
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
福岡県立育徳館中学校の中学1・2年生で、英語のスピーチや発表に取り組むとき、「言いたいことはあるのに英文にできない」「一文ずつは書けても、段落としてつながらない」「理由や具体例を英語で説明できない」と困ることはありませんか。学校公式の「特色ある教育活動」では、総合的な探究の時間の活動として英語スピーチコンテストが紹介されています。一方、学年ごとの原稿の語数、テーマ、発表時間、採点基準までは公開ページから確認できません。本記事では、学校の実際の課題や評価基準を推測せず、英語で自分の考えを組み立てる方法、スピーチ原稿の書き方、学校英語の復習につなげる手順を整理します。後半には慶英会が独自に作成した36問と全解答・解説を掲載します。
結論|英作文は「主張・理由・具体例・まとめ」の順で組み立てる
英作文が苦手な生徒は、最初から長い英文を書こうとして、語彙や文法の選択に迷い、途中で何を伝えたいのか分からなくなることがあります。まず日本語で伝えたい内容を一文にし、その内容を支える理由を一つ、理由が伝わる具体例を一つ決めてください。最後に、最初の主張を別の表現でまとめます。英語では、主張を最初に置き、because や for example などで理由・例をつなぐと、読み手が話の流れを追いやすくなります。
ただし、すべての課題に同じ型を当てはめる必要はありません。出来事を説明する日記なら時系列、実験や調査の報告なら目的・方法・結果、意見文なら主張・理由・具体例が中心です。課題文の指示を読んで、何を説明する文章なのかを先に決めましょう。
学校公式情報で確認できる英語学習の位置付け
育徳館中学校の公式「特色ある教育活動」は、確かな学力の定着に向けた取り組みとして、育徳館高校と同じ50分×6時間の授業、少人数指導、習熟度別指導、ティームティーチング、中高教師の連携による6年間を見通した指導を紹介しています。また、総合的な探究の時間の活動として、小笠原文庫の研究、英語のスピーチコンテスト、百人一首大会を挙げています。
この情報から確認できるのは、学校が英語スピーチコンテストを教育活動の一つとして紹介していることです。実施学年、全員参加かどうか、原稿の語数、テーマ、発表時間、審査項目、定期考査との関係までは、このページだけでは分かりません。学校の配布資料や担当教員からの指示がある場合は、そちらを優先してください。本記事の36問は、英語で考えをまとめるための慶英会独自の練習であり、学校の実際のコンテスト・定期考査・過去問ではありません。
学校の教育方針・教育目標では、国際社会に生きる資質や能力の育成も目標に掲げています。英語で意見を述べる練習では、難しい単語を並べることより、相手に伝わる内容を正確な英文で表すことを大切にしましょう。
2026年度の検定教科書はNEW CROWN|既習表現を使って書く
福岡県教育委員会の2025〜2028年度使用の県立中学校等の教科書採択結果と採択状況一覧表では、育徳館中学校の英語検定教科書の発行者は三省堂です。三省堂の中学校英語教科書はNEW CROWNです。採択期間は2025年度から2028年度までですが、手元の教科書の学年・版と学校が指定する副教材は、必ず本人の教材で確認してください。
英作文のために、未習の難しい文法を無理に使う必要はありません。教科書で学んだ主語・動詞、時制、助動詞、接続詞、比較、不定詞などのうち、現在の学年で習った表現を使い、短く正確な文を作ります。授業でまだ扱っていない文法や、学校から指定されていない副教材の内容を、定期考査に出ると決めつけないでください。
スピーチ原稿と意見文・定期テストの英作文は何が違う?
