
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
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結論:山口県立下関西高等学校附属中学校の中学1年生が英語リスニングを伸ばすには、聞こえた単語を一つずつ日本語に直すのではなく、会話の目的→人物と場所→時刻・数値・条件→相手が求める行動の順に情報を整理することが重要です。聞き取れない語があっても、質問に必要な情報を前後の文から探し、分からないときは確認する習慣を身につけます。
本記事では、2026年度に開校した下関西高校附属中学校の第1期生と保護者に向けて、授業の連絡、校外活動の案内、交流場面、探究資料の説明を題材にした慶英会オリジナルの会話4題・独自40問を掲載します。全文和訳、模範解答、聞き取りのポイント、14日間の家庭学習計画もまとめました。会話と設問は学校の実際の授業・定期考査・配付音声を転載または再現したものではありません。
附属中学校の英語学習で確認したい公式情報
山口県立下関西高等学校附属中学校は、2026年度に開校した併設型中学校です。学校公式の「附属中学校について」では、1学年2学級規模、2026年度の入学定員60名、中学校から高校の文理探究科へ原則として入学者選抜を経ずに接続する6年間の一貫教育を案内しています。2026年度は第1期生が中学1年生として学ぶ初年度です。
学校公式の2026年度附属中学校案内では、中学校3年間の外国語の授業時数を490時間とし、学習指導要領の標準時数420時間を上回る計画を示しています。また、外国語(英語)等では高校内容にも触れながら発展的な学習を行う方針や、留学生との交流・海外研修等を通じて英語を実践的に活用する機会を設ける方針が紹介されています。これは3年間を通じた教育課程の説明であり、現在の中学1年生がすでに全ての活動を経験したという意味ではありません。
学校公式のスクール・ミッションは、教科横断的な学び(STEAM教育)、地域・社会と連携した課題解決型学習、海外交流等を通じて、グローバルな視点で社会に貢献できる人材を育成することを掲げています。英語学習でも、単語や文法を覚えるだけでなく、説明を聞き、要点をつかみ、自分の考えを他者に伝える力を育てることが大切です。
一方、公開されている学校案内だけでは、各回の定期考査で出題されるリスニング形式、音声の回数、配点、学年別の具体的な単元までは断定できません。実際の試験では、本人に配付された範囲表、授業プリント、教科書音声、学校指定教材を最優先してください。本記事は、学校の実際の問題を予想・再現するものではなく、聞き取りの基礎を補う独自演習です。
リスニングで情報を落としやすい4つの場面
時刻・曜日・変更:at 8:35、on Tuesday、ten minutes earlierなど、時刻だけでなく変更の前後を聞き取ります。not、before、after、insteadのような語は、予定や条件を変更するため、聞き逃さないようにします。
場所・道順:at the entrance、next to、across from、turn left、go straightなど、場所と方向を示す表現を整理します。聞こえた順に簡単な矢印や地図を描くと、複数の場所が出てきても混乱しにくくなります。
指示・手順:first、then、after that、finallyなどの順序表現に注目します。持ち物、作業の順番、提出物、締切を分けてメモします。
理由・数値:because、so、but、I thinkなどを聞き取り、話し手の意見と理由を分けます。人数・割合・時間などは、聞こえた数字をメモし、合計や差を設問に合わせて計算します。
中学1年生の家庭練習で優先したいこと
中学1年生の段階では、難しい語彙を大量に覚えるより、学校で学習した語句・基本文を音で認識できることが先です。疑問詞、現在形・過去形、can、場所を表す前置詞、時刻・曜日、依頼や指示の表現を、教科書の音声と一緒に復習します。
家庭では、最初に英文を見せずに読み上げ、学習者が聞いて答えます。次にスクリプトと和訳を確認し、聞き取れなかった部分を音読して、もう一度聞きます。最初から英文を目で追うと、音を聞き取る練習になりにくいため、順番を分けてください。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
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慶英会オリジナル40問|リスニング問題編
最初はスクリプトを見ずに、学習相手に英文を読み上げてもらって答えます。1回目で話題、2回目で時刻・場所・持ち物などの情報、3回目で答えの根拠を確認してください。以下の会話はすべて架空の練習場面です。
A|集合時刻・教室・持ち物を聞き取る(問1〜10)
Listening Script 1
Teacher: Our English group will meet in Room 203 at 8:35 on Tuesday.
