
監修:慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。2027年度ツアーの業者選定情報と、在校生の英語準備の提案を区別して説明します。監修者プロフィール
結論|2027年度スタディツアーへ向け、中2の英語と探究を並行して整える
奈良県立国際中学校・高等学校の公式サイトは、2026年7月1日に「令和9年度国際中学校(令和8年度中学2年生対象)スタディツアー業者選定について」を掲載しました。つまり2026年度中2生を対象とする2027年度の企画について、学校として準備を進めていることが確認できます。ただしこれは旅行業者の選定に関する情報であり、全員参加、渡航先、日程、費用や参加条件の確定を意味しません。中1・中2の保護者様は、学校の正式な案内を待つだけでなく、英語の聞き取り、質問、説明、探究の発表などにつながる基礎力を今の授業から少しずつ育てましょう。定期テストの点数が不安定な場合は、まず学校の語彙と文法の誤答を減らすことが優先です。
学校公式で確認できる2027年度スタディツアー情報
学校公式の「入札関連情報」には、令和9年度国際中学校スタディツアーの業者選定を「令和8年度中学2年生対象」と明記した項目があります。現在、当該業者選定には「終了しました」と記載されています。この終了表示をツアーそのものの実施終了や中止と取り違えないよう注意しましょう。旅行日程や渡航先、学習内容は、生徒・保護者に配布される正式な案内で確認する必要があります。
中学生のツアーと高校生のツアーを区別する
同じページには、令和8年度高校1年生を対象とする令和9年度高校スタディツアーの業者選定も掲載されています。この二つは対象学年が別です。高校生のグローバル探究や海外訪問の実績を調べる際、中学生の行程も同じだと判断してはいけません。高校段階で説明されている渡航費用や全員参加の情報を、中学部にそのまま当てはめることは避けましょう。
国際中学校のグローバル探究の位置付け
学校公式の教育方針によれば、グローバル探究基礎とグローバル探究は中学1年から高校3年まで各学年週2〜3時間設けられています。中1ではボルネオ島の環境問題などを入口に、世界の課題と身近な生活のつながりを学ぶと紹介されています。これらはツアーの訪問先がボルネオ島であることを意味しません。探究で学んだ内容を、根拠を示して説明する練習を英語学習と結び付けることが大切です。
MYPと高校DPを混同しない
学校公式には国際バカロレアMYPとDPに関する説明がありますが、中学校のMYPでの学びと、高校段階で選択するDPの履修は同じ制度ではありません。高校のDPコース希望者向け説明会や大学入学資格の話を、中1・中2の進級条件だと考えないようにしてください。現在の学年の学習目標と評価方法は、学校の中学部向け資料を基準に確認します。
開校前の「英語週5時間・少人数指導」案と現在の授業を区別する
奈良県が以前に公表した国際中学校の開校準備期Q&Aには、中1〜中3の英語を週5時間とし、習熟度に応じた少人数授業を検討する方針が記載されています。しかし、開校前の計画を2026年度の全学年・全クラスの時間割や教員配置が確定した事実として引用してはいけません。現在の学校公式サイトはMYP認定と中1〜高1の4年間の実施を案内しています。MYPでの探究学習と本人の英語科の定期考査・指定教材を区別し、最新の学校配布時間割と授業範囲を確認してください。英語に苦戦している場合は、習熟度別の編成を推測するより、今週の学校本文を自力で書けるか確かめることが先決です。
中1はまず自己紹介を一文ずつ作る
国際交流の準備では、名前や学校だけでなく、好きなこと、興味を持っているテーマ、奈良での生活などを説明できると会話を広げやすくなります。学校で学んだ文法を使い、I like science because I enjoy experiments.のように一文で理由を示す練習から始めましょう。難しい表現を増やす前に主語と動詞が正しいか、相手の質問が変わっても返答できるかを確認します。
中2は主張・理由・根拠をつなげる
中2では、環境や文化についての探究内容を相手に説明する練習を加えます。最初に自分の主張を一文で述べ、次に理由と具体例を一つずつ示します。たとえばI think reducing plastic waste is important because it protects marine animals.という英文を出発点に、教科で学んだ事実と自分の意見を区別しましょう。これは家庭学習の例であり、学校が指定したツアー課題ではありません。
発表原稿の組み立ては四段階で
英語で発表するときは、テーマ、問題の説明、根拠や具体例、結論の四段階にまとめると構成が明確になります。日本語で内容を整理してから、自分で正確に使える英語へ直しましょう。根拠の出典はメモしておき、引用の方法は学校の指示に従います。情報量を増やすことより、聞き手が理解できる順序と用語を選ぶことが重要です。
