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致道館中学校の英語長文が読めない中1・中2へ|段落要旨・指示語・根拠を鍛える独自4題36問と全解説

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山形県立致道館中学校の英語長文で、単語の意味は分かるのに段落の要点がつかめない、設問の根拠を本文から見つけられない、指示語が何を指すか判断できない――こうした悩みは、単語暗記だけでは解決しません。必要なのは、英文を一文ずつ訳す作業から、段落の役割・文と文のつながり・設問の根拠を整理する読み方へ切り替えることです。

致道館中学校の公式教育課程は、中学校の授業を週30時間、1単位55分とし、外国語の年間予定授業時数を中1で158時間、中2・中3で175時間と公表しています。中1・中2は6年間の「基礎期」に位置づけられ、外国語では深化・補充を行う方針も示されています。授業時間が多いことだけで読解力が自動的に身に付くわけではありません。授業で扱った文法・語彙を、本文の中で使える状態にする復習が重要です。

本記事では、学校公式の教育課程と慶英会の学習提案を分けて説明し、中1・中2向けに初見英文4題・独自36問・全文和訳・全解答と根拠を掲載します。主題、具体的情報、指示語、接続語、言い換え、推論、要約を段階的に練習できます。

掲載する英文・設問は慶英会が新たに作成した独自演習です。致道館中学校の実際の授業プリント、定期考査、入試問題、内部資料を転載・再現したものではありません。学校の出題形式や試験範囲を予測するものでもありません。定期考査では、学校から示された範囲表・教科書・配布教材・授業ノートを最優先してください。

1.致道館中学校の英語学習で確認できる公式情報

学校公式の「中学校教育課程」には、週30時間(6時間×5日)、1単位時間55分と記載されています。年間の予定授業時数は、外国語が中1で158時間、中2・中3で175時間です。同じ表には標準時数も併記されていますが、標準欄は1単位時間50分と注記されています。学校独自の授業時数と標準時数を比較する際は、授業時間の長さが異なることにも注意してください。

公式の「教育課程」ページは、中1・中2を基礎期、中3・高1を充実期、高2・高3を発展期とする6年間の教育課程を説明しています。また、外国語等では中学校学習の発展的内容として高校で学習する内容を盛り込む方針、ICTを活用して個々の興味・関心や学習状況に応じた学びを進める方針、探究型学習や実践的なコミュニケーション能力を高める外国語教育の方針が示されています。

これらは学校が公表する教育課程・教育方針です。個々の授業で扱う教材、単元の順序、定期考査の問題形式や配点まで公開ページから断定することはできません。家庭学習では、学校で実際に使用している教科書・副教材・配布プリント・返却答案を基準にしてください。

確認した公式情報:致道館中学校「中学校教育課程」、致道館中学校・高等学校「教育課程」(2026年10月30日確認)。

2.英語長文を「一文ずつ訳す」から「根拠を追う」読み方へ

長文読解で時間がかかる原因は、知らない単語の多さだけではありません。主語と動詞の関係を見失う、接続語の働きを読み飛ばす、段落の役割を整理しないまま設問へ進む、といった読み方の問題もあります。最初から全文を完璧に和訳しようとせず、文章全体の話題をつかんでから、設問に必要な根拠へ戻る順番を身に付けましょう。

読解の6段階

  1. タイトル・冒頭で話題を予測する:何についての文章か、人物・場所・活動・問題のどれが中心かを仮に決めます。予測は読み進めながら修正します。
  2. 各段落の最初と最後を確認する:最初に話題、最後に結論や結果が置かれる文章もあります。ただし、必ずその位置に答えがあると決めつけず、段落全体を確認します。
  3. 主語・動詞・目的語を見つける:長い修飾語に迷ったら、まず文の骨格を取り出します。主語が何をしたのか、何がどうなったのかを押さえます。
  4. 接続語に印を付ける:because は理由、so は結果、but・however は対比、for example は具体例、first・then・finally は順序を示す手がかりです。
  5. 指示語の中身を特定する:it・they・this・these などを見たら、前の文や段落から何を指すかを探します。単数・複数、人物・物・考え方の区別も確認します。
  6. 設問のキーワードを本文で照合する:同じ単語がある文だけを選ばず、同じ意味を別の語で表す言い換えも探します。答えを選んだら、根拠となる英文に線を引きます。

