

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
一般選抜で慶應義塾大学に合格し、2023年卒業。高校在学中に英検1級を取得。英検対策・中高一貫校の英語・NEW TREASURE(ニュートレジャー)などを指導しています。
塾長の経歴・指導実績・各種バナーを詳しく見る
慶英会 塾長
慶英グループ CEO
一般選抜にて慶應義塾大学合格(英語入試正答率97%)
成績優秀者(慶應義塾維持会奨学生)として
慶應義塾大学を卒業(2023年)
一般財団法人 慶應連合三田会
慶應義塾横浜三田会 会員
高校在学中に英検1級取得
公益財団法人 日本英語検定協会「成績優秀者」に選出
中高主要科目で「オール5」(最高評価・高校偏差値70)
国内最高峰の英語スピーチコンテスト
「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会」
横浜市大会入賞・神奈川県大会進出
米国高校留学中、唯一の日本人として
全米最大級の高校生リーダーシップ団体主催の
英語スピーチコンテストに出場
ニューヨーク州大会準優勝・全米大会進出
米国の在籍高校代表として
「シカゴ国際模擬国連会議」に出場
慶應義塾大学在学中より英語指導を行い
「英語個別指導オンライン塾|慶英会」を設立

小学生から、現役英語講師・英検面接官を含む
社会人まで数百名以上を指導
【英検・英語指導実績例】
小学生:英検2級・英検準1級合格
中学生:英検準1級合格/内申2から5へ大幅向上/
学年順位1桁/海外留学前の英語特訓
高校生:英検1級合格/
国立医学部・旧帝大・早慶上智GMARCHへの現役合格をサポート
社会人:現役英語講師・英検面接官の
英検1級合格をサポート


英検3級・準2級・2級などに合格しているのに、中高一貫校の英語定期テストで平均点を下回った。中学1・2年生の保護者にとっては、「英検の級が高いのに、なぜ学校の成績が低いのか」「基礎から復習すべきなのか」「英検対策を中断すべきなのか」と判断が難しい状況です。しかし、英検の合格級と学校の定期考査・通知表は測定対象や採点の条件が一致しているとは限りません。片方の結果だけから、本人の努力や英語力の全体像を決めつけないことが重要です。
結論は、英検では何の技能・問題形式ができたか、学校ではどの問題・活動で点数が取れなかったかを別々に記録し、重なる部分だけを具体的な問題で確かめることです。英検の級を「学校なら何点に相当」と換算したり、定期テストの得点から合格級の価値を否定したりする必要はありません。この記事では「英検成績表×学校の答案」の二軸照合表、四つの原因仮説、架空事例、保護者が学習相談で聞く8質問、資料の共有方法と次回までの確認手順を解説します。学校名・教材・学校独自の評価制度は推測せず、公式資料によって確認してください。
英検に合格しても学校の成績が自動的に高くならない理由
英検は日本英語検定協会が各級の試験内容と審査基準を公開している外部検定です。3級以上は、一次試験でリーディング・ライティング・リスニングを、二次試験でスピーキングを扱う形式が基本となっています。英検の公式案内では、合否のほかに技能別の英検CSEスコアも示されることが説明されています。日本英語検定協会「英検について」。
一方、学校の英語定期テストには、その学校で学んだ文章、授業で使用した教材、単元の文法、英作文、聞き取りなど、学校が設定する目標・範囲が関係します。学校ごとに課題や評価方法は異なり、外部検定の合格級を定期考査の点数に機械的に換算できる共通ルールがあるわけではありません。学校によっては試験以外の学習活動や提出物を評価する場合もあるため、通知表の評価と単発の定期テストも区別する必要があります。
両者が全く無関係というわけでもありません。英検の読解や英作文と学校の授業で使う英語には重なる知識や技能があります。ただし、「どの形式で、どの条件ならできたか」まで確認しなければ、共通点が本人の困りごとを説明するかは分かりません。例えば英検で文章内容の選択問題ができても、学校で本文を日本語で説明する課題や英文を書き換える課題を同じように解けるとは限りません。
