学習院中等科の英語A・Bクラス対策|中1の既習組・未習組から中2への移行と診断8問【2026年】

24〜36分

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

学習院中等科の中学1・2年生が英語のAクラス・Bクラスの編成に不安を感じたら、クラス名だけで英語力を判断せず、学校の授業で「読める・書ける・聞ける・話せる」のどこに課題があるかを返却答案や授業プリントから確認することが大切です。学校公式の英語科紹介によると、中1はおおむね3年以上英語学習を継続している生徒を既習組、それ以外を未習組として始め、中1の2学期以降は習熟度別のA・Bクラスへ移行します。入学時の経験だけで固定されるのではなく、学期ごとの成績や意欲・関心などを踏まえてクラスの入れ替えが行われます。中1は英語週5時間、中2は週6時間で、すべて分割授業です。本記事では、既習組・未習組からの移行、A・Bクラスの学習内容、中1の基礎から中2の英語演習へ備える診断問題8題と解答、クラス変更後の14日間の復習計画を具体的に示します。

中1の既習組・未習組はいつA・Bクラスになる?

学習院中等科公式「英語」は、入学時点で英語を「およそ3年以上継続して習っている」場合を既習組、それ以外を未習組として分けると説明しています。さらに中1の2学期以降はA・Bクラスの習熟度別編成へ変わり、各学期の成績に加えて意欲・関心等に基づく入れ替えを行います。初期の所属がそのまま中学3年間のクラスを決めるという意味ではありません。

この公式ページは、具体的な得点基準、AからBへ移動する最低点、保護者への通知日程を公表していません。生徒様の成績表と学年の説明を優先し、得点や順位をインターネットの推測値で判断しないでください。

時期学校公式に記載された編成家庭で確認すること
中1入学直後既習組・未習組の分割授業アルファベット・語順・発音・綴りの基礎
中1の2学期以降A・Bクラスの習熟度別編成授業と小テストの到達目標、失点の種類
中2A・Bクラスの分割授業が継続リーダーと演習、LL・会話それぞれの課題

Aクラス・Bクラスは何が違う?「上か下か」だけで考えない

学校公式紹介によると、中2・中3の英語演習では、Aクラスが時事英語や英語圏の歴史・理科の教科書なども活用して精読・主旨把握に取り組む一方、Bクラスは新出文法の復習を中心に、表現を自分の身近なことへ応用できるまで練習するとされています。どちらも学校が学習目的に合わせて設ける授業です。

ただし中1の全授業についてA・Bそれぞれのテストの問題数や出題難度が公開されているわけではありません。中2英語演習の違いを、そのまま中1の全科目の基準へ当てはめないでください。

学習場面重点家庭での確認
Aクラスの読解・演習根拠を押さえた英文読解と要旨把握なぜその選択肢を選んだか、根拠文を示せるか
Bクラスの文法・演習既習文法の再確認と運用同じ規則で主語や時制を変えて作文できるか
A・B共通のリーダー検定教科書を読み書き・発話で使う意味が分かるだけでなく英文を再現できるか
A・B共通の会話・LL聞き取り・やりとり・英語の音の理解見れば分かる英文を音声でも理解できるか

英語の時間割を整理|中1週5時間・中2週6時間

学校公式のカリキュラム表と英語科紹介は、中1週5時間、中2週6時間と明示しています。中1はリーダー3時間、会話1時間、LL1時間。中2はリーダー3時間、会話1時間、演習1時間、LL1時間です。すべてを「文法の授業」と考えると、必要な復習を取り違えてしまいます。

授業中1中2確認する力
リーダー週3時間週3時間教科書の言語材料・書く・読む・発話
英会話週1時間週1時間聞き取り、質問、受け答え
LL週1時間週1時間英語の音・意味・まとまりの理解
英語演習なし週1時間Aは読解、Bは文法運用など
合計週5時間週6時間全時間で分割授業

リーダーの教科書はNEW HORIZON|現学年の配布教材を優先

学校公式の英語シラバスは、中1のリーダーをNew Horizon 1、中2をNew Horizon 2の言語材料・言語活動を中心に扱うと明示しています。学校公式の科目説明によれば、教科書の内容を十分に理解し、「書ける・言える」まで身につける方針です。授業の予習・復習では、学校から配布された年度・版の実物、教員指定プリント、考査範囲表を優先してください。

