市川中学校の中学2年生で「学校の英語は読めても、World Scholar’s Cup(WSC)のディベートでは何を話せばよいか分からない」「英語で理由を伝えられない、エッセイが一文だけで終わる」という場合は、まず自分の主張→理由→具体例→相手の意見への返答を短い英文で作る練習から始めてください。市川学園は2026年5月7日付で、WSCの東京大会に中2の14名を含む計34名が参加し、12チームすべてが世界大会への出場資格を獲得したと発表しています。ただし、課外活動での実績は中1・中2の全員参加や、学校の定期考査の英語配点・成績基準を示すものではありません。WSCの英語ディベート・エッセイは、指定教科書の語彙や文法を中心とする学校の定期テストと目的が異なります。本記事では2026年の学校公式情報を基に、初心者がディベートの論理と英語の表現を段階的に練習する方法、慶英会独自30問・全解答、学校のボキャビルテスト・定期考査と両立する4週間モデルを紹介します。

監修:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)。塾長プロフィール。学校やWSCの公式問題・判定基準は再現せず、公開された活動の特色を踏まえた独自の英語練習を作成しました。
市川中学校のWSC2026|学校公式で確認できる実績
市川学園公式「The World Scholar’s Cup 2026 Tokyo Round 結果」(2026年5月7日)によると、東京大会には市川学園から34名が参加しました。学年別の内訳は中2が14名、中3が9名、高1が9名、高2が2名で、3名1組の全12チームが世界大会への出場資格を得たと学校が公表しています。中2チームのJuniorチームチャレンジ部門4位、JuniorチームBowl部門2位などの結果も掲載されています。
公式公表値の読み方:市川学園の記事は「参加者34名」と「参加全12チーム」を併記しています。一方、WSCの原則は3人1組です。34名と12チーム×3人との人数差について、公式記事にはチーム別名簿や参加登録の内訳が示されていません。そのため、実数を36名に書き換えたり、欠員・補欠などの理由を推測して補ったりせず、34名と12チームをそれぞれ学校が発表した数値として扱います。学年別14名・9名・9名・2名の合計は34名です。
学校は、WSCに向けて英語でのチームディベート、英語エッセイ、テーマに関する問題演習などに取り組むこと、上級生から下級生へ勉強方法を教える活動を行っていることも説明しています。ただし、学校のニュースは特定の年度の課外活動・参加者の実績です。今の中1全員が同大会に参加すること、すべての中2がこの水準を求められること、学校でWSCの成績が定期考査へ直接加点されることは示していません。
同じ公式発表では、2026年度に12月の横浜で世界大会が開催される予定であることにも言及していますが、これは5月7日時点の案内です。実際の大会日程・出場登録・費用・参加資格・チーム選考はWSCの最新公式情報および学校の当該年度案内をご確認ください。『世界大会の出場資格を獲得』と『全チームが世界大会に参加した』は別の事実です。
WSCは市川中学校の定期テスト・英検とどう違う?
- WSC:チームで調査し、英語で主張・反論・エッセイを書き、複数分野の知識を統合する課外活動。学校公式の活動ページは文学・科学・芸術などの題材を挙げています。
- 学校の英語定期考査:授業で使用した教科書・プリント、学年別に指定された単語・文法・読解・英作文などを、学校の正式な範囲と配点で確認する。
- 英語ボキャビルテスト:学校の公式Q&Aに掲載された語彙の定着確認。WSCのディベートで流暢に話せても綴りや学校指定単語の失点がないとは限りません。
- 英検:級ごとの読む・聞く・書く・話すを評価する日本英語検定協会の検定で、WSCの表彰結果がそのまま英検の合格・CSEスコアになるわけではありません。
市川学園の「学園生活Q&A」は、中学で英語ボキャビルテストや数学の月例テストを実施し、その結果等に基づいて英語・数学の指名制補習を行うことを説明しています。学校の英語成績が不安定なら、WSCの専門的なテーマを長時間調べる前に、現在の学校の教材と小テストを確実に復習することが重要です。学校が提供する指名制の補習が必要な場合には、その機会をまず活用してください。
学校公式のWSC活動紹介を保護者が読むときの注意
市川学園「The World Scholar’s Cup」課外活動紹介によると、WSCは3名1チームで、事前のリサーチを踏まえ、英語でチームディベート・エッセイライティング・テーマ演習を行う活動です。英語だけでなく幅広い内容を学ぶため、英語力があるだけではなく、自分の意見を整理したり、他人の反対意見を理解したりする力が必要になります。
ただし、学校公式ページの参加者の感想や過去大会の説明を、そのまま2026年度の部員全員の実態や今後の出場保証と混同しないようにしてください。出場を考える生徒は、担当教員や活動チームへ募集・選考・活動日・費用・大会の公式情報を確認する必要があります。『国際大会で優勝した』『英検の合格率が上がった』といった因果関係を根拠なしに付け加えることはできません。
中1・中2の英語が苦手でもWSCの発話練習はできる?
