英検3級・準2級のEメール返信問題を、自分の学習経験を生かして教えてみたい大学生へ。英語が得意であっても、「受信メールの問いに答えたか」「必要な質問を作れたか」「時制・語順をどう修正するか」を中学生に説明するには、別の技能が必要です。この記事では、2026年10月時点で日本英語検定協会が案内する試験形式と、慶英会が独自に作成した説明・添削練習を分けて整理します。英検受験者向けの単純な解答集ではなく、大学生が担当可能な学年・指導範囲を考えるための講師候補向けガイドです。
英検の特定級の保有や、Eメール指導経験が候補登録の一律必須条件という意味ではありません。得意科目・技能が一つでもあれば、対応できる範囲を後から相談できます。初回の問い合わせは大学名と学年だけです。
慶英会|大学生オンライン英語講師候補の事前登録
完全在宅・業務委託。実指導60分換算2,000〜3,000円が報酬の目安です。実際に指導した時間の報酬であり、準備等を含む拘束時間の時給ではありません。現時点では将来の指導機会に備えた候補登録で、採用・授業担当・勤務時間・収入を保証するものではありません。
メールアプリが開かない場合:Gmailで作成 / Outlookで作成。または宛先 academy@keio-edu.com、件名「慶英会|英語講師候補|英検3級・準2級Eメール」、本文「在籍大学名:/大学の学年:」として直接送信できます。履歴書・顔写真・住所・電話番号・答案の提出は初回不要です。
3級と準2級のEメール問題:同じ「返信」でも教え方が異なる
日本英語検定協会の最新掲載資料では、どちらも一次試験のライティングにEメール返信が1題、別に意見英作文が1題あります。3級は15~25語、準2級は40~50語がEメール返信の語数の目安です。これは英作文とは別の課題であり、語数だけで成績や合否を断定するものではありません。受験時は必ず実際の問題指示を確認してください。
| 比較 | 英検3級 | 英検準2級 |
|---|---|---|
| Eメール | 返信1題、15~25語が目安 | 返信1題、40~50語が目安 |
| 意見英作文 | 別に1題、25~35語が目安 | 別に1題、50~60語が目安 |
| 講師が見る基本点 | 相手の質問を読み取って、必要な情報を短い文で答えられるか | 相手への返信に加え、指定された内容に関する具体的な質問を適切に作れるか |
| 生徒に説明する例 | who / when / how many、過去形、主語・動詞の一致 | 質問2つの具体性、疑問文の語順、内容の一貫性、語数の整理 |
出題形式の事実は英検3級公式と英検準2級公式、級別概要に基づきます。「講師が見る点」「説明例」は慶英会の独自提案です。なお、準2級プラスにはEメールではなく英文要約が出題されます。準2級、準2級プラス、2級を混同しないことが、候補者の専門性を示す第一歩です。
講師向け独自演習1:3級の返信を読んで「二つの問いに答えたか」を診断
以下は慶英会オリジナルの練習メールです。英検協会の実際の問題、採点表、模範解答の転載ではありません。
Original practice e-mail (Grade 3 level)
Hi! I heard that you joined an art club at school. How many students are in your club? What do you usually draw? Please tell me about it.
練習用の返信例:
There are twelve students in our club. We usually draw animals and flowers. I enjoy our art activities after school.
この例で生徒に確認する順序は、①相手が尋ねた人数と内容を両方書いたか、②質問への答えが英文の中で明確に分かるか、③ There are twelve students の複数形や We usually draw の語順が正しいか、です。やみくもに語彙を難しくするより、まず設問との対応を確かめます。英文は説明用の独自例なので、実試験で出題される質問内容・配点と同一とは限りません。
想定誤答A:There is twelve student in the club.
講師の添削例:There are twelve students in the club. 「12人いる」という意味なら There are を選び、複数の students にします。「なぜ is ではないか」を、生徒が単数・複数の例と比較して説明できるようにすると、別の問題にも応用できます。ただしこの1文だけでは「何を描くか」に答えていません。答えを追加する必要があります。
想定誤答B:I drawed a flowers yesterday.
講師の添削例:「普段何を描くか」に答えるなら、I usually draw flowers. と書けます。drawed は標準的な過去形ではなく、drew が適切です。また flowers は複数形なので不定冠詞 a は付けません。まず質問が習慣を聞いているのか、過去の出来事を聞いているのかを確認してから時制を指導します。
講師向け独自演習2:準2級で「具体的な質問を二つ作る」
準2級のEメール形式では、相手の問いに答えるだけでなく、下線で示された話題について特徴を尋ねる具体的な質問を2つ作る課題が想定されます。以下はその指導力を練習する架空の独自例であり、協会公認の出題・採点例ではありません。
Original practice e-mail (Grade Pre-2 level)
Hi! I started growing herbs on my balcony. I bought a small watering timer for the plants. It helps me take care of them. Do you think more schools will start growing plants?
返信の独自例:
That sounds interesting. How often does your watering timer run? Does it work without batteries? I think more schools will grow plants because students can learn about nature and healthy food. My school could start with small herbs near our classroom.
講師候補が確認したい点は、(1) 具体的な質問が2つある、(2) どちらも下線の watering timer の特徴を尋ねている、(3) 相手の最後の問いに自分の考えを答える、(4) because 以下で理由を示し、内容のずれを防ぐ、の4点です。この返信は練習用で、実問題の指定する語数・書式・回答範囲とは独立しています。
想定誤答C:How many timer you have? How long your timer?
