
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
飯塚日新館中学校の中学1・2年生で、外国人講師とのオンライン英会話では相手の声が聞こえても、何を質問されたのか分からない、答えを考えているうちに次の話題へ進んでしまう、レッスン後に内容を思い出せない、と感じることはありませんか。英語を聞き取る力は、単語をたくさん覚えるだけでは十分に伸びません。話の目的をつかみ、聞こえた語を手がかりに文の意味を予測し、必要な情報をメモし、聞き取れなかった部分を後から確かめる練習が必要です。本記事では、学校公式の教育課程・オンライン英語の案内を確認したうえで、レッスンの予習・受講中・復習の進め方を整理します。後半には、慶英会が独自に作成した英文3題・36問、全文和訳、全解答と詳しい解説を掲載します。ここに掲載する英文は学校の実際のレッスン音声、先生の発言、定期考査の問題ではありません。
最初に確認|飯塚日新館中学校の英語・オンライン学習に関する公式情報
飯塚日新館中学校の公式「中学校カリキュラム」には、令和6年度の教育課程として、中学1年166時間、中学2年144時間、中学3年144時間の英語授業時数が掲載されています。同じ表には、各学年56時間の「英会話・オンライン」も別項目で記載されています。これは令和6年度の学校公表資料です。2026年度の実際の時間割やレッスン回数が同じであると断定せず、現在の授業時数・受講方法は学校から配布される最新資料で確認してください。
学校公式の過去の案内「9月9日 入試説明会&オープンスクール」では、日本人教諭・ALTによる授業に加えて、外国人講師とのマンツーマンオンライン英語レッスンを紹介しています。同案内には、中学生は週1回、海外の先生と25分間のマンツーマンレッスンを受け、英検の受験級などの習熟度に応じて学ぶこと、英検一次試験合格後には二次面接対策も行うことが記されています。ただし、掲載された説明会案内は過去のページです。現在の回数・時間・受講方法・対応級を保証するものではありません。
同校の公式資料は、ALTとの授業で発音指導やコミュニケーション力を育てること、英単語統一テストを月1回行うこと、中学3年生全員の英検2級合格を目標に掲げていることも紹介しています。英会話の聞き取りと、単語・文法・英検の学習は別々に考えるのではなく、授業で学んだ語句を実際の音声の中で理解し、自分の言葉で使えるように結び付けることが大切です。
なお、本記事の練習英文・会話・設問は、学校の教材や講師の発言を転載・再現したものではありません。学校の現在のレッスン内容、使用教材、試験範囲、評価方法は、学校の最新案内と担当教員の指示を優先してください。
英語が聞き取れない原因は、音・語彙・文構造・情報整理に分ける
「聞き取れない」と感じるとき、原因は一つとは限りません。知っている単語なのに音がつながって聞こえる場合、単語の意味は分かるのに文の主語や動詞を見失う場合、話の内容は分かるのに時刻・人数・順番を取り違える場合があります。最初に原因を分けると、同じ音声を何度も聞くだけの復習から抜け出せます。
- 音の問題:単語のつながり、弱く発音される語、語尾の音が聞き取れない。
- 語彙の問題:聞こえた音を知っている単語として認識できない。意味や発音が曖昧。
- 文構造の問題:主語・動詞・目的語や、疑問文・否定文の形をつかめない。
- 情報整理の問題:日時・数・理由・順番・話者の意見を記憶できず、質問に答えられない。
例えば、We have a meeting at four. が聞き取れなかった場合、単語の意味を知らないのか、at four の音が聞き取れないのか、four を聞き取ったのに時刻としてメモできなかったのかで、必要な練習は異なります。音声を聞いた後にスクリプトを確認し、どこで意味が途切れたかを記録してください。
オンライン英会話25分を学習成果につなげる5段階
以下は、学校のレッスン内容を再現するものではなく、一般的なオンライン英会話を復習するための方法です。学校から指定された予習・課題がある場合は、それを優先してください。
1.受講前:話題を予想し、知っている単語を準備する
話題が「学校生活」なら、subject、club、homework、weekend など、説明に使いそうな語を確認します。単語を大量に調べる必要はありません。自分の答えに使える語を5〜8語ほど選び、短い英文を一つずつ作っておきます。話題が分からない場合は、自己紹介、好きなこと、学校生活、週末の予定など、基本的な話題を用意しておきましょう。
2.最初の聞き取り:細部よりも会話の目的をつかむ
