結論:NEW TREASURE Stage1の定期テストで同じミスを繰り返す場合、問題をただ解き直すのではなく、誤答を「主語S・動詞V・時制T・名詞N・疑問文Q・意味M」の6種類に分け、該当する1つの文法だけを復習すると改善箇所が明確になります。本記事では慶英会オリジナル36問と全問の英文・和訳・解説、間違えた問題の原因別チェック表を掲載します。
対象は中高一貫校の中学1年生と保護者です。学校で使用しているNEW TREASUREの版・Lesson・既習範囲を優先し、未習問題は採点対象から外してください。この6つのコードは慶英会の復習用分類であり、出版社や学校の公式採点コードではありません。掲載する設問・英文はZ会の教科書、Workbook、文法問題集、学校の試験問題を転載していません。
教材編集:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)。
6種類の誤答コード|最初に自分のミスを判別する
S=主語・人称、V=動詞の種類、T=時制、N=名詞と数、Q=疑問文の語順、M=意味・否定・比較。以下の診断は各コード6問、合計36問で、1問1点の家庭用チェックです。得点よりも、同じ種類の誤答が集中していないかを確認しましょう。
コードS|主語・人称の誤り(独自6問)
見落としやすい原因:I / he / they / the studentsなどの主語の中心を見失う。
問1:My sister and I (am / are) ready.
問2:The boy with two dogs (play / plays) soccer.
問3:Those books (is / are) new.
問4:Our English teacher (have / has) a big bag.
問5:The girls in this room (likes / like) science.
問6:My brother and his friends (was / were) at school yesterday.
コードV|be動詞・一般動詞・助動詞の選択(独自6問)
見落としやすい原因:be動詞と一般動詞を重ねる、助動詞の後を原形にできない。
問7:I (am / do) hungry now.
問8:You (are / play) tennis after school.
問9:She can (sing / sings) well.
問10:We (are go / go) to school by bike.
問11:The students (are studying / are study) English now.
問12:Ken will (be / is) busy tomorrow.
コードT|時制・時間の手掛かり(独自6問)
見落としやすい原因:yesterday・now・last night・tomorrowなどと動詞の形が一致しない。
問13:Last week, we (visit / visited) the museum.
問14:Look! He (runs / is running) in the park.
問15:At six yesterday, Aya (was cooking / cooks) dinner.
問16:My friends (play / played) tennis every Sunday.
問17:We (will visit / visited) Kyoto tomorrow.
問18:Did she (go / went) home yesterday?
コードN|冠詞・単数複数・数量(独自6問)
見落としやすい原因:a/an、複数形、不可算名詞、There is/areと数量が対応していない。
問19:There (is / are) three apples in the bag.
問20:I have (a / an) umbrella.
問21:This is (a / an) useful book.
問22:We need two (box / boxes).
問23:There (is / are) some water in the glass.
問24:(This / These) pencils are mine.
コードQ|疑問文・語順・疑問詞(独自6問)
見落としやすい原因:Do・Does・Did・Is・Areを取り違え、疑問詞の後の語順が崩れる。
問25:(Do / Does) your sister like music?
問26:(Are / Do) the students in the classroom?
問27:Where (does he live / he does live)?
問28:(Did / Does) you meet Ken yesterday?
問29:What (are they doing / they are doing) now?
問30:How many books (are there / there are) on the desk?
コードM|意味・否定・比較の読み落とし(独自6問)
見落としやすい原因:not alwaysとnever、onlyとalso、比較級の方向を混同する。
問31:He (doesn’t always / never) walk to school.(『いつも歩くわけではない』)
問32:(Only / Also) Ken can join the club.(『ケンだけ』)
問33:This box is (heavier / lighter) than that box.(『より重い』)
問34:The blue book is not as (long / longer) as the red one.