特に大切なのは、設問の答えと自分の常識を混ぜないことです。本文に書かれている事実、本文から合理的に推測できること、本文には書かれていないことを分けます。本文にない情報を「きっとそうだ」と補ってしまうと、内容一致・不一致問題や要旨問題で失点しやすくなります。

段落の役割を一言でメモする

段落を読み終えたら、余白に日本語で短いメモを残します。例えば「問題の紹介」「原因」「具体例」「反対意見」「筆者の結論」のように、段落の役割だけを書きます。英文をすべて日本語に直す必要はありません。段落のつながりが見えると、本文全体の主題を選ぶ問題や、要約問題に対応しやすくなります。

英文の手がかり読み取るポイント確認すること
because / since理由何の理由を説明しているか
so / therefore結果・結論前の内容から何が起きたか
but / however対比・転換何と何が異なるか
for example具体例どの主張を説明する例か
this / these / they指示語前のどの語句・内容を受けるか
also / another追加何に情報が付け加わったか

3.中1・中2で変える読解の目標

中学1年生:一文の骨格と具体的な情報を正確に取る

中1は、be動詞・一般動詞、疑問文・否定文、三単現、過去形、代名詞、基本的な接続詞など、学校で学んだ範囲を本文の中で見つけることから始めます。人物・場所・時間・行動を問う設問では、本文の該当箇所を探し、主語と動詞を確かめてから答えます。語句を拾うだけでなく、誰が何をしたのかを日本語で説明できる状態を目指します。

知らない単語が一つ出ても、すぐに読むのを止めないでください。前後の文に説明や具体例がないか確認し、文章全体の理解に必要かを判断します。重要でない語を推測して読み進める力も、長文読解には必要です。

中学2年生:段落の要旨・理由・言い換えを整理する

中2は、接続詞、不定詞・動名詞、比較、助動詞、過去進行形、未来表現など、既習範囲を使って文と文の関係を確認します。設問文と本文で同じ単語が使われていない場合もあるため、言い換えに注意します。例えば「reduce」は「make something smaller or less」と説明される場合があり、単語の一致だけでは根拠を見つけられません。

段落の要旨は、細かな数字や例を全部並べるのではなく、「何を伝える段落か」を一文でまとめます。理由を問う設問では because の後だけを見るのではなく、理由がどの主張を支えているかまで確認しましょう。

保護者が答案を見るときの3つの確認

  • 正解した設問でも、本文の根拠となる英文を本人が指せるか。
  • 間違えた設問は、語彙不足・文構造・指示語・言い換え・設問の読み違いのどれが原因か。
  • 翌日、解答を隠して同じ根拠を自分で説明できるか。

正解数だけでなく、根拠を説明できるかを確認すると、偶然の正解と理解した正解を区別できます。本文の根拠を探せない場合は、難しい長文を大量に追加するより、一段落だけを使って主語・動詞・接続語・指示語を確認する方が効果的です。

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4.独自演習:初見英文4題・36問

以下の4英文は、慶英会が長文読解の練習用に作成した創作文章です。致道館中学校の実際の授業・定期考査・入試問題を再現したものではありません。設問は主題、具体的情報、指示語、語句、和訳、推論、要約、短い英作文を組み合わせています。まずは辞書を使わずに一度読み、答えの根拠を本文に線で示してから解答してください。

Passage 1|A Better Way to Share School Books(読書・意見の整理)

English
At a small school library, students often chose books by looking only at the covers. Some books stayed on the shelves for months. A student named Emi suggested adding a short card to each book. The card did not tell readers whether a book was good or bad. It asked three questions: What surprised you? Which part would you like to discuss? Who might enjoy this book? After two weeks, more students borrowed books from different shelves. The librarian noticed that the cards helped students talk about their choices. Emi learned that a simple question can make reading more active.

