B1 Preliminary for Schoolsに合格した中学生が、次にB2 First for Schoolsを受けるべきかどうかは、B1のGradeだけでは判断できません。B1で総合140〜152点はGrade C、153〜159点はGrade B、160〜170点はGrade Aで、Grade AはCEFR B2の水準を示します。しかし、B2 FirstはReading and Use of Englishが75分・7パート52問、Writingが80分・2課題、Listeningが約40分・4パート30問、Speakingがペアで14分・4パートです。B1より長文・語彙の精密さ・文章構成・意見交換の負荷が大きくなります。B1を受けた事実と、B2 Firstを受ける準備ができたことを混同しないことが重要です。
この記事は中高一貫校の中学1〜3年生と保護者を対象に、進級判断の6条件、公式試験形式の比較、慶英会独自24問と解答、学校の定期テストと資格対策を両立させる4週間計画をまとめます。ここで示す練習問題は正式な試験問題や換算用模試ではありません。Listeningの成績は音声付きの公式サンプルで、Speakingの協働課題は実際の会話相手と確認する必要があります。

監修:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)。監修者情報。学校英語の成績や英作文の不安がある家庭は、最大1か月完全無料体験・学習相談をご利用ください。試験制度は2026年10月17日時点のCambridge English公式情報を照合しています。
最初に結論:B1からB2で変わる出題構造
| 試験 | B1 Preliminary for Schools | B2 First for Schools |
|---|---|---|
| Reading | 45分・6パート32問 | Reading and Use of English 75分・7パート52問 |
| Writing | 45分・メールとArticle/Story、各約100語 | 80分・Essay必答+選択課題、各140〜190語 |
| Listening | 約30分・4パート25問 | 約40分・4パート30問 |
| Speaking | ペア10〜12分・4パート | ペア14分・4パート |
| 主な負荷 | 短文〜長文、簡潔な意見と写真描写 | 複雑な論旨、語形成、言い換え、写真比較と議論 |
公式形式の詳細はB1 Preliminary for SchoolsとB2 First for Schoolsに示されています。いずれもfor Schoolsと一般版は同じCEFR目標・試験形式を扱いますが、題材は学齢期向けに調整されています。なおB2 FirstのReading and Use of Englishは試験全体の40%、Writing・Listening・Speakingは各20%と表記されています。総合成績の算出ではReading、Use of English、Writing、Listening、Speakingという5項目の尺度得点が扱われます。
B1では通常、Reading・Writing・Listening・Speakingの4技能をそれぞれ25%として表示します。B2でUse of Englishの技能別尺度得点が加わるため、読解が得意でも語形変化や書き換えで弱さが目立つ場合があります。選ぶべき学習は『難しい英文を大量に読む』だけではありません。学校文法・語彙の定着がB2につながるのか、まず正答の根拠から確認します。
B1の成績表で160点なら、もうB2に合格したのと同じ?
Cambridge Englishの公式結果表ではB1 Preliminaryの160〜170点はGrade A、CEFR B2の水準です。一方、B2 Firstでは160〜172点がGrade C、173〜179点がGrade B、180〜190点がGrade A(C1水準)です。数字が連続していても、成績表に記載された受験試験名は別です。B1でGrade Aを取った場合にB2水準の認定が示されることと、B2 Firstの試験を受験した履歴を得ることは同じではありません。
学校や海外の進学先が『CEFR B2以上』と定めているのか、『B2 Firstの特定のスコア・認定証』と指定しているのかでも必要な受験は変わります。資格証明書そのものには一律の有効期限はありませんが、受入機関が取得時期や技能別最低点などを指定することがあります。資格を取る理由が明確でない生徒は、無理に上の級を急がず、学校の英語力を改善する方が合理的な場合があります。
成績表の仕組みを詳しく確認する場合は、A2・B1・B2のGrade・CEFR・技能別結果の解説を参照してください。B1の試験全体の総合スコアは4技能を平均して整数に丸め、B2はReading、Writing、Listening、Speaking、Use of Englishの5項目を平均して整数に丸める方式です。学校のテスト点や慶英会独自問題を、この尺度へ機械的に換算しないでください。
B1からB2に進む前の6条件
条件1:初見の英文で理由・態度・筆者の結論を特定できる
B1のReadingは、短い掲示の意図、文章の必要情報、段落のつながりを把握します。B2のPart 5〜7では、より長い本文から書き手の立場や感情の変化を読み取り、文挿入や複数文章の照合を行います。知らない語が1つあるだけで止まる生徒は、まず『逆接・理由・例示・結論』を区別する訓練から始めます。文脈から推測し、判断を支える英文に線を引けるかが指標です。
条件2:語形変化と指定語句の言い換えを理解している
B2 Reading and Use of EnglishのPart 3は語形変化8問、Part 4は指定されたキーワードを変更せずに同じ意味の文へ言い換える6問です。Part 4は各問最大2点となります。名詞と形容詞、接頭辞・接尾辞、時制・受動態・比較・不定詞の文法を、自分の言葉で説明できるか確認してください。教科書の例文を暗記していても、構造が少し変わるだけで間違える場合はB1の文法へ戻る必要があります。
条件3:B2のEssayを140〜190語で構成できる
B1のWritingでは約100語のメール、ArticleまたはStoryを扱います。B2ではPart 1のEssayが必答で、出題で示された2つの観点と自分の観点を扱い、140〜190語で意見と理由を述べます。Part 2も別の文章を140〜190語で書きます。英文を長くするだけでなく、段落ごとの役割、主張・根拠・具体例・結論を管理できるかが進級判断の中心です。
条件4:Listeningで情報だけでなく発言者の態度を区別できる
B2のListeningでは短い録音の意見、長めの一人語り、5人の発言の照合、インタビューの詳細など30問が出題されます。すべての音声は2回流れますが、語句が聞こえた瞬間に誤った選択肢を選ぶと失点します。短い英文を読めば意味が分かるのに音声で聞くと取り違える場合は、語彙ではなく音声認識・集中の問題として切り分けて復習してください。