最初から一語ずつ聞き取ろうとすると、聞き逃した単語に意識が残り、その後の内容を追えなくなることがあります。最初の一回は「誰が話しているか」「何について話しているか」「何を決めようとしているか」をつかみます。すべての語が分からなくても、会話の大まかな目的が分かれば次の質問に対応しやすくなります。
3.二回目:数字・日時・理由・順番をメモする
二回目は、聞き取った情報を短くメモします。例えば「火曜・4時・図書館・友人2人」のように、単語だけで構いません。英文をそのまま書き取ろうとせず、必要な情報だけを残してください。数字や時刻は聞き間違えやすいため、thirteen / thirty、fourteen / forty など、混同しやすい音を後から確認します。
4.三回目:聞き返し、言い換え、確認を使う
聞き取れなかったときに黙り込む必要はありません。Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか。)や Could you speak more slowly?(もう少しゆっくり話していただけますか。)と伝えます。聞こえた内容を確かめるなら、Do you mean …?(〜という意味ですか。)を使います。質問の一部だけ分からない場合は、分からなかった部分を具体的に尋ねると会話が続きます。
5.受講後:スクリプト確認・音読・要約を行う
レッスン後に教材や記録を確認できる場合は、聞き取れなかった部分だけを見直します。音声を止め、英文を見ながら発音し、次に英文を隠して同じ意味を言えるか試します。最後に会話の内容を英語一文または日本語二文でまとめます。レッスン中の個人情報や講師の発言を許可なく公開・転載せず、自分の復習ノートの範囲で活用してください。
慶英会オリジナル音声英文A|放課後の図書館清掃を聞き取る(中1基礎)
Listening Script A: After-School Activity
Boy: Hi, Yuki. Are you free after school on Thursday?
Yuki: I have basketball practice until four. Why?
Boy: Our class is going to clean the library garden at 4:15. We need three more students.
Yuki: I can join after practice. Should I bring gloves?
Boy: Yes. Please bring work gloves. We will finish before five.
Yuki: Great. I’ll meet you at the library entrance.
英文Aの全文和訳
男子生徒:やあ、ユキ。木曜日の放課後は空いている?
ユキ:4時までバスケットボールの練習があるよ。どうして?
男子生徒:クラスで4時15分に図書館の庭を掃除する予定なんだ。あと3人の生徒が必要なんだよ。
ユキ:練習の後なら参加できるよ。手袋を持っていった方がいい?
男子生徒:うん。作業用の手袋を持ってきてね。5時前には終わるよ。
ユキ:いいね。図書館の入口で会おう。
英文Aの問題(1〜12)
問1: What day are the students talking about?(何曜日の予定について話していますか。)
問2: What does Yuki do after school?(ユキは放課後に何をしていますか。)
問3: Until what time does Yuki have basketball practice?(バスケットボールの練習は何時までですか。)
問4: What will the class clean?(クラスは何を掃除しますか。)
問5: What time will the cleaning start?(掃除は何時に始まりますか。)
問6: How many more students do they need?(あと何人の生徒が必要ですか。)
問7: Can Yuki join the activity?(ユキは活動に参加できますか。)
問8: What does Yuki ask about bringing?(ユキは何を持っていくべきか尋ねていますか。)
問9: What kind of gloves should Yuki bring?(ユキはどのような手袋を持っていくべきですか。)
問10: Will the activity finish after five?(活動は5時を過ぎてから終わりますか。Yes / Noで答えなさい。)
問11: Where will Yuki meet the boy?(ユキは男子生徒とどこで会いますか。)
問12: Choose the best summary.(最も適切な要約を選びなさい。)
