NEW TREASURE Stage 2 Lesson 11 発展的不定詞|形式主語・SVO+toと英作文32問|慶應卒・英検1級塾長が解説

32〜48分

監修:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)

NEW TREASURE(ニュートレジャー)Third Edition Stage 2のLesson 11では、形式主語It … to ~、疑問詞+to不定詞、SVO+to不定詞、too … to ~、enough to ~、letやhelpを使う原形不定詞などを学習します。基礎のwant to doやenjoy doingを覚えていても、It is difficult for me to answer. やMy teacher told me to wait.で語順が崩れる中学生は、どの語が「する人」で、何をするのかを分けて考える必要があります。本記事では、文の骨組み、よくある誤答、独自演習32問、1週間の復習法を説明します。学校が使用する版・単元範囲に応じて学習内容を調整してください。

結論:発展的不定詞の6つの重要パターンは「誰が何をするか」を先に決める

  • 形式主語:It is important for us to practice.(練習することは重要)。
  • 疑問詞+to:I don’t know what to say.(何と言えばよいか分からない)。
  • SVO+to:My father told me to call him.(父は電話するよう私に言った)。
  • too … to:This bag is too heavy to carry.(このかばんは重すぎて運べない)。
  • … enough to:She is old enough to drive in that country.(その国では車を運転できる年齢だ)。
  • 原形不定詞:She let me use her pen.(彼女はペンを使わせてくれた)。

形式主語It … to不定詞|本当の意味の主語は後ろにある

To solve this problem is difficult.という内容は、It is difficult to solve this problem.と表せます。英文の先頭のItは形式主語で、to以下が「難しい」と判断される事柄です。「誰にとって」を付けるならIt is difficult for me to solve this problem. とします。It is important for students to sleep enough.のfor studentsは、to sleepの行為者を示します。学校英作文では『It is + 形容詞 + for + 人 + to + 動詞原形』の順序をまず定着させます。

疑問詞+to不定詞|what・how・where・whenを使い分ける

  • what to do:Tell me what to do next.(次に何をすればよいか教えて)。
  • how to use:I learned how to use this program.(プログラムの使い方を学んだ)。
  • where to go:We haven’t decided where to go.(どこに行くか決めていない)。
  • when to leave:She knows when to leave.(いつ出発すべきか知っている)。
  • which to choose:I don’t know which to choose.(どれを選べばよいか分からない)。

この形は、疑問詞の後ろにto+動詞原形を置きます。what to doingやhow use toは誤りです。また、where he livesのような間接疑問とは異なります。I don’t know where he lives.(彼がどこに住むか知らない)とI don’t know where to live.(どこに住むべきか分からない)を混同しないでください。

SVO+to不定詞|tell・ask・wantのあとに「人」を入れる

My mother wants me to study harder.(母は私にもっと勉強してほしいと思っている)。The teacher asked us to open our books.(先生は本を開くよう頼んだ)。Our coach told him not to give up.(コーチは諦めないよう彼に言った)。これらは「動詞+人+to+動詞原形」の型を使います。『I want he to help me』は、人称代名詞の目的格が必要なので『I want him to help me.』です。

否定の不定詞|notを置く位置

She told me not to run in the hallway.(廊下を走らないよう私に言った)。不定詞の否定は通常not to+動詞原形です。She didn’t tell me to run.は『走るようには言わなかった』で、She told me not to run.(走らないように言った)とは意味が違います。否定する対象が外側の動詞なのか、to以下の行為なのかを区別しましょう。

too … to と enough to の意味と語順

The soup was too hot for me to drink.(そのスープは熱すぎて飲めなかった)。He is tall enough to reach the shelf.(棚に届くほど背が高い)。too+形容詞+to~は『〜するには…すぎる』、形容詞+enough+to~は『〜するほど十分…だ』を表します。『enough tall』ではなく『tall enough』。ただし名詞を修飾するenoughはenough waterのように語順が異なるので、混同しないでください。

letとhelp|toを付けない形・付ける形

My parents let me go out.(両親は私が外出するのを許した)。let+目的語+動詞原形で、通常let me to goとはしません。一方、My sister helped me carry the box. とMy sister helped me to carry the box.はどちらも可能です。helpは(to)不定詞の両形を取ることがあります。学校の指示に従い、どの型を求められているかを確認しましょう。