講師の添削例:How many timers do you have?、How long does your timer run each time?。一つ目は複数名詞と助動詞、二つ目は does の位置を確認します。さらに、この2問が下線部の「特徴」を問う問題指示に合うか判断します。個数を聞くだけでは道具そのものの特徴を十分に捉えられない場合があるため、Does it need batteries? や How often does it water your plants? のような機能に関する質問も候補になります。
想定誤答D:Yes, because it is good.
講師の添削例:Yes, I do. Students can learn how plants grow and take care of them together.。「それはよいから」という曖昧な理由を、相手の質問「学校で植物を育てることが増えるか」に対応した説明へ置き換えます。文法だけ直しても回答内容がずれていれば十分ではありません。
15分の模擬授業:正解を教えるより先に、生徒に気付かせる
- 0~3分:相手のEメールにある「答えるべき問い」を生徒と一緒に線引き。3級なら二つの問い、準2級なら問いへの回答と指定の質問作成を区別します。
- 3~6分:生徒が日本語で内容メモを作り、短い英文にします。語数を先に埋めるより内容の欠落防止を優先します。
- 6~10分:「内容」「質問の具体性」「文法」「語数・書式」を別々に点検。1回の返却で修正理由を2~3点に絞ります。
- 10~13分:誤答を見せて、どこを直すか生徒自身が説明。たとえば There is twelve students を修正する理由を確認します。
- 13~15分:もう一度返信を書き、最初と比較。改善した点を言語化してから次回の課題を決めます。
この授業例は講師の説明力を整理するための提案です。採用試験や提出課題ではありません。初回候補登録のために模擬授業の動画や答案を送る必要はありません。
応募前セルフチェック:講師として説明できる7項目
- 3級Eメールの回答で、相手の二つの質問への対応漏れを見付けられる。
- 準2級で、求められた具体的な質問を作る練習を支援できる。
- 三単現・複数形・疑問文の語順・時制を生徒向けに説明できる。
- 英語の難しさを上げるのではなく、相手が理解できる自然な英文を提案できる。
- 公式の採点基準が分からない状態で点数や合格を断定しない。
- 3級・準2級・準2級プラスで問題形式を混同しない。
- 自分が教えられる学年・英検級・得意技能と、今は教えられない範囲を区別して伝えられる。
7項目すべてに自信がなくても、最初から指導範囲を狭く設定して相談できます。特定の英検級・TOEIC点数・留学経験を、候補登録に必要な資格として創作することはありません。
慶英会|大学生オンライン英語講師候補の事前登録
完全在宅・業務委託。実指導60分換算2,000〜3,000円が報酬の目安です。実際に指導した時間の報酬であり、準備等を含む拘束時間の時給ではありません。現時点では将来の指導機会に備えた候補登録で、採用・授業担当・勤務時間・収入を保証するものではありません。
メールアプリが開かない場合:Gmailで作成 / Outlookで作成。または宛先 academy@keio-edu.com、件名「慶英会|英語講師候補|英検3級・準2級Eメール」、本文「在籍大学名:/大学の学年:」として直接送信できます。履歴書・顔写真・住所・電話番号・答案の提出は初回不要です。
よくある質問(大学生の講師候補向け)
英検準2級プラスや2級に合格していないと応募できませんか?
このページは特定級の合格を一律の初回問い合わせ条件にはしていません。登録後、希望する指導範囲や経験を確認する場合があります。実際に担当できるかどうかは個別の条件と指導適性次第です。
英文法は教えられますが、英検のEメール添削は未経験です。
学校英語の英文法など、説明できる技能が一つでも候補登録の相談対象です。未経験の領域を無理に担当する前提ではありません。生徒に対して何を説明できるか、何を確認する必要があるかを整理しておくと役立ちます。
問題を自分で作成して送る必要はありますか?
初回メールには不要です。まず在籍大学名と大学の学年だけで構いません。後から指導範囲などが必要になった場合は、改めて案内します。
応募すればすぐに授業や収入が得られますか?
現在は将来の指導案件に備えた候補者の事前登録であり、案件紹介・採用・指導時間・収入を約束するものではありません。報酬は実際に指導を行う時間に対する60分換算の目安で、学習準備や待機を含む時間全体の時給ではありません。
大学・英検協会と慶英会は提携していますか?
この記事は大学や英検協会の認定・提携・推薦を意味しません。英検の試験形式は日本英語検定協会の公式資料を確認し、独自練習例は慶英会独自のものとして明示しています。
次に読む:対応できる指導範囲を絞る
- 大学生英語講師の指導範囲を独自12問で自己点検する
- 英文法・英作文のオンライン添削を担当したい大学生へ
- 準2級プラスはEメールではなく英文要約|公式形式の違い
- 英検二次面接・スピーキングを教えたい大学生へ
- オンライン講師の機材・音声・画面共有の確認事項
参考にした主な公式情報
- 日本英語検定協会|3級の試験内容
- 日本英語検定協会|準2級の試験内容
- 日本英語検定協会|About EIKEN Grade 3(語数の目安)
- 日本英語検定協会|About EIKEN Grade Pre-2(語数の目安)
- 日本英語検定協会|2024年度問題形式リニューアル
確認日:2026年10月18日。英検協会の試験形式は変更される可能性があります。受験する回の公式問題・案内を必ず確認してください。記事中の例文・指導手順・セルフチェックは慶英会の独自制作であり、協会の公式採点結果や公認の模範解答ではありません。
慶英会|大学生オンライン英語講師候補の事前登録
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