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中高一貫校の英語だけ個別指導は必要?集団塾との併用・週1回・費用の判断基準

28〜42分

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

中高一貫校の中学1年生・中学2年生で、数学や国語は問題ないのに英語だけ定期テストの点数が下がっている場合、すべての教科を別の塾に切り替える必要があるとは限りません。現在の集団塾・学校の補習・通信教材を続けながら、英語だけオンライン個別指導や家庭教師を追加する選択肢があります。ただし、追加するだけで学習時間が圧迫されれば逆効果です。最初に確認したいのは「今の学習で解決できていない具体的な英語の失点が何か」「それを誰が、どの教材で、いつ確認するか」の3点です。

たとえば、学校の小テストで単語が書けないなら単語学習の方法を修正すべきです。一方、文法の並べ替えや英作文ができないなら、文の構造を説明して自分で書く練習が必要です。英語だけ個別指導を追加する価値が高いのは、現在の指導で学校の試験範囲に合わせた診断や書き直し、再テストが不足しているときです。この記事では、併用すべき生徒と不要な生徒の違い、週1回の使い方、塾選びの質問、費用と負担を抑える手順を解説します。

英語だけ個別指導が必要かを判断する「答案・再テスト」診断

「英語の点数が低い」だけで塾を増やすのは早計です。直近2回の定期考査、小テスト、学校ワークを用意し、次の3段階で問題を絞ります。これは保護者向けに作成した判断手順であり、学校の公式評価基準ではありません。

  • ①誤答を分類:語彙・スペリング/動詞と語順/読解/英作文/リスニングのどこで失点したか、問題数と失点を分けて記録する。
  • ②何も見ずに再テスト:解説を読んで正答した問題を、翌日と1週間後に類題で解き直す。
  • ③支援の不足を特定:学校の補習・現在の塾・家庭学習のどこでも対処できていない課題だけ、追加の個別指導候補にする。

【独自作成】基本語順と文法の確認問題5問

次は英語学習の基礎を点検する例題です。学年・学校の試験範囲に合わせて取捨選択してください。教科書や学校の定期考査から転載した問題ではありません。

  • 問1:My brother ( play / plays ) tennis after school. 正しい形を選ぶ。
  • 問2:「彼女は毎日英語を勉強しますか」を英語にする。
  • 問3:They ( was / were ) at the library yesterday. 正しい形を選ぶ。
  • 問4:He can speaks English. 誤りを直す。
  • 問5:「わたしたちは先週その映画を見ました」を英語にする。

解答・ポイント:1 plays(主語が三人称単数・現在形)。2 Does she study English every day?(Doesの後は動詞の原形)。3 were(Theyの過去形のbe動詞)。4 He can speak English.(助動詞canの後は原形)。5 We watched the movie last week.(過去の出来事なので動詞を過去形にする)。

問1・2・4に誤りが集中する場合は三単現・助動詞・疑問文の基本語順を優先。問3・5なら過去形を復習します。全問正解でも学校の英作文で失点する場合は、答案に即した条件付き英作文や初見問題を確認します。この5問だけで学力や必要な通塾回数を判定することはできません。

追加受講を決める前の最終判断と4週間の記録方法

  • いったん追加しない:学校の先生または現在の塾が具体的な弱点分析と再テストに対応でき、本人が家庭で復習を続けられる場合。
  • 英語だけ追加を検討:同じ基礎の誤答が複数回続き、学校教材に合わせた修復を現在の支援で実施できていない場合。
  • 授業増より負担軽減を優先:学校・既存塾の宿題を処理しきれない、睡眠不足などで学習時間の追加が難しい場合。

受講する場合は、最初の週に①学校の試験答案の分野別失点、②初見の短い類題10問の正答数、③1週間の宿題負担を記録します。4週目に同じ難度の別問題10問で確認し、①誤答の減少、②本人が説明なしで解ける範囲、③宿題や生活への負担を比較します。10問という数は家庭で続けやすい記録用の例であり、合格や改善を保証する判定基準ではありません。