最初に分けたい四つの情報|級・技能別スコア・学校答案・通知表
| 資料 | そこから読み取れること | それだけでは判断できないこと |
|---|---|---|
| 英検の合格級・取得時期 | 特定の時点でその級の合否条件を満たした事実 | 現在の学校考査で必ず得点できるか |
| 英検の技能別CSEスコア | 英検内でのリーディング等の技能別結果 | 学校の点数・評定への直接換算 |
| 学校の答案・範囲表 | その考査で出題された内容、本人の回答と失点 | 英語全体の能力や努力の多寡 |
| 通知表・観点別評価 | 学校が示す期間内の評価結果 | 学校から説明されていない配点・換算式 |
英検の取得時期が1年以上前なら、現在の本人の状況と時間差があることにも注意が必要です。合格済みの資格が失効するという意味ではなく、過去の成績が現在の全ての学習課題を説明するとは限らないという意味です。逆に直近で合格した場合も、学校の宿題や課題への対応状況は別に確かめます。
英検CSEスコアは、英検協会の定める基準による尺度です。学校の100点満点の考査、平均点、偏差値、観点別評価と数値を足したり割ったりしてはいけません。試験間の換算表を家庭で作るのではなく、同じ問題形式や技能を確認するための補助資料と考えます。英検協会の「英検CSEスコアでの合否判定方法」を参照してください。
二軸照合表|英検の結果と学校の課題を混ぜない
| 比較軸 | 英検で確認する内容 | 学校で確認する内容 | 相談での質問 |
|---|---|---|---|
| 語彙・語句 | 短文空所補充でどのような語句を扱うか | 教科書・プリントの語句、綴りや語形の指定 | 語を認識できるが書けないのか |
| 読解 | 長文の内容一致などの設問形式 | 本文和訳・根拠説明・初見文などの形式 | 読み方か回答形式に違いがあるか |
| 英作文 | 意見英作文・Eメール等、受験級の出題形式 | 語順整序、書き換え、自由英作文等の形式 | どの条件で自力作成できるか |
| 聞き取り・発話 | リスニングや面接に関する成績 | 授業・小テストで求める活動と評価 | 理解していても表現方法が違うか |
| 時期・準備条件 | 受験時期、直前に練習した問題形式 | 定期考査日、範囲、準備期間 | 結果の時期と条件が同じか |
表の目的は、英検でできたことと学校でできなかったことを無理に一致させることではありません。「語彙の選択問題は得意だが、学校では綴りを正確に書けない」「英検の長文は読み取れるが、学校では解答の日本語記述に迷う」など、形式の違いを言葉にして、必要な確認問題を選べるようにします。
受験した級によって試験形式は異なります。例えば2026年10月時点の英検準2級の公式試験内容では、リーディングの空所補充や内容一致、Eメール・英作文、リスニング、二次試験の面接などが掲載されています。一方で学校の出題内容は、現在校の配布範囲表や答案を見て判断します。英検の公式準2級の試験内容と、学校の資料を並べて確認してください。
照合する前に避けたい三つの誤解
誤解1:英検準2級に合格したら中学校の文法はすべて満点になる。 級の目安と学校の全単元での習得を同一視できません。英検では形式に応じた読み書きなどを評価しますが、学校では独自の教材や授業で扱った問題を出すことがあります。ある級に合格したことは重要な達成ですが、個別の学校設問への万能の証明ではありません。
誤解2:学校で平均点以下だから英検合格は意味がない。 外部検定に合格した事実と学校の評価は別の情報です。英検の技能別結果で強みがあることも考えられますし、学校の課題に即した確認が必要なことも考えられます。どちらかの結果を否定するのではなく、学習目標ごとに使うことが適切です。
誤解3:英検のCSEが高ければ学校の内部進学は安心。 学校の評定、進級、内部進学などの判定条件は各学校の正式な規定に従います。英検の級・スコアが学校の評価へどう扱われるかも学校によって異なるため、学校の公式資料や担当教員に確認する必要があります。外部の塾が推測で条件を確定してはいけません。
