
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
英語の4択問題で『AとBの両方が正解に見える』『学校の模範解答と違う表現を選んだが、英文としては正しいのでは?』と疑問に思ったときは、文法上の正しさと設問の文脈・指定条件を分けて考えます。慶英会では、単独正解と両方成立する例を見分ける独自40問・理由の全解説を無料公開します。NEW TREASUREの文法や英検対策の基本を見直すための補助教材です。
大切なのは、学校の採点を根拠なく否定することではありません。設問全体の指示・本文の前後・授業で扱った範囲が不明なまま『複数正解』と断定できない場合もあります。本記事の40問は慶英会の独自練習で、英検の公式過去問・NEW TREASURE教科書本文・出版社の解答を転載していません。
文法的な正解候補が2つある場合と、内容が本文に反する場合は別:英語長文のひっかけを自分で作って見抜く独自4長文48課題では、変更前の日時・数値の入れ替え・未調査・言い過ぎなど、自然な英文でも内容一致として誤りになる選択肢を検証できます。本文に反する理由を説明してから解答を確認してください。
2つとも自然な英文になる文脈を理解したら、規則の使える範囲も確認:英文法の原則と適用条件を8分野48問で確認する教材で、三単現と助動詞、未来の条件ifと「〜かどうか」、to不定詞と前置詞toなどを比較できます。
2つの選択肢がどちらも英文として成立するときは、そもそも文の意味が曖昧ではないか確認:he・she・only・日時・数量を明確な英文に直す独自48問では、同じ一文から複数の読みが生じる場面を修正し、必要な確認質問まで作ります。英検・NEW TREASUREの文法の正しさと伝わる意味を別々に確認する演習です。
結論|『文法上は自然』『意味が一致』『指定条件を満たす』の3段階で判断する
| 段階 | 何を確認するか | 例 |
|---|---|---|
| 1.文法 | 語順・時制・活用・品詞 | Did he go? は原形go |
| 2.意味と文脈 | 誰の話か・特定できる名詞か・義務か許可か | I saw a dog / the dog は状況により両方自然 |
| 3.設問条件 | 指定語・本文情報・語数・解答形式 | 作文の別解と文法4択の唯一正解は別に判断 |
本教材の各問にはAとBの2候補があります。解答はAのみ、Bのみ、または両方成立のいずれかです。両方成立する場合も、意味・語調・話し手の前提が同じとは限りません。本文に追加条件がないため一意に決められない、という学習上の重要な発見を目指します。
オリジナル40問|A・B・両方のどれかを判断
A|主語・動詞・三単現
主語の人称・数がはっきりしている場合、基本の動詞活用で一つに決まることがあります。
問1.He ___ English every day.(A study / B studies)
問2.They ___ English every day.(A study / B studies)
問3.My sister ___ the piano on Fridays.(A play / B plays)
問4.The children ___ playing outside.(A is / B are)
問5.A teacher ___ the rules to students every week.(A explain / B explains)
B|過去と未来を表す形
didの後の原形などは一つの形に定まりやすい一方、未来表現は文脈によって複数の自然な言い方が成立します。
問6.Did you ___ the museum yesterday?(A go / B went)
問7.I ___ Kyoto yesterday.(A visited / B visit)
問8.I ___ you tomorrow.(A will call / B am going to call)
問9.We ___ early next week.(A will leave / B are going to leave)
問10.If it ___ tomorrow, we will stay home.(A rains / B will rain)
C|冠詞 a・an・the と数量
母音の音で始まる単語の前のa/anは比較的明確ですが、aとtheの選択は話し手と聞き手が対象を特定できるかによって変わります。
問11.She bought ___ umbrella yesterday.(A a / B an)
問12.I saw ___ dog near the station.(A a / B the)
問13.This is ___ orange.(A a / B an)
問14.We saw ___ birds near the lake.(A some / B the)
問15.The sun is ___ star.(A a / B an)
D|許可・禁止・不要・義務
canとmayには許可を求める自然な用法があります。must notは基本的に禁止、don’t have toは義務がないことを表します。
問16.___ I use your pen?(A Can / B May)
問17.___ I come in?(A Can / B May)
