化学反応式の係数は、反応前後で原子の種類と個数がそろうように調整します。大学生講師は、正解の式を暗記させる前に、分子を表す式の添字と、そのまとまりの個数を表す係数の違いを図で説明できるようにしましょう。
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例1:水ができる反応
水素と酸素から水ができる反応は、2H₂+O₂→2H₂Oです。左辺の水素原子は2×2=4個、酸素原子は2個。右辺は水素原子が2×2=4個、酸素原子が2×1=2個になります。小さな丸を並べる模式図で、種類別に数を数えてもらいます。
H₂OをH₂O₂へ変えて数をそろえるのは不適切です。物質そのものが水から別の物質へ変わってしまいます。「添字は物質を表すまとまりの中身、係数はそのまとまりの数」と区別します。
例2:マグネシウムと酸素
2Mg+O₂→2MgOでは、Mgが左右2個ずつ、Oも左右2個ずつです。先に酸素の数を合わせ、その結果変わったMgの数を合わせる手順を示せます。「2MgO」の2はOだけでなくMgO全体に掛かる点を確認します。
例3:メタンの完全燃焼
CH₄+2O₂→CO₂+2H₂Oでは、炭素1個、水素4個、酸素4個が左右で一致します。炭素、水素、最後に酸素という順に調整し、最後は必ず全種類を数え直します。完全燃焼という条件も読み落とさないようにします。
誤答への問い返しと準備
生徒がCH₄+O₂→CO₂+H₂Oとしたら、「間違い」とだけ伝えず「水素を左と右で数えると?」と一種類に絞ります。修正後に酸素がずれることも含め、数え直す習慣を作ります。授業準備は紙や画面上のモデルで行い、家庭で燃焼や薬品の実験をするよう促しません。
確認問題では係数を見せずに元素ごとの個数表を作らせます。式の形を写せたことと、なぜその係数になるか説明できたことを分けて評価しましょう。
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次の5分説明練習:反応式で原子数をそろえる理由が説明できたら、次は係数と物質量の関係を混同せずに伝える方法へ進めます。 物質量・molの導入と、数学・理科24テーマの自主練習一覧を参照できます。これらは候補登録の必須課題ではありません。
5分説明の自主練習:反応式で係数を調整する前に、左右の水素原子・酸素原子の数を生徒に数えてもらうと、指導の順序が具体的になります。「目標→説明→質問→理解確認」の練習手順も参照できます。初回の候補登録に解答や模擬授業の提出は必要ありません。
化学反応式の学習範囲と運営情報:反応前後の原子数と係数の関係を説明し、教科書の対象学年・学校の範囲に応じて扱います。科目全体の指導内容は文部科学省「中学校の理科の学習指導要領解説」で確認できますが、実際の進度は学校教材・担当単元で別途確かめます。運営主体については慶英会の塾長紹介をご覧ください。初回の講師候補登録で教材写真や成績表の提出は不要です。
大学生講師の募集について
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