本人の失点を四つの仮説に分ける|学力断定ではない
| 仮説 | 学校答案での観察例 | 追加で確認する方法 |
|---|---|---|
| ①回答形式の違い | 選択なら正答できるが英単語の綴りで誤答する | 意味理解とヒントなしの書き取りを区別 |
| ②学校固有の学習内容 | 授業プリントの本文・表現で失点する | 配布範囲表と未学習部分の有無を確認 |
| ③設問条件の違い | 時間制限、記述量、設問の指示で止まる | 同じ内容を別形式・別条件で確かめる |
| ④受験時期と現在の状態 | 以前はできた問題が今は解けない | 時間が経っても自力で再現できるか確認 |
この四つは「原因のリスト」ではなく、次に何を確かめるべきか考えるための仮説です。一つの誤答に複数の要因が関係する可能性もあり、本人の回答過程を見ずに診断できるものではありません。例えば書き取りで間違えた場合、綴りを覚えていないのか、語形を変える条件を読み違えたのか、解答欄の制限に合わせられなかったのかは追加の確認が必要です。
本人に「どうして英検は受かったのに学校でできないの」と追及する必要はありません。合格した場面と困った場面を一緒に認め、何を調べれば差が説明できるかに焦点を当てます。相談前から「勉強していない」「塾が悪い」「学校の問題が変だ」と結論づけるのは避けたいところです。
架空事例A|英検準2級合格、学校の英単語書き取りで失点
以下の事例は説明用に作った架空のケースです。実在の生徒や学校の成績、慶英会の指導実績ではありません。中学1年生のAさんは英検準2級に合格していますが、学校の定期考査では英単語を正しい綴りで書く問題や指定された語形へ直す問題で失点が続いています。保護者は「準2級なのに簡単な単語を書けないのはなぜ」と心配しています。
この段階で「語彙力がない」と結論づけることはできません。選択問題の文脈から正しい語を認識できることと、ヒントなしで正しく綴り、文法条件に合わせて書くことは別の活動だからです。相談では、本人が誤答した単語と、その語を文脈から選べるか、書き取れるか、別の文でも使えるかを短く確認する方法が考えられます。
相談先には「英検準2級には合格済みですが、学校の英語考査では綴りや語形で失点しています。認識できる語と自力で書ける語の違いを確かめ、学校の小テストと両立する優先範囲を決めてほしい」と伝えられます。英検対策の成功を否定せず、学校の形式に合わせた確認を求める方法です。
架空事例B|英検3級合格、教科書本文や書き換えで失点
中学2年生のBさんは英検3級に合格しています。しかし学校では教科書の本文に基づく設問や、指定の文法で英文を書き換える問題に時間がかかります。保護者は「英検の学習をしていれば学校のテストも自然に取れるはず」と考えています。
ここでは、学校のテストがどの本文や指示を使っているかを確認します。英検の学習内容と学校の課題が重なる部分もありますが、学校で配布された本文、音読課題、プリントの表現、書き換えの条件を学んでいるかは別の情報です。答案で間違えた問題を、英文内容の理解、単元の文法、指示文への対応に分けて相談します。
相談メモは「英検3級の取得時期は○年○月。学校の直近の試験では本文の設問と書き換えに失点。出題形式の違いによるものか、学習内容が未確認なのかを分けて調べたい」です。本人が困っている問題を具体化すれば、英検の次の級へ向けた勉強と学校課題の優先順位を同時に考えられます。
架空事例C|英検2級合格、学校の通知表が低い
中学2年生のCさんは英検2級に合格していますが、学校の通知表は保護者が期待した評価ではありません。定期考査の総得点は極端に低いわけではないものの、提出課題や授業内の活動が評価にどう影響しているか家庭では把握できていません。
通知表を見た段階で「学校が英検を評価していないからおかしい」と決めることはできません。まず通知表で表示された観点、学校から示された評価資料、定期考査、課題の状況を分けて確認します。学校の正式な評価基準は担当教員や学校から確認すべき情報であり、外部検定の級から逆算して作るものではありません。