質疑応答では聞き返しが役立つ
交流相手の質問が聞き取れなかったときには、Could you say that again, please?やCould you explain that word?と聞き返す練習が有効です。返答がすぐに作れない場合は、Let me think for a moment.と短く伝えてから考える方法もあります。表現の丸暗記だけでなく、実際に家族や講師との会話で使ってみることが重要です。これらは学校指定の必須表現ではありません。
リスニングは未知語と音の問題を分ける
聞き取りに苦手意識がある場合、知らない単語が原因なのか、既知の単語が音のつながりで聞き取れないのか確認します。学校指定の教材を短く聞き、スクリプトを確認してから再度聞き直します。最後に同じ英文を音読して、音と意味を結び付けましょう。長い音声を流し続けるだけでは、自分に必要な復習が分かりにくいことがあります。
英語の語彙は読む力と書く力を分ける
英単語を見て意味が分かっても、日本語から英語を正しく書けるとは限りません。学校の単語テストや英作文で失点する場合は、つづりを自力で再現できるか確認します。間違えた語は翌日と数日後に再テストしましょう。探究テーマの専門語だけを覚えるより、普段の授業で使う基本語彙を確実にすることが、定期テストにも説明活動にも役立ちます。
基本英文法が不安なら中1の内容まで戻る
例えばShe plays tennis.の疑問文はDoes she play tennis?です。なぜdoesの後にplayの原形を使うのか説明できない場合、より長い英文の学習でもつまずきやすくなります。主語、動詞、時制、肯定・否定・疑問の語順を、学校で履修済みの内容から確認しましょう。難しい探究英語をいきなり覚えるのではなく、短い英文を正しく作ることが基本です。
長文読解で根拠を探す習慣
探究活動で英文資料を読む場合、単語の意味だけを追わず、各段落の主張、根拠、具体例を区別しましょう。文章全体の要点を日本語で一行にまとめ、必要なら英語でも短く言い換えます。学校の教科書本文を正しく読めていない場合には、初見の専門的英文よりも教科書の一文ごとの構造理解を優先します。
調べ学習でAIや翻訳ツールを使う際の注意
調べた英語表現をツールからそのまま貼り付けると、自分で意味を説明できなくなることがあります。2026年9月には学校公式サイトが生成AI利用規約の掲載を告知しています。課題でAIが使える範囲や記載方法は必ずその規約と担当教員の指示を確認してください。ツールを使う場合も、内容が正確か一次資料を確かめ、重要な英文は自分で説明できるようにすることが大切です。
定期テスト3週間前の整理
考査3週間前には、教科書、学校指定ワーク、授業プリント、小テスト、前回答案、正式な範囲表を集めます。範囲表がまだ出ていなければ既習の単元を復習します。スタディツアーに向けた調べ学習があっても、学校の英語課題の提出期限を先に確認し、計画を分けて管理しましょう。
定期テスト2週間前の練習
学校で習った英単語を書けるか、重要例文を日本語から再現できるか、文法問題を説明しながら解けるか確認します。誤答は解説を読んだだけで終わらず、翌日も類題を解き直してください。探究用の表現練習とは別に、学校の授業範囲に対応する筆記演習を行いましょう。
定期テスト1週間前は時間配分を測る
試験範囲の問題を時間を測って解き、単語の書き取り、読解、英作文のどこで時間を使いすぎるか調べます。間違えた問題は原因別に分け、できるだけ授業範囲の中で補強します。英検や探究の課題が重なっている場合も、学校の考査で同じ失点を繰り返さないことを優先してください。
英検の目標と参加条件は別の話
県の国際中学校Q&Aには、高校卒業までに英検準1級の取得を目標とする一方、取得が必須という決まりは特にないと説明されています。これは公開当時の方針であり、2026年度の在校生へ適用される個別条件は学校の正式な資料を確認する必要があります。また、スタディツアーの参加に特定の英検級が必要とは、確認した業者選定情報から判断できません。本人の現在の技能に合う級を選ぶことが重要です。
NEW TREASUREなど学校教材の採用は断定しない
県のQ&Aには検定教科書を使うことが記されており、学校公式の教育方針も探究を重視しています。しかしこの情報だけでは中1・中2全員がNEW TREASURE(ニュートレジャー)を採用していると断定できません。本人の教科書、配布プリント、学校ワークのタイトルと版を確認し、学校の試験範囲と一致する教材を使いましょう。
参加案内で保護者が確認する項目
