
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
金沢学院大学附属中学校の公式教育方針には、総合学習の成果発表を英語で行い、英語の学びを深めることやプレゼンテーション力の向上に役立てると記載されています。英語で成果を伝えるには、単語や文法を覚えるだけでなく、探究で見つけた問い、調べた方法、確認できた根拠、考察を、聞き手に分かる順序で組み立てる必要があります。本記事では、学校公式の教育方針と年間行事を確認したうえで、総合学習の内容を英語で説明するための読解・語彙・文法・スライド構成・質疑応答を慶英会の独自教材として整理します。
学校公式情報と独自教材の区別:学校公式ページが示しているのは、総合学習の成果発表を英語で行うという教育方針と、年間行事に掲載された課題研究発表会などです。学年別の発表回数、発表時間、指定テーマ、評価ルーブリック、スライド枚数、定期テストの出題範囲までは、今回確認した公開資料から確定できません。以下の英文・人物・調査結果・数値・設問はすべて慶英会が作成した架空の練習教材であり、学校の実際の課題、配布プリント、発表原稿、定期テストを再現したものではありません。
結論|英語の探究発表は「問い・方法・結果・考察・次の課題」で組み立てる
英語で探究活動を発表するとき、We studied recycling.(リサイクルについて調べました)だけでは、何を明らかにしたのかが聞き手に伝わりません。最初に調べたい問いを示し、次にどのように情報を集めたかを説明し、確認した結果を数字や具体例で示します。そのうえで、結果から考えたことと、次に調べたいことを加えると、発表の流れが明確になります。
例えば、Our question was how students reduce food waste.(私たちの問いは、生徒がどのように食品ロスを減らしているかでした)、We asked 24 students about their lunch habits.(24人の生徒に昼食の習慣について尋ねました)、Sixteen students said they usually finished their lunch.(16人が普段は昼食を食べきると答えました)のように、問い・方法・結果を順番に説明します。最後にWe learned that planning the amount of food is important.(食べ物の量を計画することが大切だと学びました)と考察を加えます。
大切なのは、英語らしい難しい表現を多用することではありません。主語と動詞を明確にし、数字の対象や調査方法を正しく説明し、分からない質問には確認してから答えることです。中学1年生は短い文で事実を伝えるところから、中学2年生は理由・比較・数値を加えた説明へ、中学3年生は調査の限界や反対意見にも触れる発表へと段階的に練習できます。これは学習上の目安であり、学校が定めた学年別の公式課題ではありません。
学校公式ページで確認できる英語発表の方針
金沢学院大学附属中学校の公式「教育方針」では、教育活動の一つとして、総合学習の成果発表を英語で行い、英語の学びを深めることやプレゼンテーション力の向上に役立てると説明しています。学校が英語を、教科書の内容を学ぶだけでなく、自分の考えや探究の成果を伝えるためにも活用しようとしていることが分かります。
学校公式の2026年2月26日付報告によると、2月19日のKG講座で全学年による課題研究発表会が開かれました。学校はこの発表会を年2回実施し、各学年が探究活動で学んだ内容を英語で発表すると説明しています。中学2年生は関東研修旅行で訪問した筑波宇宙センターや大学での取材内容をスライドにまとめ、代表生徒22名が発表しました。発音や表現にも注意して練習したことも報告されています。したがって、2026年2月の課題研究発表会が英語で行われたことは学校公式資料で確認できます。ただし、22名は中2の代表発表者数であり、全生徒が個別に発表した、すべての総合学習課題が英語で提出される、という意味ではありません。
公式情報:金沢学院大学附属中学校「教育方針」(総合学習の成果発表を英語で行う方針)、「年間行事」(2月の課題研究発表会)、2026年2月26日「課題研究発表会で関東研修旅行の報告を発表しました」(2月19日の全学年発表会と中2代表22名の発表)。
英語授業とコースの違いも確認する
学校公式のコース紹介では、特進コースは週37時間、総合コースは週30時間の授業と案内されています。特進コースの紹介は先取り授業と校内塾、総合コースの紹介は10年間一貫教育と文武両道を主な特色として示しています。これらはコース全体の授業時数であり、英語だけの週授業時間を表す数字ではありません。公式情報:特進コース/総合コース。
公式コースページで確認できるのは、特進・総合それぞれの総授業時数とコースの教育方針です。学年別の英語週時数、実際の時間割、授業内で扱う教材、発表の評価方法や年度ごとの変更までは、このページだけでは確定できません。本人が現在使っている教材・課題・教員からの指示を優先してください。特進コースは特進コースの公式案内、総合コースは総合コースの公式案内で確認できます。
本記事の目的は、学校の発表課題を推測することではなく、学校公式方針に沿って「自分で調べたことを英語で説明する力」を家庭でも練習できるようにすることです。学校から指定されたテーマや提出形式がある場合は、そちらを優先してください。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
中高一貫校の英語・定期テスト・英検の学習状況を整理し、必要な復習の優先順位を考えたい方は、無料体験・学習相談のご案内をご確認ください。最大1か月完全無料体験の対象・回数・担当講師は、お申し込み時にご案内します。
友だち追加後、学年・教材・困っていることと「学習相談希望(ブログ・記事中盤)」をお送りください。LINEを開くだけでは受付は完了しません。LINEを利用できない方はメールでの学習相談も可能です。料金・無料体験の期間と条件はコース・料金・無料体験のご案内でご確認ください。
総合学習を英語で発表する五つの段階