問35:There are (only / also) two desks here.(『2台しか』)
問36:We (didn’t / don’t) watch TV last night.(昨夜)
全36問の模範解答・全文和訳・正答理由
コードSの答え|主語・人称の誤り
問1 正答:My sister and I are ready. / 和訳:私の姉(または妹)と私は準備ができています。 / 根拠:andで結ばれた主語は複数でare。
問2 正答:The boy with two dogs plays soccer. / 和訳:犬2匹を連れた男の子はサッカーをします。 / 根拠:主語の中心は単数boyなのでplays。
問3 正答:Those books are new. / 和訳:あれらの本は新しいです。 / 根拠:those booksは複数なのでare。
問4 正答:Our English teacher has a big bag. / 和訳:英語の先生は大きなかばんを持っています。 / 根拠:teacherが主語の中心。hasが三単現。
問5 正答:The girls in this room like science. / 和訳:この部屋の女の子たちは理科が好きです。 / 根拠:girlsは複数なのでlike。
問6 正答:My brother and his friends were at school yesterday. / 和訳:兄弟と友人たちは昨日学校にいました。 / 根拠:andで結ばれた複数主語の過去be動詞はwere。
コードVの答え|be動詞・一般動詞・助動詞の選択
問7 正答:I am hungry now. / 和訳:私は今お腹がすいています。 / 根拠:hungryは形容詞。be動詞amで状態を表す。
問8 正答:You play tennis after school. / 和訳:あなたは放課後テニスをします。 / 根拠:playという動詞が必要。are tennisとはしない。
問9 正答:She can sing well. / 和訳:彼女は上手に歌えます。 / 根拠:canの後は原形sing。
問10 正答:We go to school by bike. / 和訳:私たちは自転車で通学します。 / 根拠:習慣の一般動詞go。are goは不適切。
問11 正答:The students are studying English now. / 和訳:生徒たちは今英語を勉強しています。 / 根拠:進行形はare+studying。
問12 正答:Ken will be busy tomorrow. / 和訳:ケンは明日忙しいでしょう。 / 根拠:willの後はbe動詞原形be。
コードTの答え|時制・時間の手掛かり
問13 正答:Last week, we visited the museum. / 和訳:先週、私たちは博物館を訪れました。 / 根拠:Last weekは過去でvisited。
問14 正答:Look! He is running in the park. / 和訳:見て、彼は公園で走っています。 / 根拠:Look!は目の前の動作でis running。
問15 正答:At six yesterday, Aya was cooking dinner. / 和訳:昨日6時、アヤは夕食を作っていました。 / 根拠:過去のその時点で進行中はwas cooking。
問16 正答:My friends play tennis every Sunday. / 和訳:友達は毎週日曜日にテニスをします。 / 根拠:every Sundayの習慣は現在形play。
問17 正答:We will visit Kyoto tomorrow. / 和訳:明日、私たちは京都を訪れる予定です。 / 根拠:tomorrowは未来。will+原形visit。
問18 正答:Did she go home yesterday? / 和訳:彼女は昨日帰宅しましたか。 / 根拠:Didが過去を示すので後の動詞は原形go。
コードNの答え|冠詞・単数複数・数量
問19 正答:There are three apples in the bag. / 和訳:かばんにはリンゴが3個あります。 / 根拠:three applesは複数なのでare。
問20 正答:I have an umbrella. / 和訳:私は傘を1本持っています。 / 根拠:umbrellaは母音の音で始まりan。
問21 正答:This is a useful book. / 和訳:これは便利な本です。 / 根拠:usefulは/juː/の子音で始まるのでa。
問22 正答:We need two boxes. / 和訳:私たちは箱が2つ必要です。 / 根拠:boxの複数はboxes。
問23 正答:There is some water in the glass. / 和訳:コップには水が少しあります。 / 根拠:waterは通常不可算名詞でis。
問24 正答:These pencils are mine. / 和訳:これらの鉛筆は私のものです。 / 根拠:pencilsは複数なのでThese。
コードQの答え|疑問文・語順・疑問詞
問25 正答:Does your sister like music? / 和訳:あなたの姉(または妹)は音楽が好きですか。 / 根拠:sisterは三単現でDoes。
問26 正答:Are the students in the classroom? / 和訳:生徒たちは教室にいますか。 / 根拠:場所のbe動詞疑問文なのでAre。