日本語訳
小さな学校図書館では、生徒たちは表紙だけを見て本を選ぶことがよくありました。何か月も棚に残ったままの本もありました。エミという生徒が、それぞれの本に短いカードを付けることを提案しました。そのカードは、本が良いか悪いかを読者に教えるものではありませんでした。「何に驚きましたか」「どの部分について話し合いたいですか」「誰がこの本を楽しめそうですか」という三つの質問をしていました。二週間後、より多くの生徒が異なる棚から本を借りるようになりました。司書は、そのカードが生徒たちの本選びについての会話を助けていることに気付きました。エミは、簡単な質問が読書をより主体的なものにできると学びました。

問1:本文全体の主題として最も適切なものを選びなさい。A. 図書館の本を減らす方法 B. 質問カードを使って読書と会話を活発にする工夫 C. 本の値段を比べる方法 D. 図書館の開館時間を長くする方法

問2:生徒たちは最初、どのように本を選ぶことが多かったですか。日本語で答えなさい。

問3:カードにはどのような質問が書かれていましたか。三つの内容を日本語でまとめなさい。

問4:カードは本について何を読者に教えるものではありませんでしたか。

問5:“It asked three questions” の “It” は何を指しますか。

問6:“borrowed” の意味として最も適切なものを選びなさい。A. 借りた B. 売った C. 捨てた D. 並べ替えた

問7:“Emi learned that a simple question can make reading more active.” を日本語に訳しなさい。

問8:二週間後に異なる棚から本を借りる生徒が増えたことから、何が考えられますか。本文に沿って答えなさい。

問9:本を読んだ後に友人へ尋ねたい質問を一つ、英語で書きなさい。

Passage 2|A Rain Garden near the Playground(原因・結果の読解)

English
After heavy rain, water often stayed near the school playground. A science club compared two places: a grassy area and a concrete path. The students checked both places after the same rain. Water disappeared from the grassy area sooner, while small puddles remained on the path. The club decided to make a rain garden with soil and local flowers near the playground. They did not expect the garden to stop every flood. Their goal was to give some rainwater a place to enter the ground and to create a space for insects. The students planned to observe the garden for several months before deciding what to change.

日本語訳
大雨の後、学校の運動場の近くには水がよく残っていました。科学部は、草地とコンクリートの通路という二つの場所を比較しました。生徒たちは同じ雨の後に両方の場所を調べました。草地では水がより早くなくなりましたが、通路には小さな水たまりが残っていました。科学部は運動場の近くに、土と地域の花を使った雨庭を作ることにしました。彼らは、その庭がすべての洪水を止めるとは考えていませんでした。目標は、雨水の一部が地面に入る場所を作り、昆虫のための空間を作ることでした。生徒たちは、何を変えるか決める前に、数か月間その庭を観察する計画を立てました。

問10:科学部が比較した二つの場所はどこですか。

問11:同じ雨の後、草地とコンクリートの通路では水の残り方にどのような違いがありましたか。

問12:雨庭を作る目的を二つ、日本語で答えなさい。

問13:“They did not expect the garden to stop every flood.” の “They” は誰を指しますか。

問14:“while” がこの文で表す関係として最も適切なものを選びなさい。A. 時間の順序だけ B. 対比 C. 原因 D. 目的

問15:“Their goal was to give some rainwater a place to enter the ground” を日本語に訳しなさい。

問16:生徒たちはなぜ数か月間、庭を観察しようとしたと考えられますか。

問17:本文の内容に合うものを選びなさい。A. 雨庭はすべての洪水を防ぐと生徒たちは考えた。B. 生徒たちは雨が降る前に二つの場所を比較した。C. 生徒たちは観察結果を踏まえて後から改善点を考える。D. 雨庭にはコンクリートだけを使う。

問18:本文全体を日本語で40〜60字程度に要約しなさい。

Passage 3|The Town Map That Changed(数値・比較・言い換え)

English
A class visited a community center to learn how people used the town bus service. The students asked forty visitors to choose one improvement they wanted. Eighteen people chose benches near bus stops. Twelve wanted shelters from rain, seven asked for maps with larger letters, and three wanted more signs. At first, the students thought that more signs would be the most popular choice. The answers showed something different. They made a new map that marked places where people could sit and wait. The map did not change the bus routes, but it helped visitors find useful information before leaving the center.