A. Yuki will miss basketball practice to clean the classroom.
B. Yuki will join a library garden cleaning after basketball practice.
C. Yuki will meet her friend at five to play basketball.
英文Aの解答・解説(1〜12)
問1: Thursday.(木曜日。)
解説: 最初の質問 on Thursday が曜日を示しています。曜日は聞こえた時点でメモしておくと、後の予定を整理しやすくなります。
問2: She has basketball practice.(バスケットボールの練習をしています。)
解説: I have basketball practice は「バスケットボールの練習がある」という意味です。have を「持っている」とだけ訳さず、予定・活動を表す用法として捉えます。
問3: Until four.(4時まで。)
解説: until は「〜まで」です。at four(4時に)と混同しないようにしましょう。
問4: The library garden.(図書館の庭。)
解説: clean の目的語を聞き取ります。library だけでなく garden まで含めて答えます。
問5: At 4:15.(4時15分。)
解説: at 4:15 が開始時刻です。4時の練習終了時刻と、4時15分の活動開始時刻を分けてメモします。
問6: Three more students.(あと3人。)
解説: three more は「さらに3人」です。既に参加している人数を問う問題ではありません。
問7: Yes, she can.(はい、参加できます。)
解説: ユキは I can join after practice. と答えています。練習を休むのではなく、練習後に参加します。
問8: Gloves.(手袋。)
解説: Should I bring …? は「〜を持っていった方がよいですか」という確認です。
問9: Work gloves.(作業用の手袋。)
解説: 男子生徒は単に gloves ではなく work gloves と具体的に答えています。質問が「どのような手袋か」なので、種類まで答えます。
問10: No.(いいえ。)
解説: We will finish before five. は「5時前に終わる」です。after five ではありません。
問11: At the library entrance.(図書館の入口。)
解説: 最後の発言 I’ll meet you at … の場所を聞き取ります。
問12: B.
解説: 木曜日の放課後、バスケットボールの練習後に図書館の庭掃除へ参加する話です。Aは掃除する場所を教室と誤り、Cは活動の内容と時刻を取り違えています。
慶英会オリジナル音声英文B|オンラインレッスンの質問と答えを聞き取る(中1後半〜中2)
Listening Script B: Healthy Habits
Teacher: Hello, Ken. Can you hear me clearly?
Ken: Yes, but your voice is a little low.
Teacher: Thank you. I’ll turn up the volume. Today, let’s talk about healthy habits. What time do you usually go to bed?
Ken: Around ten on school nights. On weekends, I sometimes stay up until eleven.
Teacher: Why is sleep important?
Ken: It helps me study and play sports.
Teacher: Good. Please write three habits you want to improve this week.
Ken: I will go to bed earlier, drink more water, and take a short walk after school.
英文Bの全文和訳
先生:こんにちは、ケン。はっきり聞こえますか。
ケン:はい。でも、先生の声が少し小さいです。
先生:ありがとう。音量を上げますね。今日は健康的な習慣について話しましょう。普段は何時に寝ますか。
ケン:学校がある日はだいたい10時です。週末は、ときどき11時まで起きています。
先生:睡眠はなぜ大切ですか。
ケン:勉強やスポーツをするのに役立つからです。
先生:いいですね。今週改善したい習慣を三つ書いてください。
ケン:もっと早く寝て、水をもっと飲み、放課後に少し散歩をします。
英文Bの問題(13〜24)
問13: Who is taking part in the conversation?(誰が会話をしていますか。)
問14: What problem does Ken mention at first?(ケンは最初にどのような問題を伝えていますか。)
問15: What is the topic of the lesson?(レッスンの話題は何ですか。)
問16: What does the teacher do after Ken’s comment?(ケンの発言の後、先生は何をしますか。)
問17: What time does Ken usually go to bed on school nights?(学校がある日は普段何時に寝ますか。)
問18: What time does Ken sometimes stay up until on weekends?(週末はときどき何時まで起きていますか。)
問19: Why does Ken think sleep is important?(ケンはなぜ睡眠が大切だと考えていますか。)
問20: How many habits does the teacher ask Ken to write?(先生は習慣をいくつ書くように言っていますか。)
問21: Name one habit Ken wants to improve.(ケンが改善したい習慣を一つ答えなさい。)
問22: What does “turn up the volume” mean?(turn up the volume はどういう意味ですか。)
問23: Is Ken talking about a school-night schedule or only a weekend schedule?(ケンは学校がある日の予定と週末の予定のどちらについても話していますか。)
問24: Choose the best summary.(最も適切な要約を選びなさい。)