| 文章の種類 | 中心になる内容 | 書くときの確認点 |
|---|---|---|
| スピーチ原稿 | 聞き手に伝えたい主題・理由・例・結び | 声に出して自然か、一度聞いて意味が分かるか |
| 意見文 | 自分の立場・理由・具体例 | 質問に直接答え、理由が主張を支えているか |
| 出来事の説明 | いつ・どこで・誰が・何をしたか | 時制と出来事の順序が一致しているか |
| 定期テストの英作文 | 設問で指定された内容・語数・文法 | 指示条件、既習表現、スペル、文法を守っているか |
スピーチ原稿は、目で読む文章というより、聞き手に声で届ける文章です。一文が長すぎると、話す本人も聞き手も意味を追いにくくなります。接続語を使って文と文をつなぎながら、一文には一つの中心的な情報を置くとよいでしょう。意見文や定期テストでは、発表らしい呼びかけより、設問に正面から答えることを優先します。
英作文を始める前に決める4つのこと
1.誰に何を伝えるか
「英語を勉強するのは大切です」だけでは、誰に何を伝えたいのかが曖昧です。「英語を学ぶことで、海外の人と自分の地域について話せるようになりたい」のように、対象と目的を絞ります。スピーチなら聞き手、意見文なら設問の問いかけを意識してください。
2.主張を一文にする
I think … や I want to … など、学習済みの表現で中心となる考えを書きます。最初の一文を決めると、途中で別の話題へそれにくくなります。日本語の主張が長い場合は、意味を変えない範囲で二つに分けてください。
3.理由と具体例を分ける
理由は「なぜそう考えるか」、具体例は「その理由が分かる場面や事実」です。たとえば「地域の歴史を学ぶべきだ」という主張に対し、「自分の住む場所への理解が深まる」が理由、「古い建物や祭りについて調べる」が具体例です。同じ内容を言い換えるだけで終わらず、理由を具体化しましょう。
4.書いた後に声に出して確認する
主語と動詞の組み合わせ、時制、名詞の単数・複数、冠詞、スペルを確認します。その後、声に出して読み、息継ぎしにくい長文や、自分でも意味を説明できない表現を直します。音読して不自然な箇所を見つけることは、スピーチ原稿の推敲にも役立ちます。
慶英会オリジナル36問|第1部:基本文・接続語・文法(1〜12)
最初の12問は、短い英文を正確に作る練習です。学校でまだ習っていない文法が含まれる場合は、その問題を飛ばし、既習単元の復習を優先してください。
問1: 次の英文の中で、書き手の主張に当たる部分を答えなさい。
I think our school should have a reading day because it helps students enjoy books.
問2: 空欄に最も適切な接続語を入れなさい。
I like learning about animals. ( ), I often read books about them.
A. For example B. However C. Because D. But
問3: 次の英文の誤りを直しなさい。
My friends likes playing soccer after school.
問4: 次の日本語を英語にしなさい。
私は地域の歴史を学ぶことが大切だと思います。
問5: 次の語句を並べ替えて、意味の通る英文を作りなさい。
( I / can / learn / new things / because / learning / is / interesting )
問6: because を使って2文を1文にまとめなさい。
I like science. It helps me ask questions.
問7: 次の英文の誤りを直しなさい。
Many student use the library after school.
問8: 意見文の最後に置く文として最も適切なものを選びなさい。
A. I have two pencils. B. For these reasons, I think reading every day is useful. C. My brother is twelve. D. Yesterday was sunny.
問9: 空欄に適切な語を入れなさい。
I enjoy reading. ( ), I sometimes borrow books from the library.
A. For example B. But C. Because D. Although
問10: 次の英文を過去の出来事を表す文に直しなさい。
We visit the museum and learn about local history.
問11: 空欄に適切な形を入れなさい。
I want ( ) a short speech in English.
A. give B. giving C. to give D. gave
問12: 次の文を I think … を使って、意味を変えずに書き換えなさい。
English is useful for communicating with people.