外部の学習相談では、「学校の授業で求められる活動のうち、本人がどこで困っているかを確認したい」と伝えます。英検の合格級は本人の強みとして尊重しつつ、通知表の理由が分からない場合は学校側の情報を得ることを優先します。必要な学校対応と、外部指導でできる学習支援を区別することが重要です。
学習相談で持参する資料を最小限にする
| 資料 | 優先度 | 準備の注意 |
|---|---|---|
| 英検の級・受験時期 | 高 | 合格証そのものより、まず級と時期を記録 |
| 英検の技能別成績 | 利用可能なら高 | CSEを学校の点数へ換算しない |
| 学校の最新答案1回分 | 高 | 得点だけでなく失点した問題の種類を確認 |
| 学校の範囲表や教材名 | 高 | 学校が正式に示した授業範囲を使う |
| 通知表・提出課題情報 | 相談目的に応じて | 評定と試験得点の違いを見るときに追加 |
| 本人の困りごとメモ | 高 | 話せないときは「本人の回答は未確認」と記載 |
初回相談で全てをそろえる義務があるわけではありません。英検の成績表が手元にない、学校の答案が返却されていない、本人が資料を見せたがらない場合は、その状況を正確に説明します。存在しないスコアや得点を推定して埋めたり、学校の採点方法を想像で記載したりしないでください。
英検の成績表を確認するときは、合格級だけでなく技能別の結果を見られるか確認します。ただし小さな得点差だけから「この技能の力が低い」と過度に断定することも避けます。英検の成績表の表示内容については協会の最新案内を参照し、学校の得点表とは別の欄へ記録してください。
学習相談で保護者が確認したい8つの質問
- 1.英検の合格級を、学校のどの学習課題と比較するのが適切ですか。
- 2.学校答案では、どの設問形式・範囲で具体的に失点していますか。
- 3.合格級が示す強みと、学校で困っている内容はどこまで重なりますか。
- 4.学校で未確認の内容と、できないことが確認できた内容を分けられますか。
- 5.今の学校教材・宿題で最初に優先すべき範囲は何ですか。
- 6.英検の次の級の勉強は、現時点でどれくらい並行できますか。
- 7.次回までにどの短い確認問題で本人の理解を再確認しますか。
- 8.学校の先生に確認しなければ決められない評価・課題の条件は何ですか。
相談時間が短ければ、すべて尋ねる必要はありません。「学校答案のどの問題を根拠に追加確認をするのか」「英検学習と学校課題の時間配分をどう考えるか」の二点から始めるとよいでしょう。回答を聞いた後に、本人が実行できる量かを確認します。学習診断でいきなり全範囲のやり直しを提案された場合は、学習診断後に『中1から全部やり直し』と言われたときの確認方法も参考になります。
そのまま使える学習相談メモ|英検と学校成績を1枚に分けて記録
学習相談の前に、次の欄を分かる範囲で埋めれば十分です。点数が分からない欄は「未確認」と書き、英検CSEと学校の点数を換算しないでください。個人を特定する名前・受験番号・学校名は、相談に必要な場合を除き記載せず、本人が共有を望む範囲で資料を用意します。
| 記入欄 | 家庭で書く内容(空欄で可) | 相談相手に確認したいこと |
|---|---|---|
| 英検の記録 | 取得級:__/受験年月:__/技能別結果:__ | 合格の事実と、今の課題で使える強み |
| 学校の考査 | 実施日:__/本人得点・満点:__/平均点:__ | 比較可能な条件、得点の意味 |
| 学校での誤答 | 問題の種類:__/どこで止まった:__ | 理解不足と回答形式の違いをどう見分けるか |
| 本人ができること | ヒントなしで解けた問題:__ | 復習せずに活用できる内容 |
| 現在の学校課題 | 次回テスト・提出期限:__ | 最優先課題と英検学習の両立 |
| 確認してほしいこと | 「__を学校の形式でも自力でできるか確かめたい」 | 次の短い確認問題と見直し時点 |
定期考査の点数を数回分並べたい場合も、試験ごとの満点・範囲・平均点が違えば直接比較はできません。英語テスト3回分の比較条件を整理する方法で確認してから、この相談メモには今必要な情報だけを転記してください。記録の完成そのものではなく、相談後に何を確認するか決めることが目的です。
