自分がしてよいかはCan I…?、相手に頼むときはCould you…?、相手を誘うときはWould you like to…?が基本です。ただしCan I help you?は手助けの申し出になるように、文全体と場面で意味を判断します。
横須賀学院中学校の英会話学習に使えるよう、慶英会が依頼・許可・申し出・誘いの独自24問を作成しました。表現を選ぶだけでなく、受ける・断る・条件を確認する・代案を出すまで練習します。
学校の英会話との接点 → 表現の選び方 → 24問 → 全解答・全訳
横須賀学院の英会話を、相手とのやり取りへ
学校公式の「英語4技能の向上」では、英会話やタブレットを活用したオンライン英会話の取り組みが紹介されています。本記事は、こうした会話の場で自分の意図を伝えるための家庭用練習です。
学校の授業台本・試験問題・採点基準ではありません。登場人物と状況は架空で、学校の具体的な行事や設備を示すものではありません。教材・学年ごとの既習範囲と先生の指示を優先してください。
まず「誰がするのか」を決める
許可:Can I use this chair?(この椅子を使ってもよいですか)→行動するのは自分。
依頼:Could you move this chair, please?(この椅子を動かしていただけますか)→行動してほしいのは相手。
申し出:Shall I move this chair?(この椅子を動かしましょうか)→相手のために自分が行動する。
物を勧める:Would you like some tea?(お茶はいかがですか)
行動へ誘う:Would you like to play a game?(ゲームをしませんか)
名詞を続ける形とto+動詞を続ける形を区別します。
Could you …?はこの教材では丁寧な依頼です。couldがあるから必ず過去の能力を尋ねているわけではありません。また、Can you …?も場面によって依頼になります。日本語の意味を決める前に、会話の目的を見てください。
受ける・断る・別案を出す
物の申し出にはYes, please./No, thank you.が使えます。依頼を引き受けるならSure.やOf course.、誘いを受けるならI’d love to.が自然な選択肢です。丸暗記で全場面に一つの返答を使わず、何を求められたかに合わせます。
断る場合も、Sorry, I’m using it now.(今使っています)やI can’t on Friday. How about Saturday?(金曜は無理です。土曜はどうですか)のように、必要な範囲で状況や代案を伝えられます。理由を詳しく説明することが必須というわけではありません。
独自24問|表現選択・応答・会話理解
問1〜12は表現の選択と応答、問13〜24は3つの会話を使った問題です。英作文は意味が同じ自然な別解も正解です。音声は付属していません。まず読み、次に役割を分けて話す練習に使います。
問1 自分が窓を開けてよいか尋ねる。『(Can I / Could you) open the window?』
問2 相手に窓を開けてもらう。『(Can I / Could you) open the window, please?』
問3 相手に水を勧める。『Would you like (some water / to some water)?』
問4 一緒に昼食を取ろうと誘う。『Would you like (have / to have) lunch with us?』
問5 相手の荷物を持つと申し出る。『Shall (I / you) carry your bag?』
問6 相手の定規を使ってよいか尋ねる。『Can I (borrow / lend) your ruler?』
問7 Could you show me how to use this?で、使い方を教えることを依頼されているのは誰か。
問8 Can I help you carry these books?は、この場面では許可の確認だけか、手助けの申し出か。
問9 水を勧められて受け取る。『Would you like some water?』への自然な返答を書く。
問10 水を勧められて断る。自然な返答を書く。
問11 誘いを受ける。『Would you like to join us?』への自然な返答を書く。
問12 誘いを断り、宿題があると伝える。英文を書く。
会話A|相手が使っている物を借りる
Yui: Can I borrow your ruler?
Sam: Sorry, I’m using it right now.
Yui: Can I use it when you’re finished?
Sam: Sure. I’ll be finished in a minute.
Yui: Thanks. I’ll give it back after I draw this line.
問13 会話A:最初に定規を借りたいのは誰か。
問14 会話A:最初の申し出をすぐに受け入れられなかった理由は何か。
問15 会話A:Yuiはいつなら使ってよいかをどう尋ねたか。
問16 会話A:貸してもらう側の最後の返答を抜き出す。
会話B|手助けを申し出て、行き先を確認する
Alex: Shall I carry these books for you?
Mika: Yes, please. Could you take them to the library?
Alex: Of course. Where should I put them?
Mika: On the table by the door, please.
Alex: All right.
問17 会話B:Alexの発言は、荷物を持ってほしい依頼か、自分が持つ申し出か。
問18 会話B:Mikaは何を運ぶようお願いしたか。
問19 会話B:Where should Alex put the books?
問20 会話B:『この箱も持ちましょうか』と自分から申し出る文を書く。
会話C|誘いを断って、別の日を提案する
Sara: Would you like to visit the library with us on Friday?
Ren: I’d love to, but I have a music lesson. How about Saturday?
Sara: Saturday works for me. Let’s meet at the library entrance at ten in the morning.
Ren: Great. See you then.
