奈良県立国際中学校で「国際バカロレアMYPの英語は何を勉強する?」「探究や発表はできるのに定期テストの英作文が書けない」「英語が苦手でも少人数授業についていける?」「中1・中2で英検準1級まで進めなければならない?」とお悩みの保護者様へ。最初に重要なのは、奈良県立国際中学校が2024年12月に国際バカロレアMYP認定を受け、現在は中1~高1の全生徒が4年間MYPを学ぶ学校だということです。一方、2025年10月に認定されたDPは高校の選択コースであり、中1・中2全員が英語で数学・理科を学ぶDPに所属するわけではありません。英語の定期考査対策では、学校の指定単元の語彙・文法・読解を確実にしたうえで、英文を読み取り、根拠を説明し、自分の意見を短い英語で書く順序で学習すると合理的です。本記事では奈良県・学校の最新公式情報と開校前Q&Aの方針を区別し、独自英作文20題の解答・解説、探究的な読み書きの練習、3週間の学校テスト対策を紹介します。
【結論】MYPの探究学習と学校の英文法・定期テストは両方必要
MYPは知識の暗記だけでなく、問いを立て、情報の根拠を確かめ、自分なりの考えを説明する学習を重視するプログラムです。ただし、これを「英語の動詞の形や単語を覚える必要はない」という意味に捉えるのは誤りです。特に中1・中2では、①学校で指定された単語と文法を自力で書く、②英文を読んで答えの根拠を示す、③質問へ短い英語で回答する、④意見と理由をつなげる、という4つの段階を、学校の進度に合わせて進めましょう。MYPの具体的な成績評価・課題・試験の配点は当年度の学校資料で確認してください。
【2026年公式確認】MYPは中1~高1の全員、DPは高校で選択
学校公式「奈良県立国際中学校・高等学校」と奈良県の「県政スポット|国際バカロレア認定」では、2024年12月のMYP認定、2025年10月3日のDP認定が確認できます。学校は2023年に中学校を開校し、MYPを中1から高1までの全員に4年間実施しています。DPは2026年度から選択した高校生に実施するコースです。中学段階のMYPと、高校生向けDPの選択を混同しないことが大切です。
県公式広報によれば、2026年度開始のDPでは英語・数学・ESS(環境システムと社会)など一部科目を英語で授業することが説明されています。しかし、これはDPコースに関する説明です。中学1・2年生の数学・理科の授業がすべて英語になると推測してはいけません。本人が履修する科目、実際の使用言語、英語の教科内容については、学校のシラバスを確認してください。
開校前Q&Aの英語「週5時間・少人数授業」は現在どう確認すべき?
奈良県が開校前に公表した県立国際中学校のQ&Aでは、英語は中1~中3で週5時間、少人数で習熟度に応じた指導を予定し、日本人教員・ネイティブ教員・チームティーチングの形態を使い分けるとの方針が説明されています。ただし、この資料は開校前の計画であり、2026年度の全学年の時間割、クラス編成、課題の配点を示す最新版ではありません。かつて公開されたQ&Aの旧URLは現在県のトップページへ転送されるため、記事の参考資料には確認できる学校・県の最新ページを優先して掲載します。本人の実際の英語授業がどのように編成されているか、最新の学校案内を確認してください。
MYPの評価は『英語力だけ』ではない|実際の課題の確認が大切
開校前に公開された県のQ&Aには、MYPではペーパーテストだけでなくレポート、発表、グループワーク、作品制作など多様な活動を評価する方針も示されていました。2024年のMYP正式認定後の評価の実施方法・評価基準は在校生への通知を優先してください。家庭での学習では、学校の単元テストに対応する「単語・文法の正確さ」と、探究課題に対応する「資料の理解・根拠・文章構成」を分けて確認すると、得点を落とした原因を整理しやすくなります。
中1の英語|話せるのに書けない・単語を覚えられないとき
中1では、学校で既習の単語・be動詞と一般動詞・肯定文・否定文・疑問文・三人称単数などを使い、最初に一文を正確に書けるかを確認します。例えばShe studies English every day.を見て理解できても、Does she study English every day?を解答なしで作れなければ、doesの後を動詞原形にする規則へ戻ります。学校の具体的な履修順序は本人の教材が優先です。
英単語は、意味を見て選べる、音を聞いて分かる、日本語からつづりを書ける、短い英文に使える、という段階で確認します。意味が分かるのに英作文で綴れない単語は、学校指定語彙に絞って翌日・3日後に自力で再テストしてください。長い単語帳を最初から書き直す前に、実際の答案の失点に対応する語から始めます。
中2の英語|情報を読み、根拠を示し、自分の意見を説明する
中2では、学校で学んだ接続詞、比較、不定詞、動名詞などを使い、文章の中でどの情報が主張や理由に当たるかを捉える練習を加えます。例えば、本文でbecause以下に理由が示されていたら「なぜ?」の問いに答える根拠があるかを確認します。英作文では、I think … because …などの表現を自分の経験に結びつけ、理由を示した後に具体例を1文足す練習が考えられます。
ただし、探究的なテーマを扱うからといって、特定の政治・環境・社会課題を英語で必ず論述するという学校固有の定期考査傾向は確認できません。本記事の独自問題は、MYPで重視される考え方を一般的な英語学習へ応用する教材であり、学校の過去問・評価基準ではありません。
家庭学習用の独自演習20題|英文法・読解の根拠・MYP型の表現
次の20題は慶英会の独自作成です。奈良県立国際中学校が実際に出した課題、MYPの正式評価問題、英検の過去問ではありません。学校でまだ習っていない文法は飛ばし、試験範囲に関連するものから解いてください。解答例と異なっても文法・意味・設問条件を満たす別解があります。MYPの正式な評価基準をこの記事が再現するものではありません。
A:中1の基礎|語順・動詞・疑問文
