結論|指名補習になったら「課テストの誤答→NEW TREASURE→再テスト」の順に立て直す
青山学院横浜英和中学高等学校の中学1・2年生が英語の指名補習の対象になった場合、難しい市販問題集を追加する前に、学校で受けた課テスト・小テスト・定期試験の答案を集め、NEW TREASUREの該当Lessonに戻ることが先決です。同校はNEW TREASUREを中学英語のメインテキストとし、レッスン・文法項目ごとの課テスト、日々の小テスト、長期休暇明けの課題試験を実施すると公式に案内しています。英語は中1・中2とも英語週5時間、英会話週1時間。つまずきを放置すると、筆記だけでなく暗唱や英会話にも影響し得ます。一方、学校には指名補習のほか、アイリス学習センター、希望制補講、土曜セミナーなどの支援があります。まず校内の支援と家庭の復習を結びつけ、解説を聞いた問題を翌日に解答なしで解き直せるかで改善を確認してください。本記事では公式情報、初動チェック、独自12問と全問解説、30日間の具体策を示します。
学校公式で確認できること|英語教材・授業時間・補習
学校公式「教科の特色」では、中学英語の教材にNEW TREASURE(Z会)を採用し、レッスンや文法項目ごとの課テスト、日々の小テスト、長期休暇明けの課題試験があると案内されています。英語は中1・中2とも週5時間、別途英会話が週1時間です。中1は1クラスを2分割、中2以降は2クラスを3分割した習熟度別授業となり、学期ごとにクラス編成を見直す仕組みが紹介されています。
学校公式Q&Aは、定期試験や小テストなどで遅れがある生徒に指名制補習を実施すると説明しています。学校公式「学習サポート」では、夏休みの指名制補習と希望制補講、平日放課後・土曜日のアイリス学習センター、土曜セミナーなどを紹介しています。補習の対象点数、校内での判定手順、曜日、課題の量、再試の扱いは、公開ページからすべて確定できるわけではありません。本人に配布された最新の案内を優先してください。
指名補習と校内学習支援を使い分ける
指名補習:授業の理解不足を補う場
学校の指定教材やテストの誤答を持参し、「どこで分からなくなったか」を教科担当に確認します。例えば「Doesの後に動詞のsを残してしまう」「過去形と現在形を混ぜてしまう」など、できないことを具体的に伝えましょう。補習で教わった内容は帰宅後または翌日に同型問題を解き直し、説明が分かった状態と自力で解ける状態を区別します。
アイリス学習センター:質問・演習を継続する場
学校公式によれば、アイリス学習センターでは放課後や土曜日に自習を支援し、Classiの学習動画・Webドリル・Webテスト・Web質問システムなどを利用できます。学校で現在扱っているLessonの文法を確認し、同型の演習を増やすための利用が考えられます。ただし具体的な利用時間、利用方法、個別の学習メニューは在校生向けの最新案内に従ってください。
補講・土曜セミナー:弱点克服を継続する選択肢
夏休みの補講は希望制で、指名制補習とは役割が異なります。土曜セミナーは英語・数学などの補強に活用できます。受講すれば定期テストの点数が必ず上がるというものではないため、本人の誤答原因と講座内容が一致しているか、通常の学校課題をこなせるかを確認しましょう。
最初に集める5種類の資料|学校の範囲から離れない
- 直近の課テスト・小テスト・定期考査の答案(可能なら各2~3回分)
- 現在使用しているNEW TREASUREの本冊・ワークと学校配布プリント
- 教師から配布された試験範囲表・提出物一覧・補習の指示
- 分からなかった英文・問題番号・本人の解答を記したメモ
- 英会話やレシテーションの課題があれば、学校から指定された題材や評価観点