定期テストで多い誤答6選

  • 誤:It is important study English. → 正:It is important to study English.
  • 誤:I don’t know what do. → 正:I don’t know what to do.
  • 誤:My teacher told I to read. → 正:My teacher told me to read.
  • 誤:She is enough tall to reach the shelf. → 正:She is tall enough to reach the shelf.
  • 誤:They let us to play outside. → 正:They let us play outside.
  • 誤:He asked me to not touch it. → 学校英作文の標準形:He asked me not to touch it.(to not touchも英語では見られるが、学校ではnot toを優先)。

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演習A|空所補充【1〜8】

  1. It is difficult ( ) (solve) this puzzle.
  2. Please tell me how ( ) (open) this box.
  3. My mother told me ( ) (clean) my room.
  4. The water is too cold for us ( ) (swim) in.
  5. He is old enough ( ) (travel) alone.
  6. My father let me ( ) (drive) his car.〔動詞は原形のまま〕
  7. She helped me ( ) (carry) my bag.〔toを用いる形〕
  8. My coach told us ( ) ( ) (give) up.〔『諦めないように』〕

演習Aの解答

  1. to solve:It is difficult to solve …。空所1つ目にto、動詞はsolve。
  2. to open:how to open。
  3. to clean:tell+人+to+原形。
  4. to swim:too cold for us to swim in(waterがswim inの目的語に相当)。
  5. to travel:old enough to travel。
  6. drive:let+人+原形(to不要)。
  7. to carry:help+人+to+原形。
  8. not to give:told us not to give up。

演習B|誤文訂正【9〜16】

  1. It is easy for he to understand the rule.
  2. I don’t know what doing next.
  3. My parents want I to study more.
  4. This suitcase is too heavy carry.
  5. She is enough kind to help everyone.〔『みんなを助けられるほど親切』〕
  6. The teacher let us to use the dictionary.
  7. Tell me how can I solve the problem.〔疑問詞+to不定詞を使う〕
  8. He asked me don’t open the window.〔窓を開けないよう頼んだ〕

演習Bの解答と理由

  1. It is easy for him to understand the rule.:forの後に目的格him。
  2. I don’t know what to do next.:what to do。
  3. My parents want me to study more.:want+目的格+to。
  4. This suitcase is too heavy to carry.:too heavy to carry。
  5. She is kind enough to help everyone.:形容詞+enough。
  6. The teacher let us use the dictionary.:letの後は原形。
  7. Tell me how to solve the problem.:疑問詞+to+原形。
  8. He asked me not to open the window.:not to open。

演習C|書き換え【17〜24】

  1. Learning English is important.〔Itから始める〕
  2. I don’t know. What should I say?〔what toを用いて一文に〕
  3. I want you. You should help me.〔I want you to …と表す〕
  4. The box is very heavy. I cannot lift it.〔too … for me toを用いて一文に〕
  5. She is very smart. She can solve the problem.〔smart enough toを用いる〕
  6. My mother said, ‘Don’t be late.’〔told me not toを用い、母から自分への指示とする〕
  7. I don’t know which train I should take.〔which toを用いる〕
  8. They permitted us to enter the room.〔letを使い、意味を保つ〕

演習Cの模範解答

  1. It is important to learn English.
  2. I don’t know what to say.
  3. I want you to help me.
  4. The box is too heavy for me to lift.
  5. She is smart enough to solve the problem.
  6. My mother told me not to be late.
  7. I don’t know which train to take.
  8. They let us enter the room.:let+人+動詞原形。