問題1:「私は中学1年生です」を英語で。
解答例:I am a first-year junior high school student. 確認点:Iにはamを使い、単数名詞studentの前にaを置く。
問題2:「私の妹は毎朝本を読みます」を英語で。
解答例:My younger sister reads books every morning. 確認点:三人称単数現在read→reads。
問題3:She likes music.を否定文へ。
解答例:She doesn’t like music. 確認点:doesn’tの後ろは動詞原形like。
問題4:「あなたは今、忙しいですか」を英語で。
解答例:Are you busy now? 確認点:be動詞を主語の前へ。
問題5:「私は今、学校で英語を勉強しています」を英語で。
解答例:I am studying English at school now. 確認点:現在進行形am+studying。
B:中1・中2の接続・応用|理由と時制
問題6:「私は昨日、友達と話しました」を英語で。
解答例:I talked with my friend yesterday. 確認点:過去形talked。複数の友達ならfriendsも可。
問題7:「私は図書館へ本を借りに行きました」を英語で。
解答例:I went to the library to borrow a book. 確認点:to borrowは目的を示す不定詞。
問題8:「私は歴史が好きです。過去について学べるからです」をbecauseで一文に。
解答例:I like history because I can learn about the past. 確認点:because節には主語と動詞が必要。
問題9:「この問題は前の問題より難しい」を英語で。
解答例:This question is more difficult than the previous one. 確認点:difficultにはmoreを付けて比較級にする。
問題10:「もし明日雨が降ったら、家にいます」を英語で。
解答例:If it rains tomorrow, I will stay home. 確認点:未来の条件節では通常現在形rains。未習者は飛ばす。
C:資料から根拠を取り出す|独自短文読解
問題11:短文:Some students take the bus to school because they live far away. なぜ一部の生徒はバスに乗りますか。
解答例:Because they live far away. 確認点:because以下が本文の明示的な理由。
問題12:上記の短文で、全員がバスに乗るといえますか。英語で答える。
解答例:No, we cannot. The sentence says ‘some students.’ 確認点:someは全員を意味しない。本文の範囲を超えて一般化しない。
問題13:短文:Aya collected information about food waste. She interviewed three shop owners and wrote a short report. Ayaは何人の店主に取材しましたか。
解答例:She interviewed three shop owners. 確認点:本文中のthree shop ownersが根拠。
問題14:上記の短文で、Ayaが報告書を完成させた時期は分かりますか。英語で答える。
解答例:No, it does not say when she wrote the report. 確認点:本文にない日時を作らない。
問題15:短文:Many people like parks, but some parks do not have enough benches. この文から言える課題を英語一文で。
解答例:Some parks need more benches. 確認点:示された情報に基づき、断定しすぎず要点をまとめる。
D:MYPの学びと英作文|意見・理由・根拠
問題16:Should students learn about other cultures? に立場と理由を2文で。
解答例:Yes, I think they should. It can help students understand different ways of life. 確認点:質問に直接答え、理由を対応させる。
問題17:「私は学校で水を節約すべきだと思います」を英語で。
解答例:I think we should save water at school. 確認点:should+動詞原形save。
問題18:自分が学校で改善したいことを、提案と理由の2文で。
解答例:We should have more places to read at school. They would help students find quiet spaces. 確認点:自分の学校の状況に合わせて別解可。事実を捏造しない。
問題19:Some students like studying alone. Others enjoy studying in groups. この2つの好みの違いを英語1文に。
解答例:Students have different preferences for studying alone or in groups. 確認点:両方の立場を保持し、一方に決めつけない。
問題20:『初めて見た社会課題の資料について、確実に分かることと不明なことを区別する』という方法を英語2文で。
解答例:First, I look for facts in the source. Then I check what the source does not tell me. 確認点:資料の根拠と推測を区別する姿勢を練習する。
20題の答案をどのように見直す?