問21 会話C:Fridayの誘いを受けられない理由は何か。
問22 会話C:『今回断ったので、今後も参加したくない』と判断できるか。
問23 会話C:変更後の集合場所と時刻を答える。
問24 会話C:予定が確定したときの短い返答を抜き出す。
全24問の解答と使い分け
解答1:Can I
窓を開ける人は話し手です。許可を求めます。
解答2:Could you
動作をしてほしい相手をyouで示しています。
解答3:some water
飲み物などの名詞を直接続けられます。
解答4:to have
行動への誘いはWould you like to+動詞の原形で表せます。
解答5:I
自分が相手のために行動すると申し出ています。
解答6:borrow
自分が借りるならborrow。lendは貸す側の動作です。
解答7:話しかけられている相手。
youがshowの動作をする人です。
解答8:手助けの申し出。
Can Iだから常に物の使用許可、とは限りません。文全体と状況で判断します。
解答9:Yes, please.
好意を受け取る短い返答です。Thank you.を加えても構いません。
解答10:No, thank you.
相手の申し出に感謝しながら断れます。理由の説明は必須ではありません。
解答11:Yes, I’d love to.
ぜひ参加したいと伝えます。I’d like to.なども使えます。
解答12:I’d love to, but I have to do my homework.
参加したい気持ちと、今回は難しい理由をつなぎます。
解答13:Yui。
Can I borrow …?のIはYuiです。
解答14:Samが今その定規を使っているため。
I’m using it right now.が理由です。永久に貸せないとは述べていません。
解答15:Can I use it when you’re finished?
when以下で、相手が使い終わった時点という条件を付けています。
解答16:Thanks. I’ll give it back after I draw this line.
感謝に加えて、いつ返すかを具体的に示しています。
解答17:自分が持つ申し出。
Shall I carry …?なので、Alexが動作を行います。
解答18:本を図書室へ運ぶこと。
the booksとto the libraryの両方を確認します。
解答19:On the table by the door.
図書室の中でも置き場所が指定されています。
解答20:Shall I carry this box, too?
booksをboxへ置き換えても、行動する人はIです。
解答21:音楽のレッスンがあるから。
I have a music lesson.が理由です。
解答22:できません。土曜日はどうかと代案を出しています。
断りの理由と、その後の提案まで読みます。
解答23:土曜日の午前10時、図書館の入口。
Fridayの元の誘いではなく、最終的に合意した予定を答えます。
解答24:Great. See you then.
thenは合意した日時を指します。
会話A〜Cの全文和訳
会話A:
ユイ:定規を借りてもよいですか。
サム:ごめんね、今使っています。
ユイ:使い終わったら使ってもよいですか。
サム:もちろん。すぐに終わります。
ユイ:ありがとう。この線を引いたら返します。
会話B:
アレックス:この本を運びましょうか。
ミカ:はい、お願いします。図書室まで持っていっていただけますか。
アレックス:もちろん。どこに置けばよいですか。
ミカ:扉のそばの机にお願いします。
アレックス:分かりました。
会話C:
サラ:金曜日に一緒に図書館へ行きませんか。
レン:ぜひ行きたいのですが、音楽のレッスンがあります。土曜日はどうですか。
サラ:土曜日なら大丈夫です。午前10時に図書館の入口で会いましょう。
レン:いいですね。それでは、そのときに。
会話を続けるための追加確認
依頼を引き受けても、行き先や置き場所が不明なら会話BのWhere should I put them?のように確認します。聞こえなかった場合はCould you say that again?が使えます。分かったふりで作業を進めるより、必要な一点を尋ねる練習にしましょう。
会話Aのin a minuteは、会話では『すぐに・少ししたら』という近い時点を表すことがあります。ここでは正確に60秒後だと決めつける必要はありません。日時を約束する会話Cでは、土曜日・午前10時・入口という具体的な情報を保ちます。
10分の役割練習
2分で四つの目的を確認し、3分で会話A〜Cのどれかを読みます。次の3分はrulerをeraserへ、FridayをSundayへ変えて話してみます。最後の2分で、相手の返答を受けて条件確認や代案を一文加えます。曜日を変えた場合は、合意した日時も一緒に変えてください。
採点するなら、①目的が伝わる、②誰が行動するかが合う、③受ける・断るが伝わる、④場所や日時を確認できる、の四点を家庭練習の目安にできます。学校の公式評価基準ではありません。
よくある質問
Can Iはいつも許可ですか?
いいえ。Can I help you?のように手助けの申し出にもなります。Iとyouだけで機械的に分類せず、行動と目的を見ます。
Would you likeとDo you likeは同じですか?
この教材のWould you like …?は申し出や誘いです。Do you like tea?なら、普段お茶が好きかを尋ねます。
誘いを断るときはNoだけでよいですか?
短い否定でも伝わりますが、No, thank you.やI’d love to, but …のように配慮を加えられます。関係や場面に合わせます。
関連教材と慶英会への相談
横須賀学院の英語学習ガイド、学校案内・ゲーム・書道の交流会話32問も活用できます。
慶英会の最大1か月完全無料体験・学習相談へ、学年・使用教材・会話で止まりやすい場面を分かる範囲でお知らせください。授業時間・回数・日程・担当講師は開始前にご案内します。公式LINEでも相談できます。
慶英会|塾長の経歴・指導方針。学校情報:横須賀学院「英語4技能の向上」(2026年10月28日確認)。英文・問題・解説は慶英会作成。学校の指定教材・公式提携を示すものではありません。

