
慶英会 塾長
慶英グループ CEO
一般選抜にて慶應義塾大学合格(英語入試正答率97%)
成績優秀者(慶應義塾維持会奨学生)として
慶應義塾大学を卒業(2023年)
一般財団法人 慶應連合三田会
慶應義塾横浜三田会 会員
高校在学中に英検1級取得
公益財団法人 日本英語検定協会「成績優秀者」に選出
中高主要科目で「オール5」
(最高評価・高校偏差値70)
国内最高峰の英語スピーチコンテスト
「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会」
横浜市大会入賞・神奈川県大会進出
米国高校留学中、唯一の日本人として
全米最大級の高校生リーダーシップ団体
「FBLA」主催の英語スピーチコンテストに出場
ニューヨーク州大会準優勝・全米大会進出
米国の在籍高校代表として
「シカゴ国際模擬国連会議」に出場
慶應義塾大学在学中より英語指導を行い
「英語個別指導オンライン塾|慶英会」を設立
小学生から、現役英語講師・英検面接官を含む
社会人まで数百名以上を指導

(最前列左から2人目:塾長)
NEW TREASURE(ニュートレジャー)Stage5のFurther Readingで、英文の意味は分かるのに「登場人物がその行動を取った理由」「語り手は何を知っているか」「最後の一文が表すテーマ」に答えられないことがあります。物語文は、出来事をただ和訳するだけではなく、事実・人物の意図・根拠のある推論・語りの視点を区別する練習が必要です。
このページは慶英会の完全オリジナル短編2本と読解24問・全解答・詳しい根拠を掲載した高校生向け無料教材です。出版社の教科書本文や学校の定期試験、実在の作家の作品を転載したものではありません。学校の教科書と同じ筋や登場人物でもなく、特定Lessonと一致すると保証しません。
Stage5 Further Reading 1の公式語注訂正:Z会の2026年2月2日付訂正表では、FR1 p.87にあるstranger(s)の日本語訳「見知らぬ人」の記載漏れが補われています。本文全体の差し替えではありません。出版社訂正表と、慶英会のStage4・5公式訂正ガイドを確認してください。本記事の短編2本は出版社本文とは別の独自教材です。
Further Readingの回想・時系列が難しいときは:過去形・過去完了・by the timeを比較する慶英会独自32問を使い、過去のどの時点で何が起きていたかを時系列で説明してください。元の物語の転載ではない補助教材です。
目次:物語読解のコツ / 独自短編A・問1〜12 / 独自短編B・問13〜24 / 全24問の解答・根拠 / 7日間復習 / FAQ
Stage5 Further Readingと慶英会オリジナル教材の関係
Z会のThird Edition Stage5公式商品説明では、Further Readingに物語が2本掲載されると案内されています。本記事も独自短編を2本使いますが、出版社の内容を再現する意図はありません。物語読解という汎用的な技能に焦点を絞り、学校専用教材の本文をWebにコピーしない設計です。
一文の構造がまだ不安ならStage4・5英文構造24問へ、説明文を要約したい場合はStage5独自長文4本・要約24問へ進み、困りごと別に教材を分けてください。
物語読解の5つの確認ポイント
- 誰が語るか:Iで語る一人称か、he/sheを中心にした三人称か。知っている範囲を越えて断定しない。
- 何をしたか:行動・発言・時刻・場所は事実として抜き出し、心情と混ぜない。
- 何を意図したか:発言や行動を根拠に最も自然な心理を考える。根拠なしで善悪や本心を決めない。
- いつ起きたか:回想、現在の出来事、将来の希望を時系列に並べる。hopeとconfirmedは違う。
- 何が変わったか:冒頭の問題と結末の選択・比喩を対応させ、主題を一文で説明する。
最初の通読で未知語をすべて調べる必要はありません。登場人物・課題・対立・選択・結末を日本語一文ずつでメモし、その後に未知語と長い構文へ戻ります。設問への根拠を、段落番号で示せるかどうかも確認してください。
独自短編1|The Map with a Date
架空の町の防災イベントで、日付のない案内図が問題になる一人称の物語。
Paragraph 1
The morning before our town’s safety fair, I noticed a faded map near the community center’s entrance. A blue line showed the shortest route to the riverside park. I had followed it as a child, but I remembered a problem: an orange fence had blocked the wooden bridge on that route the evening before. Below the map, a sign still said, "Bridge open."
