
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
徳島県立城ノ内中等教育学校の英語学習では、英文を正確に読むだけでなく、情報を整理し、自分の言葉で説明する力も大切です。2026年4月1日付の学校公式スクール・ポリシーは、実践的な英語力と、探究心・科学的な思考力・表現力を育てる方針を掲げています。また、学校公式Q&Aでは、独自科目「グローバルイングリッシュ」とCALL(語学学習支援)システムを活用し、英語4技能をバランスよく学ぶ取組が説明されています。
本記事では、英文の主題・根拠・因果関係を整理し、意味を変えずに短くまとめる「要約」と、別の表現で同じ意味を伝える「パラフレーズ」を家庭学習向けに解説します。前期課程1・2年生を中心に、完全創作の英文3題・独自18問・全文和訳・全解答を掲載します。学校の実際の授業課題・定期テスト・過去問を再現したものではなく、慶英会が作成した自主学習用教材です。
学校公式で確認できる英語学習の方針
学校公式のスクール・ミッション/スクール・ポリシーでは、6年間を見通したカリキュラムのもとで先取り学習を行うこと、学校独自科目「グローバルイングリッシュ」を設定すること、実践的な英語力を身につけてグローバル社会に対応できる力を育てることが示されています。学校公式の「城ノ内」がさらに分かるQ&Aでは、グローバルイングリッシュやCALLシステムを活用し、英語の4技能をバランスよく学ぶ取組も説明されています。
これらは学校が公表している教育方針・学習環境の情報です。一方、公開資料だけから、現在の前期1・2年生全員が特定の要約形式を学習している、毎回の定期テストでパラフレーズ問題が出る、特定の語数・文数で採点される、とまでは確認できません。本記事の要約・言い換えは、学校の正式課題を断定するものではなく、読解した内容を自分で説明できるようにする家庭学習の方法です。授業プリントや提出課題に具体的な条件がある場合は、学校の指示を優先してください。
要約とパラフレーズは何が違うか
要約(summary)は、文章全体から重要な情報を選び、細かな例や重複を省いて短く伝えることです。元の文章に書かれている事実・理由・結果を保ち、筆者が述べていない結論を加えないことが重要です。
パラフレーズ(paraphrase)は、元の文が伝える意味を保ったまま、語句や文の形を変えて表現することです。文章全体を短くする必要はありません。語順を変える、名詞を動詞にする、簡単な同義語を使う、二つの短文を一つにまとめるなどの方法があります。
| 観点 | 要約 | パラフレーズ |
|---|---|---|
| 目的 | 文章の重要点を短く伝える | 同じ意味を別の表現で伝える |
| 情報量 | 重要でない例・細部を省く | 原文の情報を基本的に保つ |
| 長さ | 原文より短くする | 同程度でも長くてもよい |
| 注意点 | 重要な条件や例外を落とさない | 語句を変えて意味を強めたり弱めたりしない |
英文を正確に要約する6段階
- 設問の条件を読む。何語以内か、何文で書くか、どの観点をまとめるかを先に確認します。
- 段落ごとの役割をつかむ。話題の提示、問題、行動、結果、今後の課題などを短くメモします。
- 主題文を探す。段落の最初に結論があるとは限りません。繰り返し出る語や最後の結論も確認します。
- 根拠となる事実を残す。人数・割合・時期・条件・比較対象など、結論の意味を左右する情報を確認します。
- 事実と意見を分ける。可能性を示す may や might を、確実な事実として書き換えないようにします。
- 本文を閉じて書き直す。メモを見ながら主語と動詞を決め、数字・時制・否定・因果関係を照合します。
パラフレーズで使える基本パターン
| 元の表現 | 言い換え例 | 意味を保つポイント |
|---|---|---|
| because it was raining | because of the rain | 理由が雨であることを維持する |
| many students joined the event | a large number of students took part | 参加したという事実を変えない |
| the plan was not successful | the plan did not work well | 「完全に失敗」と強めない |
| we used less paper | we reduced our paper use | 使用量を減らした意味を保つ |
| the cause is not clear | we do not know the reason yet | 原因が未確認である状態を維持する |
同義語を辞書で見つけても、どの文脈でも交換できるとは限りません。まず元の文の主語・動詞・目的語・修飾語を整理し、何を伝える文なのかを理解してから形を変えましょう。
要約で失点につながりやすい5つの誤り
- 一部の人の意見を、全員の意見だと書く。
- 同時に起きた出来事を、原因と結果だと決めつける。
- 比較対象を省き、何と比べた結果か分からなくする。
- not、only、unless、if などの否定・限定・条件を落とす。
- 本文にない「成功した」「全員が満足した」などの評価を加える。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
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慶英会独自の英文演習18問|要約・言い換え・根拠確認
以下の英文・人物・数値・活動はすべて慶英会が作成した架空の教材です。学校の実際の授業・探究活動・定期テストの内容ではありません。各英文を読み、内容理解、言い換え、要約の順に解いてください。
Passage 1|昼休みの読書スペース(問1〜6)
English
A group of students wanted to make the library more comfortable during lunch time. They asked 30 classmates what kind of space they preferred. Seventeen students wanted quiet reading tables, while nine wanted a place to talk about books. The others had no strong preference. The group used the answers to arrange two areas in the library. After two weeks, more students used the reading tables than before. However, the group did not count every visitor, so it could not say exactly how much the change increased library use. The students planned to ask more classmates for ideas before making another change.
