英検の長文やNEW TREASURE(ニュートレジャー)のReadで、because・if・when・although・who・thatが出ると主語と動詞を見失いませんか。慶英会では、主節・従属節・名詞節・関係節・分詞構文を8パターン×5問=独自40問で整理しました。最初に主節を見つけ、理由・条件・時・修飾がどこにかかるかを英文と日本語訳から確認する無料教材です。
結論:長い英文は、①中心となる主節の主語・定形動詞を探す→②because/if/when/althoughなどの従属節を見分ける→③who/which/thatなどの修飾範囲を確認→④名詞節・不定詞・分詞の働きを考える順で読むと、何が主な事実か見えやすくなります。ただしandで二つの独立節をつないだ文には主節が二つあることもあります。すべての接続詞が同じ種類の従属節を作るわけではありません。
主節・従属節は何が違う?8パターンの早見表
| 種類 | 見分けるポイント | 演習 |
|---|---|---|
| and・but・or|独立節を並べる | 等位接続詞は、主節として独立できる文同士を結ぶことがある | 問1〜5 |
| because・since・as|理由の副詞節 | 理由を述べる従属節と、主張の中心になる主節を分ける | 問6〜10 |
| if・unless|条件節と主節 | 条件と結果を分け、未来でもif節で現在形が使われる基本を確認する | 問11〜15 |
| when・before・after・while|時間の副詞節 | 時間を表す従属節と主節の出来事を分ける | 問16〜20 |
| although・even though|譲歩の副詞節 | 逆接の事情と、実際に述べたい主節を分ける | 問21〜25 |
| who・which・that|関係節と主節 | 名詞を後ろから説明する関係節を外しても主節の主語と動詞が残る | 問26〜30 |
| that・whether・what|名詞節・内容節 | 主語や目的語の役割をする節と、文章全体の主節を区別する | 問31〜35 |
| to不定詞・分詞構文と主節|非定形節 | to do・-ingがあっても主節の定形動詞は別にある場合を見分ける | 問36〜40 |
英文の主節を見つける4ステップ
- 文の中の定形動詞(is/was/went/will studyなど)を探し、何の主語に対応するか確認する。
- and/butが独立した主節同士を結ぶか、単に名詞や動詞を結んでいるかを区別する。
- because/if/when/althoughなどの従属接続詞の範囲を囲み、残る主節で中心の事実を捉える。
- who/which/thatなどの関係節、that/whether/whatの名詞節、to+動詞・-ingの非定形節を、どこにかかるか確認する。
Cambridge DictionaryのClauses(節)の文法説明では、主節はそれ自体で文を形成できる一方、従属節はほかの節に依存すると説明されています。学習上の分析として、実際の複文を分解した後、元の順序に戻して全文の意味を確認しましょう。
問題編|英文の主節・従属節を40文で見分ける
各英文から、主節と従属節・修飾句があれば区別してください。主節が二つある場合は二つとも答えます。関係節では説明する先行詞と主節の述語動詞も確認します。40問の解答・訳は後半にまとめてあります。
1. and・but・or|独立節を並べる
読むときの規則:等位接続詞は、主節として独立できる文同士を結ぶことがある
問1:Yui read a book, and Ken wrote a letter.
問2:The hall was small, but the event was successful.
問3:Mika bought a pen and a notebook.
問4:You can stay here, or you can join the tour.
問5:The students smiled and waved at the teacher.
2. because・since・as|理由の副詞節
読むときの規則:理由を述べる従属節と、主張の中心になる主節を分ける
問6:The class stayed inside because it was raining.
問7:Because the train was late, we missed the meeting.
問8:The game was canceled because of the heavy rain.
問9:Since the library was closed, we studied at home.(理由として)
問10:As she felt unwell, she went home early.(理由として)
3. if・unless|条件節と主節
読むときの規則:条件と結果を分け、未来でもif節で現在形が使われる基本を確認する
問11:If it rains, the match will be canceled.
問12:We will go outside if the weather improves.
問13:Unless you register, you cannot join.
問14:If I were you, I would check the source.
問15:I don’t know if the event will take place.
4. when・before・after・while|時間の副詞節
読むときの規則:時間を表す従属節と主節の出来事を分ける
問16:When the bell rang, the lesson began.