第1部の解答・解説
問1: our school should have a reading day(学校に読書の日を設けるべきだ)。I think の後ろに続く内容が書き手の主張です。because 以下は理由です。
問2: A. For example(例えば)。後ろに「本を読む」という具体例が続いています。However は逆接、Because は理由を導く接続詞、But は文頭以外でも使える逆接です。
問3: My friends like playing soccer after school.(友達は放課後にサッカーをするのが好きです。)主語 friends は複数なので likes ではなく like です。
問4: I think it is important to learn about local history.(地域の歴史について学ぶことは大切だと思います。)「〜することは大切だ」は It is important to … で表せます。
問5: I can learn new things because learning is interesting.(それは面白いので、新しいことを学べます。)主語 I、助動詞 can、動詞 learn の順に置きます。because 以下が理由です。
問6: I like science because it helps me ask questions.(質問する助けになるので、私は理科が好きです。)because の後ろには理由を表す主語と動詞を含む文を置きます。
問7: Many students use the library after school.(多くの生徒が放課後に図書館を利用します。)many の後ろは複数名詞 students です。
問8: B. For these reasons, I think reading every day is useful.(これらの理由から、毎日読むことは役立つと思います。)理由を受けて主張をまとめる結論文です。
問9: A. For example(例えば)。後ろの「図書館で本を借りる」は、読書が好きであることに関する具体例です。
問10: We visited the museum and learned about local history.(私たちは博物館を訪れ、地域の歴史について学びました。)過去の出来事なので visit は visited、learn は learned にします。
問11: C. to give。want の後ろに別の動詞を置くときは、基本的に want to do の形を使います。
問12: I think English is useful for communicating with people.(英語は人々と意思疎通をするのに役立つと思います。)I think の後ろに主語と動詞を含む文を置きます。
第2部:段落の流れ・具体例・推敲(13〜24)
次の12問では、文法の正確さだけでなく、文と文の関係を考えます。段落を読むときは、主張・理由・具体例・まとめのどの役割を持つ文なのかを確認してください。
問13: 次の4文を、意見文として自然な順番に並べなさい。
a. For these reasons, I think a clean school is important.
b. Students can keep classrooms comfortable for everyone.
c. For example, we can put books and chairs back after class.
d. I think we should keep our school clean.
問14: 次の主張を支える具体例として最も適切なものを選びなさい。
主張:Reading books helps us learn new things.
A. I have a blue bag. B. For example, a book about plants can teach us how they grow. C. My school starts at eight. D. I like playing tennis.
問15: 次の曖昧な英文を、理由が伝わる具体的な文に書き換えなさい。
It is good.
問16: 次の英文の誤りを直しなさい。
People can learn a lot from books because it gives us new information.
問17: 次の日本語を英語にしなさい。
例えば、私は図書館で地域の歴史について調べることができます。
問18: 次の文の空欄に入る、逆接を表す語句を選びなさい。
Some students feel nervous when they speak English. ( ), they can become more confident by practicing.
A. For example B. However C. Because D. First
問19: 次の段落から、主題と関係の薄い文を一つ選びなさい。
① I think students should read every day. ② Reading helps us learn new words. ③ My favorite sport is basketball. ④ We can also learn about different cultures from books.
問20: 次のうち、感想ではなく確認可能な事実・証拠を示している文を選びなさい。
A. This book is wonderful. B. The book has twelve chapters. C. Reading is very exciting. D. This is the best story.
問21: 次の英文を過去形に直しなさい。
Our class visits a local museum and talks with a guide.
問22: so を使って、次の2文を自然な1文にまとめなさい。
The room was dark. We turned on the lights.
問23: 次のスピーチの文を、自然な順番に並べなさい。
a. Thank you for listening.
b. Today, I would like to talk about our local library.
c. I hope more people will visit it.
d. It has many books about our town.