文法の失点:問題3でShe don’t like …と書いたら、三人称単数の否定形へ戻り、別の主語でも確認します。理由の欠落:問題8・16でbecauseの後に理由が続いているか確かめます。根拠の読み違え:問題12でsomeをallと読み替える、問題14で書かれていない日時を断定するなら、資料にある情報と推測を区別します。提案が曖昧:問題18で一般論だけを書いている場合は、実行可能な行動とその効果を1文ずつ書く練習に進みます。
MYPの探究的な授業でも、英語で主語と動詞を正しく組み立てる力は欠かせません。逆に文法が正確でも、資料の内容を読んでいない、相手の質問に答えていない、という場合は別の練習が必要です。学校の担当教員から提示された評価項目に沿い、まず改善する箇所を一つずつ選びましょう。
基本の選択問題は正解できても自力で英文を書けない場合は、選択式と和文英訳を比べる独自診断24問の中から、学校で既習の文型を選んで確認する方法もあります。
英語が苦手な中1・中2のための3週間定期テスト計画
21〜15日前:学校が実際に指定した範囲と提出物を確認
学校の教科書・授業プリント・小テスト・返却答案・学校が指定する音声と課題を集めます。MYPの学習では発表・レポート等の課題が設定される可能性がありますが、今回の定期テストに何が含まれるかは学校の範囲表と学年の連絡で確認してください。学校の過去の一般的な方針だけから「英語の課題は全て同じルーブリックで採点される」と推測しないことが重要です。
まず実際に間違えた問題を5〜10題選び、「綴り」「動詞の形」「語順」「読解の根拠」「理由のない英作文」「課題の指定条件」の6項目に分類します。失点の多い二つだけを当面の優先単元とすると、学校の課題と家庭復習の両立がしやすくなります。
14〜8日前:正解を理解するだけでなく白紙で書く
文法問題を解いた後は、正解の選択肢を隠して和文英訳に変えます。例えばShe (study / studies) English every day.の正解を選べても、She studies English every day.を自分で書けなければ学習が十分ではありません。次に主語をTheyへ替え、They study English every day.と変形できるか確かめます。
長文・資料読解の誤答は、答えの根拠となる英文を本文に示し、事実と筆者の意見と自分の推測を分けて記録します。MYPで学んだ探究的な思考は、設問が何を問うかを正確に読む練習にも役立ちます。学校の指定範囲と同じ話題でなければいけないわけではないため、まず学校教材を優先してください。
7〜3日前:初見問題と条件を意識した英作文
学校で習った英文法に関係する初見問題を時間を測って解きます。学校の作文課題が「自分の意見を理由とともに書く」形式なら、まず質問へ直接答え、次に理由と例を加えます。本文の情報を要約する設問なら、本文にない事実や数字を加えていないかチェックします。
英語の発話課題がある場合は、原稿を一度書いて正確さを確認し、次に声に出して質問へ答える練習を追加します。話すことが得意でも綴りや冠詞が不正確な場合は書く練習を、書けても音で質問を捉えられない場合は音声を使う練習を優先します。
2日前〜前日:再テスト・提出課題・睡眠
間違えた英文を3〜5題に絞り、翌日までに自力で正しく書けるか確認します。提出すべき資料・発表・小テスト等がある場合は学校の実際の指示に沿って確認し、未使用の問題集を大量に増やさないようにします。睡眠時間や他教科の学習も確保しましょう。
この計画は慶英会が提案する家庭学習モデルであり、奈良県立国際中学校の正式な試験日程、学校指定のMYP評価方法、点数配分を示すものではありません。3週間で必ず成績が上がることを保証しません。再テスト正答数と、同じ誤りを繰り返した回数を記録して判断します。
『MYPだから英語が難しい』と感じたら原因を2つに分ける
英語そのものの難しさ:文法の理解不足、単語の綴り、文章を構成する力、聞き取りなど。探究課題の難しさ:与えられた資料の情報を選ぶ力、事実と推測の区別、相手に伝わる順序、理由と結論の対応など。例えば問題12を間違えるのはsomeの意味を知らないためかもしれず、資料に書いていない「全員」という解釈を加える習慣のためかもしれません。原因によって復習方法を変えます。
授業の説明は分かるのに家庭で何をしてよいか判断できない場合は、学校の先生へ「このレポートは情報の根拠をどのように示すべきですか」「私の英作文の時制は正しいでしょうか」のように具体的に尋ねてください。学校の正式な評価基準に沿って弱点を確認し、塾は必要な場合にのみ補完する位置づけが合理的です。
英検準1級は中1・中2の必須条件?MYP・DPとの違い
開校前の県Q&Aでは、高校卒業までに英検準1級を目指す一方、高校までに取得しなければならない資格は特に定めないとの案内がありました。ただし2026年度の学校独自の最新資格要件は学校へ確認してください。MYP・DPという国際バカロレアの教育プログラムと、英検という民間の英語技能検定は目的と評価が異なります。
中1・中2で英検を受ける場合、学校の定期考査を優先し、学校範囲外の語彙・読解・聞き取り、級別ライティングを余力のある時期に練習する方法が考えられます。試験形式・級の選択は日本英語検定協会の公式試験内容で確認してください。英検の級を持っているから学校の記述・探究で失点しない、あるいはMYPの課題ができれば英検が自動的に合格する、といった関係ではありません。
2026年度の英語教科書・NEW TREASURE採用は確認できる?
