
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
高校在学中に英検1級を取得。英検の面接委員経験を持ち、中高一貫校の英語・NEW TREASURE(ニュートレジャー)・英検対策を中心に指導しています。
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和洋九段女子中学校のグローバルクラスで英語が難しいと感じている中学1・2年生には、所属する習熟度別授業の内容と、実際に間違えた問題に合わせた復習が必要です。学校公式Q&Aによると、グローバルクラスの英語はアドバンストとインターミディエイトに大きく分かれ、英語力に応じてさらにグループを分けることがあります。入学時に特定の英語力を一律の条件として求めているわけではありません。また公式の中学教育紹介では、英語を使うホームルーム、アドバンストでのオールイングリッシュの授業、少人数の英会話、課題について考え発表するPBL型授業を紹介しています。したがって英語の定期テストで点数を伸ばすには、単語・文法・読解を学校教材で正確に復習しながら、聞き取り、短い受け答え、自分の意見を英語で書く力も育てることが大切です。本記事ではグローバルクラスの学校公式情報に基づき、中1・中2の家庭学習、テスト準備、PBLの活用法、英検との両立を解説します。
令和6年度カリキュラムの掲載値と2026年度を混同しない
学校公式「中学からの6年間」に表示された教育課程の表には令和6年度との注記があり、その後変更される可能性が示されています。アドバンスト・インターミディエイトの名称や英語で行う授業の概要は学校案内で確認できても、2026年度の学年別時数、教材名、クラス替えや移籍の条件を旧年度の表から決めつけないでください。生徒本人の時間割と学校の最新説明が優先です。
グローバルクラスの英語はアドバンストとインターミディエイト
和洋九段女子中学校の公式「受験生Q&A」は、グローバルクラスの英語の授業がアドバンストとインターミディエイトに大きく分かれること、習熟状況によりさらに細かく分ける場合があることを説明しています。また、学習意欲があれば入学時に一律の英語力は問わないと案内しています。
ここで重要なのは、コースやグループの名称だけから本人の課題を判断しないことです。英語の学習歴が長くても、学校のテストで文法やつづりを間違える場合があります。これまでの学習歴が短くても、基礎を正確に定着させることで授業の理解を伸ばせます。
具体的なグループ編成、移動基準、使用教材、英語の評価割合などは学校の最新案内をご確認ください。
アドバンストは英語だけの授業で何を求められる?
学校公式「中学からの6年間」では、グローバルクラスのアドバンストにおいて、英語の授業はオールイングリッシュで行うと説明しています。英語で説明を聞き、その内容を英語で理解したり表現したりする機会があると考えられます。
授業の指示を聞き取れない場合は、知らない単語が原因なのか、知っている語でも音になると認識できないのかを分けましょう。学校の教材や配布された英文を読んで意味を確認し、音声教材があれば聞いてから音読します。
また、聞いて理解できても英文で説明できない場合は、授業の内容を一文で要約する練習が役立ちます。ただし、具体的な授業の言語使用率や考査問題がすべて英語という意味ではありません。
インターミディエイトでは基礎を確実に使う
インターミディエイトの学習では、現時点で本人が理解している語彙や文法を確認し、その範囲を少しずつ広げることが重要です。学校の公式Q&Aは習熟度に応じた指導を行うと説明していますが、特定の文法単元を中1の何月に学ぶかまでは公表していません。
授業で習った英文をまず意味から理解し、主語と動詞を確認してから、英文を隠して自分で書き直します。英会話では長い返答を目指す前に、質問に一文で答える練習を重ねましょう。
英語に自信がない生徒様にとっては、難しい参考書を増やすよりも学校の指定教材で間違えた問題を翌日もう一度解けるようにすることが優先です。
ネイティブ教員が関わるホームルームの準備
学校公式の中学教育紹介には、グローバルクラスで英語のネイティブスピーカー教員が副担任を担当し、ホームルーム活動を英語で実施すると掲載されています。通常の英語の授業以外でも、英語を聞いて理解し、必要な返答をする機会があることが特徴です。
