不定詞と動名詞は、訳語だけでなく文の中で何の役割をしているかを示して教えます。大学生講師は、入れ替えられる例と、動詞ごとに形を確認すべき例を分けて準備しましょう。
まとまりを箱として読む
I want to read this book.のto read this bookを括り、「何をしたい?」への答えだと示します。Reading books is fun.ではReading books全体が主語です。単にtoやingに丸を付けるのでなく、その後ろの語まで含むまとまりを読むと、長い文にもつなげられます。
同じto不定詞でも役割は違う
I want to study English.では「英語を勉強すること」がwantの内容です。I went to the library to study English.では「英語を勉強するために」と目的を説明します。I need a book to read on the train.ではどんな本かを後ろから説明します。「全て、するためにと訳す」という誤答には、この三文を一つずつ比べます。
動詞との組合せを確かめる
I enjoy reading.は自然ですが、同じ意味でI enjoy to read.とは通常しません。I decided to leave.も、decided leavingへ自由に置き換えられません。「不定詞は未来、動名詞は過去」という一つの標語では説明できないので、enjoy+動名詞、decide+不定詞のように用例と一緒に覚える範囲を示します。
意味が変わる例を使うとき
既習範囲ならHe stopped talking.は話すのをやめた、He stopped to talk.は話すために立ち止まった、と場面で比べます。後者のto talkはstopの目的語と同じ役割ではありません。動名詞と不定詞を入れ替えるだけの問題として扱わず、何をやめたのか、何のために止まったのかを質問します。
講師の確認課題
生徒にSwimming is good exercise.の主語全体を指してもらい、I went to the pool to swim.の目的と比べます。説明できなければ、まず主語と動詞の見分けに戻ります。準備では、目的語・主語・修飾など学校で使う用語と平易な言い方をそろえ、例文の動詞が両方の形を取れるか辞書でも確認しておきましょう。
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