
監修:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)。募集制度は学校公式の公表内容に基づき整理し、英語の独自学習問題と混同しないよう解説しています。塾長紹介。
滝中学校が2028年度入学者から帰国生入試を開始すると学校公式サイトで発表しました。帰国生枠を検討するご家庭が最初に確認したい重要条件は、①CEFR B2(英検準1級相当)以上のスコア、②小学1〜6年の間に海外で2年以上就学したこと、③滝中学校が第一志望で合格時に入学を確約できること、④対象生年月日、の四つです。試験は2027年12月実施予定で、2028年度入学者からの制度です。2027年度の通常入試とは別であり、2026年時点で帰国生枠の出願が始まっているわけではありません。
滝中学校公式の案内では、定員252名の中に一般入試と帰国生入試の合格者を含み、帰国生合格者は最大6名とされています。また国語・算数の対面課題(10分程度で1題に取り組み、説明)と面接を実施する方針ですが、詳細な問題形式や配点はまだ確定できません。学校は翌年度にサンプル問題を公表すると説明しています。資格と国語・算数での説明力、面接の準備を分けて取り組みましょう。
この記事では2026年10月17日時点に確認できる学校公式の2028年度帰国生入試の公表事項を整理し、出願できるか判断する方法、英語資格と面接・国語算数の位置付け、入学後の学校英語の学び方、独自24問と12か月の準備設計を紹介します。現時点で未公表の合格ライン・出題形式・選抜倍率を作りません。
最初に確認すること:2028年度帰国生入試の出願資格・試験内容は滝中学校の公式案内が優先です。英検準1級などの資格準備と中学入学後の英語学習の両立については、慶英会の無料体験・学習相談で学習状況に応じた相談を受け付けています。出願手続き自体は学校へ直接お問い合わせください。
最初の結論:CEFR B2だけでは出願資格は完成しない
学校公式は、2028年度の帰国生入試においてCEFR B2(英検準1級相当)以上のスコアを求めています。これは重要な語学条件ですが、それだけで出願できると判断してはいけません。学校が指定した対象生年月日、保護者の勤務に伴う海外滞在、海外就学期間、卒業見込みまたは帰国後の状況、第一志望・入学確約の条件も満たす必要があります。
英検準1級の合格が出願資格にどう対応するか、別の英語資格のスコアをどう証明するかについては、学校の最新案内に従い、出願前に提出可能な書類を確認してください。本記事では各種英語検定の得点を勝手にCEFRへ換算しません。証明書の写しを出願時に提出することが、学校公式の現行案内に記載されています。
2028年度滝中学校帰国生入試:公式に公表された要点
出願できる生年月日の範囲
対象は2015年4月2日から2016年4月1日までに出生した児童と公表されています。年齢や現在の学年だけで断定せず、生年月日を学校の指定した範囲と照合してください。2028年度の入学時期に合わせた区分であり、2027年度一般入試の対象と混同しないことが重要です。
海外での就学期間と帰国時期
学校公式は、小学1年から6年の期間に、保護者の勤務に伴って海外に在住し、海外の全日制日本人学校または現地校で2年以上就学することなどを定めています。海外の学校を卒業見込みの生徒と、海外で2年以上就学して日本へ帰国し国内の小学校を卒業見込みの生徒の両方に対応する条件が公表されています。滞在期間が厳密に2年に満たない場合や、海外の現地校を卒業見込みの場合は事前問い合わせを求めています。
海外の就学が途中で途切れた場合でも、公式情報では合計2年以上であれば対象となり得ると説明されています。ただし具体的な日数の計算、就学形態、保護者の勤務状況を個別に審査する可能性があります。該当性を判断できない場合は学校に確認してください。
第一志望・入学確約の条件
滝中学校を第一志望とし、合格した場合に滝中学校への入学を確約できることが出願条件とされています。帰国生入試は、他校と自由に併願し、どこへ入学するか後から選べる制度であると推測してはいけません。家庭の転居予定や他校の試験日程が関係する場合も、学校公式の定めを先に確認してください。
定員252名の意味:帰国生が252名ではない
公式案内の定員は252名で、この中に一般入試および帰国生入試の合格者を含めます。帰国生入試からの合格者は最大6名と説明されています。「帰国生の定員が252人」「一般枠に加えて6名上乗せ」と解釈するのは誤りです。
最大6名という表現は必ず6名を合格させるという意味でもありません。選抜の合否基準は一般入試と別枠とされており、志願者数や合格者数が未公表の時点で倍率や合格確率を計算することもできません。
実施時期は2027年12月予定。2027年2月の通常入試と区別
2028年度入学の帰国生入試は、2027年12月に実施する予定と学校公式が説明しています。これに対し2027年度の通常入試は2027年2月7日に国語・社会・理科・算数で実施される別年度の選抜です。同じ「2027年」に試験があっても対象の入学年度が異なります。
