PROGRESS IN ENGLISH 21のREVISED BOOK 1で英語についていけない中学1・2年生は、教科書のすべてを一から覚え直すのではなく、現在のLessonで必要な文法と、実際に失点した種類を特定することから始めましょう。出版社エデックの公式一覧では、BOOK 1はLesson 1〜20でbe動詞・一般動詞から不定詞までを扱い、WORKBOOK・SELF-STUDY・音声教材もあります。ただし、どの教材を使い、いつ考査するかは学校ごとに違います。本記事では公式カリキュラムと独自確認問題10問を使い、音読だけで終わらせず「聞く・理解する・書ける」のどこが弱いかを診断して、定期テストまでの14日間に取り組む優先順位を解説します。
プログレスBOOK 1で最初に直すべき四つの弱点
①現在Lessonの文法、②単語と英文の読み書き、③教材音声の聞き取り、④学校の試験で問われる形式を別々に確認します。be動詞と一般動詞の混同を残したまま、3単現や過去形へ進まないようにしてください。
まず確認するのはBOOK番号・REVISED版・学校の進度
出版社エデックによると、PROGRESS IN ENGLISH 21にはBOOK 1〜BOOK 5があり、REVISED版が販売されています。公式案内のREVISED BOOK 1は中1〜中2用の位置づけですが、これは全校で学年とBOOKが完全に一致するという意味ではありません。学校ごとに学習開始時期や進度が違うため、保護者様は「BOOK 1だから中1範囲だけ」と決めつけないようにしてください。
確認するものは、手元の教科書の表紙と版、現在のLesson、定期テストの出題範囲、学校指定のWORKBOOKやSELF-STUDY、授業プリント、英単語の小テスト、音声教材の使用状況です。テスト範囲が配布されていなければ、まず学校の指示を確認しましょう。
BOOK 1の文法構成を理解する
エデックの公式REVISED BOOK 1紹介では、Lesson 1から20までの主な文法事項が示されています。序盤のLesson 1〜5はbe動詞の疑問文、what、複数形・所有格、一般動詞、whereなどの基礎です。Lesson 6〜9では命令文、3単現、how many・whenなどの疑問詞、現在進行形・代名詞の目的格へ進みます。Lesson 10〜12は規則・不規則動詞の過去形と過去進行形です。Lesson 13〜20にはbe going to、some・any、数量・分量、can・should・have to、There is/are、頻度・時間、前置詞、不定詞などが含まれます。これは出版社公表の主要項目であり、各学校の試験範囲や出題順を示すものではありません。
Lesson 1〜5でつまずく場合
優先課題は「be動詞と一般動詞の混同」と「疑問文での語順」です。例えば She is busy. / Is she busy? / She plays tennis. / Does she play tennis? の4文を、肯定文・疑問文の違いを説明しながら書けるか確認します。She is play tennis. や Does she plays tennis? のような誤りが残るなら、長文読解より先に基本文型を練習しましょう。
Lesson 6〜9でつまずく場合
命令文、3単現、疑問詞、現在進行形を混ぜて出題すると弱点が分かります。He studies English. / He is studying English now. / When does he study English? という自作例文で、動詞の形を変える条件を説明できるか確認します。3単現のsだけを機械的に覚えるのではなく、主語・時制・進行形をセットで判別します。
Lesson 10〜12でつまずく場合
過去形で失点する生徒は、不規則動詞の暗記不足だけでなく、didを使った疑問文・否定文で動詞を原形に戻せていないことがあります。例えば She went to the library. / Did she go to the library? / She was reading there. を比較し、「過去の行動」「過去の疑問文」「過去のある時点の進行」を区別できるか検査してください。
Lesson 13〜20でつまずく場合
後半の文法は前半の基本文型が身に付いていることを前提に練習すると効率的です。I am going to study tonight. / There are three books on the desk. / I want to learn English. などの短文から、語順・助動詞の後の動詞・不定詞を確認します。試験直前に全20Lessonをやり直すより、現在範囲で繰り返し誤る文法の前提に絞ることが重要です。
版と副教材の取り違えに注意
エデックは、REVISED版とそれ以前の版の教材を混ぜて使用しないよう明記しています。表紙の「REVISED」表記を確認し、学校指定の版に対応したWORKBOOK・SELF-STUDY・音声教材を使ってください。音声アプリの要否や購入方法も、まず学校の配布状況と案内で確認します。
公式資料:株式会社エデック「REVISED版について」。
音声・本文・文法を分けない学習方法
PROGRESS IN ENGLISH 21は、音声を繰り返し聞き、英文を口に出すことを重視する教材です。エデックは専用音声アプリについて、会話文、例文、口頭練習、文法確認問題、新出単語、読み物、リスニング問題などの音声収録を案内しています。音読だけ、書き取りだけという単一の勉強にならないように、同じ教材箇所を「聞く→意味を説明する→声に出す→見ずに短文を書く→間違いを直す」の順で扱います。
音声が速く感じるときは、いきなり全文を暗唱しないでください。1〜2文ずつ聞き、教科書を見ながら音と語の対応を確かめます。次に教科書を閉じて内容を説明し、最後に短い文を再現します。学校指定の音声や利用規約に従い、許可されていない配布・転載は行わないようにします。
WORKBOOKとSELF-STUDYはどう使い分ける?