問24: 次の条件で、英語3文の短い段落を書きなさい。テーマは「学校で読書をすること」。主張を1文、理由を1文、具体例を1文で書きます。
第2部の解答・解説
問13: d → b → c → a。最初に主張を示し、次に理由、具体例、最後にまとめを置きます。c は b の内容を具体化しています。
問14: B. For example, a book about plants can teach us how they grow.(例えば、植物についての本は、植物がどのように育つかを教えてくれます。)主張にある「新しいことを学ぶ」を具体化しています。
問15: 解答例:Reading books is useful because we can learn new words and ideas.(新しい単語や考えを学べるので、読書は役立ちます。)It is good だけでは、何がどのように良いのかが分かりません。対象と理由を明示します。
問16: People can learn a lot from books because they give us new information.(本は新しい情報を与えてくれるので、人々は本から多くのことを学べます。)they は複数の books を指すため、it gives ではなく they give です。
問17: For example, I can learn about local history at the library.(例えば、私は図書館で地域の歴史について学ぶことができます。)「調べる」は learn about または research を使えます。ここでは中学生が使いやすい learn about を解答例にしています。
問18: B. However(しかしながら)。緊張するという問題と、練習で自信を持てるという内容が対比されています。
問19: ③ My favorite sport is basketball.(私の好きなスポーツはバスケットボールです。)他の3文は読書の利点を説明していますが、③だけは別の話題です。
問20: B. The book has twelve chapters.(その本には12章あります。)章数は本を確認すれば確かめられる情報です。他の選択肢は主観的な評価です。
問21: Our class visited a local museum and talked with a guide.(私たちのクラスは地域の博物館を訪れ、案内人と話しました。)visit は visited、talk は talked にします。
問22: The room was dark, so we turned on the lights.(部屋が暗かったので、私たちは明かりをつけました。)so の後ろには結果を置きます。
問23: b → d → c → a。最初にテーマを紹介し、図書館の特徴を説明し、聞き手への希望を述べ、最後にお礼を言います。
問24: 解答例:I think students should read at school every day. Reading helps us learn new words and ideas. For example, we can read books about science or history in the library.(生徒は毎日学校で読書をするべきだと思います。読書は新しい単語や考えを学ぶ助けになります。例えば、図書館で科学や歴史についての本を読むことができます。)主張・理由・具体例の3文がそれぞれ異なる役割を果たしているか確認します。
第3部:スピーチ原稿・意見文を仕上げる(25〜36)
最後の12問は、短いスピーチや意見文を実際に組み立てる練習です。語数は慶英会の練習用の目安であり、育徳館中学校の公式指定ではありません。学校から原稿の長さや形式が指定されている場合は、必ずその指示に合わせてください。
問25: 「地域の歴史」について話すスピーチの冒頭として、自然な英文を一文書きなさい。
問26: 次の主張を支える理由として最も適切なものを選びなさい。
主張:Students should learn about their local community.
A. It helps them understand the place where they live. B. I have two notebooks. C. My favorite food is curry. D. The weather is sunny today.
問27: 空欄に適切な接続語を入れなさい。
First, we can read books about our town. ( ), we can also visit local museums and historical places.
A. For example B. In addition C. Because D. Although
問28: 次の2文を自然につなぐ語句を選びなさい。
Some students are afraid of making mistakes. ( ), practicing helps them improve.
A. However B. For example C. First D. Because
問29: 次の英文を、理由がより明確に伝わるように書き換えなさい。
We should visit the museum because it is good.
問30: 次の日本語を英語にしなさい。
私たちは町の歴史を知ることができます。
問31: 次の英文の誤りを二つ直しなさい。
I went to library yesterday and borrow a book.
問32: スピーチの聞き手に投げかける質問を一つ、英語で書きなさい。テーマは「地域の図書館」です。
問33: 次の日本語を、スピーチで使える自然な英語にしなさい。
今日は、私たちの町の図書館について話したいと思います。
問34: 次の英文の誤りを直しなさい。
Books are useful because it teach us many things.
問35: 次の英文には文法上の誤りが5か所あります。すべて直しなさい。
Last Sunday, my family go to a history museum. We see old pictures and learn about our town. My sister like the old maps because they was interesting.
