庭や学校と役割を分担し、学校での自学自習につながるかを評価しましょう。
よくある質問
Q. 駒場東邦中学校の英語は少人数授業ですか?
はい。学校公式FAQでは、中1・中2の英語は週1時間のOCを含め、全時間を約20名の分割授業で行うと案内しています。
Q. 中1・中2に習熟度別の英語クラスはありますか?
少人数の分割授業と習熟度別授業は異なります。学校FAQで紹介される習熟度別の実施例は、学習状況に応じた中3数学Bです。英語の少人数分割を成績別編成とは断定できません。
Q. 英文暗唱を重視していますか?
はい。公式FAQでは中学の英語で英文の暗唱を重視し、インプットとアウトプットを繰り返して基本表現を定着させると説明しています。
Q. 英語の夏期指名講習はありますか?
公式学習計画では、中1は夏期講習Ⅱ期、中2はⅠ期に、英語と数学の指名制講習を案内しています。対象条件と実施日は最新の学校案内に従ってください。
Q. NEW TREASUREの採用は確認できますか?
今回確認した公式の教育方針・FAQだけでは、現在の全学年での採用は断定できません。配布教材の現物と学校の案内をご確認ください。
学校の英語進度に合わせた個別指導をお探しの保護者様へ
慶英会では、中高一貫校の中学生を対象に、学校で使用する教材と授業進度に沿った英文法・英文読解・英作文・定期テスト対策、英検対策をオンライン個別指導で行っています。毎日のLINE学習サポートも提供しています。
駒場東邦中学校と公式に提携する指導機関ではありませんが、実際の教材、英語①・英語②・OCの課題、定期テスト範囲、答案などをご共有いただくことで、現在の弱点に合わせた学習計画を個別に検討できます。中1・中2から英語の成績を安定させたい、暗唱や授業の理解を定期テストでの得点につなげたいとお考えの保護者様は、最大1か月完全無料体験をご検討ください。
慶英会公式サイト:https://keio-edu.com/
学校公式出典・確認日
駒場東邦中学校・高等学校「学習方針」:https://www.komabajh.toho-u.ac.jp/education/policy.html
駒場東邦中学校・高等学校「よくあるご質問/学習方針」:https://www.komabajh.toho-u.ac.jp/qa/037154.html
駒場東邦中学校・高等学校「教育内容」:https://www.komabajh.toho-u.ac.jp/education/index.html
公益財団法人日本英語検定協会「英検」:https://www.eiken.or.jp/eiken/
情報確認日:2026年10月11日。実際の教材・時間割・定期考査範囲・講習の条件は学校の最新案内をご確認ください。