Riku: I thought we were meeting at 8:45.
Teacher: We moved it ten minutes earlier because the guest speaker will arrive before class.
Riku: Should I bring my textbook?
Teacher: Bring your notebook and the question sheet. You don’t need your textbook.
Riku: How long will the activity last?
Teacher: It will end at 9:20.
全文和訳:先生「英語グループは火曜日の8時35分に203教室で集まります。」リク「8時45分に集まると思っていました。」先生「来客の講師が授業前に到着するので、10分早めました。」リク「教科書を持っていくべきですか。」先生「ノートと質問用紙を持ってきてください。教科書は必要ありません。」リク「活動はどのくらい続きますか。」先生「9時20分に終わります。」
問1. Where will the English group meet? 問2. On which day will they meet? 問3. What time will the meeting start? 問4. What time did Riku think they would meet? 問5. Why was the meeting time changed?
問6. What two things should Riku bring? 問7. Does Riku need his textbook? 問8. What time will the activity end? 問9. How long will the activity last? 問10.「私たちは火曜日の8時35分に集まります。」を英語にしなさい。
B|集合場所・バス・道順を聞き取る(問11〜20)
Listening Script 2
Teacher: For the local history project, meet at the west gate of the museum at 10:10.
Aoi: Do we go there by bus?
Teacher: Yes. Take the 9:40 bus from the station and get off at the City Hall stop.
Aoi: How far is the museum from the stop?
Teacher: About five minutes on foot. Walk straight and turn left at the bank.
Aoi: What should we write in our notes?
Teacher: Write down two facts and one question you want to ask.
全文和訳:先生「地域の歴史プロジェクトでは、10時10分に博物館の西門で集合してください。」アオイ「バスで行くのですか。」先生「はい。駅から9時40分のバスに乗り、市役所前の停留所で降りてください。」アオイ「停留所から博物館まではどのくらいですか。」先生「徒歩で約5分です。まっすぐ歩き、銀行のところで左に曲がってください。」アオイ「ノートには何を書けばよいですか。」先生「事実を2つと、尋ねたい質問を1つ書いてください。」
問11. Where should the students meet? 問12. What time should they meet? 問13. What time does the bus leave the station? 問14. Where should they get off the bus? 問15. How long does it take to walk from the stop to the museum?
問16. Which gate should they meet at? 問17. Where should they turn left? 問18. What two things should they write in their notes? 問19.「銀行のところで左に曲がってください。」を英語にしなさい。 問20.「博物館までは徒歩で約5分です。」を英語にしなさい。
問1〜20の模範解答・解説
問1:In Room 203.(203教室。) 問2:On Tuesday.(火曜日。) 問3:At 8:35.(8時35分。) 問4:At 8:45.(8時45分。) 問5:Because the guest speaker will arrive before class.(来客の講師が授業前に到着するから。)
問6:His notebook and the question sheet.(ノートと質問用紙。) 問7:No, he doesn’t.(いいえ、必要ありません。) 問8:At 9:20.(9時20分。) 問9:45 minutes.(45分。)8時35分から9時20分までです。 問10:We will meet at 8:35 on Tuesday.
問11:At the west gate of the museum.(博物館の西門。) 問12:At 10:10.(10時10分。) 問13:At 9:40.(9時40分。) 問14:At the City Hall stop.(市役所前の停留所。) 問15:About five minutes.(約5分。)
問16:The west gate.(西門。) 問17:At the bank.(銀行のところ。) 問18:Two facts and one question.(事実2つと質問1つ。) 問19:Turn left at the bank. 問20:It is about five minutes on foot to the museum. on footは「徒歩で」です。
C|オンライン交流の質問と聞き返しを聞き取る(問21〜30)
Listening Script 3
Teacher: In our practice conversation, you will meet students from another country online next Thursday.
Miki: What should I prepare?