条件5:写真を比較し、相手と意見をまとめられる
B1のSpeaking Part 2は写真1枚の約1分描写です。B2では2枚の写真を比較し、問われた観点に沿って約1分説明します。またPart 3では2分間の協働的な討論に続き、約1分で共同決定を行います。『写真に何が写っているか』だけでなく、共通点・相違点・理由の推測・相手の提案への反応を短い英文で表現できるか確認しましょう。
条件6:学校の成績と学習負担を維持できる
中高一貫校で英語が平均点以下、単語テストの不合格や提出物の遅れが続く場合、B2の勉強量を一気に増やすことは勧められません。現在の学校教材の語彙・文法・本文理解が不安定であれば、まず学校の範囲を完成させたうえでB2の読み・書きへ接続してください。資格試験の日程を優先する理由がないなら、基礎を抜かして上位教材を積み上げるより、学習の重複を減らす方が得点の再現性を高めやすくなります。
答案から優先順位を付けたい家庭へ:B1に合格しても学校の単語・文法・本文理解が不安定な場合、B2の新しい教材だけで解決しないことがあります。最大1か月完全無料体験・学習相談では、学校の返却答案と公式サンプルの間にある弱点を整理します。正式な申込条件・担当は相談窓口で確認できます。
2027年受験を目標にする場合:Cambridge English公式の2027年日程では、B2 First for Schoolsの紙試験は1月30日(土)、3月6日(土)、3月20日(土)、4月10日(土)などの指定日が掲載されています。ただし指定日があることと、日本の希望会場で予約できることは別です。認定試験センターへ実施有無・受験料・締切を確認しましょう。また公式の結果案内では結果発表はデジタル試験で通常5〜10営業日、紙試験で通常4〜6週間です。提出先が成績表か認定証の原本かを明確にし、学校の定期テスト時期と両立する日程を選ぶことが重要です。
慶英会独自24問:B2への橋渡し診断
以下の問1〜24は、B1修了後に必要な文法・語彙・文脈理解・文章構成を試す慶英会独自教材です。B2の正式な問題構成を再現する模試ではなく、リスニング音声や実際のスピーキング採点を伴いません。最初に答えを見ず、迷った理由を記録してください。文法を説明できるか、条件を落とさず短い文章が作れるかを重視します。
語彙と文法(問1〜8)
問1 The school has made an important ____ to its timetable.(CHANGEの適切な形) 問2 The exhibition was highly ____ by visitors.(PRAISEの適切な形) 問3 There has been a great ____ in the number of club members.(IMPROVEの適切な形) 問4 His explanation was clear and ____ to understand.(EASEの適切な形)
問5 If I ____ enough time, I would join the music club.(haveの適切な形) 問6 She succeeded ____ finishing the project before Friday.(前置詞1語) 問7 The new teacher is responsible ____ the science lessons.(前置詞1語) 問8 Not only Tom but also his classmates ____ interested in the experiment.(be動詞の現在形)
英文の書き換え(問9〜14)
次の英文と同じ意味になるように、指定語句を変えずに空欄へ入れなさい。公式のPart 4とは異なる慶英会の短い練習課題です。
問9 The last time I saw Ken was three months ago. / I ____ three months. (SEEN) 問10 You should study the instructions carefully. / You ____ study the instructions carefully. (BETTER) 問11 It was impossible for her to finish the report alone. / She ____ finish the report alone. (ABLE)
問12 He started learning French in 2022. / He ____ 2022. (SINCE) 問13 They cancelled the concert because of the rain. / The concert ____ because of the rain. (WAS) 問14 I prefer cycling to taking a bus. / I ____ take a bus. (RATHER)
文脈と筆者の意図(問15〜20)
独自文章:Last year, our school introduced a project in which students could suggest ways to reduce waste. At first, many students thought that putting more recycling bins around the school would be enough. However, after examining the rubbish collected each week, the project team discovered that most waste came from single-use food containers. The students then discussed the problem with the school cafeteria. The cafeteria agreed to introduce reusable containers, but the team had to explain how they would be cleaned and returned. Several students volunteered to design posters, while others created a simple system for counting the containers. After three months, the amount of rubbish had fallen. The teacher was pleased, but reminded the team that the real challenge was to continue the project after its first enthusiastic members moved to higher grades.
