
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
大手前丸亀中学校の英語で、例文や単語は覚えたのに長文では時間が足りない、答えの根拠を本文から説明できない中学1・2年生に向けた読解ガイドです。学校公式の英語科紹介を踏まえ、根拠探し・指示語・要旨把握の手順と、慶英会独自の英文3題・24問、解答・和訳をまとめました。英文・設問はすべて創作であり、学校の過去問・配布物・定期テスト・出題予想ではありません。
学校公式の英語教育と長文読解
大手前丸亀中学・高等学校の公式英語科紹介は、4技能のバランス、文法・構文の定着、電子黒板による長文解説、ロイロノートによる和訳・英作文の提出と添削を紹介しています。昨年度は中2希望者が放課後に長文読解の特別授業を行ったとの記載もありますが、過年度の実施例であり、2026年度の全中2生に必修という意味ではありません。最新の対象・日程は学校に確認してください。
長文では、①設問を先に読み、答えの種類を予測する、②主語と動詞を確認する、③設問と本文の言い換えを探す、④答えの根拠に戻る、⑤指示語の範囲を確認する、⑥段落の要旨を一文にまとめる、という順で読みます。Whyは理由、Whenは時刻・日付、How manyは数字と複数名詞を探します。中1は基本語順・動詞・疑問文・過去形、中2は学校で既習の不定詞・比較・接続詞などを優先します。
設問の種類ごとに、本文のどこを読むか決める
長文問題を解くときは、設問を「情報を探す問題」「理由を説明する問題」「指示語を特定する問題」「文章全体をまとめる問題」に分けると、本文を読む目的が明確になります。Who・Where・When・How manyは、人物名・場所・時刻・数字を中心に探します。Whyは理由を表すbecauseだけでなく、前後の文にある出来事と結果の関係を確認します。How did the students solve the problem?のような問いは、一つの名詞を探すのではなく、本文中の行動を順番に追う必要があります。設問の条件が「最初に」「最後に」「何人が」「どの理由で」と限定している場合、その条件を満たす箇所だけを根拠にします。
指示語・言い換え・対比を読み違えない
it、they、this、that、these、thoseを見つけたら、直前の名詞だけで決めず、前の文まで戻って候補を探します。単数・複数、人物・物事の区別を確認し、候補を指示語の位置に入れて自然な意味になるか確かめます。設問の表現と本文の表現が異なる場合は、同じ意味を表す言い換えを探します。たとえば、設問に「help」とあっても本文では「make it easier」と説明されることがあります。but、however、instead、althoughが出たら、前後の情報が反対なのか、修正なのか、追加なのかを整理します。特に最初に示された案と、後から変更された最終案を混同しないようにしましょう。
段落の要旨を一文にまとめる
段落を読み終えたら、細かい数字や例を全部書き写すのではなく、「誰が」「何について」「何をした/何が分かった」を一文にします。説明文なら、最初の文に主題、後半に理由・具体例・結果が置かれることがあります。物語文なら、登場人物の目的、問題、行動、結果の順に整理します。要旨を作るときは、自分の感想を足さず、本文に書かれた情報だけを残してください。選択肢の主題が本文に合っていても、細部の一部だけを大きく言い換えていたり、本文にない理由を追加していたりする場合は正解になりません。
中1・中2で読解の復習方法を変える
中1は、基本語順と一文の意味を正確に取ることを優先します。主語と動詞を見つけ、疑問文・否定文・過去形など、学校で学習した形を本文中で確認します。知らない単語が一つあっても、分かる語から文の骨格を取る練習をしましょう。中2は、理由と結果、対比、段落の要旨、二つの情報をつないだ推論へ進みます。不定詞・比較・接続詞・受動態などは、本人が学校で学習した範囲に限って使います。学年だけで進度を決めず、授業ノートと試験範囲表を基準にしてください。
誤答ノートは「正解」より「根拠」を記録する
復習ノートには、問題番号・自分の答え・正解だけでなく、本文の根拠となる一文と、間違えた理由を記録します。原因は「語彙の意味」「主語・動詞の取り違え」「指示語の参照先」「設問の条件の読み落とし」「本文にない情報の追加」などに分類できます。次に同じ問題を解くときは、答えを暗記していないか確かめるため、根拠を隠して本文から探し直します。翌日には同じ技能を使う別の英文を解き、正解の理由を説明できれば、知識が別の文章へ移せたと判断できます。
本文を読むときは、段落ごとに役割をつかむ
長い英文を一度に理解しようとすると、細部に注意が向きすぎて全体の流れを見失うことがあります。段落ごとに「問題の提示」「具体例」「理由」「結果」「まとめ」のどれを説明しているか考えましょう。説明文では、同じ話題が別の語句で言い換えられることがあります。物語文では、登場人物の目的や状況が途中で変わることがあります。段落の役割を一言で書いてから設問に戻ると、文章全体のどこを根拠にすればよいか判断しやすくなります。
試験前は学校教材と独自演習を分けて使う
定期テスト前は、学校の教科書・ワーク・授業プリント・範囲表を最優先にします。この記事の独自英文は、本文に根拠を戻る読み方や指示語の確認を練習する補助教材です。学校の試験範囲や実際の出題形式を示すものではありません。学校教材で間違えた問題の原因を確認し、同じ技能を使う独自問題で練習した後、もう一度学校教材へ戻って解けるか確かめてください。学校の課題量が多い場合は、独自問題を全問解く必要はありません。
設問の種類と根拠の探し方
| 設問の種類 | 本文で探す情報 | 確認する点 |
|---|---|---|
| 人物・場所 | 人名、代名詞、場所を示す語 | 誰の行動か、場所が変わっていないか |
| 時刻・順序 | 曜日、時刻、first、then、after | 最初の予定と変更後の予定 |
| 理由・目的 | because、so、to不定詞、前後の出来事 | 原因と結果を逆にしていないか |
| 指示語 | it、they、this、that、these | 単数・複数と、前の文全体の内容 |
| 要旨・推論 | 段落の主題文、理由、結果、対比 | 本文にない情報を追加していないか |