2027年12月の正式日付、出願開始日、必要書類の提出期限などは、今後学校が公表する要項で確認してください。予定は変更される場合があります。
試験科目:国語・算数の対面課題と面接を公表
学校公式は帰国生入試で国語・算数を対面型で実施し、課題1題を10分程度で解答した後、説明をする方式と面接を予定しています。国語と算数のどの形式の課題を出すか、説明への配点、面接の質問内容など、具体的な採点基準は公表された概要だけでは判断できません。
英語についてはCEFR B2以上のスコア条件が明示されていますが、公開概要に独立した英語の筆記試験は記載されていません。ただしこれを根拠に「面接で英語が一切問われない」「資格があれば語学力の確認はない」とは断言できません。正式要項と学校のサンプル問題の公開を待ってください。
サンプル問題の公開予定を定期的に確認する
滝中学校は公式のお知らせで、帰国生入試のサンプル問題を次年度に公表するとしています。2026年10月時点では、まだ公開されていない問題内容を「過去問」と称して作成・配布すべきではありません。2027年度中の学校公式の更新を確認し、公開されたサンプルに基づいて国語・算数の説明練習を調整することを推奨します。
現在すぐに取り組める準備は、文章を読んで要点を説明する、算数の考え方を自分の言葉で述べる、面接で学校を志望する理由を整理する、といった一般的な説明力の基礎です。これらは学校指定の出題予想ではありません。
入学後の英語教育:一般合格者と混合クラス、希望制特別授業
2028年度からの帰国生入試で合格した場合も、一般入試合格者と混合クラスになると学校は説明しています。英語力維持を目的とした特別授業は、一般入試の合格者も含め希望制で滝教育研究所において実施し、ALTによる講座を予定すると案内されています。
そのため、「帰国生だけが在籍する専用クラスがある」「CEFR B2の生徒だけが同一カリキュラムを受ける」と推測してはいけません。日々の授業では学校指定の文法・読解・音声・英作文に対応する必要があり、既に高い英語資格を持つ生徒でも教材の版と実際の授業の進度を確認しておくことが合理的です。
滝中学校の通常の英語教育では、小テストやシャドーイングの確認、ネイティブ教員とのインタビューテストも学校公式に紹介されています。帰国前の現地校経験を生かしながら、学校の筆記や提出課題で必要な知識も確認しておきましょう。
CEFR B2の条件と入学後の中学英語を混同しない
CEFR B2相当の英語力を目指す学習と、中学入学後に学校の定期考査で扱う英文法・語彙・音声・記述の学習は重なる部分もありますが、同じ目標ではありません。出願資格の英語スコアは学校が求める選考要件です。一方、中学での英語成績は在籍する学校の学習内容と評価方法に基づきます。英語資格を取得しているから学校の確認テストで必ず満点になるわけではありません。
英語で日常的に話せる生徒でも、学校の日本語で書かれた設問や指定文法を使う書き換え問題に慣れていないことがあります。逆に文法は正確でも英語での説明に時間がかかる場合もあります。入学後に必要な学習は本人の技能別の強みを生かして設計すると、無駄なやり直しを減らせます。
出願準備の12か月モデル:期限と学習を分ける
第1段階:2026年秋〜冬、出願資格の事実確認
まず生年月日、海外滞在時期、学校の在籍証明が取得できるか、保護者の海外勤務に関する資料、英語スコアを一覧化します。学校が求める正式な必要書類や証明方法は今後の要項で確認してください。滞在期間が途中で途切れている、海外校の卒業予定、国内校への転入歴があるなど、事情が複雑な場合は早めに学校へ問い合わせます。
第2段階:2027年春、英語資格の証明方法と国算の学習を分ける
CEFR B2相当のスコアを出願時にどのように証明するかを確認し、必要な英語資格の受検計画を検討します。同時に国語では短い文章の主題を説明し、算数では式を立てた根拠を言葉で伝える練習を行います。まだ公開されていない具体的な出題形式を想像して大量に問題を増やす必要はありません。
第3段階:2027年夏、学校の正式要項とサンプルを確認
学校の2028年度帰国生入試情報を再確認し、公開された正式な出願期間・試験日・必要書類・サンプル問題を優先します。予定されている条件が変更されることも考慮し、古いウェブ記事やSNS上の情報だけで出願準備を確定しないでください。
第4段階:2027年秋、説明と面接の練習を整える
国語・算数の解答の根拠を短く説明する練習を行い、面接では本人が滝中学校で何を学びたいかを自分の言葉で伝えられるようにします。英語での自己紹介が必要か等は正式要項の公表内容に従い、現時点で特定の面接質問を過去問として扱わないようにしましょう。
12か月計画を「資格だけの学習」にしない