英語の発表原稿は、最初から長い文章を書こうとすると、調べたことと伝えたいことが混ざりやすくなります。日本語で内容を整理してから、短い英語に分けていきましょう。次の五つは、慶英会が家庭学習用に提案する一般的な構成です。学校の指定フォーマットや評価基準ではありません。
1.問いを一文で示す
発表の最初に、何を知りたかったのかを説明します。Our question was how students use the school library.(私たちの問いは、生徒が学校図書館をどのように使うかでした)のように、調査対象と知りたいことを一文にします。テーマが広すぎるときは、対象・場所・期間を絞りましょう。
2.調べ方と情報源を説明する
We asked 20 students.(20人の生徒に質問しました)、We read a report published by the city.(市が公表した報告書を読みました)のように、実際に行った方法を述べます。アンケート・観察・資料調査を混同せず、人数や日付は確認できたものだけを使います。インターネットの情報は、発信元と公表日を確認してください。
3.結果を数字や具体例で示す
Eight out of twenty students chose option A.(20人中8人が選択肢Aを選びました)のように、分子と分母を一緒に示すと、聞き手が割合を誤解しにくくなります。少人数の調査結果を、学校全体や地域全体の傾向に広げないことも重要です。
4.結果から考えたことを述べる
This result suggests that many students…(この結果は、多くの生徒が〜であることを示唆しています)のように、結果と自分の解釈を分けます。調査結果だけで原因まで証明できない場合は、One possible reason is…(考えられる理由の一つは〜です)と表現し、断定を避けます。
5.調査の限界と次の課題を加える
We asked only 20 students, so we need more answers.(20人にしか尋ねていないので、もっと回答が必要です)のように、調査対象や方法の限界を説明します。最後にNext, we want to…(次は〜したいです)と続けると、発表が次の探究につながります。
スライドの基本構成と英語表現
| 順番 | スライドに入れる内容 | 英語の書き出し例 |
|---|---|---|
| 1 | テーマと発表者 | Our topic is… |
| 2 | 調査の問い | We wanted to find out… |
| 3 | 調査方法・情報源 | We collected information by… |
| 4 | 結果・グラフ・具体例 | Our results show that… |
| 5 | 考察・調査の限界 | One possible reason is… / One limitation is… |
| 6 | まとめ・次の課題 | We learned that… / Next, we want to… |
スライドには原稿全文を貼り付けず、短い見出し・キーワード・グラフなどを中心に置きます。口頭で説明する文とスライドに表示する語句は役割が違います。図表を使う場合は、タイトル・単位・対象人数を明記し、調査していないデータや出所不明の画像を使わないようにしましょう。
発表で使える英語表現
| 英語表現 | 意味 |
|---|---|
| Our question was… | 私たちの問いは〜でした。 |
| We wanted to find out… | 〜を明らかにしたいと思いました。 |
| According to… | 〜によると。 |
| We collected information by… | 〜することで情報を集めました。 |
| For example,… | 例えば〜。 |
| In our survey,… | 私たちの調査では〜。 |
| Compared with…, … | 〜と比べると、…。 |
| This result suggests that… | この結果は〜を示唆しています。 |
| One limitation is… | 一つの限界は〜です。 |
| We would like to investigate… | 〜をさらに調べたいです。 |
質疑応答で止まらないための準備
発表後の質問に答えるときは、質問を聞き取る、意味を確かめる、根拠を使って短く答える、の順で進めます。聞き取れなかった場合は、Could you repeat the question, please?(質問をもう一度言っていただけますか)と丁寧に聞き返します。すぐに答えられない場合は、We need to check that information.(その情報は確認する必要があります)と伝え、推測で事実を作らないようにしましょう。
独自演習40問|英文A・B(問題1〜20)
注意:以下の英文・人物・学校内の調査・数値はすべて慶英会が作成した架空の練習設定です。金沢学院大学附属中学校で実際に行われた総合学習、アンケート、発表内容を示すものではありません。
英文A|調査の問いと数字を説明する(問題1〜10)
Original passage A
A fictional group of four students wanted to learn how students reduce plastic waste. At first, they planned to study all kinds of rubbish, but their teacher advised them to choose one clear question. They decided to ask how students carried drinks to school. They asked 28 students. Seventeen students said they usually brought a reusable bottle, while eleven students said they often bought drinks in plastic bottles. The group made a bar chart and wrote the number of students above each bar. They did not say that all students in the school had the same habits because they had asked only 28 people. They concluded that a larger survey would help them understand the situation better.