問18.You ___ enter this room. Entry is prohibited.(A must not / B don’t have to)
問19.You ___ bring a pencil. We will give everyone one.(A must not / B don’t have to)
問20.You ___ wear a jacket tomorrow.(A should / B must)
E|関係代名詞 who・which・that
制限用法でwhoとthat、whichとthatが選べることがあります。ただし人・物の区別やカンマによる非制限用法では条件が異なります。
問21.The student ___ won the race is my sister.(A who / B that)
問22.The book ___ I bought is interesting.(A which / B that)
問23.The man ___ helped us was kind.(A who / B which)
問24.This is the house ___ we visited last year.(A which / B who)
問25.Mr. Lee, ___ teaches us English, is kind.(A who / B that)
F|形容詞と副詞
be・seemの後の補語や動詞の修飾では品詞が重要です。形が似た語でも両方成立して意味が異なる例があります。
問26.She speaks English ___.(A fluent / B fluently)
問27.He is a ___ runner.(A quick / B quickly)
問28.She seems ___ today.(A happy / B happily)
問29.He works ___.(A hard / B hardly)
問30.The instructions were ___.(A clear / B clearly)
G|期限・起点・期間
sinceは時間の起点、forは期間を表します。byは期限、untilはその時点まで続く動作・状態を表す場合が多い表現です。
問31.I have lived here ___ 2020.(A since / B for)
問32.I have lived here ___ five years.(A since / B for)
問33.We will wait here ___ noon, then leave.(A by / B until)
問34.Please submit the form ___ noon tomorrow.(A by / B until)
問35.She has been asleep ___ two hours.(A since / B for)
H|接続詞・動名詞・間接疑問
becauseの後には通常節が、because ofの後には名詞句が続きます。一方、if/whetherの名詞節ではどちらも選べる文脈があります。
問36.The event was canceled ___ heavy rain.(A because / B because of)
問37.We stayed home ___ it was raining.(A because / B because of)
問38.She enjoys ___ tennis.(A playing / B to play)
問39.The teacher asked the students ___ quiet.(A be / B to be)
問40.I don’t know ___ she will come tomorrow.(A if / B whether)

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
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全40問の正解と詳しい根拠
A|主語・動詞・三単現|解答
問1.判定:B。 Heは三人称単数でstudies。
問2.判定:A。 Theyは複数扱いでstudy。
問3.判定:B。 My sisterは三人称単数。
問4.判定:B。 childrenは複数。
問5.判定:B。 A teacherが単数、現在形の習慣なのでexplains。
B|過去と未来を表す形|解答
問6.判定:A。 Didの後は原形go。
問7.判定:A。 yesterdayは過去の一回の出来事を示し、visitedが自然。
問8.判定:両方。 将来の連絡についてwill callもam going to callも可能。予定・その場の決定など焦点は異なる。
問9.判定:両方。 どちらも未来の出発を表す自然な文。文脈なしでは一意に絞れない。
問10.判定:A。 未来についての通常の条件のif節では現在形rains。
C|冠詞 a・an・the と数量|解答
問11.判定:B。 umbrellaは母音の音で始まるのでan。
問12.判定:両方。 初めて紹介する犬ならa dog、共通認識のある特定の犬ならthe dog。
問13.判定:B。 orangeは母音の音で始まりan。
問14.判定:両方。 不特定の鳥ならsome birds、共有された特定の鳥ならthe birds。