選択肢問題では、本文と同じ単語が入っている選択肢をすぐに選ばないことが重要です。たとえば本文に「8人が助けを借りずに本を見つけた」と書かれていても、選択肢が「10人全員が自力で見つけた」となっていれば数字が違います。正解の選択肢は、人物・数字・時刻・理由など、設問が尋ねる条件をすべて満たす必要があります。本文の根拠と選択肢を一つずつ照合し、条件が一つでも合わなければ候補から外します。
全文和訳と速く読む練習を使い分ける
全文和訳は、文の構造や意味を正しく理解できているか確認するために使います。一方、設問を解く段階では、すべての単語を日本語に置き換える必要はありません。まず段落の主題と出来事の流れをつかみ、設問に関係する箇所を精読します。解答後、間違えた文や構文が複雑な文を中心に和訳し、主語・動詞・修飾関係を確認します。和訳を先に作る方法と、設問の根拠を先に探す方法を両方使い、目的に合わせて切り替えましょう。
試験前に確認すること
試験前は新しい問題集を増やすより、学校の範囲表、授業ノート、返却された答案、重要例文を優先します。長文で間違えた問題は、本文の根拠に戻って正解の理由を説明できるか確認します。単語の意味を知っているだけでなく、その単語が文の中でどの働きをしているかも見直します。最後に、時間を測って短い英文を解き、見直しの時間が残るかを確認してください。学校の試験時間や配点は、配布された案内を優先します。
読解の練習では、答えを選ぶ前に「この設問は何を尋ねているか」を短い日本語で言い直す方法も有効です。問いの条件を自分の言葉で整理してから本文に戻ると、同じ話題に出てくる別の人物・数字・理由を選ぶ誤りを減らせます。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
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独自英文3題・24問
Passage 1: The Library Map
The library moved its science books to a shelf near the back window, but the map by the entrance still showed the old place. Aya and two classmates made a new map. They wrote down the names of the main sections and drew a route. The librarian asked them to add arrows. Ten first-year students tested it, and eight found the books without help.
- 1. Why was the old map confusing?
- 2. How many students made the new map?
- 3. What did they write down?
- 4. What did the librarian ask them to add?
- 5. Who does “them” refer to?
- 6. How many students found the books alone?
- 7. What does “eight” refer to?
- 8. Best title: A. New Class / B. Library Map / C. Museum Visit.
Passage 2: Bean Plants
Ken and Rina wanted to know whether sunlight affected bean plants. They used the same soil and seeds in two pots. One pot stood near a sunny window; the other was under a shelf. Both plants received the same amount of water every morning. They measured them every Friday. After three weeks, the sunny plant was taller. Rina said one test could not prove sunlight was the only reason, so they planned another experiment.
- 9. What did they want to know?
- 10. What two things were the same?
- 11. What did both plants receive?
- 12. How often did they measure them?
- 13. Which plant was taller?
- 14. What does “them” refer to?
- 15. Why was one test not enough?
- 16. Best summary: A. Test and repeat / B. Stop studying / C. Buy seeds daily.
Passage 3: A Weekend Market
An English club wanted visitors at a weekend market to use fewer disposable plastic bags. They asked thirty families if they brought their own bags. Eighteen said yes; twelve often forgot. The club collected reusable bags and put a sign near the entrance: “Borrow a bag here and return it before you leave.” Twenty visitors borrowed bags. Seventeen returned them that day; three returned them the next week. Many people noticed the sign before reaching the shops.
- 17. What did the club want to reduce?
- 18. How many families did it ask?
- 19. What did twelve families forget?