NEW TREASURE採用や各Lessonの進度を、他校の情報から推定して記載しません。学校の英語演習や会話で使用する補助教材も、年度の配布資料によって確認が必要です。

クラス移行時に多い3つのすれ違いと対処

  • 入学前から英語を学んだのに筆記で失点:英語を話せる経験と三単現・冠詞・綴りの正確さは一致しません。学校答案で語形の誤りを確認します。
  • 未習から始めたので追いつけないと感じる:既習組と比較し続けるより、学校範囲の重要英文を翌日も自力で書けるか確認します。
  • AからBへ移ったことが心配:移行を「高校内部進学不可」の証拠と解釈するのは誤りです。新クラスの到達目標と今学期の学習状況を教員へ確認します。

学校はクラス変更の判断に学習意欲や関心も含めると明示していますが、特定の生徒の移動理由は公表されません。保護者からの質問も「なぜ下げられたか」だけでなく、「次の学期に何ができればよいか」という具体的な目標へつなげることが重要です。

中1・中2のつまずき診断|オリジナル8題と解答

以下は慶英会による家庭用オリジナル問題で、学習院中等科の過去問・クラス分け試験の再現ではありません。学校の未習範囲は除いてください。1〜4は基本文法、5〜6は読解、7は英作文、8は会話応答の確認です。

  1. 次の誤りを直す:She go to the library after school.
  2. 次の誤りを直す:Does your brother studies English?
  3. 次の誤りを直す:We didn’t went there yesterday.
  4. 次の日本語を英語にする:『私はいま数学を勉強しています』。
  5. 英文を読んで答える:Ken likes music, but he doesn’t like dancing. Does Ken like dancing?
  6. 英文を読んで答える:Aya went to the library because she wanted to read a book. Why did Aya go to the library?
  7. あなたが好きな教科とその理由を英語2文で説明する。
  8. 会話の返答を英語で書く:What did you do last weekend?

オリジナル8題の解答・解説

  1. She goes to the library after school. 三単現の主語sheに合わせgoes。
  2. Does your brother study English? Doesの後は動詞の原形study。
  3. We didn’t go there yesterday. didn’tの後は過去形wentではなく原形go。
  4. I am studying math now. 今行っている動作を現在進行形で表現(mathematicsでも可)。
  5. No, he doesn’t. butの後の否定が根拠です。
  6. Because she wanted to read a book. など。理由を尋ねるwhyに答え、本文の因果関係に沿うか確認。
  7. 例:I like science. It is interesting because I enjoy experiments. 教科・理由が明確なら別解も可。
  8. 例:I played soccer with my friends. 昨週末の活動として意味と時制が適切なら別解も可。

①〜④を誤った場合はリーダーの基本文、⑤⑥は読む際の根拠確認、⑦⑧は自分で英文を作る練習を優先します。正答率の数値をそのままA・Bの選抜基準に使用することはできません。保護者は問題の『点数』以上に、どの種類を間違えたかを確認してください。

中1のリーダーで英語が伸びないときの復習手順

  1. 意味:学校の指定英文を読んで主語・動詞・目的語が分かるか確かめる。
  2. 音読:音声教材を利用できる場合、正しい語の区切り・アクセントを確認して声に出す。
  3. 再現:日本語の意味を見て、重要英文を自分で書き直す。
  4. 変換:主語をhe/sheへ変える、現在形を過去形へ変えるなど、習った範囲で1か所変更する。
  5. 翌日の再テスト:見ずに書けたかを確かめ、誤答を少量ずつ繰り返す。

学校公式のリーダーは教科書を隅々まで学び「書ける・言える」ことを重視します。ただし家庭ですべての英文を丸暗記することが必ず指定されているわけではありません。課題量と考査形式を学校に確認し、再現・活用に必要な箇所を絞ります。

中2になったら演習が増える|A・Bで復習の目的を分ける

中2には新たに英語演習が週1時間入ります。Aでは精読と要旨把握、Bでは新出文法の復習と運用という違いが学校公式に掲載されています。この違いを理解し、Aでは英文を根拠つきで説明、Bでは文法規則を別の英文で使えるかを確かめます。どちらもリーダーで扱う基礎が必要です。