問36: 次のテーマについて、50〜70語程度の意見文を書きなさい。
What can students do to make their community better?(生徒は地域をよりよくするために何ができますか。)自分の主張、理由、具体例、まとめを含めてください。
第3部の解答・解説
問25: 解答例:Hello, everyone. Today, I would like to talk about the history of our town.(皆さん、こんにちは。今日は私たちの町の歴史について話したいと思います。)最初に聞き手へ挨拶し、テーマを簡潔に伝えます。
問26: A. It helps them understand the place where they live.(自分が住む場所を理解する助けになります。)主張の「地域について学ぶ」を理由で支えています。
問27: B. In addition(さらに)。本で学ぶことに加え、博物館や歴史的な場所を訪れる方法を追加しています。For example は具体例を示す場合にも使えますが、この文では並列の追加を表す In addition が最も自然です。
問28: A. However(しかしながら)。間違いを恐れる気持ちと、練習すれば上達するという内容が対比されています。
問29: 解答例:We should visit the museum because we can see old objects and learn about the history of our town.(昔の道具を見たり、町の歴史について学んだりできるので、博物館を訪れるべきです。)good のような抽象語を、具体的な学習内容に置き換えます。
問30: We can learn about the history of our town.(私たちは町の歴史を知ることができます。)learn about は「〜について学ぶ」という表現です。
問31: I went to the library yesterday and borrowed a book.(私は昨日図書館へ行き、本を借りました。)library の前に the を置き、過去の出来事なので borrow を borrowed にします。
問32: 解答例:Do you often visit our local library?(皆さんは地域の図書館によく行きますか。)聞き手が自分の経験を思い浮かべられる質問です。現在形の疑問文なので、基本的な疑問文の語順を確認できます。
問33: Today, I will talk about our town’s library.(今日は、私たちの町の図書館について話します。)will を使って、これから話す内容を伝えています。
問34: Books are useful because they teach us many things.(本は多くのことを教えてくれるので役立ちます。)Books は複数なので it ではなく they、teach はそのまま複数主語に対応します。
問35: Last Sunday, my family went to a history museum. We saw old pictures and learned about our town. My sister liked the old maps because they were interesting.(先週の日曜日、家族で歴史博物館へ行きました。古い写真を見て、町について学びました。姉(妹)は古い地図が面白かったので気に入りました。)go→went、see→saw、learn→learned、like→liked、was→were に直します。動詞の過去形と複数主語に対応するbe動詞を確認します。誤りは go、see、learn、like の時制と、複数の maps を受ける代名詞・be動詞の組み合わせです。
問36: 解答例(59語):I think students can make their community better by helping people around them. For example, we can clean a park, greet our neighbors, or help younger children read books. These activities may seem small, but they can make our town a friendlier place. I would like to start with one activity at school and invite my classmates to join.(生徒は周りの人を助けることで、地域をよりよくできると思います。例えば、公園を掃除したり、近所の人に挨拶したり、年下の子どもたちの読書を手伝ったりできます。こうした活動は小さく見えるかもしれませんが、町をより親しみやすい場所にできます。学校で一つの活動から始め、クラスメートを誘いたいです。)主張、行動の例、効果、実行したいことの順でまとまっています。語数はこの演習の目安です。
中1・中2の英作文で優先すること
中学1年生|まずは一文を正確に書く