学校への質問と個別指導への質問を分ける
学校の先生には、その学校の定期考査の範囲と採点、通知表の評価方法、学校課題の条件を確認します。英検の級やCSEスコアを学校の評定・内部進学判定へどのように扱うかについても、学校が公式に案内している情報を優先します。外部塾が独自の経験則で学校の正式条件を確定することはできません。
一方、個別指導の学習相談では、本人がどの問題形式で止まるか、どの英語の知識を学校課題へ接続すべきか、次の定期考査までに何を優先するかを相談します。学校のルールを決める役割と、本人の学習過程を確認する役割を分けることで、伝えるべき情報が明確になります。
学習相談のための資料整理については、成績表・答案・教材を15分で整理するガイドも参照してください。学校の通知表と観点別評価そのものを理解したい場合は、英語の通知表が悪かったときの見方に詳しい説明があります。
準2級と2級の間には「準2級プラス」がある|合格級と次の受験級を混同しない
英検は2025年度から、準2級と2級の間に準2級プラスを新設しています。英検協会は、両級の橋渡しとして位置付け、身近な社会的話題を扱いながら準2級より抽象的な内容を理解・表現する力を測る級と説明しています。英検準2級に合格した生徒の次の目標として準2級プラスを検討することはできますが、必ずその級を受験しなければならないという制度ではありません。日本英語検定協会「準2級プラス特設サイト」。
| 比較対象 | 英検協会が示す出題・形式の違い | 学校英語との相談で確認する点 |
|---|---|---|
| 準2級 | 一次試験でEメール返信・意見英作文などを含む | 学校の授業で同じ形式を実際に扱うか |
| 準2級プラス | 一次試験に英文要約・意見英作文を含む | 短文読解だけでなく要点を英語でまとめる課題を確認するか |
| 2級 | 一次試験に英文要約・意見英作文を含む | より長い英文や抽象度の高い話題への準備が必要か |
この表は公式の試験形式を比較するためのもので、各級を学校の学年・評定・定期考査の点数に置き換えるものではありません。具体的な語数や試験時間、出題範囲は申込前に準2級プラスの最新公式試験内容と2級の公式試験内容を確認してください。次に英検をどの級で受けるかを決める前に、本人が学校で困っている問題形式と、英検に使える時間を分けて記録することが重要です。
英検の次の級を目指すか、学校の英語を優先するか
「英検に合格したばかりだから、すぐ上の級へ進むべき」とは限りません。学校の授業についていけず、本人が学校の課題に多くの時間を要している場合は、まず学校で必要な部分を把握することが優先になる可能性があります。逆に学校課題を十分にこなし、本人が英検への関心を持っているなら、両方を並行できる場合もあります。
家庭で選ぶ際には、次の定期考査の日程、学校の宿題や提出課題、本人の睡眠や部活動、英検の受験予定、本人の希望を一緒に検討します。点数が悪かったからといって即座に英検学習を禁止したり、級の取得があるから学校課題を後回しにしたりする必要はありません。
学習相談先には「学校の英語ではこの形式の失点が続いている。次の試験の範囲を最優先として、英検対策を一時的に縮小した方がよいか」を具体的に相談します。固定の勉強時間割合をすべての家庭に当てはめず、学校と本人の状況に合わせるのが適切です。
本人が英検の次の級へ進みたい一方で、保護者は定期テストや学校課題を優先したいなど、親子で学習目標そのものが異なる場合は、英検と学校成績のどちらを優先するかを学習相談で整理する親子向けシートを使い、本人の希望、学校の期限、英検の予定、学習に使える時間を分けて記録できます。どちらか一方を無理に諦めさせる前に、短期間の仮の優先順位を話し合います。
相談後の成果は「次の英検級」だけでも「学校の点数」だけでも測らない
| 確認時点 | 学校側の確認事項 | 英検側の確認事項 |
|---|---|---|
| 初回 | 失点の種類・学校課題を記録 | 級・取得時期・技能別結果を記録 |