問15 生徒が最初に有効だと考えた方法は何か。問16 週ごとのごみを調べた後、主な原因は何だと分かったか。問17 容器を再利用する前に検討する必要があった問題は何か。問18 学生がポスターと容器数を数える仕組みを分担したことは、何を示しているか。問19 先生が喜びながらも懸念していた点は何か。問20 筆者の中心的なメッセージを日本語30字程度で書きなさい。
Writing・Speakingへ転用(問21〜24)
問21 『学校でタブレットを使うことは学習に役立つか』という題について、賛否を選び、理由2つと自分の具体例1つを英語で6〜8文にまとめなさい。問22 友人から文化祭の活動を相談されたという設定で、参加すべき活動を提案するメールを英語で書き、日時と理由と相手への質問を含めなさい。
問23 『図書館で一人で勉強する学生』『公園で友人と勉強する学生』という2場面を比べ、共通点と違い、どちらが集中しやすいかを英語で45〜60秒説明しなさい。問24 友人と放課後の活動を決める場面で、①提案、②相手の案の良い点、③自分の懸念、④妥協案を、交互の対話として英語で表現しなさい。問23の場面は慶英会が独自に文章で設定したもので、公式の写真問題ではありません。
B2対策を増やす前の優先順位:独自24問で語形変化・文法の問1〜14を落とした場合は、まず学校のGrammarや提出ワークを復習します。問15〜20の筆者の主張や態度を取り違えた場合は、初見読解で理由・対比・結論の根拠を探す練習をします。問21〜24のWriting・Speakingで説明が止まる場合は、短い理由と具体例を自分の言葉で述べることから始めてください。学校の単語小テストや定期テストにも失点がある場合、無料12問の学校英語・Cambridge資格の診断PDFで重複する弱点を探せます。B2 First for SchoolsのEssayやUse of Englishを進めても学校の成績が上がらない場合は、慶英会の学習相談Webフォームで学年・学校答案の主な失点と目標試験を短くご連絡ください。相談時点でB2受験や入塾を確約する必要はありません。
独自24問の解答・解説
問1〜8:語形成・文法
問1 change。an important changeで名詞が必要です。問2 praised。受動態のbe highly praisedという構造です。問3 improvement。a great improvementの名詞形を選びます。問4 easy。be easy to understandで形容詞を使います。
問5 had。現在の現実と異なる想定を示す仮定法の条件節です。問6 in。succeed in doingという語句単位で覚えます。問7 for。be responsible forの決まった結び付きです。問8 are。not only A but also Bの動詞は通常、近い方の主語Bに一致させます。classmatesは複数です。
問9〜14:書き換え
問9 haven’t seen Ken for。最後に見た時点から現在までの期間を現在完了で表現します。問10 had better。had better + 動詞原形は勧告を表す表現です。問11 was not able to。「できなかった」をbe able toの否定で示します。
問12 has learned French since。2022年からの継続を現在完了とsinceで表します。問13 was cancelled。出来事を主語にした受動態です。問14 would rather cycle than。would rather A than Bで好みを示します。公式のB2 Part 4で使う語数制約などは、個々の公式サンプルの指示に従ってください。
問15〜20:文脈と推論
問15:学校内にリサイクル用ごみ箱を増やすこと。問16:使い捨ての食品容器。問17:容器をどう洗い、回収するか。問18:広報と運用管理の両面から実現しようとしたこと。問19:熱心な生徒が進級しても活動を継続できるかという点。
問20の解答例:ごみ削減には原因の調査と、続けられる仕組みづくりが必要。文中のHoweverは当初の考えを見直す転機、but remindedは成果のあとにも課題があることを示しています。文挿入や態度を問う設問では、単語が一致した選択肢だけでなく論旨の転換を見抜くことが重要です。
問21〜24:オリジナル模範回答
問21の例:I think tablets can help students learn because they make it easier to find information. They also allow us to practise listening in English. For example, I use a tablet to check the pronunciation of new words. However, students sometimes get distracted by games and messages. Teachers should set clear rules for using tablets in class. If we use them carefully, tablets can make lessons more interesting and useful.