Teacher: Prepare three questions about school life.
Miki: Can I ask about their school lunch?
Teacher: Yes, but speak clearly and listen to the whole answer.
Miki: What should I do if I don’t understand?
Teacher: Say, “Could you say that again, please?” or “Do you mean …?”
全文和訳:先生「練習会話では、来週の木曜日にオンラインで外国の生徒たちと会います。」ミキ「何を準備すればよいですか。」先生「学校生活について3つ質問を準備してください。」ミキ「給食について質問してもよいですか。」先生「はい。ただし、はっきり話し、相手の答えを最後まで聞いてください。」ミキ「理解できなかったらどうすればよいですか。」先生「『もう一度言っていただけますか』または『〜という意味ですか』と言いましょう。」
問21. When will the online practice conversation take place? 問22. How many questions should Miki prepare? 問23. What should the questions be about? 問24. What topic does Miki want to ask about? 問25. What should Miki do while listening?
問26. speak clearly and listen to the whole answerを日本語にしなさい。 問27.「もう一度言っていただけますか。」を英語で書きなさい。 問28.「給食について質問してもよいですか。」を英語にしなさい。 問29.「理解できません。」を英語にしなさい。 問30.学校生活について、相手に尋ねる英語の質問を一つ書きなさい。
D|人数・割合・調査結果を聞き取る(問31〜40)
Listening Script 4
Teacher: Our class asked 20 students how they come to school.
Student: What did we find?
Teacher: Twelve students come by bus, five walk, and three ride bicycles.
Student: So more than half come by bus?
Teacher: Yes. Twelve out of twenty is sixty percent.
Student: What should we write on the poster?
Teacher: Show the numbers in a bar chart and add one sentence about the result.
全文和訳:先生「私たちのクラスは、20人の生徒に通学方法を尋ねました。」生徒「どんな結果でしたか。」先生「12人はバスで通学し、5人は歩き、3人は自転車に乗ります。」生徒「つまり、半数より多くの生徒がバスで通学するのですか。」先生「はい。20人中12人は60パーセントです。」生徒「ポスターには何を書けばよいですか。」先生「数字を棒グラフで示し、結果について一文加えてください。」
問31. How many students did the class ask? 問32. How many students come by bus? 問33. How many students walk to school? 問34. How many students ride bicycles? 問35. What percentage of the students come by bus?
問36. Twelve out of twenty is sixty percent.を日本語にしなさい。 問37. More than half come by bus.を日本語にしなさい。 問38. Five student walk to school.を正しい英文に直しなさい。 問39.「数字を棒グラフで示してください。」を英語にしなさい。 問40.バス以外で通学する生徒は何人ですか。
問21〜40の模範解答・解説
問21:Next Thursday.(来週の木曜日。) 問22:Three questions.(3つの質問。) 問23:About school life.(学校生活について。) 問24:Their school lunch.(相手の学校の給食。) 問25:She should listen to the whole answer.(答えを最後まで聞く。)
問26:はっきり話し、答えを最後まで聞いてください。 問27:Could you say that again, please? 問28:May I ask about your school lunch? 問29:I don’t understand. 問30:例:What time does your school start?(あなたの学校は何時に始まりますか。)質問は学校生活に関する内容ならほかの表現でも構いません。