学校からツアーの案内が配布されたら、対象学年、参加条件、旅行期間、行き先、費用、支払い方法、安全管理、提出書類、事前学習、報告活動を確認しましょう。学校の入札情報は旅行業者選定の手続きであり、これらの項目をすべて確定するものではありません。高校の別ツアー情報と取り違えないようにしてください。
2027年度スタディツアーの参加条件が確定する前に、家庭で決めてよいこと
学校の入札関連情報では、2026年7月1日に公表された「令和9年度国際中学校(令和8年度中学2年生対象)スタディツアー業者選定」は終了と表示されています。これは旅行会社等を選ぶ手続の状況であり、ツアーそのものが終了・中止したという情報でも、2027年度の旅行先・参加義務・費用・出発日が確定したという情報でもありません。高校1年生向けの別の業者選定と混同せず、学校から保護者へ配布される正式案内を待って条件を確認してください。
学校から案内が来るまでの家庭学習:①学校の英語単語と基本文法を毎日10分、②探究で取り上げたテーマを日本語一文・英語一文で説明、③相手へ質問する英語を一つ練習、④翌日、教科書を見ずに自分の英作文を再現する順で十分です。訪問先や研修目的が未確定の段階で特定国の観光会話集を購入したり、学校外の教材を無条件に増やしたりする必要はありません。
案内が届いたら確認する5項目:(1)学年と参加対象、(2)日程・行程・移動手段、(3)費用とキャンセル条件、(4)学校の探究課題・現地での活動言語、(5)安全・連絡体制。英語力や英検級が参加条件に関係するかは学校への確認事項であり、公開された業者選定だけから推測しないでください。学校英語そのものの成績に不安がある場合は、国際中学校のMYPと定期考査・英作文20題も参照し、慶英会の無料学習相談では教科書・答案の優先順位を整理できます。
スタディツアー準備に使う独自英語20題・解答解説
以下は慶英会が作成した英語の会話・探究発表用の独自練習問題です。国際中学校が公表したツアーの行程や正式な課題、試験の過去問を再現したものではありません。渡航先・研修言語・実施内容が確定していることを意味せず、国内の探究学習でも使える表現を扱います。
問題:日本語の場面を英語で1文にする
- 初めて会う相手に名乗る。
- 相手に名前を尋ねる。
- 相手の国や町について尋ねる。
- 自分の町の特色を説明する。
- 相手に繰り返しをお願いする。
- ゆっくり話してもらう。
- 難しい単語の意味を尋ねる。
- 自分の意見を示す。
- 意見の理由を追加する。
- 相手の意見に賛成する。
- 違う意見を示す。
- 具体例を求める。
- 調査方法を尋ねる。
- 調査結果を一文で説明する。
- 過去の経験を話す。
- 二つの考えを比較する。
- 別の方法を提案する。
- 共同作業の分担を提案する。
- 相手の意見を要約して確かめる。
- 発表を締めくくる。
解答例と文法の確認
- Hello, I’m a second-year student at Kokusai Junior High School. 初対面の簡潔な自己紹介。
- May I ask your name? 丁寧な尋ね方。
- What is your hometown like? どのような町かを聞く表現。
- My town has many interesting historical places. 主語・動詞・目的語を確認。
- Could you say that again, please? 丁寧な聞き返し。
- Could you speak a little more slowly? slowlyの比較級を使う。
- What does the word ‘sustainability’ mean? 疑問文のdo/doesを確認。
- I think we should reduce food waste. 意見を一文で表す。
- Because wasting food also wastes resources. 理由を具体化。
- I agree with you. agree with+人。
- I see your point, but I have another idea. 丁寧な反対表現。
- Can you give an example? 抽象的な説明を具体化。
- How did you collect the data? 過去の方法を尋ねる疑問文。
- Our group found that many people use reusable bottles. 過去形found+that節。
- Last year, I joined a school project. 過去形joined。
- This idea is simpler than the first one. 比較級+than。