この例では立場→理由2つ→具体例→注意点→結論という順序を採用しています。B2の本番Essayは140〜190語であり、ここに示した短い練習文だけではその語数に届きません。まず構造を作り、公式の指定語数へ段落を発展させることが次の課題です。
問22の例:Hi Alex, I think you should join the science workshop at the school festival. It starts at ten on Saturday morning in the main hall. You can try some interesting experiments, and you will meet students from other classes. Would you like to go together? Let me know what you think. See you, Yui.
日時・場所・推薦理由・相手への質問がそろっているかを確認してください。本番のB2 Part 2のEメール/手紙を選ぶ場合は、対象読者への適切な文体で140〜190語の文章を書く必要があります。この模範例は文の型を確認する短い練習です。
問23の例:In both situations, the students are studying. In the first situation, one student is working alone in a library, while in the second, two students are studying together outdoors. The library is probably quieter, so it may be easier to concentrate there. However, the students in the park can discuss ideas and help each other. Personally, I prefer studying in the library when I need to finish difficult homework.
写真比較では外見を数えるだけでなく、共通点・差異・理由の推測・問いへの答えを含めます。B2 Speaking Part 2の実際の課題では試験官が2枚の写真と質問を提示するため、公式動画でも発話の流れを確認してください。
問24の例:A: How about joining the art workshop after school? B: That’s a good idea because we can make something together. A: I’m interested, but it may take too much time. B: We could try the shorter session instead. A: That sounds better. Let’s do that and leave enough time for homework. この練習で大切なのは、相手の考えに触れたうえで決定に至ることです。
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4週間のB1→B2橋渡しプラン
第1週:学校答案と公式サンプルで弱点を特定
B1の成績表を読み、学校の定期テスト答案とB2公式サンプルの一部を比較します。まずReading and Use of EnglishのPart 3・4、WritingのEssay、Speakingの写真比較を試してください。単語を知らない、文法の形を作れない、文章の構造が分からない、時間が足りないという4種類の失点を分類します。最初から上位教材をすべて購入する必要はありません。
第2週:語形変化と書き換えを学校文法につなぐ
学校で不定詞・比較・現在完了・受動態を学んでいるなら、本文の文法を使って同じ意味の別表現を作ります。単語はdepend / independent / independenceのように語族で整理し、英語の短文中で使えるか確認してください。公式試験のPart 3・4の問題を解いたら、答えが正しい理由を日本語で説明してから別の英文に応用します。
第3週:Essayと写真比較の再現性を高める
Writingは6〜8文の短い意見文から始め、内容を段落に分けて公式指定の140〜190語へ発展させます。毎回の添削では内容が要求事項を満たしているか、段落が自然につながるか、基本的な語形・時制の誤りが残っていないかを別々に確認します。Speakingは45秒→60秒と発話時間を伸ばし、相手の返答に対応する練習も取り入れます。
第4週:時間内の完了率と復習優先順位を検証
公式デジタルまたは紙のサンプルを、受験予定の方式で解いてください。B2のReading and Use of English75分、Writing80分という実際の時間を目安に、最後まで完成したかを記録します。ただし公式サンプルが示す得点換算は、その公式資料の条件に限定されます。この記事の独自24問をCambridge English Scaleへ換算して合否を予測することはできません。
学校の定期テストが平均点以下なら、B2対策は止めるべき?