関連して、英語だけ成績が下がる原因の分析と、無料体験で確認する12項目も参考になります。2つの記事はそれぞれ原因診断と体験比較を扱います。本記事は「現在の指導を維持しながら、英語だけ追加するか」という意思決定に重点を置いています。

英語だけ個別指導を追加する前に、現在の塾と学校の役割を整理する

学校の授業、現在の塾、家庭学習が何を担当しているかを先に一覧にします。特に中高一貫校では、学校の教材や学習進度が異なるため、学校の試験範囲に即した対策と一般的な英語力向上を分ける必要があります。文部科学省は中高一貫教育について、制度形態や特色ある教育課程の仕組みを説明していますが、特定の学校の教材採用やテスト範囲を全国一律には定めていません。

  • 学校:授業・小テスト・課題・定期考査の実施と必要に応じた補習
  • 現在の塾:先取り学習、学校内容の補充、英検など、実際に行っている指導
  • 家庭学習:学校の提出物、単語の反復、前回の誤答の解き直し
  • 追加する個別指導:上の3つで埋まらない弱点の診断と修復

最後の欄が具体的に書けない場合、授業を増やす前に既存の塾や学校の先生へ相談してください。追加指導の目的を「英語全般を伸ばす」ではなく、「次の定期考査までに不規則動詞の書き取りと疑問文の語順を修正する」などに絞ることが重要です。

英語だけ個別指導を追加する価値が高い6つのケース

1.他教科は維持できているが、英語だけ平均点以下が続く

英語だけの成績低下なら、すべての教科を個別指導へ切り替える必要性は低いかもしれません。英語の失点がどの技能に集中しているかを答案から特定し、必要な範囲だけに支援を投入します。点数の比較ではテストの難易度や平均点も参考にします。

2.学校で使う教材と集団塾の教材が異なる

集団塾が標準的な問題集を進めていても、学校のテストが配布プリント・独自の単語帳・教科書本文に基づいている場合、学習内容が噛み合わないことがあります。学校がNEW TREASURE(ニュートレジャー)やPROGRESS等を使用している場合も、実際の教材と版を確認して指導内容を設計します。採用が未確認の学校について特定教材の使用を断定することはできません。

3.質問できず、理解不足が次の授業へ持ち越される

集団授業で質問することが苦手な生徒には、少人数・個別の場で「どの一行から分からないか」を一緒に確かめる方式が合う場合があります。ただし、個別指導でも本人が理解していないまま授業が進めば意味はありません。体験授業で質問のしやすさを確認しましょう。

4.単語や文法は覚えているのに英作文で失点する

選択問題では正解できても、日本語から英文を自力で書くと動詞の形や語順が崩れることがあります。こうした生徒は、解説を聞く時間よりも自力で書く時間と誤答の修正が必要です。塾が英作文を添削し、次回に再確認できるかが判断材料になります。

5.学校の補習や再テストの準備が追いつかない

学校から補習や再テストを求められている場合は、その対象範囲が最優先の課題になることがあります。外部指導では補習の課題を丸ごと代行するのではなく、本人が理解した上で自力で解けるよう支援します。学校独自の補習や評定の条件は、学校の最新資料で確認してください。

6.保護者様が家庭で英語を教える負担が大きい

宿題を確認するたびに親子で対立するなら、学習内容の説明や誤答の採点を第三者へ任せる価値があります。保護者様は学校予定と体調の確認などに役割を絞り、教科内容の支援を個別指導へ分担する方法です。

追加指導が不要な4つのケース

  • 現在の塾が学校教材・定期テスト範囲に対応でき、誤答の再テストまで実施している
  • 理解不足よりも家庭での復習時間が足りず、まず生活と学習の予定調整が必要である
  • 英語の成績が一時的に下がっただけで、次の小テストではすでに改善が見られる
  • 本人の疲労や睡眠不足が目立ち、追加授業で学校生活を圧迫するおそれがある