問31:Twenty students.(20人。) 問32:Twelve students.(12人。) 問33:Five students.(5人。) 問34:Three students.(3人。) 問35:Sixty percent.(60パーセント。)
問36:20人中12人は60パーセントです。 問37:半数より多くの生徒がバスで通学します。 問38:Five students walk to school. 複数の生徒なのでstudentに-sを付けます。 問39:Show the numbers in a bar chart. 問40:8人。20人からバス通学の12人を引くと8人です。歩く5人と自転車の3人を足しても8人になります。
14日間のリスニング練習計画
毎日10〜15分を目安に、聞く・答える・スクリプトで確認する・もう一度聞く流れを作ります。学校の課題や定期考査の範囲がある場合は、そちらを優先してください。
- 1日目:What / When / Where / Who / How many / How longを聞き分け、質問が求める情報を一語でメモする。
- 2日目:時刻、曜日、人数、所要時間を聞き取り、数字を正しく書く。
- 3〜4日目:Script 1を練習し、集合時刻・変更理由・持ち物を聞き取る。
- 5〜6日目:Script 2を練習し、場所・バス・道順・質問内容を整理する。
- 7日目:問1〜20をスクリプトなしで再テストする。
- 8〜9日目:Script 3を練習し、質問の準備、相手の答えを聞く姿勢、聞き返し表現を確認する。
- 10〜11日目:Script 4を練習し、人数・割合・調査結果をメモする。
- 12日目:スクリプトを見ながら音読し、音とつづりを結び付ける。
- 13日目:スクリプトを見ずに再度聞き、会話の要点を日本語一文でまとめる。
- 14日目:40問から10問を選び、必要な情報を聞き取って解答する。
家庭で確認する4項目
①会話の目的をつかめたか、②時刻・場所・数値を正しく聞けたか、③誰が何をするのかを整理できたか、④スクリプトを確認した後に同じ英文を聞き取れるか、の4点を確認します。聞き取れなかった問題は、正解だけを覚えるのではなく、音・意味・つづりを結び付けてから再度聞いてください。
よくある質問
Q.この40問は下関西高校附属中学校の実際のリスニングテストですか。
A.いいえ。慶英会が独自に作成した家庭学習用の練習問題です。学校の試験音声、授業台本、配付教材を転載・再現したものではありません。
Q.学校の英語授業時数490時間は、リスニングだけの時間ですか。
A.いいえ。学校案内に記載された中学校3年間の外国語の授業時数の合計です。聞く・読む・話す・書くなど、外国語の学習全体に関わる時間として確認してください。
Q.海外交流や海外研修は全員が必ず同じ内容で参加しますか。
A.学校案内には留学生との交流や海外研修等の方針が掲載されていますが、実施時期、参加条件、費用、学年ごとの具体的な内容は年度の案内を確認してください。本記事の会話は学校行事の再現ではありません。
Q.家庭に英語音声教材がなくても練習できますか。
A.できます。保護者や学習相手がスクリプトを読み上げ、学習者が聞いて答える方法を使えます。最初はゆっくり読み、慣れたら自然な速度に近づけてください。学校指定の音声教材がある場合は、そちらを優先しましょう。
Q.聞き取れない単語があるときはどうすればよいですか。
A.最初から一語ずつ止めず、まず会話全体の目的を推測します。その後、スクリプトで聞き取れなかった箇所を確認し、音読して再度聞きます。数字・曜日・場所・理由など、設問で問われる情報を重点的に練習してください。
Q.リスニングだけで定期考査対策は完了しますか。
A.完了しません。学校の範囲表に合わせて、語彙、文法、教科書本文、読解、英作文も復習してください。聞き取った英文を音読・書き取りすることで、他の技能の定着にもつなげられます。
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発展的な英文を読むときの文法・読解の整理には、発展的な英語を読むための文法・初見読解24問、学校英語と英検3級の両立には、中1・中2の英語と英検3級の両立法も活用してください。
参考にした主な公式情報
以下は2026年11月1日に確認した学校公式情報です。教育課程、学校行事、国際交流の内容は変更される場合があるため、最新のお知らせ・配付資料を優先してください。
- 山口県立下関西高等学校・附属中学校「附属中学校について」:2026年度開校、6年間の一貫教育、定員、教育活動、外国語(英語)の授業時数に関する案内。
- 山口県立下関西高等学校・附属中学校「附属中学校案内2026」:3年間の授業時数、教育課程、英語の発展的学習、留学生交流・海外研修等。
- 山口県立下関西高等学校・附属中学校「スクール・ミッション/スクール・ポリシー」:STEAM教育、地域・社会と連携した課題解決型学習、海外交流等の教育方針。
- 山口県立下関西高等学校・附属中学校「教育課程」:令和8年度教育課程の掲載ページ。
本記事の会話・設問・解答・学習計画は慶英会の独自作成です。学校公式情報として記載した内容と、慶英会が提案する家庭学習方法を区別してご利用ください。

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