Paragraph 2
I asked the caretaker, Mr. Mori, whether the bridge would reopen before the fair. He said the repair team hoped to finish soon, but the town office had not confirmed a date. I wanted to erase the blue line immediately. Mr. Mori stopped me. The map was used by visitors who could not walk far, and we had not checked another safe route. Removing one mistake without checking its replacement could create a new problem.
Paragraph 3
We walked along the main road to the park. Every crossing had traffic lights, and the town office confirmed that pedestrians could use the route. Back at the center, I suggested a dated note beside the original map. The fair organizer, Ms. Sato, hesitated. "Will a warning make visitors worried?" she asked. "Perhaps," I answered, "but an old promise could send them to a closed bridge." We wrote: "Bridge closed at last check, Friday, 4 p.m. Please use the main-road route. Ask staff for updates."
Paragraph 4
During the fair, a visitor asked whether the bridge would remain closed all month. I admitted that we did not know. Ms. Sato then added the town office’s phone number to our notice. By evening we still had no reopening date. Yet the map was more useful than before. I learned that accurate guidance was not a confident statement that pretended to know everything. It was a record of what had been checked, when, and what remained uncertain.
重要表現:faded=色あせた/caretaker=管理人/confirmed=確認された/replacement=代替物/hesitated=ためらった/admitted=認めた/uncertain=未確定の
理解確認12問|問1〜12
問1:誰が語り手か。人称の手掛かりを述べる。
問2:地図のどこが現況と違っていたか。
問3:なぜ管理人は地図をすぐ消すことを止めたか。
問4:橋の再開日は決まっていたか。
問5:主催者が注意書きをためらったのはなぜか。
問6:本文の出来事を「橋の閉鎖に気づく/迂回路を歩く/注意書きを掲示」の順番に並べる。
問7:町役場へ確認した内容は何か。
問8:Friday, 4 p.m. という時刻を書いた意味を説明する。
問9:訪問者に月末までの閉鎖期間を聞かれたとき、語り手はどう答えたか。
問10:地図はなぜ more useful than before と表現されているか。
問11:この物語の主題を英語一文で表す。
問12:50〜80語程度で英語要約を書く。
解答を見る前に、本文で根拠となる語句を特定してください。記述問題は意味・根拠が等しければ模範例と異なる表現でも正解になり得ます。
独自短編2|The Empty Column
学校の科学発表を前に、強い主張と正確なデータ報告で迷う三人称の物語。
Paragraph 1
Jun and Haru had spent a semester counting moths near the lights outside the school gym. They wanted to know whether bright lights affected where moths gathered. During three evening visits, they counted 14, 11, and 13 moths. Haru made a colorful chart and wrote a headline: "Bright Lights Bring More Moths." Jun stared at it. "More than where?" he asked. They had not counted moths in a darker area on those same nights.
Paragraph 2
The science exhibition was only two days away. Haru wanted a clear message because visitors might not remember a complicated explanation. Jun understood, but his notebook raised another question. One evening had been warm and dry, while rain had started during another visit. They had not measured temperature or wind. If the numbers changed, they could not tell which factor was responsible.
Paragraph 3
At lunch, Jun suggested a new title: "What We Saw Near the Gym Lights." Haru looked disappointed. "It sounds as if we found nothing." Jun showed her a column labeled "comparison site." Every box was blank. "We found where the next question begins," he answered. They decided to keep the real counts, state their limits, and add a plan to observe a dark area on the same nights next semester.
Paragraph 4
At the exhibition, visitors asked why the chart did not prove the effect of the lights. Haru explained that the team lacked comparison data and weather measurements. Their teacher asked how they would improve the method. They did not win a prize. On the bus home, Haru wrote "Next steps" beside the empty column without erasing the old figures. Jun saw the blank spaces differently now: they were not proof of failure, but a plan for research that had not yet been done.