全文和訳:架空の4人の生徒グループが、生徒たちがどのようにプラスチックごみを減らしているかを知りたいと思いました。最初はあらゆる種類のごみを調べる予定でしたが、先生は一つの明確な問いを選ぶよう助言しました。彼らは、生徒が学校へどのように飲み物を持ってくるかを尋ねることにしました。28人の生徒に質問しました。17人は普段、繰り返し使えるボトルを持参すると答え、11人はペットボトル飲料をよく買うと答えました。グループは棒グラフを作り、それぞれの棒の上に人数を書きました。28人にしか尋ねていないため、学校の全生徒が同じ習慣を持つとは述べませんでした。より大きな調査をすれば、状況をよりよく理解できるだろうと結論づけました。
- How many students were in the fictional group?
- What did the group want to learn?
- Why did they change their first plan?
- How many students did they ask?
- How many students usually brought a reusable bottle?
- How many students often bought drinks in plastic bottles?
- Choose the correct form: The group (make / made / making) a bar chart.
- Translate: “They did not say that all students in the school had the same habits.”
- Why did the group avoid making a statement about all students?
- Write two English sentences explaining one advantage of a larger survey.
英文B|情報源と調査方法を説明する(問題11〜20)
Original passage B
A fictional team studied how people use a public park. The students used three sources: a city report, a book from the library, and short interviews with visitors. The city report explained when the survey was conducted and how many people answered. The book gave historical information about the park. The interviews helped the students hear visitors’ opinions, but the team understood that a few interviews could not represent everyone. They wrote the source of each fact on their notes. During the presentation, one student said, “We used the report for recent numbers and the book for history.” Another student added, “Our interviews gave us examples, not a complete picture.”
全文和訳:架空のチームが、人々が公共の公園をどのように利用しているかを調べました。生徒たちは、市の報告書、図書館の本、来園者への短いインタビューという三つの情報源を使いました。市の報告書には、調査がいつ行われたか、何人が回答したかが説明されていました。本は公園の歴史に関する情報を提供しました。インタビューは来園者の意見を聞くのに役立ちましたが、少数のインタビューで全員を代表することはできないとチームは理解していました。事実ごとに情報源をメモに書きました。発表中、一人の生徒は「最近の数値には報告書を、歴史には本を使いました」と述べました。別の生徒は「インタビューは具体例を与えてくれましたが、全体像を示すものではありません」と付け加えました。
- What did the team study?
- Name the three sources they used.
- What information did the city report provide?
- What did the book explain?
- How did the interviews help the students?
- Why could a few interviews not represent everyone?
- Choose the correct form: The book (give / gives / giving) historical information.
- Translate: “They wrote the source of each fact on their notes.”
- Which source did the team use for recent numbers?
- Write two English sentences explaining why a presenter should identify the source of information.