問17:The students left after the teacher arrived.
問18:The students left after lunch.
問19:While the class was working, the teacher checked the answers.
問20:Before you submit the essay, check the punctuation.
5. although・even though|譲歩の副詞節
読むときの規則:逆接の事情と、実際に述べたい主節を分ける
問21:Although the room was small, it was comfortable.
問22:The project continued even though funding was limited.
問23:Despite the high cost, the town started the trial.
問24:Although she was tired, she finished her report.
問25:The results improved; however, the cause was uncertain.
6. who・which・that|関係節と主節
読むときの規則:名詞を後ろから説明する関係節を外しても主節の主語と動詞が残る
問26:The student who won the prize is my friend.
問27:The book that I bought yesterday is interesting.
問28:The bridge which was built last year is open.
問29:The teachers who use the library often recommend this book.
問30:The town has a park where children can play safely.
7. that・whether・what|名詞節・内容節
読むときの規則:主語や目的語の役割をする節と、文章全体の主節を区別する
問31:I think that the plan is useful.
問32:She explained why the meeting was canceled.
問33:Whether the project will succeed remains unclear.
問34:What the team discovered surprised everyone.
問35:The fact that the room was closed disappointed us.
8. to不定詞・分詞構文と主節|非定形節
読むときの規則:to do・-ingがあっても主節の定形動詞は別にある場合を見分ける
問36:To improve her writing, Emi reads English articles.
問37:Walking to school, he found a lost key.
問38:The girl standing near the door is my sister.
問39:Having finished the report, they went home.
問40:The report written by the students was published.
全40問の構文解析・主節の答え・全文和訳
and・but・or|独立節を並べる|問1〜5の解答
問1の正答:主節は2つ:Yui read a book / Ken wrote a letter。 解説:andで独立節が並ぶ。両方とも主語と定形動詞を持ち単独で文になる。 和訳:ユイは本を読み、ケンは手紙を書きました。
問2の正答:主節は2つ:The hall was small / the event was successful。 解説:butで独立節同士が対照される。wasがそれぞれの定形動詞。 和訳:会場は小さかったですがイベントは成功しました。
問3の正答:主節は1つ:Mika bought a pen and a notebook。 解説:andが名詞penとnotebookを結ぶだけで、新たな主語・動詞を作らない。 和訳:ミカはペンとノートを買いました。
問4の正答:主節は2つ:You can stay here / you can join the tour。 解説:orで独立した二つの選択肢を結ぶ。 和訳:ここに残るか、見学に参加できます。
問5の正答:主節は1つ:The students smiled and waved at the teacher。 解説:同じ主語が二つの動詞smiledとwavedを持つ。独立節が二つとは限らない。 和訳:生徒たちは先生に笑顔を見せて手を振りました。
because・since・as|理由の副詞節|問6〜10の解答
問6の正答:主節:The class stayed inside。理由節:because it was raining。 解説:主節は生徒たちが屋内にいたこと。理由は雨。 和訳:雨が降っていたのでクラスは屋内にいました。
問7の正答:主節:we missed the meeting。理由節:Because the train was late。 解説:文頭のBecause節は従属節で、主節はその後にある。 和訳:列車が遅れたので私たちは会議に間に合いませんでした。
問8の正答:主節:The game was canceled。because of the heavy rainは前置詞句。 解説:because of+名詞句には主語・定形動詞がなく、because節とは構造が違う。 和訳:大雨のため試合は中止されました。
問9の正答:主節:we studied at home。理由節:Since the library was closed。 解説:このsinceは『〜なので』という理由の接続詞。時の起点のsinceとは違う。 和訳:図書館が閉館していたので自宅で勉強しました。