高い英語資格の取得に集中し過ぎると、国語・算数の学習や保護者の書類準備が後回しになる場合があります。反対に国語・算数だけを勉強して、英語スコア条件の確認が間に合わないこともあります。出願資格確認、英語資格の証明、説明力の学習、正式日程の確認を別のチェック項目として管理すると、家庭での優先順位が明確になります。
本人の英語学習歴に応じて、英語資格の勉強量は大きく変わります。英語試験における特定資格の合格・CEFR到達を短期間で保証することはできません。
帰国前後の学習が不安な保護者様へ:海外での英語経験、CEFR・英検の資格学習、滝中入学後の英文法・英作文を一律に扱わず、本人の技能を確認して優先順位を決めましょう。最大1か月完全無料体験・学習相談の対象条件は公式案内で確認できます。
独自24問:入学後の学校英語で役立つ基礎を確認
以下は中学入学後の基礎英語を理解するために慶英会が独自制作した問題です。2028年度滝中学校帰国生入試、CEFR B2認定、英検準1級の試験内容を再現したものではありません。CEFR B2の判定や滝中学校の合格可能性を測るために使わないでください。
問題1〜8:基本の語順・動詞・時制
【1】My sister (like / likes) music. 【2】We (was / were) happy yesterday. 【3】He doesn’t (watch / watches) TV. 【4】There (is / are) two books on the desk. 【5】I can (speak / speaks) English. 【6】She went to school (yesterday / tomorrow). 【7】I enjoy (read / reading) stories. 【8】This is (a / an) useful dictionary.
問題9〜16:自力で英文を組み立てる
【9】She plays tennis. を疑問文にしてください。【10】They visited Kyoto. を否定文にしてください。【11】「先週、家族と公園に行きました」を英文にしてください。【12】I am looking forward to see you. の誤りを直してください。【13】He don’t have a bicycle. を直してください。【14】I have studied English for three years. の意味を説明してください。【15】If it rains, we will stay home. のif節の働きを説明してください。【16】「私はもっと英語を学びたいです」を英文にしてください。
問題17〜20:短文を正しく読む
次の英文を読んでください。Yuna moved to a new city last spring. At first, she was nervous about making friends. She joined the school science club and started working on a project about plants. Her classmates asked questions about the project, and she enjoyed explaining her ideas. Now she looks forward to going to school every day.
【17】Yunaはいつ引っ越しましたか。【18】最初は何について不安でしたか。【19】どのクラブに入って何を調べましたか。【20】最近の学校生活に対する気持ちはどう変わりましたか。
問題21〜24:理由と具体例を簡潔に伝える
【21】What school subject do you like? に一文で答えてください。【22】その理由を英語でもう一文付け加えてください。【23】What did you learn from living abroad? に二文で答えてください。【24】学校で挑戦したいことについて、意見・理由・具体例を英語三文で説明してください。学校の正式な面接想定問題ではありません。
独自24問の解答・解説
【1】likes(三人称単数)【2】were(主語we)【3】watch(doesn’tの後は原形)【4】are(two books)【5】speak(canの後は原形)【6】yesterday(wentの過去形)【7】reading(enjoyの後は動名詞)【8】a(usefulの最初の音は子音の/j/)。
【9】Does she play tennis? 【10】They did not visit Kyoto. 【11】例:I went to the park with my family last week. 【12】I am looking forward to seeing you. 【13】He doesn’t have a bicycle. 【14】私は3年間英語を勉強しています。【15】もし雨が降る場合という条件を表します。【16】I want to learn more English.