日本語訳
あるクラスが、地域の人々が町のバスをどのように利用しているか学ぶため、地域交流センターを訪れました。生徒たちは40人の来訪者に、望む改善点を一つ選んでもらいました。18人はバス停の近くのベンチを選びました。12人は雨を避ける屋根を望み、7人は文字を大きくした地図を求め、3人は標識を増やしてほしいと答えました。最初、生徒たちは標識を増やすことが最も人気のある選択になると考えていました。回答は異なる結果を示しました。生徒たちは、人々が座って待てる場所を示した新しい地図を作りました。その地図はバス路線を変更しませんでしたが、来訪者がセンターを出る前に役立つ情報を見つける助けになりました。

問19:アンケートに答えた人は全部で何人ですか。

問20:最も多く選ばれた改善点は何ですか。人数も答えなさい。

問21:ベンチを選んだ人は、文字の大きい地図を選んだ人より何人多いですか。

問22:生徒たちは最初、どの改善点が最も人気になると考えていましたか。

問23:“The answers showed something different.” はどのような意味ですか。直前の予想との関係を含めて説明しなさい。

問24:“They made a new map” の “They” は誰を指しますか。

問25:“The map did not change the bus routes, but it helped visitors find useful information” を日本語に訳しなさい。

問26:この文章で地図が果たした役割を、日本語で一文にまとめなさい。

問27:“The students asked forty visitors to choose one improvement they wanted.” を参考に、「生徒たちは来訪者に好きな本を一冊選んでもらいました」を英語にしなさい。

Passage 4|The Plant That Grew Slowly(観察・推論・結論)

English
Yuki grew two small plants in the same kind of soil. She gave them the same amount of water every day. One plant stood near a window, and the other stayed on a shelf away from the light. After one week, the plant on the shelf was taller, but its leaves were pale and weak. The plant near the window was shorter, yet its leaves were green and strong. Yuki first thought that the taller plant was healthier. Then she looked at the leaves and changed her opinion. She wrote in her notebook that height alone was not enough to judge a plant. She needed to observe more than one feature.

日本語訳
ユキは同じ種類の土で二つの小さな植物を育てました。毎日、同じ量の水を与えました。一つの植物は窓の近くに置き、もう一つは光の届かない棚に置きました。一週間後、棚に置いた植物の方が背は高くなっていましたが、葉は色が薄く弱々しいものでした。窓の近くの植物は背が低かったものの、葉は緑色で丈夫でした。ユキは最初、背の高い植物の方が健康だと考えました。その後、葉を見て考えを変えました。植物を判断するには高さだけでは十分ではないと、ノートに書きました。彼女は一つ以上の特徴を観察する必要がありました。

問28:ユキは二つの植物を育てるとき、同じにした条件を二つ答えなさい。

問29:一週間後、棚に置いた植物にはどのような特徴がありましたか。二つ答えなさい。

問30:窓の近くに置いた植物の葉はどのような状態でしたか。

問31:ユキが最初に考えたことと、その後に考えを変えた理由を日本語で説明しなさい。

問32:“them” in “She gave them the same amount of water” は何を指しますか。

問33:“yet” がこの文で表す関係として最も適切なものを選びなさい。A. 理由 B. 対比 C. 時間 D. 追加

問34:“height alone was not enough to judge a plant” を日本語に訳しなさい。

問35:本文全体の主題として最も適切なものを選びなさい。A. 植物は背が高いほど必ず健康である B. 水を与えなければ植物は育つ C. 一つの特徴だけで判断せず、複数の点を観察する D. 窓の近くには植物を置けない

問36:本文の考え方を使い、何かを判断するときに複数の情報を確認することの大切さを英語1文で書きなさい。

5.独自36問の解答・解説

記述問題には複数の正答があります。以下は本文の根拠と英文の形を確認するための模範例です。語順や表現が異なっていても、本文の意味に合い、文法的に通じる答案は正答として扱えます。

Passage 1|A Better Way to Share School Books

問1の解答・解説:B。エミが本に質問カードを付けることを提案し、生徒の本選びや会話が活発になった話です。図書館の本を減らしたり、開館時間を変えたりする内容ではありません。最初と最後の文だけでなく、提案・変化・学びの三つをつなげて主題を判断します。

問2の解答・解説:表紙だけを見て選ぶことが多かったです。根拠は “students often chose books by looking only at the covers” です。only は「〜だけ」という限定を表します。

問3の解答・解説:①何に驚いたか、②どの部分について話し合いたいか、③誰がその本を楽しめそうか、です。三つの疑問文を一つずつ確認し、似た内容にまとめすぎないようにします。