問10の正答:主節:she went home early。理由節:As she felt unwell。 解説:理由のas節は従属、帰宅した出来事は主節。 和訳:気分が悪かったので彼女は早く帰りました。
if・unless|条件節と主節|問11〜15の解答
問11の正答:主節:the match will be canceled。条件節:If it rains。 解説:条件は雨が降ること、結果は中止。未来でもif節は現在形rains。 和訳:雨が降れば試合は中止されます。
問12の正答:主節:We will go outside。条件節:if the weather improves。 解説:外へ出るという主張の中心と、その条件を区別。 和訳:天気がよくなれば外へ出ます。
問13の正答:主節:you cannot join。条件節:Unless you register。 解説:unlessはこの文脈でif you do notに近い条件。登録なしでは参加できない。 和訳:登録しない限り参加できません。
問14の正答:主節:I would check the source。仮定節:If I were you。 解説:現在の事実とは異なる仮定。wereの形とwouldを確認。 和訳:あなたの立場なら出典を確認します。
問15の正答:主節:I don’t know。従属する内容節:if the event will take place。 解説:ここでのifは『開催されるかどうか』を表す名詞節(内容節)。条件節ではない。 和訳:イベントが開かれるかどうか分かりません。
when・before・after・while|時間の副詞節|問16〜20の解答
問16の正答:主節:the lesson began。時間節:When the bell rang。 解説:ベルが鳴った時点と、授業開始を区別。 和訳:ベルが鳴ると授業が始まりました。
問17の正答:主節:The students left。時間節:after the teacher arrived。 解説:after以降は主語the teacherと動詞arrivedを持つ従属節。 和訳:先生が来てから生徒たちは帰りました。
問18の正答:主節:The students left。after lunchは前置詞句。 解説:after+名詞lunchで、節ではない。 和訳:生徒は昼食後に帰りました。
問19の正答:主節:the teacher checked the answers。時間節:While the class was working。 解説:作業と先生の確認が同時期に進行。主節は先生の行動。 和訳:クラスが作業中、先生は解答を確認しました。
問20の正答:主節:check the punctuation。時間節:Before you submit the essay。 解説:命令文は主語youが省略されるのが通常で、主節が消えるわけではない。 和訳:作文を提出する前に句読点を確認してください。
although・even though|譲歩の副詞節|問21〜25の解答
問21の正答:主節:it was comfortable。譲歩節:Although the room was small。 解説:狭いという制約と快適という結果の対照。 和訳:部屋は小さかったですが快適でした。
問22の正答:主節:The project continued。譲歩節:even though funding was limited。 解説:費用が限られていても事業は継続した。 和訳:資金が限られていましたが計画は続きました。
問23の正答:主節:the town started the trial。Despite the high costは前置詞句。 解説:despite+名詞句であり、主語・定形動詞のある節ではない。 和訳:高額にもかかわらず町は試行を始めました。
問24の正答:主節:she finished her report。譲歩節:Although she was tired。 解説:疲れは譲歩の背景、報告書完成が主節。 和訳:彼女は疲れていましたが報告書を終えました。
問25の正答:独立した主節は2つ:The results improved / the cause was uncertain。 解説:howeverはこの文では接続副詞。althoughのような従属節を導く接続詞ではない。 和訳:結果は改善しました。しかし原因は不確かでした。
who・which・that|関係節と主節|問26〜30の解答
問26の正答:主節:The student is my friend。関係節:who won the prize。 解説:who won the prizeはstudentを説明する。主節の定形動詞はis。 和訳:賞を取った生徒は私の友人です。
問27の正答:主節:The book is interesting。関係節:that I bought yesterday。 解説:thatはboughtの目的語を受け、主節の動詞はis。 和訳:昨日買った本は面白いです。
問28の正答:主節:The bridge is open。関係節:which was built last year。 解説:関係節内部のwas builtを主節の動詞と混同しない。 和訳:昨年建てられた橋が開通しています。
問29の正答:主節:The teachers often recommend this book。関係節:who use the library。 解説:recommendが主節の動詞、useが関係節の動詞。 和訳:図書館を利用する先生たちはよくこの本を薦めます。
問30の正答:主節:The town has a park。関係節:where children can play safely。 解説:whereは場所parkを説明する関係副詞。主節の動詞はhas。 和訳:町には子どもが安全に遊べる公園があります。