こうした場合には、学校の先生や現在の塾と相談して、今の環境で改善する方法を試してから判断します。学校の補習が十分機能している場合、さらに費用をかけることが最善とは限りません。

週1回の個別指導では何を扱うべきか

週1回はすべての英語課題を処理できる魔法の時間ではありません。学校の進度と本人の弱点に合わせて、「確認・修復・再現」を繰り返す設計が必要です。授業時間や必要回数は生徒の状況によって変わり、週1回だけで必ず改善するという保証はありません。

授業前:学校の宿題と次回小テストを確認

試験範囲、学校プリント、前回の小テストから、優先する問題を講師が絞ります。学校教材が共有できない場合には、本人に教材名と課題内容を確認してもらいます。

授業前半:前回間違えた問題を自力で再現

前回の説明を思い出しながら、英文を自分で書きます。正答を見て理解するだけでなく、なぜその語順になるのか口頭でも説明してみます。

授業後半:学校の進度に必要な弱点を修復

現在の授業範囲に必要な文法や語彙を、前の学年に戻ることも含めて確認します。残った課題は学校の必須宿題と重複しないように調整します。

次回まで:短時間の再テストと質問の整理

学校の課題を優先し、個別指導で修正した内容を数日後に再確認します。間違えた問題と質問事項を少数残し、次の授業で確認する方式なら、週1回の授業が単発で終わりにくくなります。

中1・中2・中3で支援の重点は変わる

中1:be動詞・一般動詞・語順・語彙の基礎を固める

中学受験後に英語へ十分な時間をかけてこなかった生徒もいる一方、小学生のころから英検に取り組んだ生徒もいます。既習内容は一律ではないため、学年だけで指導内容を決めないでください。中1では特に基本的な英文を自力で書くことができるか確認します。

中2:現在の学校単元と中1内容の復習を並行する

受動態や比較、現在完了など、学校で扱う文法の理解を確認します。学校によって実際の単元配置は異なります。現在の内容だけでなく、疑問文の語順や動詞の活用などの基礎に戻る時間を確保します。

中3:高校課程への接続や内部進学の条件を確認する

中3では英語の学習内容が進むだけでなく、学校によっては進級や内部進学について確認が必要です。条件は学校固有のため、公式資料と担当教員の案内を確認しましょう。外部指導では当面の試験と基礎の両方に優先順位をつけます。

集団塾と個別指導を併用するときの失敗を防ぐ

失敗1:両方の塾で別々の宿題が増える

学校の課題、集団塾の宿題、個別指導の課題が重なると、復習する時間がなくなります。個別指導の宿題を最小限にして学校の誤答復習を優先するなど、負荷を調整してください。

失敗2:同じ単元を重複して説明してもらうだけになる

二つの塾で同じ文法の解説を聞いても、本人が書けるようになるとは限りません。追加指導では既存の授業で学んだ内容を自力で再現できるか確認し、足りない部分に絞ります。

失敗3:学校の教材や小テスト結果が共有されない

実際の学校教材を見ずに一般的な問題だけを解くと、学校の出題形式とのずれが残る場合があります。学校配布の範囲表、小テスト、提出物を毎回確認できる仕組みを作りましょう。

失敗4:英検対策と定期テスト対策の優先順位が曖昧

英検取得は有益ですが、学校英語の基本文法や小テストが不安定な時期には、同時並行によって負荷が大きくなることがあります。受験予定日と定期考査の日程を並べて、優先順位を具体化してください。

体験授業で必ず聞きたい7つの質問

  • 学校で使用する教材と範囲表に合わせた指導は可能ですか
  • 返却答案を見て単語・文法・英作文・読解の失点を分類できますか
  • 前の学年の文法に戻る場合、学校の進度とどう両立しますか
  • 塾の授業中に解けた問題を翌週どう確認しますか
  • 学校・既存塾の宿題と重複しない計画にできますか
  • 授業後の課題と保護者様への報告はどの程度具体的ですか
  • 欠席時の振替、料金、解約手続きと追加費用はどうなっていますか