資料をそろえたら、失点を「語彙・スペリング」「文法・語順」「読解・設問」「英文の聞き取り」「英作文・発話」に分けます。英単語を暗記しても点が伸びない場合は、品詞や動詞の活用の問題かもしれません。本文を暗唱できても英文を自力で組み立てられなければ、文法への応用が必要です。まず原因を分けることで、学校の宿題と別の問題集を二重にこなす無駄を減らせます。
中1がつまずく原因|NEW TREASUREの基本文を「変形」できるか
中1の英語では、アルファベットや音声から基本語順、be動詞、一般動詞、疑問文・否定文などへ学習が進みます。学校の実際の進度に合わせ、まず文を三種類に変えられるか確かめましょう。She is a student. なら Is she a student?、She plays the piano. なら Does she play the piano? となります。be動詞の疑問文と一般動詞の疑問文を同じ規則だと考えると、初見の書き換え問題で失点します。
基本例文を音読できたら、主語をhe→they、現在→過去、肯定→否定へ変える練習を行います。学校のNEW TREASURE本文・ワークで現在扱う文法に限定し、未習範囲を無理に進めないことも重要です。公式サイトに学校採用の教材名は明記されていますが、2026年度の各学年のStage・Editionと個別のLesson進度まで断定することはできません。学校指定の実物を確認しましょう。
中2がつまずく原因|「読む・暗唱する」から「自分で書く」への橋渡し
中2では基本文法を組み合わせて読む・書く場面が増えます。例えば過去形の知識はあっても、現在完了や不定詞など学校で学習した新しい単元と混在すると誤答する場合があります。まず答案を見て、「動詞の時制」「主語との一致」「語順」「前置詞」「語彙」のどれが誤っているかを確かめ、必要な前学年の知識へ戻ります。全範囲を初めから学び直すのではなく、現在のLessonで使う前提知識を補います。
学校公式の説明では、中学生はNEW TREASUREのReadなどを活用したレシテーションにも取り組み、400~1,000語程度の英文暗唱を行うと案内されています。暗唱の練習は音のまとまりや表現を身につける機会ですが、暗唱した文の語順を自在に変更できるとは限りません。文章から短い一文を選び、主語・動詞・時間を入れ替えた英文を自分で作ることで、暗唱と定期考査の応用問題をつなげます。指定文の無断転載はせず、家庭では学校教材を参照してください。
家庭で取り組む独自12問|英語の誤答原因を診断
以下は慶英会の独自作成問題であり、青山学院横浜英和の実際の課テスト・定期考査問題やNEW TREASUREの転載ではありません。中1用の基礎6問と、学校で学習済みの場合に取り組む応用6問に分けました。答えだけでなく、なぜその形になるのかを説明できるかも確認してください。
基礎1 Tom ( play / plays ) basketball every Sunday.
基礎2 She doesn’t ( like / likes ) apples.
基礎3 You are late. を疑問文に書き換える。
基礎4 I ( go / went ) to the zoo yesterday.
基礎5 He can to play the guitar. の文法上の誤りを直す。
基礎6 we / do / English / study / after school / ? を正しく並べ替える。
応用7 She is read a book now. の文法上の誤りを直す。
応用8 I was tired, ( because / so ) I went to bed early.
応用9 He is interested ( in / at ) science.
応用10 ( When / Where ) did you go last Saturday? — I went to a museum.