英語の得意・不得意によって、目標とする練習の深さを調整します。英語の現在形や過去形を間違える中1には、ディベートの長い反論文を暗記させるより、まず「私は賛成です」「理由は二つあります」という短い表現を正確に書いて言えるようにすることが有用です。中2で英文法を理解していても英語が出てこない場合は、意見を決めて理由を日本語で列挙し、既習文法の範囲で短い英文へ変換すると練習しやすくなります。
例えばテーマが『学校には毎日読書時間が必要か』なら、I agree because reading helps us learn new ideas. から始めます。次にAlso, we can learn new English words.と別の理由を加え、反対意見を聞いた場合にはI understand your point, but I think …で返答する方法を覚えます。長い英文を暗唱しても、相手から別の質問が来ると止まる場合には、使える短い表現を少しずつ広げてください。
WSCの英語ディベートを4段階で練習する
1.Claim|主張を一文で示す
最初に自分が賛成か反対かを決め、I agree with this idea. またはI disagree with this idea.と書きます。続けて何に賛成しているのかを同じ話題に合わせる必要があります。例えば図書館を長く開けるべきかというテーマなら、I think the school library should stay open longer.のように具体化します。
2.Reason|別の理由を二つ用意する
理由は同じ説明の繰り返しではなく、性質の異なる内容にしてください。図書館の利用なら「授業後に勉強できる」と「静かな場所を使える」は異なる観点です。二つの理由が同じことを言い換えているだけなら、対話の中で論理が弱くなりやすくなります。
3.Example|具体例で相手が想像できるようにする
漠然と『勉強に良い』と伝える代わりに、For example, students can finish their homework before going home.などの具体例を加えます。根拠のない統計や他校の実績を作る必要はありません。日常生活で本人が説明できる例を選ぶことを優先してください。
4.Response|相手の反対意見へ短く返す
相手の言葉を全部聞き取れないときは、聞き返す・要点を確認する表現が必要です。Could you repeat your main point?、Do you mean that …?などを練習します。議論の形式により質問の仕方や時間制限は異なるため、本番はWSCの公式ルールと学校担当者の指示に従ってください。
市川中の定期考査と両立するための英作文練習
WSCのエッセイは複数分野の情報をまとめる課題ですが、学校の定期考査では本人が学習した教科書の単元が中心になる場合があります。どちらも英文法の正確さが必要な点は共通です。学校で現在完了を習ったなら、I have studied English for two years.をまず正しく書き、次にその知識を意見文の中で使います。実際の学校の試験範囲にない高度な英文法を無理に導入する必要はありません。
英文を書けない原因は①アイデア不足、②語彙が思い出せない、③語順が分からない、④主語・動詞の一致や時制を間違える、⑤理由と結論がつながらない、の五つに分けられます。学校の単語テストで書けない語が多ければまず語彙を、短文は正確なのに長いエッセイで止まるなら構成の練習を増やします。
学校の英語小テストで苦手がある場合の相談導線
世界大会に出場する学校の生徒と比較して焦る必要はありません。市川中学校の英語が不安な生徒にとって優先すべきことは、授業で分からない単語・動詞の形を翌週には自力で再現できるようになることです。学校公式の指名制補習や英語の先生への質問を利用しても同じ失点が続く場合は、学習の順番を見直しましょう。
慶英会では中高一貫校の英語・定期テスト・英検について、学校の教材や答案に合わせたオンライン個別指導を行っています。市川中学校のボキャビルテストと英作文、学校外での発話・読解の弱点を分けて相談できます。最大1か月完全無料体験・学習相談で体験の条件をご確認ください。WSCへの出場・受賞や大会成績を保証するものではなく、学校の公式提携機関でもありません。
慶英会独自30問|市川中の中1中2が英文で理由を示すための診断
次の30問は学校の定期考査・英検・WSC大会の問題をコピーしたものではなく、慶英会の独自練習です。問題1〜8は学校英語の語順・文法、9〜14はテーマ文の読解、15〜20は意見・理由の短文、21〜26は反論・質問、27〜30は構成的なエッセイの練習。声に出せない場合はまず短文を紙に書き、後から発話してください。
問題1〜8|文法と語順(適切な答えを選ぶ)
- 1. She ( ) her homework every evening. ①do ②does ③doing ④did
- 2. We ( ) to the library yesterday. ①go ②goes ③went ④going
- 3. If he ( ) hard, he will improve his English. ①practice ②practices ③practicing ④practiced
- 4. This idea is ( ) than the first one. ①useful ②more useful ③most useful ④usefully
- 5. I have lived here ( ) 2020. ①for ②during ③since ④until
- 6. The story was ( ) by a young student. ①write ②wrote ③written ④writing
- 7. I am interested in ( ) about other countries. ①learn ②learning ③learned ④to learn
- 8. The student ( ) won the contest is in my class. ①who ②where ③when ④whose
問題9〜14|初見の英文から根拠を探す
Original passage:A group of students wanted to improve their school library. Some students said that the library was too small for group work. Others wanted more books about science and history. The group talked to teachers and asked students to answer a short survey. In May, they received 120 answers. Many students wanted a quiet area for reading and a separate space for discussions. The group prepared a short presentation and shared its ideas with the school. Next month, the students will make a new survey to learn whether their suggestions were helpful.