中1では、主語と動詞の組み合わせ、be動詞と一般動詞の区別、疑問文・否定文の語順、名詞の単数・複数、基本的な時制を優先します。スピーチ原稿でも、最初から長い段落を作る必要はありません。「私は何について話すか」「なぜそれを選んだか」「具体的に何を紹介するか」を一文ずつ書き、文法を確認してからつなげましょう。
例えば、I like our town.(私は町が好きです。)だけでは内容が広すぎます。I like our town because it has a beautiful park.(美しい公園があるので、私は町が好きです。)のように、理由を一つ足すと伝えたい内容が明確になります。未習の現在完了や複雑な関係詞を無理に使うより、学習済みの文を正確に書くことが大切です。
中学2年生|理由と具体例をつなぐ
中2では、主張に理由を付けるだけでなく、その理由が伝わる具体例を加え、段落全体を整える練習を増やします。because、so、but、for example、in addition などの接続語を、意味の関係に合わせて使い分けます。過去の経験を説明する課題なら、動詞の過去形を文全体でそろえ、現在の意見と過去の出来事を混同しないようにしましょう。
書ける表現が増えても、難しい文を多く入れることが目的ではありません。主張と関係の薄い文を削り、具体例が理由を支えているかを確認してください。相手に伝わる文章は、長さよりも情報の順序と文の正確さで決まります。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
中高一貫校の英語・定期テスト・英検の学習状況を整理し、必要な復習の優先順位を考えたい方は、無料体験・学習相談のご案内をご確認ください。最大1か月完全無料体験の対象・回数・担当講師は、お申し込み時にご案内します。
友だち追加後、学年・教材・困っていることと「学習相談希望(ブログ・記事中盤)」をお送りください。LINEを開くだけでは受付は完了しません。LINEを利用できない方はメールでの学習相談も可能です。料金・無料体験の期間と条件はコース・料金・無料体験のご案内でご確認ください。
英作文・スピーチ原稿を仕上げる14日間の練習モデル
| 日 | 取り組むこと | 確認する成果 |
|---|---|---|
| 1日目 | テーマを読み、伝えたいことを日本語で3つ書く | 話題が一つに絞れている |
| 2日目 | 聞き手と文章の目的を決める | 誰に何を伝えるか説明できる |
| 3日目 | 主張を英語一文にする | 主語と動詞が正しく、問いに答えている |
| 4日目 | 主張を支える理由を一つ書く | because などを使い、理由が明確 |
| 5日目 | 理由を説明する具体例を考える | 抽象的な言葉だけで終わっていない |
| 6日目 | 主張・理由・例・結びを順に並べる | 話の流れが自然 |
| 7日目 | 文法とスペルを確認する | 時制・単複・語順の誤りを修正 |
| 8日目 | 声に出して読み、長い文を区切る | 息継ぎしやすく意味が伝わる |
| 9日目 | 難しすぎる単語を既習表現に置き換える | 自分で意味を説明できる英文になっている |
| 10日目 | 初めて読む人に内容が伝わるか確認する | 主張と具体例の関係が明確 |
| 11日目 | 原稿を隠して、要点を自分の言葉で再現する | 内容を理解している |
| 12日目 | 録音して聞き返す | 速すぎる箇所・聞き取りにくい箇所を修正 |
| 13日目 | 指示された語数・時間・形式に合わせて整える | 学校の指定条件を満たしている |
| 14日目 | 最終稿を音読し、提出・発表の準備をする | 原稿を理解し、自分の言葉で伝えられる |
この14日間は慶英会が作成した家庭学習モデルです。学校が指定する原稿の提出日、発表時間、語数、テーマ、練習方法を示すものではありません。実際の課題に取り組む場合は、担当教員からの指示を優先し、必要な期間に合わせて日数を調整してください。
提出・発表前のセルフチェック8項目
- 最初の一文で、何について話すかが分かる。
- 設問やテーマが求めている内容に直接答えている。
- 主張を支える理由が少なくとも一つある。
- 理由を具体化する例や経験が含まれている。
- 接続語が意味に合い、文と文の関係が明確である。
- 主語と動詞、時制、単数・複数、冠詞、スペルを確認した。
- 一文が長すぎず、声に出して読んでも意味が伝わる。
- 学校から指定された語数・時間・形式・提出方法を確認した。
自己採点では、文法の誤りだけを数えないでください。主張が明確でも具体例がなければ説得力が弱くなり、文法が正しくても問いに答えていなければ評価されにくくなります。「内容」「構成」「英文の正確さ」「指示条件」の四つに分けて見直すと、次に直すべき点が分かります。
保護者が確認したいこと
スピーチや英作文の課題が出たときは、本人が何を伝えたいかを先に聞き、保護者が日本語の内容を完成させてしまわないようにしましょう。英語の表現を一緒に確認する場合も、答えをすべて書き直すのではなく、「主張はどの文か」「この理由は主張を支えているか」「この代名詞は何を指すか」と問い返すと、自分で修正する力を育てやすくなります。
学校へ確認する内容は、原稿のテーマ、語数・発表時間、提出期限、使用してよい資料、評価の観点、音読や録音の可否などです。これらは年度・学年・活動によって異なる可能性があるため、他学年や過去年度の情報をそのまま当てはめないでください。