応用11 What did you do during the holiday? に英文2文で答える。
応用12 I practice English every day. の意味を保ちながら「彼女は」に主語を変える。
独自12問の全問解答・解説
基礎1 解答:plays 解説:主語Tomは三人称単数、現在の習慣にはplays。
基礎2 解答:like 解説:doesn’tの後は動詞の原形。
基礎3 解答:Are you late? 解説:be動詞areを主語youの前に出す。
基礎4 解答:went 解説:yesterdayが過去の目印。goの過去形went。
基礎5 解答:He can play the guitar. 解説:助動詞canの後は動詞の原形。toは不要。
基礎6 解答:Do we study English after school? 解説:一般動詞の疑問文はDo + 主語 + 動詞原形。
応用7 解答:She is reading a book now. 解説:現在進行形はbe動詞 + 動詞の-ing形。
応用8 解答:so 解説:疲れた結果、早く寝たのでsoを選ぶ。
応用9 解答:in 解説:be interested inは前置詞まで一組。
応用10 解答:Where 解説:I went to a museumは場所なのでWhere。
応用11 解答:例:I visited my grandmother. We cooked lunch together. 解説:どちらも過去の行動を述べる。答えは一例で、内容は自由。
応用12 解答:She practices English every day. 解説:現在の習慣で三人称単数主語にしたためpractices。
基礎問題が不安定なら、まず学校教材の同じ文法項目へ戻ります。応用問題で失点する場合は、単語を覚えるだけでなく、初めての文を読んで正しい動詞や語順を判断する練習が必要です。この12問は家庭での弱点確認用であり、学校の補習対象判定・習熟度別クラス編成・英検合否とは無関係です。
課テストが続けて悪い場合の7日間リセット
1日目:課テスト2~3回と定期試験の答案を集め、誤答の種類を整理。2日目:最頻出の文法誤答について、学校のNEW TREASUREの該当Lessonで基本文を確認。3日目:同じ種類の問題を5問解き、正解理由を説明。4日目:学校ワーク・プリントの誤答を解答なしで再テスト。5日目:主語・時制を入れ替えて3文英作文。6日目:語彙を日本語→英語のつづりで確認。7日目:初見の類題を解き、1日目と同じ原因の失点が減ったかを確認します。
これは家庭向けの練習例で、学校が定める試験直前日程ではありません。課テスト・提出物の締切を優先してください。学校から指名補習の指示があれば必ずその内容を先に学びます。
指名補習から30日間で「再発」を減らす運用
1週目:どのLessonで止まったか可視化
課テスト・定期試験の誤答を原因別に分類し、できていない基本文法を2項目まで絞ります。学校の補習で指摘された問題を、解答を見ずに翌日と3日後に再テストします。
2週目:学校のLessonを使って書けるようにする
NEW TREASUREの説明を読み、重要文を理解した上で自力で再現します。音読・意味確認だけで終えず、主語や時を表す語を入れ替えた新しい英文を短く作ります。学校ワークで同じ単元の初見問題にも取り組みます。
3週目:読解と英作文へ接続
本文の設問を解く際は、答えの根拠がある文を特定し、なぜその選択肢が正しいか説明します。英作文では主語・動詞・時制・冠詞・語順を一つずつ点検し、説明された内容を初見問題に使えるか確かめます。レシテーションの文を引用する場合は学校教材で本人が確認し、記事から教科書本文を複製しません。
4週目:テストでの再発と学習量を比較
最初の誤答と同じ文法を使う別問題を解き、正答数・根拠を説明できる数・かかった時間を比較します。点数が伸びない場合は誤答原因の分類が合っていたか再検討し、必要なら学校の教員に相談しましょう。30日という期間は改善を確認する家庭学習の目安であり、成績上昇や補習終了を保証するものではありません。
長期休暇明けの課題試験とレシテーションを両立する
学校公式は、休暇明けに課題に基づく試験を実施すると案内しています。休暇の前半に指定課題を一巡し、中盤で誤答を補い、終盤に初見問題と音読の再確認を行うと、最後の数日に未提出と試験準備が重なることを防ぎやすくなります。休暇の期間や提出期限、課題試験の対象範囲は学校の連絡を優先してください。