- 9. What did the students want to improve?(英語で答える)
- 10. What did some students say about the library?(英語で答える)
- 11. What two kinds of books did other students want?(英語で答える)
- 12. How many survey answers did the group receive?(英語で答える)
- 13. What two kinds of spaces did many students want?(英語で答える)
- 14. What will the group make next month?(英語で答える)
問題15〜20|意見・異なる理由2つ・具体例
- 15. Topic: School libraries should stay open longer. Write one clear English sentence stating your opinion.
- 16. For the topic in Question 15, give one reason related to studying after school.
- 17. For the topic in Question 15, give a different reason related to having a quiet place.
- 18. Add one concrete example beginning with ‘For example,’.
- 19. Topic: Students should join school clubs. Give an opinion and two different reasons in English.
- 20. Topic: Students should use fewer plastic bottles. Give an opinion and one concrete example in English.
問題21〜26|相手の意見を聞く・返す
- 21. Ask a speaker politely to repeat the main point in English.
- 22. Ask a speaker to give one example of an idea in English.
- 23. Respond politely to ‘Our library is too small.’ by acknowledging the point and giving a different view.
- 24. Translate: 『あなたの意見は分かりますが、私は異なる考えを持っています』 into English.
- 25. Someone says, ‘Group work takes too much time.’ Give one possible counterargument in English.
- 26. Give a simple English question beginning with ‘Why’ to ask about a student’s choice.
問題27〜30|短いエッセイの論理構成
- 27. Arrange these sentences as a short paragraph: A. Therefore, exercise is useful for students. B. Second, students can make friends. C. I think students should exercise after school. D. First, it helps them stay healthy.
- 28. Write a four-sentence opinion paragraph about ‘Reading books is important’: opinion, reason 1, reason 2, conclusion.
- 29. Write a five-sentence paragraph about ‘Students should volunteer’: opinion, two reasons, one example and a short conclusion.
- 30. Imagine another team disagrees with you about homework. Write three sentences: acknowledge their view, give a counterargument, and explain a reason.
独自30問の全解答・ポイント
問題1〜8の文法正答
- 1=② does。三人称単数の現在形。
- 2=③ went。yesterdayに対応する過去形。
- 3=② practices。未来の条件を述べるif節は現在形で、heに合わせる。
- 4=② more useful。thanに対応する比較級。
- 5=③ since。2020は開始時点。
- 6=③ written。was+過去分詞の受動態。
- 7=② learning。前置詞inの後ろには動名詞。
- 8=① who。人を説明する関係代名詞。
問題9〜14の読解解答と根拠
- 9. Their school library.(wanted to improve their school library)
- 10. It was too small for group work.(some students said …)
- 11. Books about science and history.(two subjects)
- 12. One hundred and twenty answers.(120 answers in May)
- 13. A quiet reading area and a separate discussion space.(different functions)
- 14. A new survey.(Next month以下)
問題15〜20の英作文回答例
- 15. I think our school library should stay open longer.
- 16. First, students can finish their homework after school.
- 17. Second, the library gives students a quiet place to concentrate.
- 18. For example, students who cannot study at home can use the library before going home.
- 19. I think students should join school clubs. First, they can make new friends. Second, they can learn skills through practice.
- 20. Yes, students should use fewer plastic bottles. For example, they can bring reusable water bottles from home.
問題21〜26の聞き返し・反論の回答例
- 21. Could you repeat your main point, please?
- 22. Could you give us an example of that idea?
- 23. I understand your point, but I think we can use the classroom for group work as well.
- 24. I understand your opinion, but I have a different view.
- 25. Group work can help students learn faster because they can share useful ideas and help one another.
- 26. Why did you choose that idea?
問題27〜30の構成解答例
- 27. C → D → B → A。主張→理由1→理由2→結論。
- 28. I think reading books is important. First, books teach us new words. Second, they help us understand people with different experiences. Therefore, reading can help students learn many useful things.
- 29. I think students should volunteer. First, they can help people in their communities. Second, they learn to work with others. For example, they can clean a park with their classmates. Therefore, volunteering is useful for young people.