出版社の公式商品案内では、REVISED BOOK 1にWORKBOOKとSELF-STUDYが用意されています。ただし、学校からどちらが配布・指定されているかは異なります。まずは学校の宿題や既習問題を優先し、教材を追加購入して問題量だけを増やさないことが大切です。
基本文法があやふやな生徒は、教科書の例文を使って文型を確認し、学校で指定された問題集の基本問題へ進みます。問題に正解しても、別の主語や時制に変えると書けなければ理解が不十分です。失点した設問を「語彙」「語順」「動詞の形」「聞き取り」「内容把握」の5種類に仕分けし、必要な前提知識を短く復習します。
【独自10問】BOOK 1の文法をLesson別に診断する
出版社の文法項目一覧に対応する独自問題です。教科書本文や学校の試験問題を転載したものではありません。未習のLessonは飛ばし、各問を制限時間1分程度で自力解答した後、解説を見てください。
- Lesson 4・7:① She (play) the piano every day. 動詞を正しい形にする。
- Lesson 4・7:② (Does / Is) he play tennis after school? 適切な語を選ぶ。
- Lesson 9:③ They (study) English now. 動詞を正しい形にする。
- Lesson 11:④ We (go) to the library yesterday. 動詞を正しい形にする。
- Lesson 12:⑤ He (watch) TV at eight last night. 過去進行形で書く。
- Lesson 13:⑥ I am going to (visit / visiting) Kyoto next month. 適切な形を選ぶ。
- Lesson 16:⑦ She has to (get / gets) up early. 適切な形を選ぶ。
- Lesson 17:⑧ There (is / are) three books on the desk. 適切な形を選ぶ。
- Lesson 20:⑨ I want (learn / to learn) English. 適切な形を選ぶ。
- 総合:⑩ 「彼女は昨日忙しかったです。」を英語にする。
10問の解答・解説
- ① plays:主語Sheは三人称単数で、現在の習慣なので-sを付けます。
- ② Does:一般動詞playの疑問文です。Doesの後は原形play。
- ③ are studying:nowを手掛かりに現在進行形be動詞+-ing。主語Theyにはare。
- ④ went:yesterdayは過去の目印。goの過去形wentを使用。
- ⑤ was watching:at eight last nightは過去のある時点。Heにはwasを使用。
- ⑥ visit:be going toの後ろは動詞の原形。
- ⑦ get:have toの後ろは動詞の原形。
- ⑧ are:主語に当たるthree booksは複数。
- ⑨ to learn:want to+動詞の原形。
- ⑩ She was busy yesterday.:形容詞busyを述語に取る過去のbe動詞was。
①②で失点したら現在形・3単現、③⑤なら進行形のbe動詞、④なら過去形、⑥〜⑨なら文型・動詞原形の規則を重点復習します。正解できた問題は翌日に別の主語で言い換え、答案の丸暗記だけでないか確認してください。
中1・中2向け定期テスト14日間の復習計画
14〜11日前:出題範囲と失点原因を見える化
定期考査の範囲表を確認し、教科書のLesson、学校のプリント、問題集、単語テストを1枚のチェック表にします。まず20〜30分の自力テストで、学校範囲に関連する英単語、基本文、本文の内容理解を試します。できなかった項目は5種類に分類し、ここで学習の優先順位を決めます。