レシテーションの練習では、音声を聞いて意味を区切り、文意を理解したうえで音読→短い単位での暗唱→全文の発表へ進みます。一方、文法の得点力は別に確認します。例えば She went to the library. を暗唱できたら、He went to the station. と内容を変えて書けるかを確かめます。この例文は独自作成で、学校教材の本文ではありません。
習熟度別授業は「固定された将来の序列」ではない
学校公式「教科の特色」は、中2以降に習熟度別の3分割授業を行い、学期ごとに編成を見直すことを説明しています。標準クラスか応用クラスかという名称だけから内部進学や大学推薦の条件を推測せず、現在のクラスで必要な内容を確実に理解することを優先しましょう。編成・評価に使う具体的な指標や個々の対応は、学校へ確認してください。
同校公式Q&Aは、学校が定める一定の条件を満たす生徒が高校へ内部進学できると説明していますが、指名補習になっただけで高校進学が不可能になるとするものではありません。校内の正式な進級・進学要件と英語の現在の学習課題を混同しないことが大切です。
英検対策と学校英語の優先順位
学校は中学段階でも英検を校内実施し、中3で英検準2級レベルの英語力を目指すと説明しています。しかし中1・中2の定期試験で語順や時制の失点が多い場合は、まず学校指定教材で基礎を固め、英検の過去問では共通する弱点を追加確認します。学校のテスト直前に英検の新しい教材を増やしすぎず、現在の授業についていくための学習を優先しましょう。
保護者様からよくある質問
青山学院横浜英和で指名補習になったら、塾が必須ですか?
必須とは限りません。学校の指名補習、アイリス学習センター、土曜セミナーなどを使って誤答が減っているなら、その学習を継続できます。校内支援を受けても課テストの同じ誤答が続く場合や、自宅での復習計画が回らない場合に、外部の個別指導を補完的に検討する方法があります。
NEW TREASUREのStage・Editionは何ですか?
学校公式ページにはNEW TREASURE採用が明記されていますが、各学年の2026年度版数・Stageと進度は学校の実物で確認してください。校名だけで特定の版やLessonを断定しないでください。
課テストが悪いと習熟度別クラスや内部進学に直結しますか?
学校は課テスト・小テストによる定着確認と習熟度別クラスを説明していますが、個々の課テストの配点や内部分類の詳細基準は公開情報だけでは一律に確定できません。学校の成績通知と正式な説明を確認してください。
英会話・レシテーションの練習は文法の点数にも役立ちますか?
音声と英文の意味を結びつけるうえで役立ちますが、暗唱できることだけで初見の文法問題を解けるとは限りません。暗唱した表現の主語・時制を変えた英作文を追加すると、定期テストへの応用を確認できます。
学校の補習と家庭の復習をつなげたい保護者様へ
慶英会では、中高一貫校の英語を学校の教材・授業進度・テスト答案に合わせて支援するオンライン個別指導を行っています。NEW TREASUREでの誤答を語彙・文法・読解・英作文の原因別に整理し、学校の課題に優先順位を付けたうえで学習を進めます。毎日のLINE学習サポートを含め、慶英会の指導内容・最大1か月の無料体験で支援方針をご確認ください。慶英会は青山学院横浜英和中学高等学校や青山学院大学と公式提携する組織ではありません。
学校を限定しない補習後の保護者向け確認事項は、関連記事中高一貫校で英語の指名補習になったら?30日間の立て直し方でも解説しています。
公式出典・確認日
- 青山学院横浜英和中学高等学校「教科の特色」:NEW TREASURE、英語時数、課テスト、習熟度別授業、レシテーション。
- 同校「Q&A」:指名制補習、内部進学の説明、NEW TREASURE。
- 同校「学習サポート」:アイリス学習センター、補習・補講、土曜セミナー。
- 同校「進路指導」:学習指導・課題試験などの年間計画。
- 日本英語検定協会:検定試験の最新形式・過去問。
情報確認日:2026年10月11日。学校公式の制度・授業紹介と、慶英会が独自作成した12問および家庭学習の提案は区別して記載しています。現行の教材の版・Lesson、課テストの範囲、補習の対象基準、定期考査日程、評価・進級条件は学校の最新配布資料に従ってください。