B2を2027年に受験する計画を立てる家庭へ:河合塾センターのB2 First for Schools受検料・デジタル日程と日本の申込方法を整理しました。公開試験日程に記載があっても、募集終了や満席の可能性があります。学校テストの提出・評価時期と、成績表や認定証が届くまでの日数を照合してから申込んでください。
一律に止める必要はありませんが、学校英語の基礎が不足している場合は、資格学習の優先順位を下げる合理性があります。たとえば学校の英語で現在完了や受動態を頻繁に間違えるなら、難しいB2の書き換え問題を増やす前に、学校教材の基本例文と確認テストを復習してください。短文の正確性が上がることは、B2のUse of Englishにも有益です。
一方、学校のテストは得意でも英作文だけ弱い場合、B2 WritingのContent、Communicative Achievement、Organisation、Languageなどの評価観点を意識して構成を直す必要があります。学校の単語テストを100回繰り返すだけでは、Essayの主張・根拠を論理的に組み立てる力は十分に測れません。現在の弱点に応じて課題を選んでください。
NEW TREASURE(ニュートレジャー)などの学校指定教材を使っている場合も、採用校や進度を憶測せず、学校から配布された教材・授業プリント・シラバスを確認します。資格試験の教材選びと、学校の定期テスト範囲を混同しないことが重要です。
保護者が相談を検討すべき目安
B1には合格したがB2のWritingを最後まで書けない、学校の英語が平均点以下、Listeningは得意でもUse of Englishの書き換えができない、というように複数の弱点が同時にある場合は、家庭で教材を増やす前に優先順位を整理することが有効です。成績表だけでは失点原因が十分に分からないため、学校答案と公式サンプルの解答過程も合わせて確認してください。
慶英会では、慶應義塾大学卒・英検1級の塾長が監修するオンライン個別指導を通じて、中高一貫校の英語・定期テスト・英検などの学習課題を整理しています。Cambridge Englishの公認試験センターや正式採点機関という意味ではありません。最大1か月完全無料体験については無料体験・学習相談ページをご確認ください。学年、指導内容、担当、体験条件は申込み時に確認できます。
よくある質問(FAQ)
Q.B1でGrade AならB2 Firstを受けなくてよい?
B1で160〜170点のGrade Aを取得するとCEFR B2水準の実力が示されますが、出願先がB2 Firstという試験名や特定スコアを指定する場合があります。試験を受ける目的と提出先の要件を確認して判断してください。
Q.B1でGrade CでもB2へ進める?
受験はできますが、B2の初見サンプル・作文・文法変換を試すことを勧めます。Grade Cの数字だけで不可能と決める必要はなく、技能別の準備状況と学校学習の負担を見て判断します。
Q.B2 FirstのWritingではEssay1本でよい?
いいえ。Part 1のEssayは必答で、Part 2から別の1課題を選びます。どちらも140〜190語です。B2 First for SchoolsではStoryも選択対象になりますが、設問の選択肢や題材は受験年度の正式な試験資料を確認してください。
Q.B2のListeningは難しい単語だけ増やせば伸びる?
語彙の定着は重要ですが、発言者の意見と理由、逆接による立場の変化、設問が求める情報の選別も必要です。録音を聞き取れない原因が単語なのか音声認識なのか、スクリプトを読んで確認してください。
Q.B2 Firstは中学2年生には早い?
学年による一律の適否はありません。帰国生などでB2水準に到達している生徒もいますが、学校英語の基本に大きな抜けがある場合はB1の復習を優先する方が合理的です。
Q.英検2級に合格したらB2 Firstにも合格できる?
合格を保証するものではありません。試験団体・出題形式・採点方法が異なるため、CEFRを参照しても級や得点を一対一で換算できません。特にB2のUse of Englishの書き換え、WritingのEssay、Speakingの写真比較と協働討論は公式サンプルで確認する必要があります。
Q.デジタル試験と紙試験でB2の出題形式は変わる?
試験が測定する能力・基本構成は同じです。ただし2025年11月以降、B2デジタルListening Part 3の画面操作はドラッグ&ドロップ方式に変更されています。操作に不安がある場合はデジタルと紙の違いをご覧ください。
関連する技能別学習ガイド
B1 Reading独自29問、B1 Writingメール・Article・Story、B2 Reading and Use of English独自30問、B2 WritingのEssayと選択問題、B2 Speaking写真比較と協働討論を、本人の弱い技能から選んで確認できます。
参考にした主な公式情報
確認日:2026年10月17日。Cambridge English:B1 Preliminary for Schools and B1 Preliminary exam format(4技能・問題数・時間・Writing)。
Cambridge English:B2 First for Schools and B2 First exam format(Reading and Use of English・Essay・Speaking・配点)。
Cambridge English:Results for Cambridge English Qualifications(Grade・CEFR・スコア範囲)。The Cambridge English Scale for teachers(総合スコアと公式換算表の使用条件)。
B1 Preliminary公式サンプル/B2 First公式サンプル。この記事の24問・模範回答・6条件・学習計画は慶英会の独自教育用資料であり、主催団体の承認・試験内容再現・正式採点を示しません。
Cambridge English:2027年公式試験日程(B2 First for Schools紙試験の指定日、各センターの実施状況は要確認)。認定試験センターを探す(申込方法と日程の確認先)。