| 1週間程度 | 学校の既習問題をヒントなしで解けるか | 共通する技能の短い確認を必要に応じて行う |
| 次の学校小テスト | 同じ種類の誤答や空欄の変化を見る | 英検の級に直接換算しない |
| 次の英検受験前 | 学校課題の負担と学習余力を確認 | 受験級の公式形式と本人の希望を確認 |
確認の時期は家庭が状況を整理するための目安です。1週間で成績が必ず改善するわけではありません。実際に何を確認するか、学校の評価日程に合わせて判断します。英検と学校の二つの指標を別々に記録することで、片方が改善しなければ全て失敗という考え方を避けられます。
指導者が提案する確認方法についても、なぜその問題を選ぶか、学校のどの範囲へつながるかを尋ねます。「英検には合格しているから大丈夫」という結論でも、「定期テストが低いから英検は意味がない」という結論でもなく、具体的な学習活動へ戻せる説明を求めます。
本人への声かけ|級と学校成績の食い違いを責めない
英検の合格は努力の成果として尊重しつつ、学校のテストや授業で困っていることを別に受け止めます。「英検準2級なのにこんな問題も解けないの」という声かけは、本人に状況を説明する意欲を失わせる可能性があります。代わりに「英検でできたことと学校の問題の違いを、一緒に確かめよう」「学校で一番困った問題を一つだけ教えて」と、対象を小さくして質問します。
本人が「分からないところが分からない」と答える場合には、無理に原因を決めさせず、最近の宿題や小テストを見ながら聞き取りする方法があります。学習相談で使う8つの聞き取り質問を参考に、本人の負担を尊重しながら伝えられる情報を整理してください。
個人情報・試験資料の共有で気をつけること
英検の成績表には本人の氏名・受験情報・技能別スコアなどが含まれます。学校の答案には学年、クラス、教員のコメント、他の生徒の情報が含まれることもあります。学習相談で必要な範囲以外を伏せ、本人が共有内容を理解しているか確認してください。公開リンクや誰でも閲覧できる共有設定で、学校資料や合否通知を配布しないようにします。
個人情報保護委員会は、学校で扱われる個人情報の漏えい事案を踏まえた注意喚起を公表しています。主に学校設置者・教職員向けの資料ですが、成績情報を慎重に扱う必要性を理解するための参考となります。個人情報保護委員会(2025年6月25日)。
また、英検の問題冊子・学校教材には著作権上の取扱いが必要です。相談のために不特定多数へ問題の画像を転載しないこと、資料の共有方法を学校や相談先へ確認することが重要です。答案の一部を言葉で説明すれば足りる場合、すべての資料を送る必要はありません。
よくある質問(FAQ)
Q.英検準2級に合格しているのに学校の英語が平均点以下なのはおかしいですか?
合格級と学校考査は目的・出題範囲・形式が異なるため、その結果だけではおかしいと断定できません。学校答案でどの問題形式を間違えたかを見て、英検の技能別結果との共通部分を確認してください。
Q.英検2級のCSEスコアを学校の定期テストの点数に換算できますか?
一般的な換算はできません。英検CSEは英検協会が定めた尺度であり、学校の各回の試験は学校独自の目標・内容・配点に基づきます。学校が正式に設けた制度がある場合はその資料を確認します。
Q.英検に合格していたら学校の英文法を復習しなくてもよいですか?
合格級だけでは決まりません。本人が学校の課題を自力で解けるか確認し、必要な範囲を選んで復習するか判断します。すべての中1英語をやり直すと決める必要もありません。
Q.英検は合格したのに通知表が悪い場合、学校へ何を聞けばよいですか?
通知表の観点、学校から示された評価方法、定期考査以外の学習活動や提出物の扱いを確認してください。英検の合格級が自動的に評定へ反映されると仮定しないことが大切です。
Q.英検の成績表が手元になくても相談できますか?
可能な範囲で相談できます。合格級と受験時期を記録し、学校の答案と困っている問題を優先してください。不明な技能別スコアを推定して書く必要はありません。
Q.英検の次の級を受験する予定ですが、学校の成績が低ければ延期すべきですか?
