
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
NEW TREASURE Stage1の定期テストで『英作文は書けたのに減点された』という場合、文法の間違いだけでなく、指定語・主語・文の種類・語数・伝える内容の条件を見落としていることがあります。条件付き英作文は、英文を自由に書く問題ではなく、問題が求める意味と形式を両方満たす課題です。本教材では慶英会独自の40問を使い、指定語1語の和文英訳から、否定・疑問・時制・語数、学校生活の応答まで段階的に練習します。全問に模範解答と理由を掲載しています。
対象はNEW TREASURE(ニュートレジャー)Third Edition Stage1等を学ぶ中学1年生と、家庭で定期テストの英作文を確認したい保護者です。学校の採用版・既習Lessonは異なるため、助動詞・過去形・未来形・比較など未習の内容は授業後に解いてください。学校の特定の定期テストを再現した予想問題ではなく、慶英会が独自作成した無料教材です。
結論|英作文は「意味・英文法・指定条件」の3つを別々に確認する
意味:日本語の主語・時・肯定/否定・目的語を英語で表せているか。英文法:be動詞・一般動詞・三単現・疑問詞・時制・冠詞や複数形は正しいか。指定条件:使う語・文頭・語数・何文で答えるか・伝える情報を満たしているか。この3つがそろってはじめて完成答案です。
例題:「彼女は毎日テニスをします。指定語:play(形は変えてよい)、every day。1文で書く」→ She plays tennis every day.。She play tennis every day. は三単現が誤り、She plays tennis. は毎日という指定情報が不足しています。一方、She plays tennis every day. は意味・文法・条件を満たします。
試験会場での30秒チェック|条件を落とさないための手順
①指定された語に線を引き『そのまま使うのか、活用してよいのか』を確認。②指定された主語の単数/複数を判定。③日本語中の時間表現から時制を選ぶ。④肯定・否定・疑問を確定して英文を作る。⑤最後に指定語・語数・文数・内容を再確認。この順で考えると、時間をかけずに条件違反を発見できます。
学校の英作文では『指定語を形を変えずに使う』など、この記事より厳しい指示がある場合があります。問題に書かれた条件が最優先です。学校の採点基準も、返却答案や教師の指示を確認してください。
学習用の採点ルーブリック
家庭では各問3点満点にして、①内容が合う1点、②文法が合う1点、③指定語・語数・文数などを守る1点の合計120点で確認できます。語順が崩れて意味不明なら①も減点します。これは慶英会の自習用の判断基準であり、学校公式の配点ではありません。意味の合う別解も認めますが、指定条件を満たさない解答は、英文として自然でも修正対象です。
NEW TREASURE Stage1対応|条件付き英作文・独自40問
第1部|指定語を使って日本語を英文にする(1〜10)
指定語は形を変えて構いません。指定語がplayなら、主語に合わせてplaysとしても正答です。各問は1文で解答してください。
- 「彼女は毎朝水を飲みます」/指定語:drink、every morning
- 「あなたの弟は犬を飼っていますか」/指定語:have、dog
- 「私たちは金曜日には図書室で勉強しません」/指定語:study、on Fridays
- 「トムは今、本を読んでいます」/指定語:read、now
- 「その猫は机の下にいます」/指定語:under
- 「私の姉は数学が得意です」/指定語:good at
- 「私たちは昨日公園に行きました」/指定語:go、yesterday
- 「私には友達が2人います」/指定語:have、two
- 「ペンを1本貸していただけますか」/指定語:Could、lend
- 「この部屋には窓が3つあります」/指定語:there、three
第2部|肯定・否定・疑問・時制を同時に指定する(11〜20)
指定された主語と、否定文・疑問文などの文の種類を必ず守ってください。肯定文を書けても条件が違えば減点対象になります。
- Ken/play soccer/every day。三単現の肯定文を1文。
- Their teachers/like coffee。現在形の否定文を1文。
- your sister/live。Whereで始まる場所の疑問文を1文。
- your mother/speak English。canを使う疑問文を1文。
- Amy/go to the park/yesterday。否定文を1文。
- We/have any homework/today。否定文を1文。
- two chairs/next to the window。Thereで始まる存在文を1文。
- He/listen to music/now。現在進行形の肯定文を1文。
- I/visit my grandmother/tomorrow。be going toを使う未来の文を1文。
- my bag/your bag。heavyの比較級を使う肯定文を1文。
第3部|語数と指定語の2条件を守る(21〜30)
語数は半角スペースで区切られる英単語を数える家庭練習用基準です。it’sのような短縮形は1語として数えます。学校の数え方・句読点の扱いは学校指定のルールを優先してください。
- 「あなたは何時に朝食を食べますか」/What timeで開始、6〜9語。
- 「今日は忙しいですが明日は暇です」/butを使う、8〜12語。
- 「彼女の兄は毎週土曜日にサッカーをします」/playsを使う、6〜10語。
- 「私は兄弟姉妹がいません」/notとanyを両方使う、8〜11語。
- 「その女の子は毎日学校へ歩いて行きます」/walksを使う、7〜10語。
- 「私は英語を勉強することを楽しみます」/enjoyを使う、4〜7語。
- 「昨日は雨だったので私は家にいました」/becauseとat homeを使う、8〜12語。