- 30. I understand that some people think homework takes too much time. However, I believe short and useful homework can help students learn. It is important because students can review what they studied in class.
問題15〜30の解答例は一通りではありません。市川学園やWSCがこれらの文章を公式な模範解答として採用しているわけではなく、設問に答え、文法・論理・理由の整合性を確認するための家庭用教材です。長文の暗唱だけで満足せず、別のテーマで自分の言葉を作れるか確かめましょう。
学校の定期テストと課外活動を両立する4週間モデル
- 第1週:学校の英語ボキャビル・定期考査の返却答案を確認し、文法・綴り・読解・英作文を分類。課外活動のために学校教材を後回しにしない。
- 第2週:英文法の短い例文を復習し、主張・理由を2文で伝える練習へ接続。ボキャビルで書けない単語は翌日見ずに再テスト。
- 第3週:WSCを想定した身近な題材の英文を読み、理由・具体例・反対意見を探す。学校の提出物と定期テスト範囲を優先したうえで発話練習を実施。
- 第4週:賛否双方の意見を作る練習を行い、初見の題材でも一文ずつ返せるか確認。学校で補習の指名があれば学校側の学習支援を優先。
この4週間は慶英会の独自モデルであり、WSCの公式トレーニング、2026年度の市川学園の部活動日程、学校の定期試験の出題範囲ではありません。大会の選考方法・当日の英語表現・発言時間は主催者と学校の正式なルールをご確認ください。
よくある質問
Q. WSC2026東京大会に市川中学2年生は何人参加しましたか? 市川学園公式2026年5月7日発表によると、中2は14名です。同じ発表では中3・高1・高2も合わせて合計34名が参加しました。
Q. すべての中2がWSCの世界大会へ出場する必要がありますか? そのような学校の必修条件は確認できません。2026年の東京大会で参加12チーム全てが出場資格を獲得したと学校が発表した事実と、全生徒の必須参加は別です。
Q. WSCの英語エッセイと学校の定期テストのWritingは同じですか? 内容と評価目的が異なります。共通する語彙・文法・文章構成は学べますが、学校の正式な範囲とWSCの大会ルールを分けて確認してください。
Q. ディベートで話す英語がうまく出てこない場合、英検対策を優先すべきですか? 本人が何を目指しているかによります。学校の成績が不安定なら、まず学校の教材や指名制補習で基礎を固め、そのうえでディベートに必要な意見と反論の表現を練習しましょう。
Q. 市川中学校はNEW TREASURE(ニュートレジャー)を使用していますか? 今回のWSC公式ニュースだけから学年別の採用教材やEditionを確定できません。学校が配布した正式な教材・ワークを優先してください。
Q. World Scholar’s Cupの入賞者と同じ英語力が必要ですか? 個人の学習目的・現在の技能によって異なります。入賞実績を全員の英語の最低水準に読み替えることはできません。
市川中学校の関連記事|学校の成績と課外活動を分ける
- 市川中学校の英語・定期テスト対策:学校で習う文法・語彙と課題の基本。
- 市川中学校のボキャビルテストと指名制補習:語彙テストの失点が多い場合。
- 市川中学校の英語プレゼンが苦手な生徒の対策:短い発表・質問応答を練習。
- 2026年12月・千葉県3校の英語定期テスト対策:市川中の期末考査、他校との制度の違い。
- 千葉県の学校別英語対策記事一覧:在籍校に合わせた記事の入口。
市川中学校の学校英語・英作文を整理する無料体験
英語ディベートやエッセイに興味があっても、学校の英語成績が低下しているならまずボキャビル・学校ワーク・定期考査の内容を復習する必要があります。慶英会は中高一貫校の学校英語・英検・定期テストの個別指導に対応しています。慶應義塾大学卒・英検1級の塾長プロフィールと最大1か月完全無料体験・学習相談から、学年・使用教材・困っている課題をお知らせいただけます。担当講師、体験回数と条件は開始前にご案内します。慶英会は市川学園およびWSC主催者の公式提携機関ではありません。
参考にした主な公式情報
- 市川学園「The World Scholar’s Cup 2026 Tokyo Round 結果」(2026年5月7日):34名参加、中2の14名、全12チーム出場資格、結果と活動の概要。
- 市川学園「The World Scholar’s Cup」:3人1組、英語でのディベート・エッセイ・事前リサーチ。
- 市川学園「学園生活Q&A」:英語ボキャビルテスト・指名制補習、校内の自習環境。
- 市川学園「年間行事」:学校の定期考査などの一般的な実施時期。
公式情報確認日:2026年10月16日。2026年5月時点のWSC東京大会結果を、全中学生の必須参加・2026年12月の実際の世界大会出場状況と区別しています。本記事の30問・4週間復習は慶英会が作成した学校・大会非公式の練習教材です。