問27 正答:Where does he live? / 和訳:彼はどこに住んでいますか。 / 根拠:疑問詞Whereの後はdoes+主語+原形。
問28 正答:Did you meet Ken yesterday? / 和訳:あなたは昨日ケンに会いましたか。 / 根拠:yesterdayの過去の疑問はDid。
問29 正答:What are they doing now? / 和訳:彼らは今何をしていますか。 / 根拠:直接疑問文はare+主語+doing。
問30 正答:How many books are there on the desk? / 和訳:机には本が何冊ありますか。 / 根拠:How many+複数名詞+are there。
コードMの答え|意味・否定・比較の読み落とし
問31 正答:He doesn’t always walk to school. / 和訳:彼はいつも歩いて登校するわけではありません。 / 根拠:doesn’t alwaysは部分否定。neverではない。
問32 正答:Only Ken can join the club. / 和訳:ケンだけがその部に入れます。 / 根拠:onlyは『だけ』、alsoは『も』。
問33 正答:This box is heavier than that box. / 和訳:この箱はあの箱より重いです。 / 根拠:heavierはheavyの比較級で『より重い』。
問34 正答:The blue book is not as long as the red one. / 和訳:青い本は赤い本ほど長くありません。 / 根拠:not as+原級+asを使う。
問35 正答:There are only two desks here. / 和訳:ここには机が2台しかありません。 / 根拠:only+数量で数の限定。
問36 正答:We didn’t watch TV last night. / 和訳:私たちは昨夜テレビを見ませんでした。 / 根拠:last nightは過去なのでdidn’t。
自分の結果を6コードで記録する
解答を見ずに解けた既習問題のみ、S( /6)、V( /6)、T( /6)、N( /6)、Q( /6)、M( /6)と記録してください。未習の問題があれば、そのコードの分母から除きます。たとえばSが3/5、Vが5/5なら、主語の単複を優先して復習します。コードごとの問題数が違う場合は、正答数だけでなく正答割合と誤答の内容を見ます。
どのLessonに戻る?誤答コード別の復習順
S|主語・人称の誤り:主語の中心名詞に印を付け、その単複と人称に応じたbe動詞・一般動詞の形を決める。教科書の既習単元を開き、同じ形の別の英文を1つ作りましょう。
V|be動詞・一般動詞・助動詞の選択:文の中心が状態か動作かを判断し、can・willの後は動詞原形を置く。教科書の既習単元を開き、同じ形の別の英文を1つ作りましょう。
T|時制・時間の手掛かり:時間の表現を囲み、現在の習慣・進行中・過去・未来を選び直す。教科書の既習単元を開き、同じ形の別の英文を1つ作りましょう。
N|冠詞・単数複数・数量:名詞が1個か複数か、数えられるかを先に確認する。教科書の既習単元を開き、同じ形の別の英文を1つ作りましょう。
Q|疑問文・語順・疑問詞:疑問詞→助動詞/be動詞→主語→原形という骨格から組み立てる。教科書の既習単元を開き、同じ形の別の英文を1つ作りましょう。
M|意味・否定・比較の読み落とし:否定語・数量語・比較対象に印を付け、何を否定・限定しているか日本語で説明する。教科書の既習単元を開き、同じ形の別の英文を1つ作りましょう。
7日間の家庭練習|全単元をやり直さない
1日目:36問から既習のものだけ解き、コード別に正誤を記録します。2日目:最も間違えたコードの解説を読み、自力で3問を書き直します。3日目:そのコードの別の英文を3文作ります。4日目:次に多かった誤答コードに進みます。5日目:前日までの2コードを混ぜた問題を解きます。6日目:日本語訳から正しい英文を白紙で書きます。7日目:初回の誤答を答えを見ずに再度解き、理解できていない理由を確認します。未習範囲を無理に進める必要はありません。
よくある質問|Stage1定期テストの誤答分析
平均点以下だった場合、文法すべてを最初から復習すべきですか?
単純な点数だけでは判断できません。まず既習の問題をコード別に分け、同じ失点が続く項目から取り組むと、必要な復習範囲を絞れます。複数分野で失点する場合は基本単元に戻りましょう。
解答を見て正しく直せたら理解できたことになりますか?
まだ十分とは限りません。翌日に答えを閉じて同じ文法を再現し、さらに主語・時刻・場所を変えた別の英文でも書けるか確かめてください。
学校のLesson番号と記事の分類が一致しない場合は?
学校の授業範囲を優先してください。慶英会のコードは学年・教材版を横断して弱点を整理するための分類です。
関連の無料教材と学習相談
Stage1の無料10問診断 / Stage1の英作文セルフ採点24問 / be動詞・主語の基本 / 一般動詞の基本 / NEW TREASURE無料教材一覧。
ご家庭だけで弱点を判断しにくい場合は学校のテスト答案・使用Stage・試験範囲をご用意のうえ、慶英会のオンライン個別指導・最大1か月無料体験をご確認ください。
参考にした公式資料
Z会『NEW TREASURE』公式紹介 / Z会教材訂正情報。一般的な英文法を対象とした本記事の設問・模範解答は慶英会独自制作です。