体験授業では、解説を受けた後に本人が新しい類題を自分で解けるかも確認してください。先生の説明が分かりやすいだけでなく、学習結果を確かめる仕組みがあるかが重要です。

4週間で追加指導の効果を確かめる方法

第1週:答案と教材から重点課題を決める

単語のつづり、語順、時制、読解など、2つ程度の優先課題を選びます。現在の正答状況を簡単に記録し、学校の必須宿題を含めた1週間の予定を整理します。

第2週:基礎へ戻りながら学校範囲を修復する

誤答の原因を踏まえ、必要な文法へ戻ります。学校の教材と同じ形式の短い問題を使い、説明を見ずに自力で解けるかを確認します。

第3週:前回の問題を再テストする

既習問題の丸暗記だけでなく、同じ文法を使う新しい問題で定着を確認します。間違えた問題には、原因を簡単に記録します。

第4週:継続・回数変更・中止を判断する

学校の小テスト、家庭での学習負担、本人の理解度を確認し、具体的な改善が見られるか判断します。1か月で定期考査の点数向上が保証されるわけではありません。改善点が明確なら継続を検討し、負担ばかり増えている場合は授業の内容や回数を見直します。

費用を抑えて英語だけ支援を追加する考え方

月謝の安さだけではなく、授業時間、個別対応の程度、学校教材への対応、宿題の確認、追加費用を含めて比較します。例えば学校英語の弱点が限定的なら、全教科の契約を増やすより、英語の必要単元に絞った受講の方が負担を管理しやすい場合があります。ただし具体的な料金や授業回数によって適切な選択は変わります。

講師の経験や資格も判断材料ですが、学校教材に合わせた説明と再テスト、本人との相性が伴っているかを体験授業で見てください。費用を増やす前に学校の補習や現在の塾で対応できるか確認することが、無駄な重複を防ぎます。

よくある質問

Q. 中高一貫校で英語だけ苦手なら、今の集団塾を辞めるべきですか?

A. 必ずしも辞める必要はありません。ほかの教科で現在の指導が機能しているなら、英語だけ補助的な個別指導を使う方法があります。まず学校の失点原因と、現在の塾で対応できる範囲を確認します。

Q. 週1回でも学校の英語テスト対策になりますか?

A. 学校の試験範囲と弱点に指導を絞り、授業間の復習が継続すれば役立つ場合があります。ただし週1回の授業だけで十分かは、基礎の理解度、学校の進度、家庭学習の状況で変わります。

Q. NEW TREASUREを使う学校では専用の個別指導が必要ですか?

A. 特定教材を扱えることは判断材料の一つです。実際の版・Stage・Lessonだけでなく、学校配布プリントや定期考査の出題形式に合わせて指導できるかを確認してください。

Q. 学校英語と英検を一つの塾で見てもらえますか?

A. 両方に対応する指導先もあります。ただし学校の単語小テストで失点している場合は、先に学校英語の基礎を整える方がよいこともあります。受験予定日との兼ね合いで学習時間を分配してください。

Q. 学校の補習があるのに個別指導も必要ですか?

A. 学校の補習で内容を理解し、再テストで改善している場合は追加指導が不要なこともあります。補習後も前提文法が分からない、質問しづらいなどの問題が続く場合に検討できます。

慶英会のオンライン個別指導

慶英会では中高一貫校の英語・定期テスト・英検対策に対応するオンライン個別指導を提供しています。学校で使用するNEW TREASURE(ニュートレジャー)等の教材や学校配布プリント、定期考査の失点内容を確認し、必要な範囲から学習計画を組み立てます。英語だけの学習支援についても相談できます。

学校英語の遅れが心配、集団塾だけでは学校の英作文まで手が回らない、英検と定期考査を両立したい場合は、慶英会公式サイトから最大1か月完全無料体験をご確認ください。

参考にした主な公式情報

情報確認日:2026年10月10日。学校別の使用教材・小テスト・定期考査・内部進学条件は学校が提供する最新資料を優先してください。

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