- How about interviewing local people? How about+-ing。
- Let’s divide the work into three parts. Let’s+動詞原形。
- Do you mean we should start with small steps? 相手の意図を確認。
- To conclude, we can learn from each other and make better choices. まとめの短文。
これらの解答は一例です。授業で学習済みの文法を使って言い換えても構いません。正確に話すことが難しい場合は、まず学校で習った短文から音読し、単語を入れ替える練習に戻ってください。
15日間の英語準備と学校定期テストの優先順位
| 期間 | 取り組む内容 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 1〜3日 | 学校の語彙・時制・疑問文を確認 | 英文を見ずに短文10題を再現 |
| 4〜6日 | 自己紹介・地域紹介・質問と応答 | 30秒の説明と質問2つ |
| 7〜9日 | 探究テーマの主張・理由・具体例 | 3文で一つの考えを説明 |
| 10〜12日 | 資料を見て結果を説明し、質問へ応答 | 未知の質問でも分からない点を聞き返す |
| 13〜15日 | 1分発表+学校の定期考査範囲の再テスト | 発表の伝わりやすさと筆記の誤答率を分けて確認 |
学校の定期考査が近い場合は、学校指定教材・考査範囲の復習を優先してください。この表は一般的な学習計画であり、学校が指定するスタディツアー事前研修の実施日程ではありません。
2026年時点での公式な確認事項
学校公式の入札関連情報は、令和9年度国際中学校スタディツアーについて「令和8年度中学2年生対象」の業者選定が終了したと案内しています。業者選定手続きの終了をもって、旅程・目的地・全員参加・費用・ツアー実施そのものが確定したとは判断できません。対象となるご家庭は、学校が後日配布する正式な参加案内を優先してください。
学校は国際バカロレアのMYP認定校であり、2026年時点ではMYPを中1〜高1で実施する旨を学校公式サイトで案内しています。MYPの学習は国際探究や英文発表の練習と関連しますが、すべての授業が英語のみで行われることを意味するものではありません。
国際中学校の一般的な授業・定期テスト対策には奈良県立国際中学校のMYP・英語定期テスト対策も参照してください。現在の英語学習の相談は最大1か月完全無料体験・学習相談から受け付けています。
よくある質問
Q.2027年度に国際中学校のスタディツアーがありますか? 学校公式サイトには2026年度中2生を対象とする2027年度スタディツアーの業者選定情報が掲載されています。実際の実施条件は正式な案内で確認してください。
Q.渡航先と費用は確定していますか? 今回確認した業者選定の一覧だけでは確定できません。
Q.中1でも準備できますか? 学校英語の語彙・文法を固め、探究テーマについて短い英文で説明する練習を始められます。
Q.英検準1級が参加条件ですか? 今回のツアーの公開情報からその条件は確認できません。
Q.高校のスタディツアーと同じですか? 別々の業者選定項目があり、対象学年が異なります。
Q.NEW TREASUREを使用していますか? 今回の公式資料では全クラスの採用を断定できません。本人の教材を確認してください。
奈良県立国際中学校の英語・探究を両立したいご家庭へ
慶英会では中高一貫校の学校英語・定期テスト・英検・英作文をオンライン個別指導で支援しています。奈良県立国際中学校と公式に提携している機関ではありません。学校のMYPで行う探究活動、本人の英語教科書、返却答案、実際に届いたスタディツアー案内を区別し、今必要な復習内容を整理します。慶英会塾長の経歴・指導方針と最大1か月完全無料体験の対象・条件・申込方法をご確認ください。ツアーの参加・成績上昇・英検合格を保証するものではなく、正式なツアー日程等は学校へご確認ください。
参考にした主な公式情報
- 奈良県立国際中学校・高等学校「入札関連情報」:2027年度国際中学校(2026年度中2対象)のスタディツアー業者選定は終了と表示
- 奈良県立国際中学校・高等学校「公式ホームページ」:2026年7月1日の中学・高校別スタディツアー業者選定案内
- 学校公式「教育方針」:グローバル探究基礎・グローバル探究の教育方針
- 奈良県「県政スポット」2025年12月号:MYPの全員4年間実施と高校DPの選択制を区別
- 日本英語検定協会「英検」:英検制度の公式案内
情報確認日:2026年10月15日。スタディツアーの業者選定情報は、実施日程・訪問先・参加条件・費用の確定を意味しません。詳細は学校からの正式な案内を優先してください。