- 「私たちは午後3時より前にここへ来なければなりません」/mustとbeforeを使う、7〜11語。
- 「この本はあの本より面白いです」/moreとthanを使う、7〜11語。
- 「あの少年は私の弟より背が高いです」/tallerとthanを使う、7〜11語。
第4部|学校生活の会話で指定内容を漏らさず書く(31〜40)
応答の相手を想定し、指定された情報を2文で伝えましょう。文法だけでなく内容条件を満たしているかも確認します。
- Are you free after school?/条件:『いいえ』と答え、ピアノのレッスンがあると2文で伝える。
- Where is the science room?/条件:図書室の隣、2階の2情報を2文で伝える。
- Does your brother play basketball?/条件:『はい』と答え、毎週日曜にすると2文で伝える。
- When did you visit Kyoto?/条件:先週末、家族と行ったことを2文で伝える。
- Can I borrow your pen?/条件:許可し、明日までに返すよう2文で伝える。
- Why did you miss the class?/条件:昨日体調が悪く、授業に来られなかったことを2文で伝える。
- Is there a bus to the museum?/条件:『はい』と答え、9時に出ると2文で伝える。
- What are you doing now?/条件:今数学を勉強中で、あとから参加すると2文で伝える。
- Which do you like better, math or English?/条件:英語が好きで、英語の物語を読むのを楽しむと2文で伝える。
- What will you bring to the picnic?/条件:サンドイッチと水の2種類を2文で伝える。
独自40問の全解答・条件の確認
第1部|指定語を使って日本語を英文にする(1〜10)の模範解答
1〜10番の解答と理由を開く
- She drinks water every morning. — Sheは三人称単数なのでdrinkをdrinksに変える。
- Does your younger brother have a dog? — Doesを前に出したらhaveは原形。younger brotherは弟。
- We do not study in the library on Fridays. — 否定文ではdo not+原形。on Fridaysは毎週金曜日。
- Tom is reading a book now. — 進行形はis reading。nowを含める。
- The cat is under the desk. — be動詞isで存在する場所を表し、underを使う。
- My older sister is good at math. — be good at+科目で得意を表す。
- We went to the park yesterday. — goの過去形はwent。yesterdayで過去を示す。
- I have two friends. — twoの後は複数形friends。
- Could you lend me a pen? — Could you+原形で丁寧な依頼。
- There are three windows in this room. — There are+複数名詞で存在を表す。
第2部|肯定・否定・疑問・時制を同時に指定する(11〜20)の模範解答
11〜20番の解答と理由を開く
- Ken plays soccer every day. — 主語がKenなのでplays。
- Their teachers do not like coffee. — teachersは複数なのでdo not。
- Where does your sister live? — Where does+主語+原形。
- Can your mother speak English? — canを主語の前に置く。
- Amy did not go to the park yesterday. — 過去の否定はdid not+原形go。
- We do not have any homework today. — anyは否定文と相性がよい。
- There are two chairs next to the window. — two chairsなのでThere are。
- He is listening to music now. — is listeningの形。
- I am going to visit my grandmother tomorrow. — 主語Iなのでam going to。
- My bag is heavier than your bag. — heavy→heavier、thanで比較対象。
第3部|語数と指定語の2条件を守る(21〜30)の模範解答
21〜30番の解答と理由を開く
- What time do you eat breakfast? — 6語。疑問詞の後はdo+you+原形。
- I am busy today, but I am free tomorrow. — 9語。butの前後に主語と動詞を置く。
- Her older brother plays soccer every Saturday. — 7語。単数主語に合わせてplays。
- I do not have any brothers or sisters. — 8語。兄弟姉妹がいないことを明示。
- The girl walks to school every day. — 7語。主語the girlは単数。
- I enjoy studying English. — 4語。enjoyの後はstudying(動名詞)。
- I stayed at home yesterday because it rained. — 8語。because以下で理由を説明。