【17】Last spring. 【18】Making friends. 【19】The science club; a project about plants. 【20】She looks forward to going to school every day.
【21】例:I like science. 【22】Because I enjoy doing experiments. 【23】例:I learned how to communicate with people from different cultures. I also learned to respect different opinions. 【24】例:I want to join the science club. I enjoy learning about nature. Last year, I did a project about the environment. 自由英作文は文法と意味が成立すれば別解があります。
この24問の点数とCEFR B2を混同しない
24問を全問正解してもCEFR B2に到達していることにはなりません。問題は中学英語の語順、基本文法、読解、短い英作文の確認を目的としています。資格要件を満たすかどうかは、学校が認める証明書と出願時の正式案内に従って判断される事項です。
すでに高い英語資格を持つ帰国生でも、学校入学後に使う文法用語や日本語での指示に慣れていない場合があります。資格の学習と学校の定期テストを切り分け、同じ時間を二重に使わないよう復習を設計してください。
保護者様が学校へ確認したいチェック項目
出願条件の適用について、海外の学校の在籍状況、保護者の勤務に伴う海外滞在の証明、CEFR B2以上のスコアを示す証明書の種類・有効性、帰国後の転入歴、第一志望条件、出願期間とサンプル問題の公開予定を、公式案内に沿って整理しましょう。出願条件については学校へ直接お問い合わせください。
滝中学校の学校生活を理解したい場合は、英語の小テスト・音声活動・インタビューテストなども公式の学校案内で確認できます。入学後の学習相談はその時点の学校教材と本人の理解度をもとに判断することが合理的です。
帰国後の滝中学校での英語学習や、英検準1級を目指す学習との両立を相談したい保護者様へ。 慶英会では英検対策と中高一貫校の学校英語を、学習状況に応じてオンライン個別指導で支援しています。最大1か月完全無料体験・学習相談の対象条件をご確認ください。滝中学校の出願資格の確定や入試手続きは学校への直接確認が必要です。
よくある質問
2027年12月の試験は2027年度の入学試験ですか?
いいえ。学校が発表しているのは2028年度入学の帰国生入試を2027年12月に実施する予定という内容です。2027年度の通常入試とは入学年度が違います。正式日程は今後の学校案内でご確認ください。
CEFR B2があれば必ず合格しますか?
CEFR B2以上のスコアは公表された出願条件の一つですが、その他の資格要件も満たしたうえで、国語・算数の対面課題と面接などの選抜を受ける必要があります。合格は保証されません。
英検準1級と他の英語試験は同じように扱われますか?
学校はCEFR B2(英検準1級相当)以上のスコアと証明書の写しを求めていますが、各試験の具体的な換算と証明方法は必ず学校へ確認してください。特定の資格の数値を独自に換算して出願可能と決めつけないでください。
帰国生の募集人数は6名ですか?
学校公式では2028年度の定員252名に一般入試と帰国生入試の合格者を含め、帰国生入試の合格者を最大6名としています。必ず6名を合格させるという意味ではありません。
帰国生だけの英語クラスになりますか?
学校公式は一般入試合格者との混合クラスを予定すると案内しています。英語力を維持する特別授業は、一般合格者にも開かれた希望制を予定しています。詳細は入学年度の案内を確認してください。
滝中学校の2028年度帰国生入試の英語過去問はありますか?
制度が2028年度から始まるため、従来の同制度の過去問は存在しません。学校はサンプル問題を翌年度に公表予定と説明しています。未公開の問題を「公式過去問」と称して販売・学習することは避けてください。
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2027年度滝中学校の通常入試と2028年度帰国生入試の違い / 滝中学校の英語・定期テスト対策 / 滝中学校の英語インタビューテスト対策 / 愛知県の学校別英語対策一覧。
参考にした主な公式情報
・滝中学校公式「中学校入試について」(2028年度帰国生入試の新設、CEFR B2、対象生年月日、海外就学、最大6名、試験の概要)
・滝中学校公式「中学校の学び」(小テスト、音声活動、インタビュー、学校の英語教育)
・滝中学校「2027年度生徒募集要項」PDF(2027年度通常入試との日程・選考方式の相違)
情報確認日:2026年10月17日。 2028年度帰国生入試は2026年時点の公式概要に基づいています。正式な出願期間、証明書類、試験形式、サンプル問題は後日変更・追加される可能性があります。必ず学校の最新版をご確認ください。