日本語訳
ある生徒グループは、昼休みに図書館をより快適にしたいと考えました。30人のクラスメートに、どのような場所を希望するか尋ねました。17人は静かに読書できる机を希望し、9人は本について話せる場所を希望しました。残りの生徒には強い希望がありませんでした。グループは回答を使って、図書館に二つの区域を設けました。2週間後、以前より多くの生徒が読書用の机を利用しました。しかし、グループは来館者全員を数えたわけではないため、図書館の利用がどれほど増えたかを正確には言えませんでした。生徒たちは、次の変更を行う前に、さらに多くのクラスメートから意見を聞くことにしました。
- 生徒グループが図書館に設けた場所は何ですか。
- 希望を尋ねた30人のうち、静かな読書机を希望した人と本について話す場所を希望した人はそれぞれ何人ですか。
- make the library more comfortable を、意味を保って別の英語で表しなさい。
- 利用者がどれほど増えたかを正確に言えないのはなぜですか。
- 「図書館を利用した生徒は必ず2倍以上になった」と本文から言えますか。理由を答えなさい。
- 本文を英語3文で要約しなさい。
Passage 2|二つの学習方法を比べる(問7〜12)
English
A teacher wanted to help students remember new English words. One class reviewed ten words by reading them aloud every day. Another class wrote short sentences with the same words three times a week. After two weeks, both classes took a short test. The first class remembered more words than before, and the second class also improved. The scores were close, but the teacher did not conclude that one method was better. The classes had different schedules, and the test included only ten words. The teacher planned a longer study with the same number of lessons and more words.
日本語訳
ある教師は、生徒が新しい英単語を覚えられるようにしたいと考えました。一つのクラスは毎日、10個の単語を声に出して復習しました。もう一つのクラスは週3回、同じ単語を使って短い文を書きました。2週間後、両方のクラスが小テストを受けました。最初のクラスは以前より多くの単語を覚えており、二つ目のクラスも成績が上がりました。点数は近かったものの、教師はどちらか一方の方法が優れているとは結論づけませんでした。クラスごとに時間割が異なり、テストに含まれた単語も10個だけだったからです。教師は、授業回数をそろえ、より多くの単語を使った長期的な調査を計画しました。
- 教師は何を目的として二つの学習方法を比べましたか。
- 一つ目のクラスと二つ目のクラスは、それぞれどのように復習しましたか。
- 二つの方法のどちらが優れているかを決めなかった理由を二つ答えなさい。
- the teacher did not conclude that one method was better を、意味を保って言い換えなさい。
- 次の調査で教師がそろえようとした条件を答えなさい。
- 本文を英語3文で要約しなさい。
Passage 3|地域イベントの案内を改善する(問13〜18)
English
Students helped prepare a simple guide for a local weekend event. Some visitors said that they could not find the entrance because the map had too many small details. The students asked 20 visitors for comments and made a new guide with larger letters and three clear landmarks. They tested it with eight people. Six people found the entrance more easily, while two still needed help. The students decided to add a sign near the bus stop and check the guide with more visitors. They understood that a small test could show useful problems, but it could not prove that every visitor would find the entrance.