家庭では「学校生活について説明する」「分からないときに聞き返す」「予定について質問する」など、身近な話題を短い英語で表す練習をするとよいでしょう。例えば、今日の授業で印象に残ったことを一文で説明し、次に理由を加えます。
学校独自のホームルームで使う表現や活動内容は担当教員の指示に従ってください。一般的な会話練習がそのまま課題になるとは限りません。
少人数英会話で話せないときの原因分析
学校公式のカリキュラム説明では、英会話をネイティブスピーカー教員による少人数制授業として紹介しています。少人数の活動では発話の機会が増える一方、間違いを恐れて答えにくくなる生徒様もいます。
話せなかったときは、質問の意味が分からなかったのか、単語が出てこなかったのか、語順を組み立てられなかったのかを分けてください。授業後に「言いたかった内容」を二文程度書き、翌日に英文を見ずに言えるか確かめます。
英語らしく難しい表現に言い換える前に、学校で習った文法を使って正確に伝えることが大切です。
PBL型授業は「意見と根拠を伝える」練習の場
和洋九段女子中学校の公式「特色ある教育」では、PBLを問題解決型・対話型の学びとして説明しています。基礎となる知識や課題を共有し、個人で意見を構築し、グループで討論し、プレゼンテーションで共有する流れが示されています。
PBLのすべての活動を英語で行うという意味ではありませんが、自分の考えを整理して相手へ伝える力は、英語のスピーチやライティングにも役立ちます。まず結論・理由・具体例を日本語で整理し、学校で英語による発表が指定された場合には既習文法で短い英文に直しましょう。
発表の長さ、評価基準、言語の指定は各授業の指示を優先してください。
中1の定期テスト対策|まず学校の語彙と基本例文
中1では学校の教科書、プリント、ワーク、課題を中心に学習することが重要です。単語は「英語から意味を言える」と「日本語から英語のつづりを書ける」を分けて確認してください。
基本文は、主語と動詞を見つけ、意味を理解したうえで、英文を隠して日本語から書き直します。音声教材が指定されている場合は同じ英文を聞いてから音読する方法も役立ちます。
アドバンストで学ぶ生徒様でも、基礎的なつづりや動詞の形で失点する場合は、その部分を補強しましょう。インターミディエイトで学ぶ生徒様も、授業の基本文を正確に使える状態を目指すことが大切です。
中2で英語の点数が下がったら6種類に分ける
中2で英語の成績が下がった場合は、答案を「語彙・熟語」「文法・語順」「読解」「英作文」「リスニング」「時間配分」に分類します。同じ60点でも、何を間違えたかで次に行う勉強は変わります。
読解で失点する場合は、単語が分からなかったのか、文章の構造が読めなかったのか、設問の根拠を見落としたのかを確認します。英作文で失点する場合は、答えを写すだけでなく、日本語から正しい英文を再現する練習をしてください。
学校の授業進度が速く感じる場合でも、新しい問題集に手を広げる前に、現在の授業で必要となる中1の基本文法を確認しましょう。
英語で意見を書くための短文構成
意見を英語で書くときは、内容と英文法を同時に複雑にしないことが大切です。まず主張を一文で書き、その理由を一文追加し、必要に応じて具体例を加えます。
例えば学校の学習について述べる場合、「I think reading is important. We can learn many things from books.」という短い構成から練習できます。これは一般的な練習例であり、和洋九段女子中学校の指定課題ではありません。
書いた後には、主語と動詞、時制、語順、単数・複数、質問に答えた内容になっているかを確認してください。分からない表現は難しい単語で無理に書かず、自分が理解している言い方に直しましょう。
英検対策と定期テストは優先順位を変える
同校の教育課程には英検対策の取り組みが紹介される資料もありますが、学年・年度によって授業時数や運用が変更される可能性があります。とくに古いカリキュラム資料の数値を、2026年度のすべての学年へ当てはめるべきではありません。
英検の受験級は現在の英語力と学校の課題に合わせて判断しましょう。定期テストが近い時期は学校の試験範囲と提出課題を優先し、テスト終了後に英検の公式過去問で読解・リスニング・ライティングなどの不足分野を確認する方法が考えられます。