10〜7日前:基礎文法と単語の取りこぼしを回収
毎日15〜25分程度を一つの目安として、単語の意味確認とつづり、英文の語順練習、学校指定問題集の解き直しを進めます。例えば3単現で失点したら、現在形・疑問文・否定文の小さなセットを作り、自力で再現できるまで練習します。時間の目安は学習状況に合わせて調整してください。
6〜3日前:初見の自作問題で確認
同じ問題を何度も解いて答えの位置だけ覚えていないか、主語や動詞を置き換えた問題で確認します。学校の本文で学んだ構文を別内容の英文に使わせると、丸暗記と文法理解を区別できます。リスニングは学校指定の教材で実際に聞き取れなかった箇所を確認します。
2日前〜前日:間違い直しを優先
直前は新教材に手を出すより、間違いリストからの再テストが有効です。正解した問題の再演習に時間をかけすぎず、失点した文法・書けない語・聞き取れない音に集中します。睡眠を削って全文暗記をやり直すことは避けましょう。
成績が上がらないときの判断基準
「音声を聞くと分かるが、英文を書けない」なら、短文の書き取りと英作文を追加します。「文法問題は正解するが本文が読めない」なら、語句と文のまとまりを確認し、一文ずつ意味を説明する練習へ切り替えます。「問題集は解けるのに初見問題で失点する」なら、主語・時制・語句を変えた問題を使います。「何を勉強するか分からない」場合は、学校の範囲表と前回答案を並べて、試験で必要な作業に落とし込むところから始めてください。
学校の授業でBOOK 1を高速に進む場合、前の単元すべてを完璧にしてから現在の授業に戻る方法では追いつきません。今週の授業で必要な最低限の前提文法と、直近テスト範囲の習得を並行させましょう。補習・再テストの条件は学校によって異なるため、出版社の一般情報から特定校の制度を推測してはいけません。
保護者様が確認しておきたいFAQ
Q.プログレスBOOK 1は中学1年生向けですか?
出版社はREVISED BOOK 1を中1〜中2用と位置づけています。しかし、採用BOOKと進度は学校・学年によって異なります。お子様の教材と学校の指示を確認してください。
Q.音声アプリは必ず購入すべきですか?
学校での配布・契約状況や教材の版を先に確認してください。出版社は音声アプリを案内していますが、購入が必要か、どの方法で利用するかは学校の指示や家庭の状況によって変わります。
Q.英検とプログレスの勉強を同時に進められますか?
可能です。ただし、学校の定期テストで失点が続くなら、学校で扱う語彙・文法を優先し、英検対策では共通する基礎項目を活用します。英検の級だけで学校英語の理解度を判断しないでください。
Q.プログレスの全文和訳や解答集は購入できますか?
出版社エデックは、英語を英語で理解する方針のためTEXTのガイドや日本語訳は販売していないと案内しています。内容理解が難しい場合は、本文を一文ずつ自分の言葉で説明し、学校で認められた教材・指導を活用してください。
Q.家で教えても点数が伸びないときは?
直近の答案から失点原因を具体的に確認することが重要です。単語が弱いのか、文法の理解不足なのか、問題文の読み違いなのかで、必要な対策が変わります。教材をさらに増やす前に、現在の教科書・学校の課題・答案を整理すると効率的です。
プログレスの学校進度に合わせた個別指導
慶英会は、中高一貫校の生徒様に向けて、学校の授業進度と定期テスト範囲に合わせたオンライン個別指導を行っています。学校教材の進み方と過去の失点を確認し、英単語・文法・読解・英作文を優先順位に沿って学習します。最大1か月完全無料体験については慶英会公式サイトをご覧ください。
参考にした主な公式情報
株式会社エデック「プログレス21 REVISED BOOK 1」
情報再確認日:2026年10月11日。学校ごとの配布教材、課題、考査範囲は各学校の最新指示を優先してください。