よくある質問
Q. 育徳館中学校では英語スピーチコンテストがありますか?
A. 学校公式の特色ある教育活動では、総合的な探究の時間の活動の一つとして英語スピーチコンテストが紹介されています。実施学年、テーマ、原稿の語数、発表時間、評価基準は、学校の最新の案内で確認してください。
Q. スピーチ原稿は難しい単語を使った方がよいですか?
A. 難しい語彙を増やすことより、自分で意味を理解し、正確に発音できる表現を選ぶことが重要です。学校で学んだ語彙・文法を使って、内容が伝わる英文にしましょう。
Q. 英作文は何文書けばよいですか?
A. 学校から指定された語数・文数があれば、それに従ってください。指定が分からない場合は、担当教員に確認しましょう。本記事の3文・50〜70語などは、慶英会が作成した練習上の目安であり、学校の公式条件ではありません。
Q. NEW CROWNを使っていれば、この36問をそのまま定期テスト対策にできますか?
A. 36問は英作文の組み立て方を練習する独自教材です。学校の定期考査の範囲・形式を再現したものではありません。考査前は、先生から配布された範囲表、授業ノート、教科書、学校ワークを優先してください。
Q. 英語が苦手でもスピーチ原稿を書けますか?
A. まず日本語で伝えたい内容を一つ決め、学校で学んだ短い英文に分けていけば、原稿の土台を作れます。語彙・文法・構成のどこで止まっているかを分けて練習しましょう。
Q. この記事の36問は学校の実際の課題や過去問ですか?
A. いいえ。慶英会が独自に作成した練習問題です。学校の実際のコンテスト、定期考査、過去問、非公開の課題を再現したものではありません。
育徳館中学校の英語学習を深める関連記事
学校全体の英語教育、少人数・習熟度別指導、スピーチ活動と定期考査の復習については育徳館中学校の英語・定期テスト対策の基幹記事をご覧ください。NEW CROWNの本文・QR音声・文法の復習はNEW CROWN英語対策、聞き取りの練習は独自リスニング36問、長文読解で根拠を見つける練習は英語長文読解30問も参考になります。英検3級のライティングと学校英語のつなぎ方は福岡県立中高一貫校5校の英検3級ライティング対策で扱っています。
参考にした主な公式情報
- 福岡県立育徳館中学校|特色ある教育活動(50分×6時間授業、少人数指導、習熟度別指導、ティームティーチング、英語スピーチコンテスト。2026年10月30日確認)
- 福岡県立育徳館中学校|校訓・教育方針・教育目標(国際社会に生きる資質や能力の育成。2026年10月30日確認)
- 福岡県教育委員会|令和7年度使用県立中学校及び県立中等教育学校(前期課程)教科用図書の採択結果(2025〜2028年度使用の採択情報)
- 福岡県教育委員会|県立中学校等の教科書採択結果一覧表(育徳館中学校の英語教科書発行者)
三省堂|令和7年度版 中学校英語教科書「NEW CROWN」(教科書シリーズ・学年別教科書番号)
学校が公表する教育活動・教育目標・教科書採択情報と、慶英会が作成した学習方法・演習問題を区別して掲載しています。授業内容、発表課題、評価基準、考査範囲は学年や年度によって異なるため、学校からの最新の指示を優先してください。

最大1か月完全無料体験・学習相談受付中
最大1か月の完全無料体験をご案内
学校教材・学力・目標に合わせた個別指導
入塾前に授業の進め方や講師との相性をお確かめください。
学校英語・定期テスト・英検の学習相談にも対応します。
保護者様の教育相談も無料で承ります。
1.学年 2. 学習目標 3.体験ご希望をお送りください。
体験の期間・回数・担当講師・日程は、ご希望と受付状況を確認してご案内します。
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する