演習D|日本語から英作文【25〜32】

  1. 『毎日英語を練習することは大切です』
  2. 『この問題を解くことは私には難しいです』〔for meを用いる〕
  3. 『次に何をすべきか分かりません』〔what to〕
  4. 『先生は私たちに静かにするように言いました』
  5. 『このかばんは重すぎて私には持てません』
  6. 『彼女はその質問に答えられるほど十分に賢いです』
  7. 『彼は私にその本を使わせてくれました』〔let〕
  8. 『姉は私が料理をするのを手伝ってくれました』〔help〕

演習Dの解答と別解

  1. It is important to practice English every day.
  2. It is difficult for me to solve this problem.
  3. I don’t know what to do next.
  4. The teacher told us to be quiet.
  5. This bag is too heavy for me to carry.
  6. She is smart enough to answer the question.
  7. He let me use the book.
  8. My older sister helped me cook. / My older sister helped me to cook.

どちらも意味が一致する自然な英文なら別解として扱います。

失点パターン別の復習法

  • 形式主語でforが抜ける:It is easy for me to … の骨組みから4文を作文する。
  • 疑問詞+toの後を三単現や過去形にする:疑問詞+to+原形の型を確認する。
  • tell・wantの後ろを主格にする:me・him・her・us・themを一覧で復習する。
  • tooとenoughを混同:too hot to touch/cool enough to touchの2文を対比する。
  • letの後にtoを入れる:let+人+原形のまま複数主語で練習する。
  • 不定詞を否定する位置が分からない:told me not to … とdidn’t tell me to …の意味の違いを説明する。

直前7日間の学習プラン

  1. 1日目:6構文を自作の日本語例文で区別する。
  2. 2日目:形式主語It … for … to …を8問。
  3. 3日目:what/how/where/when toを8問。
  4. 4日目:tell・ask・want+人+toとnot toを8問。
  5. 5日目:too・enough・let・helpを各5問。
  6. 6日目:既習単元と混ぜた日本語→英語を16文。
  7. 7日目:誤答した設問だけを再テストし、なぜその形になるか説明。

保護者向けFAQ

Q. 不定詞の基礎が分からない場合、Lesson 11から始めるべきですか? A. まずto+動詞原形、名詞的・副詞的・形容詞的用法を短い英文で復習してください。発展構文もそこから組み立てます。

Q. It is … for とIt is … ofの違いは? A. easyやimportantのように行為を評価する形ではforがよく使われます。一方、kindなど人物の性質を評価する形ではIt was kind of you to help me.という表現もあります。学校の扱う範囲に合わせて復習してください。

Q. Lesson 11は不定詞の基礎だけですか? A. Z会のThird Edition公式カタログでは、形式主語、SVO+to、疑問詞+to、too … to、原形不定詞などを挙げています。

まとめ:6つの型を英作文で使い分ける

NEW TREASURE Stage 2の発展的不定詞は、単語を変えるだけの暗記では得点が安定しません。最初に『誰が何をするのか』を判断し、形式主語、疑問詞+to、SVO+to、too … to、enough to、let・helpの構造を白紙から再現できるようにしましょう。まず32問を解き、語順・人称・動詞原形のどこで間違えたかを分類することが有効です。

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Lesson 11の基本と応用を分けた復習ルート

Z会の2026年版公式カタログではStage 2 Lesson 11に形式主語・SVO+to・疑問詞+to・too … to・let/helpなどを配置しています。まずLesson 4・5の不定詞・動名詞の基礎を理解し、その後に本記事の32問へ進むと、toの役割や「動作する人」を区別しやすくなります。①for meなど意味上の主語、②tell/want+人+to、③疑問詞+to、④too/enough、⑤let/helpの原形不定詞を答案で色分けし、同じ型を翌日にもう一度英作文してください。学校の採用版・進度は個別の範囲表を優先します。関連:Stage 2 Lesson 3の5文型・英作文32問、失点原因の分析。慶英会の最大1か月無料体験では学校教材・答案に応じた復習順序を相談できます。

参考にした主な公式情報

監修:慶英会 塾長。本記事の例文・演習32問・模範解答は独自制作であり、Z会の教科書・問題集の本文や解答を転載したものではありません。


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