重要表現:moth=蛾/gather=集まる/headline=見出し/factor=要因/comparison site=比較場所/exhibition=展示発表/erase=消す
理解確認12問|問13〜24
問13:誰の視点に主として沿った語りで、何人称か。
問14:二人が知りたかった研究課題は何か。
問15:三晩に実際に数えた蛾の数を順に答える。
問16:Junが More than where? と尋ねた理由は。
問17:気温・雨・風の記録が必要なのはなぜか。
問18:Haruが強い見出しを好んだ理由は何か。
問19:comparison site の欄が空白だったことは何を意味するか。
問20:タイトルを What We Saw … に修正したのはなぜか。
問21:Haruの考えが変わったと分かる行動は何か。
問22:受賞しなかった事実はどのように描かれているか。
問23:空欄が failure より plan に見えた、という表現の意味は。
問24:50〜80語程度で英語要約を書く。
解答を見る前に、本文で根拠となる語句を特定してください。記述問題は意味・根拠が等しければ模範例と異なる表現でも正解になり得ます。
全24問の解答・日本語要点・根拠
短編1の解説|The Map with a Date
日本語要点:町の防災フェアの前日に、語り手は橋が閉鎖中なのに地図には通行可と書かれていることに気づく。管理人は確認なしの書き換えを止め、一緒に迂回路と役場の情報を検証する。主催者は訪問者の不安を心配したが、日付付き注意書きで現状と未確定情報を伝えた。語り手は『自信を持って言い切る』ことと『検証結果を正確に伝える』ことの違いを理解する。
問1|解答例:地域のフェアを手伝う人物で、一人称 I / we で語っている。
理由:固有名は書かれていない。
問2|解答例:閉鎖されている木橋を通れる経路として示し、通行可と書いていた。
理由:orange fence と Bridge open の対比。
問3|解答例:代替経路の安全をまだ確認しておらず、別の問題を作る恐れがあったから。
理由:Removing one mistake … a new problem が根拠。
問4|解答例:決まっていなかった。修理側の希望はあったが公式確認日はなかった。
理由:hope と confirmed を区別する。
問5|解答例:フェアの訪問者を不安にさせると心配したから。
理由:直接話法に根拠がある。
問6|解答例:橋の閉鎖に気づく → 迂回路を歩く → 注意書きを掲示。
理由:前夜の回想とフェア当日の時間を混ぜない。
問7|解答例:幹線道路沿いの迂回路を歩行者が使えるかどうか。
理由:橋の再開日を確定したわけではない。
問8|解答例:閉鎖情報をいつ確認したかを利用者に示すため。
理由:日付のない案内は古くなったか判断できない。
問9|解答例:分からないと答えた。
理由:確実でない情報を断定しない姿勢。
問10|解答例:検証した迂回路と情報の確認日時、問い合わせ先を示したため。
理由:新しい情報は完璧でなくても有用になり得る。
問11|解答例:Reliable guidance distinguishes verified facts from uncertainty.
理由:観察・検証・留保の価値をまとめた文。
問12|解答例(63語の例):Before a town safety fair, a volunteer discovered that an old map marked a closed bridge as open. The caretaker insisted on checking an alternative route before making a correction. After confirming it with the town office, they posted a dated notice instead of guessing when the bridge would reopen. The experience showed that reliable information should state both verified facts and uncertainty.
理由:問題の発見、確認、具体的対処、主題を保つ。
短編2の解説|The Empty Column
日本語要点:ジュンとハルは体育館の照明近くで蛾の数を3回調べ、ハルは『照明が蛾を多く集める』という強い見出しを付ける。ジュンは同じ夜の暗所の比較データや気象条件が欠けていると指摘する。二人は観察数値をそのまま示し、足りない比較方法を発表で説明する。受賞はしなかったが、空欄を次の研究計画として見るようになる。
問13|解答例:三人称の語りで、Junの疑問や理解を中心に進む。
理由:Jun / he が用いられ、Jun understood と内面が示される。
問14|解答例:明るい照明が夜の蛾の集まる場所に影響するかどうか。
理由:研究課題と証明済みの結論を混同しない。
問15|解答例:14匹、11匹、13匹。
理由:明るい照明の近くでの観察数。
問16|解答例:比較対象となる暗い場所の蛾の数を測っていなかったから。
理由:more には比較の基準が必要。
問17|解答例:照明以外の要因が蛾の数の変化に関係した可能性があるため。
理由:どの要因が実際に効いたかは未解明。
問18|解答例:観客に分かりやすく覚えてもらえる説明にしたかったため。
理由:悪意や意図的な捏造を断定する根拠はない。
問19|解答例:暗い場所での比較観察をまだ実施していないこと。
理由:空白を蛾0匹というデータと読まない。
問20|解答例:光の影響という因果を断定せず、実際に観察したことを正確に表すため。
理由:見出しの主張範囲を測定範囲へ限定する。
問21|解答例:観客に測定上の限界を説明し、帰りのバスで次回の研究手順を書いた。
理由:会話と行動から推論する。
問22|解答例:賞は得なかったが、次の研究へ進む方向を二人が見いだしたという結末。
理由:『賞を取った』とは書かれていない。
問23|解答例:未測定の場所や条件が、今後何を確かめるかという研究計画になったこと。
理由:象徴表現を場面の具体行動に戻す。
問24|解答例(64語の例):Jun and Haru counted moths near school lights and prepared a science poster. Haru wanted to claim that the lights attracted more moths, but Jun noticed that they had not measured a dark comparison area or weather conditions. They reported their observations without claiming a proven effect and planned a better study. The empty column became a symbol of future questions rather than failure.