確認した学校公式ホームページと県のMYP・DP認定情報だけでは、全中1・中2のNEW TREASURE採用や具体的な教科書名、Lesson、定期考査の配点を特定できません。国際バカロレア認定校という情報から使用教科書を推測することもできません。本人に配布された実際の教科書・副教材と学校の最新シラバスを必ず確認してください。
よくある質問(FAQ)
奈良県立国際中学校は正式なMYP認定校ですか?
はい。学校と奈良県の公式案内によれば、2024年12月に中学校がMYP認定を受けています。中1から高1までの4年間、全員がMYPを実施します。
MYPとDPは同じプログラムですか?
いいえ。MYPは中学段階から高校1年生までの全生徒を対象とするプログラムです。DPは高校段階で本人が選択する別プログラムです。中1・中2がDPコースに所属するわけではありません。
奈良県立国際中学校の英語は週5時間ですか?
開校前の奈良県Q&Aには中1~中3で週5時間とする計画が掲載されていました。ただし、それが2026年度の各学年・クラスの時間割にそのまま適用されているかは最新の学校資料で確認してください。
MYPでは理科や数学も英語で受けますか?
県広報が数学やESSを英語で行うと説明しているのは高校段階の選択制DPコースについてです。中学MYPの全授業を英語で実施する意味ではありません。授業言語は実際の教科・学年ごとのシラバスで確認してください。
中1・中2で英検準1級に合格する必要がありますか?
開校前の県Q&Aは準1級を高校卒業までの目標として示しており、中1・中2全員に必須とする制度ではありません。現年度の受験・資格要件は学校からの正式な案内で確認してください。
MYPの英作文やレポートは一般の英作文と違いますか?
学校が指定するレポートでは、英語の正確さだけでなく、根拠・資料の扱い・文章構成などを問うことがあります。ただし何をどう採点するかは課題に付された正式な評価基準で確認すべきです。本記事の20題は独自の練習であり、学校の採点表を再現したものではありません。
奈良県立国際中学校はNEW TREASUREを使いますか?
確認した最新の学校ホームページ・県の認定情報では、全学年での採用を確認できません。学校で配布された教科書や副教材で版と単元を確かめてください。
学校教材と探究課題に合わせた英語の個別学習相談
慶英会では、中高一貫校の中学1・2年生を中心に、学校で実際に使用している教科書・授業プリント・返却答案・英作文を確認し、語彙・基本英文法・読解の根拠・和文英訳・理由を示す意見文の学習順序を整理するオンライン個別指導を提供しています。奈良県立国際中学校で「授業では発話できるのに定期考査の英作文で失点する」「探究の内容を英語で説明するのが難しい」「英検と学校の課題を両立したい」といった場合に、まず何から復習するべきかを検討できます。慶英会の無料体験・学習相談をご覧ください。慶英会は奈良県立国際中学校・高等学校の公式提携先ではありません。
公式一次資料・情報確認日
- 奈良県立国際中学校・高等学校 公式ホームページ:2024年12月のMYP認定、2025年10月のDP認定、中1~高1全員のMYP
- 奈良県広報「県政スポット|国際バカロレア認定」:MYP4年間・DP選択コース・2026年度実施
- 文部科学省IB教育推進コンソーシアム「IB認定校・候補校」:MYP・DPの認定校リスト
- 日本英語検定協会「各級の試験内容」:英検形式の最新情報
確認日:2026年10月11日。開校前の県Q&Aに掲載された英語週5時間や授業編成等は歴史的な計画として紹介し、2026年度の授業の事実とは区別しています。以前のQ&Aへのリンクは県のサイト移転で正常に閲覧できないため、確認できる学校・県の公式現行ページを参考資料として掲載しました。独自演習20題・解答・3週間計画は慶英会による教育的提案で、学校の定期試験問題やMYPの正式な採点基準ではありません。