問4の解答・解説:その本が良いか悪いか、という評価です。本文の “The card did not tell readers whether a book was good or bad.” が根拠です。カードは評価を押し付けるのではなく、読者自身の考えを引き出す役割です。

問5の解答・解説:It は a short card(本に付けた短いカード)を指します。直前の文でカードを提案し、そのカードが三つの質問をしたと続いています。単数の it が何を受けるか、文脈で確認しましょう。

問6の解答・解説:A。borrow は「借りる」です。borrow a book は「本を借りる」、lend a book は「本を貸す」です。主語が借りる側か貸す側かを区別します。

問7の解答・解説:「エミは、簡単な質問が読書をより主体的なものにできると学びました。」make A B は「AをBにする」という形です。make reading more active は「読書をより活発・主体的にする」と訳せます。

問8の解答・解説:例「質問カードをきっかけに、普段は選ばなかった棚の本にも関心を持つ生徒が増えたと考えられる。」本文には生徒一人ひとりの理由までは書かれていません。カードが本について話す助けになったことを根拠に、可能性として述べます。

問9の解答・解説:例 “Which part did you like best?”(どの部分が一番好きでしたか。)質問の内容が本文のテーマに合い、疑問文の語順が正しければ別解も適切です。

Passage 2|A Rain Garden near the Playground

問10の解答・解説:草地(a grassy area)とコンクリートの通路(a concrete path)です。コロンの後に二つの場所が並んでいます。比較対象を読み落とさないようにします。

問11の解答・解説:草地では水がより早くなくなり、コンクリートの通路には小さな水たまりが残りました。water disappeared sooner と puddles remained の対比が根拠です。

問12の解答・解説:①雨水の一部が地面に入る場所を作ること、②昆虫のための空間を作ること、です。本文の “Their goal was to … and to …” に二つの目的が並んでいます。

問13の解答・解説:科学部の生徒たちです。直前に “The club decided …” とあり、科学部が雨庭を作ることを決めた後の文なので、They はその科学部のメンバーを指します。

問14の解答・解説:B。ここでの while は二つの場所の状態を対比しています。「草地では水が早くなくなった一方、通路には水たまりが残った」という意味です。

問15の解答・解説:「彼らの目標は、雨水の一部が地面に入る場所を作ることでした。」give A a place to … は「Aに〜する場所を与える」という形です。some rainwater は雨水のすべてではなく「一部」です。

問16の解答・解説:例「雨庭がどのように機能するかを確認し、観察した結果をもとに改善点を決めるため。」本文は、観察した後に何を変えるかを決める計画だと述べています。効果が必ずあったと断定しないことが重要です。

問17の解答・解説:C。生徒たちは庭を数か月観察してから変更点を決める予定です。Aは「すべての洪水を止める」としており本文と反対、Bは雨の後に調べたという順序を取り違え、Dは土と地域の花を使うという記述に反します。

問18の解答・解説:例「科学部は草地と通路の水の残り方を比べ、雨水を地面に通す雨庭を作って観察することにした。」比較・対策・観察という流れを残します。細かな描写をすべて入れる必要はありません。

英文を読んで理解する力と、音声を聞いて理解する力を分けて練習:致道館中学校の英語リスニング対策|数字・指示・要点を鍛える独自4題36問では、会話・学校案内・指示の聞き取りを練習できます。長文読解とリスニングを同じ技能として扱わず、弱点別に復習しましょう。

Passage 3|The Town Map That Changed

問19の解答・解説:40人です。本文に “forty visitors” とあります。選択肢の人数を足して確認することもできます。18+12+7+3=40です。

問20の解答・解説:バス停の近くのベンチで、18人です。四つの回答数のうち18が最大です。最も多いものを答えるときは、人数と項目の両方を書きましょう。

問21の解答・解説:11人です。ベンチを選んだ18人から、文字の大きい地図を選んだ7人を引きます。18-7=11です。

問22の解答・解説:標識を増やすことです。本文の “the students thought that more signs would be the most popular choice” が根拠です。thought は生徒たちの予想であり、調査結果そのものではありません。