英検の具体的な試験形式と日程は日本英語検定協会の公式サイトをご確認ください。
グローバルと本科の移籍は毎年可能という公式説明
学校公式「中学からの6年間」では、グローバルクラスでは3年間クラス替えがない一方、グローバルと本科の移籍は毎年可能と説明しています。ただし、移籍の具体的な判断条件、募集枠、手続きなどを公開ページだけで断定することはできません。
在籍クラスが合っていないと感じた場合、点数だけで判断せず、現在の授業で理解できている割合、会話活動への適応、家庭学習の負担を整理して、担任の先生へ相談することが重要です。
保護者様は「英語が得意だから必ずグローバル」「今は苦手だから本科」と単純化せず、本人の意欲や学校生活全体との両立も踏まえて検討してください。
定期考査3週間前からの勉強法
以下は家庭学習向けの参考モデルであり、学校公式の試験準備日程ではありません。試験範囲表、提出物、担当教員の指示を最優先にしてください。
約3週間前に、教科書、プリント、ワーク、小テスト、授業で使った英文を整理します。単語・文法・読解・英作文・リスニングのどこに弱点があるか確認します。
約2週間前は、指定範囲の問題を解答なしで解き、誤答の原因を記録します。英作文では自力で文を書き、読解では設問の根拠を確認しましょう。
約1週間前は間違えた問題の再テストを優先します。PBLの発表準備がある場合でも、定期考査の学習時間を確保し、学校から指定された提出課題を後回しにしないようにしましょう。
保護者様が週に一度確認したいこと
保護者様は毎日すべての英語を教える必要はありません。週に一度、学校の課題が進んでいるか、先週の誤答を再度解けるか、英会話で言えなかったことを短い英文で表せるかを確認してください。
「単語10語を書けるようにする」「基本文3文を説明する」「英語で意見と理由を二文話す」といった具体的な目標を設定すると達成状況を把握しやすくなります。
グローバルクラスでは授業中に英語を使う機会もありますが、発話に慣れていることと筆記で正確に書けることは異なります。技能ごとの変化を見守ることが重要です。
よくある質問
Q. グローバルクラスの入学に高い英語力が必要ですか?
A. 学校公式Q&Aでは、英語を頑張る意欲があれば特に英語力は問わないと案内しています。最新の入試条件はその年度の募集要項で確認してください。
Q. 英語は全員オールイングリッシュですか?
A. 学校公式の中学教育紹介は、アドバンストの英語授業についてオールイングリッシュと明記しています。インターミディエイトを含むすべての授業が同じ形式とは限りません。
Q. グローバルクラスから本科へ変更できますか?
A. 公式サイトは毎年の移籍が可能と案内していますが、具体的な条件は学校へご確認ください。
Q. PBLはすべて英語で発表しますか?
A. 公式紹介は学校全体の対話型・課題解決型授業です。すべての活動が英語によるものだとは確認できません。
Q. NEW TREASUREを使っていますか?
A. 参照した公式ページから全コース・全学年の現行採用教材を確定できません。本人の教材一覧と学校からの案内を優先してください。
【慶英会独自24問】和洋九段グローバルの文法・英会話・PBL英作文
本演習は慶英会が独自に作成したもので、和洋九段女子中学校の定期考査・英会話授業・PBL課題・習熟度別授業の選抜問題を再現したものではありません。クラス名だけで得意・不得意を決めつけず、実際の教科書と学校の課題に合わせて既習範囲から取り組んでください。
Part A|文法・語順・基本英作文12問
問1. I (am / is / are) interested in science.
問2. She (study / studies) English every day.
問3. They did not (went / go) to school.
問4. We (was / were) happy after the event.
問5. I can (speak / speaking) English.
問6. He enjoys (read / reading) books.
問7. My friends (has / have) many ideas.
問8. The books (is / are) on the desk.