中2演習そのものの詳細は既存記事の学習院中等科・中2英語演習A・Bの学習法で整理しています。本記事では入学時からのクラス移行と保護者の判断に焦点を絞ります。

会話・LLで聞けない場合は、文字と音の問題を分ける

英語シラバスによると、中1のLLでは50語程度の英文の聞き取りなどに取り組み、中2では英語の音の連結・同化・脱落に触れ、オーバーラッピングやシャドーイングなどを使います。文字を見れば分かるのに音声では理解できない場合は、学校指定音声で短い英文を聞き、文字と照らし合わせてどの語を落としたか確認してください。

一方、文字を見ても意味が分からない場合は、先にリーダーの語彙・文法を確認する必要があります。闇雲にリスニング教材を増やすより、学校の会話・LLでその週扱った表現を優先します。

クラス移行後14日間の立て直しモデル

期間生徒が取り組むこと保護者が確認すること
1〜2日目クラスの課題・範囲をそろえ、誤答を分類教員からの指定課題に漏れがないか
3〜4日目基本文を読み、翌日も自力で書く答えを見ない状態でできたか
5〜6日目リーダーで習った語句を会話へ応用短い英文で自分のことを言えるか
7日目1週分を10分程度で再テスト前週のミスが残っていないか
8〜10日目中2Aは読解根拠、中2Bは文法変換を優先学校の授業と目的が合っているか
11〜12日目会話・LLの短い音声を学校教材で復習文字と音の理解を区別できているか
13〜14日目同じ種類の別問題を解き、次の目標を設定点数だけでなく誤答の種類が減ったか

これは家庭向けの一例であり、学校が指定するクラス移行プログラムではありません。部活動や各授業の宿題、考査日程に合わせて量を調整してください。クラス変更直後は科目名・課題形式に慣れることも重要で、毎日長時間の追加学習が必要とは限りません。

AからBに移ったら、保護者が学校へ確認したい5つのこと

  • 現クラスで重点的に伸ばしたい技能は何か(読解・語彙・語順・発話など)。
  • 返却答案のうち、優先して直すべき誤答はどれか。
  • 次回の小テストや考査で必要な教材・提出物は何か。
  • 授業の予習・復習としてどこまで求められるか。
  • 学期末に向けた学習目標と家庭での確認方法は何か。

学校へ相談する際には、学年・所属・問題番号と「本人がどう考えて解いたか」を記録しておくと質問が明確になります。具体的な所属変更の基準は必ず学校の最新説明で確認してください。

よくある質問

Q. 中1はいつからA・Bクラスになりますか?

学校公式は中1の2学期以降と説明しています。年度内の細かな組み替え日や基準は学校に確認してください。

Q. 既習組だったのにBクラスへ移ることはありますか?

学校は各学期の成績、意欲・関心等を考慮して入れ替えると説明しています。入学時の既習・未習の区分で固定される制度ではありません。個別の移動理由は学校に確認してください。

Q. Aクラスでないと内部進学に不利ですか?

今回確認した英語科の公式資料には、A・Bの所属だけで内部進学が決まるとする条件はありません。進級・内部進学規定は、英語科のクラス編成とは別に現年度の正式な学校資料で確認してください。

Q. 学習院中等科でNEW TREASUREを使いますか?

中1・中2のリーダーについて、学校公式シラバスはNew Horizon 1・2の言語材料を中心に扱うと明記しています。別教科や補助教材の採用状況まで推測できないため、学校から配布された教材を優先してください。

Q. 家庭で先取りした方がクラスの変更に対応できますか?

次の単元を早く解くより、直近の授業の重要文を自力で理解・再現できるかを確認する方が優先です。現在の範囲が十分に定着している場合は、教員の指示に沿って発展課題を追加しましょう。

学習院中等科の英語・クラス移行に不安がある保護者様へ

慶英会では、中高一貫校の中学1・2年生を中心に、学校教材・授業プリント・定期考査の答案に合わせたオンライン個別英語指導を提供しています。「既習組からA・B編成になり筆記のミスが増えた」「中2で演習が増えて復習が追いつかない」など、学校の英語学習に関する課題を整理し、必要な語彙・文法・英作文に絞って学習計画を考えます。ご相談や無料体験の案内は慶英会公式サイトをご確認ください。慶英会は学習院中等科と提携する機関ではありません。

参考:学習院中等科の学校公式資料

情報確認日:2026年10月11日。教材・クラス分け・学期の運用・考査範囲・進級や内部進学の基準は、学校から配布される最新資料を優先してください。

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