問23の解答・解説:「回答は、生徒たちの予想とは違う結果を示した」という意味です。生徒たちは標識を増やすことが最も望まれると考えていましたが、実際にはベンチが18人で最多でした。予想と調査結果を分けて読みます。

問24の解答・解説:そのクラスの生徒たちです。冒頭で “A class visited …” と説明され、その後の調査や地図作成も同じ生徒たちが行っています。

問25の解答・解説:「その地図はバス路線を変更しませんでしたが、来訪者が役立つ情報を見つける助けになりました。」not A, but B の形では、Aを否定し、Bを対比して伝えています。

問26の解答・解説:例「地図はバス路線を変えずに、ベンチなど座って待てる場所を示し、来訪者が必要な情報を見つける助けになった。」地図の目的と限界の両方を含めると、本文の内容を正確にまとめられます。

問27の解答・解説:“The students asked the visitors to choose one book they liked.” ask 人 to do は「人に〜するよう頼む・してもらう」です。one book they liked は「彼らが好きな一冊の本」です。asked の後ろに visitors、続いて to choose を置きます。

Passage 4|The Plant That Grew Slowly

問28の解答・解説:同じ種類の土を使ったことと、毎日同じ量の水を与えたことです。本文の “the same kind of soil” と “the same amount of water” が根拠です。比較では、何を同じ条件にしたかを正確に確認します。

問29の解答・解説:背が高く、葉の色が薄く弱々しかったことです。taller と pale and weak の二つを答えます。背の高さだけでなく、葉の状態も本文に書かれています。

問30の解答・解説:葉は緑色で丈夫でした。本文の “its leaves were green and strong” が根拠です。

問31の解答・解説:最初は背の高い植物の方が健康だと考えました。しかし葉の色や状態を見て、背の高さだけでは健康かどうか判断できないと考え直しました。結論が変わった理由まで説明するのがポイントです。

問32の解答・解説:二つの小さな植物です。them は複数形で、直前の “two small plants” を指します。代名詞の数と意味を照らし合わせましょう。

問33の解答・解説:B。yet はここでは「それでも」「しかし」という対比を表します。窓の近くの植物は背が低い一方で、葉は緑色で丈夫だったという関係です。

問34の解答・解説:「高さだけでは植物を判断するのに十分ではありませんでした。」height alone は「高さだけ」、be enough to do は「〜するのに十分である」です。

問35の解答・解説:C。ユキは背の高さだけでなく、葉の色や強さも見て判断を変えました。一つの情報だけで結論を出さず、複数の特徴を観察することが主題です。

問36の解答・解説:例 “We should look at more than one thing before we decide which plant is healthy.”(どの植物が健康か決める前に、一つ以上のことを見るべきです。)または “We should check several facts before we make a decision.” も適切です。主語・助動詞・動詞の形が正しく、複数の情報を確認するという意味が伝われば別解も認められます。

読解問題は、正解だけを覚えても別の英文に応用できません。各設問について「どの文が根拠か」「他の選択肢は本文とどこが違うか」を説明し、翌日にもう一度、解答を隠して解き直してください。

6.長文読解を定着させる14日間の復習計画

初見英文を一度解いて終わりにすると、同じ読み違いを繰り返しやすくなります。次の14日間は、同じ文章を使いながら、根拠を探す・段落を要約する・英文を音読するという異なる作業を組み合わせます。学校の宿題や定期考査が近い場合は、学校の課題を優先し、無理のない日数に調整してください。

  1. 1日目:Passage 1を辞書なしで読み、問1〜9を解く。分からない語に印を付ける。
  2. 2日目:解答を確認し、各設問の根拠となる英文に線を引く。間違えた原因を「語彙・文構造・指示語・設問理解」に分類する。
  3. 3日目:Passage 1の各段落を日本語一文で要約する。細かな例より、段落の中心を優先する。
  4. 4日目:Passage 2を初見として解く。because・while・so などの接続語を囲む。
  5. 5日目:Passage 2の指示語を確認し、it・they・their が何を指すかを書き出す。
  6. 6日目:Passage 3を解き、数字・比較・予想と実際の結果を表に整理する。
  7. 7日目:Passage 3の要旨を英語または日本語で二文にまとめる。本文にない情報を加えていないか確認する。
  8. 8日目:Passage 4を解き、ユキの考えが変わった前後の文を比べる。
  9. 9日目:Passage 4の主語・動詞・接続語を確認し、長い文の骨格を取り出す。
  10. 10日目:4題のうち、最も根拠を探しにくかった文章を一つ選び、段落ごとの役割をメモする。
  11. 11日目:各文章から重要語を5語ずつ選び、意味・発音・短い例文を確認する。
  12. 12日目:英文を音読し、意味のまとまりで区切る。読めない文は主語と動詞から読み直す。
  13. 13日目:間違えた設問だけを解答を隠して解き直し、根拠を口頭で説明する。
  14. 14日目:4題の主題を一文ずつ説明する。最初に解いたときと比べ、根拠を自力で示せるか確認する。