日本語訳
生徒たちは、地域の週末イベントの簡単な案内を作る手伝いをしました。地図に小さな情報が多すぎて入口を見つけられなかったと話す来場者がいました。生徒たちは20人の来場者に意見を聞き、大きな文字と分かりやすい目印を三つ入れた新しい案内を作りました。8人に試してもらったところ、6人は以前より簡単に入口を見つけましたが、2人はまだ助けが必要でした。生徒たちはバス停の近くに案内板を追加し、さらに多くの来場者に案内を確認してもらうことにしました。少人数の試行でも役立つ問題点を見つけられますが、全ての来場者が入口を見つけられると証明できるわけではないと理解していました。
- 来場者は何に困っていましたか。
- 生徒たちは何人から意見を聞き、何人に新しい案内を試してもらいましたか。
- 新しい案内に加えた工夫を二つ答えなさい。
- 案内を改善した後にも残った課題は何ですか。
- found the entrance more easily を、意味を保って別の表現にしなさい。
- 本文を英語3文で要約しなさい。
18問の全解答・根拠・模範要約
Passage 1|問1〜6
- 静かに読書できる区域と、本について話せる区域です。
- 静かな読書机が17人、本について話す場所が9人です。
- 例:make the library a more pleasant place to use during lunch time. comfortable を pleasant に、make を a place to use の形に言い換えています。
- 来館者全員を数えていないため、利用者数の正確な増加量が分からないからです。
- 言えません。利用が以前より増えたとは書かれていますが、2倍以上になったという数字は示されていません。
- Model summary: A group of students improved the library for lunch time by creating two areas based on a survey of 30 classmates. More students used the reading tables after the change. However, the group did not count every visitor and planned to ask more classmates for ideas.
Passage 2|問7〜12
- 生徒が新しい英単語を覚えやすくすることです。
- 一つ目は毎日10語を声に出して復習し、二つ目は週3回その単語で短文を書きました。
- クラスごとに時間割が異なったこと、テストの単語が10個だけだったことです。
- 例:The teacher did not decide that either method was more effective. either method は二つの方法のどちらか一方、more effective は「より効果的」とする言い換えです。
- 授業回数を同じにし、より多くの単語を使うことです。
- Model summary: A teacher compared reading words aloud with writing sentences to help students remember English vocabulary. Both classes improved after two weeks, and their scores were close. The teacher planned a longer study with equal lesson numbers and more words before deciding which method worked better.
Passage 3|問13〜18
- 地図の細かな情報が多すぎて、イベントの入口を見つけられないことです。
- 20人から意見を聞き、8人に新しい案内を試してもらいました。
- 大きな文字と、分かりやすい目印を三つ入れたことです。
- 試した8人のうち2人はまだ助けが必要だったことです。
- 例:were able to locate the entrance more easily. found を were able to locate に置き換え、意味を保っています。
- Model summary: Students improved a guide for a local event after visitors had trouble finding its entrance. Six of eight testers found the entrance more easily with the new guide. However, two still needed help, so the students planned to add a sign and test the guide with more visitors.