- We must come here before three p.m. — 7語。beforeは時刻より前を意味する。
- This book is more interesting than that one. — 8語。比較級more interesting。
- That boy is taller than my younger brother. — 8語。比較相手が弟ならyounger brother。
第4部|学校生活の会話で指定内容を漏らさず書く(31〜40)の模範解答
31〜40番の解答と理由を開く
- No, I’m not. I have a piano lesson. — Are youに対しNo, I’m not.。2文目で理由を伝える。
- It is next to the library. It is on the second floor. — next toは隣。on the second floorは2階。
- Yes, he does. He plays basketball every Sunday. — Yes, he doesの後に肯定文を加える。
- I visited Kyoto last weekend. I went there with my family. — 訪問時期+同行者の両方を満たす。
- Yes, you can. Please return it by tomorrow. — by tomorrowは明日までの期限。
- I was sick yesterday. I could not come to class. — 過去形was、could not。
- Yes, there is. It leaves at nine. — There isで存在を答え、itはバスを指す。
- I’m studying math now. I will join you later. — 現在進行形+未来の意思。
- I like English better. I enjoy reading stories in English. — 比較の答え+理由に相当する情報。
- I will bring sandwiches. I will also bring water. — andで1文にせず、指定どおり2文に分ける。
答案を3回で改善する復習手順
1回目:解答を見ずに解く。まず第1部・第2部の20問から始め、毎日10問ずつでも構いません。1文を書く前に指定語を囲み、完成後に文法と条件を別々に点検します。
2回目:誤答の種類を記録する。文法ミスはG、指定語・時刻・主語など内容不足はC、語数/文数/文頭の指示違反はIとして、各問に1文字だけ記録します。『英文法を全部やり直す』より、誤答の種類に合わせた復習が効率的です。
3回目:条件を一つ変えて再テスト。たとえば She plays tennis every day. ができたら、主語をTheyに変えて They play tennis every day. と書き直します。あるいは否定文にして She does not play tennis every day. とします。これは暗記した1文だけでは対応できない試験への備えです。
保護者向け|子どもの英作文を添削するときはどこを見る?
最初から赤字で全文を書き直させるより、「指定語が使えているか」「問題の主語を守ったか」「何時・何日などの条件を落としていないか」の3点を本人に先に説明してもらいます。Does she plays? の誤りを指摘する際も、正答を渡す前に『Doesの直後は何形か』と問いかけると、規則を別の英文に移しやすくなります。
解答が複数あり得る問題では、模範解答の単語と完全一致する必要はありません。たとえば『私は毎日英語を勉強します』は I study English every day. と I learn English every day. など意味により許容される表現があります。ただし指定語studyが必須ならlearnでは条件を満たしません。
よくある質問
指定語は活用してもよいですか?
問題によります。本教材の第1部は活用してよいと明示しています。学校の『与えられた語をそのまま用いる』などの条件がある場合は、活用・変形が認められるか指示に従ってください。
語数制限に冠詞や短縮形は含まれますか?
学校・試験の定義が優先です。本教材では単語を半角スペースで区切り、短縮形を1語として数える練習上の便宜を採用しています。語数を数える前に、その問題に書かれた数え方を確認してください。
別の英文でも正解になりますか?
意味が正確で、文法的に自然で、指定語・語数・文数・内容などの条件をすべて満たせば、別解になる場合があります。発展した表現が必ず有利とは限らず、まずは確実に書ける既習の英文で答えてください。
まだ未来形や比較を習っていない中1でも解けますか?
第1部の既習事項から始め、未習項目を含む問題は飛ばしてください。学校の定期テストの範囲外を短期間で詰め込むより、既習の主語・動詞・疑問文を正確にする方が優先です。
次の無料教材|慶英会の学習ルート
指定語を使う英作文はStage1文法問題集Step4向け独自英作文40問、三単現の混乱は三単現60問、文の意味を取れない場合は英文和訳40問に進んでください。学校の答案を基準に弱い技能を選ぶのが基本です。
指定語や文数などの条件に合う英作文が書けず、定期テストで同じ減点が続く場合は、慶英会の学習相談・最大1か月無料体験で、学校の使用Stage・Lesson・返却答案を確認しながら復習順を整理できます。
参考にした主な公式情報
Z会|NEW TREASURE(ニュートレジャー)教材公式案内(Grammar in Use・Read等の教材構成)。確認日:2026年10月28日。全40題の条件・模範解答・解説は慶英会独自の制作で、出版社の問題・学校の過去問・出版社の模範解答を転載したものではありません。

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する