理由:問題、対立、正確な報告、結末の象徴を含む。
事実と推論を区別する:よくある誤答
短編A:管理人が橋の修理再開日を知らないことと、橋が今後も永遠に閉鎖されることは違います。「再開日は不明」と「再開しない」は同じではありません。Ms. Satoも、警告文を妨害しようとしたのではなく、来場者の不安という別の側面を心配しています。人物を一方的に悪者にする読み方は避けてください。
短編B:暗い場所の欄が空白であることは「0匹」という測定結果ではありません。強い見出しを好んだHaruが科学的事実を故意に捏造した、とも断定できません。物語は、見栄えの良い主張と正確な報告が衝突した際に、人物がどのように判断を変えたかを描いています。
20点自己採点・7日間の練習
- 事実・時系列を正確に説明(0〜4点)
- 心情推論に発言・行動の根拠を提示(0〜4点)
- 一人称・三人称の語りの範囲を区別(0〜4点)
- 本文にない結果・因果を追加しない(0〜4点)
- 冒頭の対立と結末の主題を結ぶ(0〜4点)
この配点は慶英会の復習整理用であり、Z会や学校の公式採点表ではありません。1日目は短編Aを通読、2日目は問1〜12、3日目は答えの根拠を段落から探します。4日目は短編Bを通読、5日目は問13〜24、6日目は誤答の原因を「語彙・時系列・心情・視点・過剰推論」に分類し、7日目に学校の読解本文で同じ方法を試します。
訳が正しくても設問に答えられない場合、和訳だけを繰り返すのではなく、who/why/howの問いを自分で立て、根拠となる英文を一つ示してから回答を作ってください。学校で示された物語の語彙・文法・内容質問が最優先ですが、初見の英文にも転用できる読解力を目標にします。
よくある質問
Q. この2作品はNEW TREASURE Stage5の教科書本文ですか?
A. いいえ。慶英会の独自短編です。教科書のFurther Readingと同じ内容ではなく、読解技能を練習する補助教材です。
Q. 心情の答えは一つですか?
A. 本文と矛盾せず、行動・発言を根拠に説明できれば複数の妥当な答えがあります。ただし根拠のない断定は認められません。
Q. Stage5で物語以外が苦手なときは?
A. Stage5英文要約教材で説明文の論理と要点を別途練習してください。
Q. 学校の定期テストと同じ問題が出ますか?
A. 同じとは限りません。教科書の本文・学校の課題を転載した予想問題ではなく、人物・視点・主題を読む力のための独自教材です。
次に使う教材と無料体験・学習相談
Stage4・5総合学習ガイドから学習計画を確認し、文構造が不安なら英文構造24問、内容をまとめる練習ならStage5英文要約24問を選んでください。
慶英会では慶應義塾大学卒・英検1級の塾長が学習方針を監修します。NEW TREASUREの本文理解、定期考査、英検対策については最大1か月無料体験・学習相談からご連絡ください。使用版・学年・Stage・次回試験範囲が分かれば優先課題を整理しやすくなります。
参考にした主な公式情報
- Z会 Third Edition Stage5公式商品説明(ReadとFurther Reading)
- Z会 NEW TREASUREシリーズ公式案内
編集方針:本文・登場人物・問題・解答は慶英会の独自制作です。作品中の町・学校・研究は架空であり、出版社の本文・過去問・学校の配布物を引用・再掲していません。
NEW TREASURE(ニュートレジャー)でお困りの方へ

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
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授業の進度が速い、英文法が難しい、定期テストで点が取れない。慶英会では、使用Stage・Lesson、学校の進度と理解度に合わせて、必要な単元から立て直すオンライン個別指導をご案内しています。
最大1か月完全無料体験・学習相談をご希望の方は、慶英会公式LINEからご連絡ください。LINEでは「学年・使用Stage・困っているLesson・次のテスト日」を分かる範囲でお送りください。
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