一日分を完了できなかった場合、翌日に二日分を詰め込む必要はありません。読解の質を落として量だけ進めるより、苦手な設問を一つ選び、根拠を説明できるまで確認する方が有効です。

間違いの原因別に復習方法を変える

誤答の原因確認すること次の練習
単語の意味が分からない文脈から意味を推測できるか前後の文を読み、重要語だけ辞書で確認する
文の構造が分からない主語・動詞・目的語・修飾語一文を短い意味のまとまりに分ける
指示語を取り違える単数・複数、直前の内容it・they・this が指す語句を線で結ぶ
内容一致で失点する設問と本文の言い換え同じ意味を表す別の語・表現を探す
要旨を選べない例と主張の違い段落の役割を一言でメモする
推論問題で迷う本文に書かれた事実と推測の範囲根拠がない選択肢を消去する

7.よくある質問

Q1.致道館中学校の英語は年間何時間ですか。

学校公式の中学校教育課程表では、外国語の年間予定授業時数は中1が158時間、中2・中3が175時間です。中学校の授業は週30時間、1単位55分と公表されています。標準欄は50分単位で示されているため、数字を比較するときは注記も確認してください。

Q2.55分授業なら、英語長文も他校より難しいのですか。

授業時間だけで、実際の定期考査の難度や長文の長さを断定することはできません。学校公式資料は外国語の授業時数や教育課程の方針を示していますが、個別の考査問題や配点までは公開していません。手元の授業教材・試験範囲・返却答案を基準に復習してください。

Q3.英語が苦手な中1でも4題すべて解くべきですか。

最初から全問を解く必要はありません。Passage 1の問1・問2のような主題・具体的情報から始め、次に指示語や接続語へ進みます。難しい語が多い場合は、全文和訳を確認してから、もう一度英文を読んでも構いません。

Q4.定期考査の予想問題として使えますか。

本記事の36問は、英語長文を読む力を養うために慶英会が作成した独自演習です。致道館中学校の実際の定期考査や出題形式を再現したものではありません。定期考査対策では、学校から示された範囲・授業で扱った英文・配布プリントを優先してください。

Q5.長文の内容は分かるのに、選択問題で間違えるのはなぜですか。

本文の大意は分かっていても、設問の条件を読み落とす、本文と選択肢の言い換えに気付かない、推測を事実として扱う、といった原因が考えられます。選んだ答えの根拠となる英文を示し、他の選択肢が本文とどこで異なるか説明する練習をしてください。

8.致道館中学校の英語学習を課題別に確認する

長文読解は、単語・文法・英作文・発表と切り離された技能ではありません。読解で見つけた語句や表現を使って短い要約を書き、内容を口頭で説明することで、読む力と書く力・話す力をつなげられます。ほかの学習課題に取り組む場合は、次の記事も参照してください。

参考にした主な公式情報

  • 山形県立致道館中学校・高等学校「中学校教育課程」:週30時間、1単位55分、外国語の年間予定授業時数(中1・158時間、中2・175時間、中3・175時間)。
  • 山形県立致道館中学校・高等学校「教育課程」:6年間の基礎期・充実期・発展期、外国語の発展的内容、探究型学習、グローバル教育の方針。

学校情報は2026年10月30日に公式サイトで確認しました。授業時数、教育課程、教材、定期考査の範囲や評価方法は変更される場合があります。最新の学校案内・授業資料を優先してください。この記事の英文4題・36問・和訳・解答・解説は慶英会の独自演習であり、致道館中学校の公式教材・授業課題・定期考査・入試問題ではありません。

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する