一律には決められません。学校の課題や試験予定、本人の学習時間と希望を確認し、追加でどの程度の準備が必要か検討してください。実施団体の申込・変更規則も別途確認が必要です。
まとめ|英検の強みを残したまま学校の困りごとを特定する
英検の合格級と学校の英語の点数が食い違って見えるときは、どちらかの結果を否定するのではなく、測っている内容と条件を照合します。英検は級・取得時期・技能別結果、学校は答案・試験範囲・通知表・提出課題を分けて記録し、重なる問題形式だけを確認します。
学習相談では「英検を持っているのになぜ点数が低いのか」という抽象的な質問より、「英検では読解ができたが学校の記述で失点した。何が違うのか確認したい」と伝える方が具体的です。現在校の課題を優先しながら、本人の得意なことを生かす指導内容を相談してください。
慶英会の中高一貫校・英検・定期テストの学習相談
慶英会では、中高一貫校の英語、定期テスト、NEW TREASURE(ニュートレジャー)、英検などについてオンライン個別指導をご案内しています。英検の合格級と学校の成績の間に違いがある場合も、学校の試験答案や現在の困りごとを整理し、学習相談で確かめたいことを検討できます。対応内容・受付状況・最大1か月無料体験の適用条件は最新の公式サイトをご確認ください。
慶英会公式サイト|中高一貫校の英語学習相談・無料体験のご案内
参考にした主な公式情報
公式情報の確認日:2026年10月11日(準2級プラスの公式出題形式・制度情報は2026年10月12日に追加確認)。本文にある二軸照合表・架空事例・相談用の8質問は独自の整理方法であり、英検協会や文部科学省が認証した診断法ではありません。学校固有の英検加点制度、評定基準、学校教材は各校の正式な資料をご確認ください。
- 日本英語検定協会「英検について」:測定技能・級と成績表・技能別CSEの案内
- 日本英語検定協会「準2級の試験内容」:出題形式・技能別課題の例
- 日本英語検定協会「準2級プラス特設サイト」:2025年度新設の背景と級の位置付け
- 日本英語検定協会「準2級プラスの試験内容」:英文要約・意見英作文などの形式
- 日本英語検定協会「2級の試験内容」:別の級の問題形式の確認
- 日本英語検定協会「英検CSEスコアでの合否判定方法について」:英検内部のスコア尺度
- 文部科学省「教育課程の実施と学習評価」:学校教育の評価と指導改善
- 文部科学省「学習評価及び指導要録の改善等について」(2019年3月29日):学習評価の基本的な枠組み
- 個人情報保護委員会「学校における個人情報の取扱いに関する留意点」(2025年6月25日):児童生徒の情報管理
慶英会のオンライン個別指導・最大1か月無料体験
英検対策、中高一貫校の英語、NEW TREASURE(ニュートレジャー)、定期テストに対応。学習状況を確認し、目標に合わせた個別指導をご案内しています。

LINEで友だち追加後、「無料体験希望(ブログ)」または「学習相談希望(ブログ)」と送信してください。ボタンを開くだけでは相談の受付は完了しません。無料体験の対象・回数・料金や返金保証などの適用条件は、慶英会公式サイトでご確認いただけます。
慶英会の指導分野・サポート制度・その他のバナーを見る
オンライン英検塾・英語塾「慶英会」の専門分野
慶應義塾大学卒・英検1級の塾長が運営する、オンライン個別指導塾・オンライン家庭教師サービス。
慶英会は、「英検対策」と、難関中高一貫校で採用されているZ会の英語教科書「ニュートレジャー(NEW TREASURE)」対策における高度な専門性を強みとし、小学生の英検先取りから難関大学受験まで幅広く対応するオンライン英検塾・ニュートレジャー英語対策塾です。
👉 慶英会公式サイトを見る
慶應卒・英検1級塾長の英検専門塾・ニュートレジャー専門オンライン個別指導塾|慶英会 英検対策とニュートレジャー対策に特化したオンライン個別指導塾「慶英会」。英検1級・慶應卒の塾長が、中高一貫校の定期テストか keio-edu.com

小学生の英検先取りから、中学生・高校生の定期テスト・内部進学対策、難関大学・医学部受験、社会人の英検1級取得まで、学年・英語力・目標に応じた個別指導を行っています。
慶英会の指導メソッドは、高校在学中に英検1級を取得し、公益財団法人 日本英語検定協会の「成績優秀者」に選出された慶英会塾長の学習経験と指導実績をもとに構築されています。