- 20. What did the sign ask visitors to do?
- 21. How many borrowed bags?
- 22. How many returned them that day?
- 23. Why did visitors notice the sign early?
- 24. Best summary: A. Right message, right place / B. Close markets / C. Never lend bags.
解答・和訳
1〜8:1. The map showed the old place. 2. Three. 3. Names of the main sections. 4. Arrows. 5. Aya and her classmates. 6. Eight. 7. The eight first-year students who found the books. 8. B. 和訳:図書館は理科の本を裏側の窓の近くへ移しましたが、入口の地図は古い場所を示していました。Ayaと2人のクラスメートは新しい地図を作り、区画名を書き、道順を描きました。司書は矢印を加えるよう頼みました。中学1年生10人が試し、8人が助けなしで本を見つけました。
9〜16:9. Whether sunlight affected plants. 10. Soil and seeds. 11. The same amount of water. 12. Every Friday. 13. The sunny plant. 14. The plants. 15. One test could not prove sunlight was the only reason. 16. A. 和訳:KenとRinaは日光が豆の植物に影響するか調べました。同じ土と種を使った鉢を日当たりのよい場所と棚の下に置き、同量の水を与えて毎週金曜日に測定しました。3週間後、日なたの植物が高くなりましたが、1回の実験だけでは日光が唯一の理由と証明できないため、再実験を計画しました。
17〜24:17. Disposable plastic bags. 18. Thirty families. 19. Their own bags. 20. Borrow a bag and return it before leaving. 21. Twenty. 22. Seventeen. 23. The sign was near the entrance. 24. A. 和訳:英語クラブは週末市場で使い捨て袋を減らそうとしました。30家庭に尋ねると、18家庭は自分の袋を持参し、12家庭はよく忘れていました。クラブは再利用袋を集め、入口に借りて返すよう案内を置きました。20人が借り、17人は当日、3人は翌週に返しました。多くの人は店に着く前に看板に気づきました。
復習方法と関連記事
初回は時間を測って解き、根拠に線を引きます。次に間違えた文の主語・動詞・指示語を確認し、和訳で意味を確かめます。翌日は本文を見ずに要旨を一文で説明します。例文暗写は学校英語・定期テスト対策、作文は英作文の理由・具体例・自己添削、会話はAll English授業の指示理解と使い分けてください。香川県内の学校別対策を比較する場合は、香川県の中高一貫校・私立中学校の英語勉強法ガイドも参照できます。
よくある質問|大手前丸亀中学校の長文読解
Q. 全文を最初から日本語に訳すべきですか?
最初は設問の条件に合う情報を探し、解答後に全文和訳で理解を確認すると効率的です。構文が取れない文や誤答の根拠になった文は、主語・動詞・修飾関係まで戻って精読します。
Q. 知らない単語があるときは?
品詞と前後の文から意味を推測し、その語が設問の答えに必要かを判断します。重要語なら辞書で確認し、単語だけでなく例文ごと復習します。
Q. 正解を選べても根拠を説明できません。
選択肢を選んだ後、本文の一文に戻って線を引き、設問の条件とどの語句が対応するかを口頭で説明する練習をします。
保護者が家庭で確認する3つのポイント
家庭では、正答数だけでなく、①本文の根拠を指で示せるか、②指示語が何を指すか説明できるか、③段落の内容を一文でまとめられるかを確認します。保護者が英文をすべて解説する必要はありません。本人に「どの一文を根拠にしたのか」「別の選択肢はなぜ違うのか」を説明してもらうと、理解が曖昧な箇所を見つけやすくなります。学校から返却された答案がある場合は、語彙・文法・根拠の読み違い・設問の読み落としに分けて誤答を整理してください。
14日間の復習計画
1〜2日目は時間を測って初見で解き、根拠に線を引きます。3〜4日目は誤答した文の主語・動詞・修飾部分を確認します。5〜6日目は指示語と本文の言い換えを探し、7日目は全文和訳で理解を確認します。8〜9日目は同じ英文を見ずに段落の要旨を説明し、10〜11日目は間違えた設問だけを解き直します。12〜13日目は別の英文で同じ手順を使い、14日目に時間を測って再挑戦します。毎日長時間行う必要はありません。学校の宿題や暗写を優先し、10〜20分程度の短い復習を継続します。
時間配分|本文・設問・見直しを分ける
時間が足りない場合は、本文を一度ですべて訳そうとせず、設問を確認してから段落ごとの要点をつかみます。時間配分の目安は、設問確認に全体の1割、本文を読む時間に4割、設問を解いて根拠を照合する時間に4割、見直しに1割です。これは慶英会の家庭学習用の目安であり、学校の試験時間や配点を示すものではありません。選択肢で迷ったら、本文に根拠があるかを優先し、常識や自分の経験だけで決めないようにします。
学習相談・無料体験
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