that・whether・what|名詞節・内容節|問31〜35の解答
問31の正答:主節:I think。内容節:that the plan is useful。 解説:thinkの内容が従属節。主節の中心はI think。 和訳:私はその計画は役に立つと思います。
問32の正答:主節:She explained。内容節:why the meeting was canceled。 解説:why以下が説明の内容で、主節動詞はexplained。 和訳:彼女は会議がなぜ中止されたか説明しました。
問33の正答:主節の述語:remains unclear。主語となる名詞節:Whether the project will succeed。 解説:名詞節全体が主語。文全体の定形動詞はremains。 和訳:計画が成功するかどうかは依然不明です。
問34の正答:主節の述語:surprised everyone。主語となる名詞節:What the team discovered。 解説:what節が主語。discoveredは節内部の動詞、surprisedが主節の動詞。 和訳:チームが発見したことは皆を驚かせました。
問35の正答:主節:The fact disappointed us。that the room was closedはfactの内容を示す同格節。 解説:that節は完全な英文で、factの内容を説明する。関係代名詞の目的格thatとは区別。 和訳:部屋が閉まっていたという事実は私たちを落胆させました。
to不定詞・分詞構文と主節|非定形節|問36〜40の解答
問36の正答:主節:Emi reads English articles。目的を表す不定詞節:To improve her writing。 解説:readsが主節の定形動詞。to improveは目的を示す非定形節。 和訳:英作文を上達させるためエミは英語記事を読みます。
問37の正答:主節:he found a lost key。分詞構文:Walking to school。 解説:foundが主節の定形動詞、Walkingは歩いていた状況を示す。 和訳:学校へ歩いている途中、彼は落とし物の鍵を見つけました。
問38の正答:主節:The girl is my sister。後置修飾:standing near the door。 解説:isが主節の定形動詞。standingはgirlを説明する分詞。 和訳:ドアのそばに立っている女の子は私の姉です。
問39の正答:主節:they went home。完了分詞構文:Having finished the report。 解説:報告書完成が主節の帰宅より前。wentが主節動詞。 和訳:報告書を終えてから彼らは帰宅しました。
問40の正答:主節:The report was published。後置修飾:written by the students。 解説:writtenはreportを修飾する過去分詞。主節の動詞はwas published。 和訳:生徒たちが書いた報告書は公表されました。
Stage・英検級ごとの詳しい無料教材へ
- NEW TREASURE Stage2|長い英文の主節・従属節40問
- 英検準2級|主語・動詞・関係詞の長文36問
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- 英検1級|主語・述語と後置修飾の分析
- NEW TREASURE Stage3|ifの条件・内容・仮定法40問
7日間の長文読解復習|主語と動詞から始める
- 1日目:and/butで主節が一つか二つかを説明する。
- 2日目:because/ifの理由・条件節と主節を色分けする。
- 3日目:when/before/after/althoughの時・譲歩を読んで主な出来事を確かめる。
- 4日目:who/which/that/whereの関係節を外し、主節の主語・動詞を言う。
- 5日目:that/whether/whatが名詞節を作るときに、文の中で主語か目的語かを調べる。
- 6日目:to不定詞・分詞の修飾範囲を調べ、定形動詞と混同しない。
- 7日目:学校の既習Readや英検の初見長文で、本文の中心となる節と条件・修飾を自分で説明する。
よくある質問|主節・従属節・関係節
Q. andがある文は主節が二つですか?
A. いつも二つとは限りません。名詞同士や同じ主語に対する動詞同士を結ぶ場合もあります。
Q. because of the rainは従属節ですか?
A. because of+名詞句なら前置詞句です。because it rainedなら主語・動詞のある理由の従属節です。
Q. ifの後はすべて条件節ですか?
A. いいえ。I don’t know if … のifは『〜かどうか』という内容節を導きます。
Q. 関係代名詞の後の動詞が主節の動詞ですか?
A. 関係節の内部の動詞であり、文全体の主節の動詞は別にあります。先行詞を修飾している部分を確認してください。
Q. Stage1の生徒も分詞構文を解くべきですか?
A. 未習の内容を無理に進める必要はありません。学校の既習Lesson・使用Stageと英検受験級に合わせて選んでください。
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単語は分かるのにNEW TREASUREの長文で主語・述語が見つからない、英検のReadingで理由・条件・関係節を取り違える場合は、既習の英文法と実際の返却答案から復習の出発点を整理できます。慶英会の最大1か月無料体験・学習相談はこちら。条件・料金は公式のご案内をご確認ください。
参考にした公式情報・独自教材の制作方針
Cambridge Dictionary|Clauses/英検協会の試験内容/Z会・NEW TREASURE。独自40文・分析・和訳は慶英会が作成し、英検協会の過去問やZ会の教科書本文は転載していません。