問9. She likes science. を疑問文へ。
問10. I visited the museum. を否定文へ。
問11. 「私たちは一緒に勉強したい」を英訳。
問12. 「私は新しい考えを学びました」を英訳。
Part B|発話・意見と根拠を伝える12問
問13. What is your favorite subject? に理由も含めて答える。
問14. What can you do if you do not understand a question? に答える。
問15. What is one good thing about working in a group? に理由を添える。
問16. 自分と異なる意見を丁寧に受け止める英文を一文書く。
問17. 学校生活で改善したいことを英語二文で説明。
問18. PBLで課題を見つけたとき、相手に意見を求める質問を書く。
問19. 提案と理由を二文で書く。
問20. 相手の提案に追加質問をする英文を書く。
問21. I think teamwork is important. に具体例一文を加える。
問22. What did you learn from the discussion? に二文で答える。
問23. What would you do differently next time? に答える。
問24. 英語の授業で分かったことと疑問点を二文で述べる。
24問の全解答・ポイント解説
答1. am — Iに対応するbe動詞。
答2. studies — 子音字+yの三単現。
答3. go — didの後は原形。
答4. were — 複数主語の過去形。
答5. speak — canの後は原形。
答6. reading — enjoyの後は動名詞。
答7. have — 複数主語の動詞。
答8. are — 複数のbooksに対応。
答9. Does she like science? — Doesの後は原形。
答10. I did not visit the museum. — 過去形否定はdid not+原形。
答11. We want to study together. — want to+原形。
答12. I learned a new idea. — 過去形を使う。
答13. I like science because I enjoy experiments. — 好きな教科と理由。
答14. I can ask the teacher to repeat it. — 聞き返しを表す。
答15. We can share different ideas and learn from each other. — 協働の価値を示す。
答16. I see your point, but I have a different idea. — 対立を避けながら表明。
答17. I want to improve my time management. It will help me finish my homework. — 改善点と理由。
答18. What do you think we should do? — 他者の意見を聞く。
答19. We could make a study plan. It would help us use our time better. — 解決策と理由。
答20. How would your idea work in practice? — 実現方法を確認。
答21. For example, classmates can help each other solve problems. — 具体例を示す。
答22. I learned that different opinions are useful. They can help us find a better idea. — 学びと理由を述べる。
答23. I would ask more questions and listen carefully. — 次回の改善行動。
答24. I understood the main point. I still have a question about the example. — 理解と課題を区別。
Part Bは例答以外の表現も正解になり得ます。意見が通じるか、理由と具体例が内容に合うか、授業で習った語順が正確かを個別に確認します。PBLの正式な評価方法やグローバルクラスの配点とは無関係の家庭学習用診断です。
アドバンスト・インターミディエイト別14日間復習
アドバンストの生徒:1〜3日目は英語の授業中に聞き取れなかった指示と語句を整理。4〜7日目は学校教材の英文を読んで内容を一文で要約。8〜11日目はPart Bを使い、意見・理由・例をつないだ発話を録音。12〜14日目は書いた英文を学校の文法・語法の課題と照合します。学校に指定された教材を優先してください。
インターミディエイトの生徒:1〜3日目は学校指定の基本単語とbe動詞・一般動詞を確認。4〜7日目はPart Aの既習範囲を解き、誤答を翌日書き直し。8〜11日目は短い応答と聞き返しを練習し、声に出した英文を書いてみます。12〜14日目は定期考査の範囲・提出物を見直し、間違えた文型を復習します。実際の習熟度別グループでは別の進度の場合があるため、固定的なコース到達基準ではありません。
校内支援を受ける前に書く質問メモ
学校公式Q&Aは、放課後の短時間復習、定期考査前の勉強会、長期休暇中の補習、スタディステーションなどを紹介しています。学校の支援を使う際は、①所属する英語授業・教材、②定期考査の間違い、③自分の解答、④分からない理由、⑤次の授業までに解決したいこと、の5点を整理しましょう。各支援の利用条件は在籍学年の最新案内に従います。
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参考にした主な公式情報
和洋九段女子中学校高等学校「受験生Q&A」(習熟度別クラス・入学時の英語力・校内支援・スタディステーション)
和洋九段女子中学校高等学校「中学からの6年間」(アドバンストのAll English、ホームルーム、クラス運営、2024年度の課程注記)
和洋九段女子中学校高等学校「特色ある教育」(PBL型授業の考え方)
日本英語検定協会「英検公式サイト」(最新の試験内容)
情報確認日:2026年10月15日。旧年度カリキュラム表の時間数やクラス構成を2026年度の全学年に適用したものではありません。教材・習熟度別の運用・評価は学校の最新正式資料をご確認ください。
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