問15.判定:A。 starは子音の音で始まるのでa star。
D|許可・禁止・不要・義務|解答
問16.判定:両方。 許可を求めるCan I…?もMay I…?も自然。Mayはより丁寧・改まった響き。
問17.判定:両方。 いずれも入室許可を求める自然な疑問文。
問18.判定:A。 Entry is prohibitedが入室禁止を明示する。
問19.判定:B。 学校が配布するため持参する必要はない。持参禁止とは限らない。
問20.判定:両方。 助言ならshould、義務ならmust。追加条件がないので一意に決められない。
E|関係代名詞 who・which・that|解答
問21.判定:両方。 制限用法で人を説明するwhoとthatは共に自然。
問22.判定:両方。 制限用法の物を説明する目的格のwhichとthatは共に可能。
問23.判定:A。 先行詞The manは人なのでwho。
問24.判定:A。 先行詞the houseは物なのでwhich。
問25.判定:A。 カンマで挟んだ非制限用法ではwhoを用い、thatは通常使わない。
F|形容詞と副詞|解答
問26.判定:B。 動詞speaksの様態を修飾する副詞fluently。
問27.判定:A。 名詞runnerを修飾する形容詞quick。
問28.判定:A。 seemsの補語は形容詞happy。
問29.判定:A。 He works hardが自然。hardlyを使うならHe hardly worksなどの語順にするのが基本。works hardlyを『ほとんど働かない』の自然な答えとしては扱わない。
問30.判定:A。 be動詞wereの後の補語は形容詞clear。
G|期限・起点・期間|解答
問31.判定:A。 2020は起点なのでsince。
問32.判定:B。 five yearsは期間なのでfor。
問33.判定:B。 正午まで待ち続けてから出発するのでuntil。
問34.判定:A。 1回の提出行為を正午までに完了するのでby。
問35.判定:B。 two hoursは期間なのでfor。
H|接続詞・動名詞・間接疑問|解答
問36.判定:B。 heavy rainは名詞句でbecause of。
問37.判定:A。 it was rainingは節なのでbecause。
問38.判定:A。 enjoyの後は動名詞。
問39.判定:B。 ask 人 to doの形。
問40.判定:両方。 knowの後に『来るかどうか』を表す名詞節が続き、ifもwhetherも自然。
『両方正解』になる場合の3種類
①どちらも同じ目的で使える:Can I use your pen? / May I use your pen? は、いずれも許可を求める疑問文です。ただし丁寧さに違いがあります。②文脈によって対象が変わる:I saw a dog. / I saw the dog. は不特定か特定かの違いがあります。③どちらも未来を示せる:I will call you. / I am going to call you. はどちらも文として自然でも、予定かその場の決意かなどのニュアンスが異なり得ます。
実際の学校テストで別解だと思った場合の確認方法
最初に設問を全文確認し、選択肢の前後に時間・状況・指定語がないかを調べます。次に自分の答案が文法的に成立する理由、意味の違いを一つずつ説明します。そのうえで学校の授業資料や辞書に照らし、必要なら担当の先生に丁寧に確認しましょう。個別の試験問題の正答・採点基準・部分点を外部の一般的な説明だけで断定することはできません。
英検の4択・NEW TREASUREの記述式への使い方
英検の本番の4肢選択は、設問の文脈で最も適切な答えを選ぶよう作成されています。本文にない状況を勝手に作って複数正解と主張する練習ではありません。一方、学校の自由英作文では複数の自然な答案が成立し得ます。問題の種類を見て、単純な文法の正誤・意味の適合・指定条件の充足を切り分けることが大切です。
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よくある質問
Q.英語の4択で2つ文法的に正しくても、どちらも正解ですか?
A.必ずしもそうではありません。文法上成立する候補が複数あっても、本文の条件や意味、最適な表現によって一つを選ぶ設問があります。
Q.aとtheはいつも入れ替え可能ですか?
A.いいえ。話し手と聞き手がその対象を特定できるかなどによって使い分けが必要です。短い文だけでは両方成立しても、前後の文脈で一方が適切になることがあります。
Q.別解を先生に確認したいときの伝え方は?
A.設問の指示を確認したうえで『この英文も文法的に成立すると考えましたが、今回の指定条件では不適切な理由を教えてください』と具体的に質問すると、学びを深めやすくなります。
Q.これが英検公式の4択問題ですか?
A.いいえ。慶英会独自の判定問題40問です。各級の正式な出題形式や過去問は英検協会で確認してください。
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参考にした公式情報
Z会 NEW TREASURE公式教材案内 / 日本英語検定協会 級別試験内容。本記事の40問と判定は慶英会独自制作の学習教材です。

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