慶英会塾長は、慶應義塾大学一般選抜の英語入試で正答率97%を達成し、中学・高校では主要科目オール5(最高評価・高校偏差値70)を取得。これらの経験をもとに、限られた学習時間で成果につなげる「高効率勉強法」を体系化しています。
慶英会では、この指導メソッドに基づき、一人ひとりの学習状況と目標に合わせた個別指導を行います。

英検対策
英検5級・4級・3級・準2級・準2級プラス・2級・準1級・1級の全級に対応しています。
英単語、英文法、長文読解、リスニングなどの一次試験対策に加え、英検ライティング・英作文添削、二次試験・面接対策まで総合的に指導します。
小学生の早期英検取得から、中学生・高校生の英検先取り、大学受験に向けた英検2級・準1級対策、現役英語講師や英検面接官を含む社会人の英検1級対策まで、一人ひとりの目標に合わせてサポートしています。
私立中高一貫校・ニュートレジャー対策・定期テスト対策
〈公立中学校・公立高校にも対応〉
私立中高一貫校の英語指導では、Z会出版の英語教科書「ニュートレジャー(NEW TREASURE)」をはじめとする教科書の内容、学校ごとの授業進度、定期テストの出題傾向に合わせた個別指導を行っています。
英文法、長文読解、英作文、教科書本文の読解・和訳、英単語・熟語の定着、定期テスト対策、内部進学対策まで幅広く対応しています。
学校ごとの試験範囲や出題形式を踏まえた学校別予想問題も活用し、授業内容の理解から定期テストの得点向上まで徹底してサポートします。
また、公立中学校・公立高校に在学中の生徒様にも多数ご受講いただいており、学校の教科書や問題集、授業進度、試験範囲に合わせた定期テスト対策や高校受験・大学受験対策にも対応しています。
英語以外の科目についても、学校の宿題、定期テスト対策、内部進学対策、学校別予想問題の作成など、必要に応じて総合的にサポートしています。
英語スピーチコンテスト対策
慶英会塾長は、米国高校留学中に英語スピーチコンテストでニューヨーク州大会準優勝・全米大会進出を果たしています。
国内外における出場・入賞経験を生かした指導メソッドに基づき、英語スピーチ原稿の作成・添削から、発音、アクセント、イントネーション、表現力、ジェスチャー、プレゼンテーションまで総合的に指導します。
留学・大学受験・オールイングリッシュ指導
すべて英語で授業を行うオールイングリッシュ指導(すべて英語による指導)にも対応しています。
帰国子女・インターナショナルスクール生の英語学習、海外高校留学・海外大学進学に向けた英語力の育成、留学前の英語準備まで幅広くサポートします。
大学受験英語、医学部受験英語、英検利用入試、総合型選抜・学校推薦型選抜に向けた英検対策にも対応し、志望校や入試方式に合わせて指導します。
慶應卒の英語塾|慶英会とは
慶英会は、英検対策、ニュートレジャー(NEW TREASURE)対策、私立中高一貫校の英語・定期テスト対策、英語スピーチコンテスト対策、海外高校留学・海外大学進学準備において、高度な専門性を強みとするオンライン英語塾・オンライン個別指導塾です。

慶英会の3つの学習サポート制度
慶英会では、初めてオンライン個別指導を受講される方にも安心してご検討いただけるよう、「最大1ヶ月間の完全無料体験」「24時間受付・回数無制限のLINE学習サポート」「全額返金保証」の3つを柱とする充実した安心制度をご用意しています。
最大1ヶ月間の完全無料体験
指導内容や担当講師との相性を十分にお確かめいただけるよう、最大1ヶ月間の完全無料体験レッスンを実施しています。
通常の入塾生と同じ形式・内容の個別指導を実際に受講したうえで、入塾をご判断いただけます。
24時間受付・回数無制限のLINE学習サポート
レッスン時間外も、24時間受付・回数無制限のLINE学習サポートをご利用いただけます。
英検ライティングや英作文の添削、学校の宿題、定期テスト・受験勉強に関するご質問や学習相談に随時対応します。
さらに、学校ごとの試験範囲・教材・授業進度・過去の出題傾向を踏まえ、AI(人工知能)も活用した学校別予想問題を作成します。
授業時間だけでなく、日々の学習から定期テスト・受験本番まで継続的にサポートします。
英検合格・学校成績向上の全額返金保証
所定の条件を満たして1年間継続して受講したにもかかわらず、英検合格または学校成績の向上を達成できなかった場合には、授業料の全額返金保証制度を適用します。入塾前の無料体験から、受講中の継続的な学習支援、1年間の成果保証まで、安心して学習を続けられる環境を整えています。