模範要約は一例です。別の英文でも、本文の中心情報・数字・条件・未解決の課題を正確に保っていれば正答になり得ます。語句を変えたこと自体ではなく、意味を保っているかを確認してください。
中1・中2の学年別トレーニング
前期1年生:短い文を正確に言い換える
前期1年生は、まず一文の主語・動詞・目的語を見つけ、誰が何をしたのかを説明できるようにします。be動詞と一般動詞、現在形と過去形、肯定文と否定文、疑問文の語順など、既習の文法を使って、短い文を別の形に直す練習から始めましょう。難しい同義語を探す必要はありません。例えば、The students made a new map. を The students created a new map. と言い換える場合、made と created の意味がこの文脈で近いことを確認します。
前期2年生:理由・比較・条件を保つ
前期2年生は、because、although、if、when、so などの接続表現を使い、文と文の関係を保つ練習を加えます。比較表現では何と何を比べているか、条件文ではどの条件が成立した場合の話かを確認します。本文に「結果は近かったが、条件が違った」とある場合、「二つの方法は同じ効果だった」と断定しないことが重要です。本文が示す範囲を超えない表現を選びます。
家庭で取り組む14日間の復習モデル
| 日程 | 学習内容 | 確認すること |
|---|---|---|
| 1〜2日目 | 短い英文を一文ずつ区切り、主語・動詞・目的語を確認 | 誰が何をしたかを正しく説明できる |
| 3〜4日目 | 一文の言い換えを毎日5問 | 語句を変えても意味が変わっていない |
| 5〜6日目 | 段落ごとの主題を日本語で一文にする | 例と中心情報を区別できる |
| 7日目 | Passage 1を使い、要約と答え合わせ | 調査対象の範囲を誇張していない |
| 8〜9日目 | 理由・比較・条件を含む英文を整理 | because、if、although等の関係を保つ |
| 10〜11日目 | Passage 2を使い、結果と実験条件を分ける | 本文にない原因を作っていない |
| 12〜13日目 | Passage 3を使い、改善点と残った課題を要約 | 一部の結果を全員に当てはめていない |
| 14日目 | 初見の短文で同じ手順を再現 | 主題・根拠・結論を自力で整理できる |
毎日長時間取り組む必要はありません。既習の英文を使って10〜15分程度で一つの技能を確認し、間違えた文だけ翌日にやり直します。14日間で成績が必ず上がるという保証ではなく、家庭で弱点を把握するための学習モデルです。学校の提出課題や試験日程が近い場合は、そちらを優先してください。
保護者が確認したい3つのポイント
- 答えの根拠を説明できるか。正解を選んだ理由を本文のどこに書いてあるか示せるか確認します。
- 本文にないことを書いていないか。「一部の生徒」を「全員」にする、「可能性がある」を「必ず起きる」にするなど、意味を強めていないか見ます。
- 自分の英文で伝えられるか。模範解答を暗記するだけでなく、主語や語順を変えた別の表現でも同じ内容を説明できるか確認します。
読解の正答率だけでなく、根拠を説明できるか、言い換えたときに意味が崩れないかを見ると、どこでつまずいているかを整理しやすくなります。文法の誤りが多い場合は文法を、段落の主題が取れない場合は読解を、要約が長くなる場合は情報の取捨選択を優先します。
よくある質問
Q. 城ノ内中等教育学校の定期テストに要約問題は出ますか。
学校の公開情報から、現年度の定期テストで特定の要約形式が出題されるとは確認できません。本記事の要約は慶英会が作成した家庭学習用の練習です。実際の試験範囲・形式は学校からの案内を確認してください。
Q. パラフレーズでは難しい単語を使うべきですか。
必要ありません。意味が正確で、既習の文法で書ける表現を選びます。難しい同義語を無理に使うより、語順や文の形を変える方が自然な場合もあります。
Q. 要約は必ず3文で書けばよいですか。
いいえ。3文は本記事の練習形式です。学校や試験で語数・文数が指定されている場合は、その条件に従ってください。
Q. 英検の要約問題と同じ対策ですか。
要点を選び、意味を保って書くという共通点はありますが、英検の級ごとに指定語数・設問形式・評価観点が異なります。受験級の公式案内と過去問を確認し、学校英語の課題と分けて準備してください。
Q. NEW TREASUREを使用している学校ですか。
本記事で参照した学校公式資料から、現在の前期1・2年生の使用教材を確定できません。教材名は学校の授業・配布資料で確認してください。
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読解・要約・英作文・英検は、それぞれの課題を切り分けて弱点を確認すると、限られた学習時間を使いやすくなります。慶英会では、学校で使用している教材、返却答案、学年、英検の受験予定などを伺い、現在の学習状況に応じたオンライン個別指導をご案内しています。最大1か月完全無料体験の対象・回数・担当・日程等は、申込前にご案内します。無料体験・学習相談はこちら。
参考にした主な公式情報
- 徳島県立城ノ内中等教育学校「スクール・ミッション/スクール・ポリシー」(2026年4月1日)
- 徳島県立城ノ内中等教育学校「城ノ内」がさらに分かるQ&A(グローバルイングリッシュ・CALLシステムの説明)
一次情報確認日:2026年11月1日。学校公式の教育方針と、慶英会が提案する家庭学習方法を区別しています。掲載した3英文・18問・全文和訳・全解答は慶英会の独自制作であり、学校の実際の授業・定期テスト・過去問を転載・再現したものではありません。

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