A. Ken talks about his sleeping habits and ways to improve his health.
B. Ken asks the teacher to cancel the online lesson.
C. Ken talks only about his basketball practice.
英文Bの解答・解説(13〜24)
問13: A teacher and Ken.(先生とケン。)
解説: 発言者の名前を聞き取り、会話の登場人物を整理します。
問14: The teacher’s voice is a little low.(先生の声が少し小さいこと。)
解説: Your voice is a little low. が問題を示しています。low はここでは音量が小さいという意味です。
問15: Healthy habits.(健康的な習慣。)
解説: 先生の Today, let’s talk about … の後ろが話題です。
問16: The teacher turns up the volume.(先生は音量を上げます。)
解説: turn up は「音量などを上げる」です。turn down(下げる)と区別します。
問17: Around ten.(だいたい10時。)
解説: on school nights は学校がある日の夜を表します。週末の時刻と混同しないようにします。
問18: Until eleven.(11時まで。)
解説: On weekends の後ろの情報を聞き取ります。sometimes は「ときどき」です。
問19: Because it helps him study and play sports.(勉強やスポーツをするのに役立つから。)
解説: It は睡眠を指します。helps me study は「私が勉強するのを助ける」という意味です。
問20: Three.(三つ。)
解説: three habits と数を明示しています。数字を聞いたら、何の数かも一緒にメモします。
問21: He wants to go to bed earlier. / He wants to drink more water. / He wants to take a short walk after school.(もっと早く寝る/もっと水を飲む/放課後に少し散歩をする。)
解説: 最後のケンの発言に二つの習慣が挙げられています。どちらか一つで正解です。
問22: To increase the sound level.(音量を上げること。)
解説: volume は音量、turn up は上げることです。オンライン会話で聞こえにくいときに使える表現です。
問23: Both.(両方です。)
解説: on school nights と on weekends の両方が出ています。片方だけを聞き取って答えないようにします。
問24: A.
解説: 睡眠時間と健康的な習慣について話しています。Bのようにレッスンを中止する話や、Cのようにバスケットボールだけの話ではありません。
慶英会オリジナル音声英文C|調査結果の数字と安全上の注意を聞き取る(中2発展)
Listening Script C: How Students Travel to School
Last month, the science club asked 60 students how they travel to school. Thirty students walk, eighteen take the bus, and twelve ride bicycles. The club found that walking was the most common way in this survey. Some students said they liked walking because it gave them exercise. Others said the bus was helpful on rainy days. The club will make a poster to share the results. It will show the number and percentage for each group: 50 percent walk, 30 percent take the bus, and 20 percent ride bicycles. The poster will also remind students to wear bright clothes when walking, use helmets when riding bicycles, and check the bus timetable. Next month, the club will ask students whether the poster was useful.
英文Cの全文和訳
先月、科学部は60人の生徒に、どのように通学しているかを尋ねました。30人は歩き、18人はバスに乗り、12人は自転車に乗っています。この調査では、歩くことが最も一般的な方法だと分かりました。歩くのが好きな生徒の中には、運動になるからだと話した人もいました。別の生徒たちは、雨の日にはバスが役立つと話しました。科学部は結果を共有するためにポスターを作る予定です。ポスターには各グループの人数と割合が示されます。歩く人は50パーセント、バスに乗る人は30パーセント、自転車に乗る人は20パーセントです。ポスターはさらに、歩くときは明るい色の服を着ること、自転車に乗るときはヘルメットを使うこと、バスの時刻表を確認することを生徒に呼びかけます。来月、科学部はポスターが役に立ったかどうかを生徒に尋ねる予定です。
英文Cの問題(25〜36)
問25: How many students did the science club ask?(科学部は何人の生徒に尋ねましたか。)
問26: How many students walk to school?(歩いて通学する生徒は何人ですか。)
問27: How many students take the bus?(バスで通学する生徒は何人ですか。)
問28: How many students ride bicycles?(自転車で通学する生徒は何人ですか。)
問29: What was the most common way to travel in the survey?(調査で最も一般的だった通学方法は何ですか。)
問30: Why did some students like walking?(歩くのが好きな生徒がいたのはなぜですか。)
問31: When did some students say the bus was helpful?(バスが役立つと話した生徒がいたのはどのような日ですか。)
問32: What percentage of students take the bus?(バスで通学する生徒は何パーセントですか。)
問33: What should students wear when walking, according to the poster?(ポスターによると、歩くときは何を身に着けるべきですか。)
問34: What should students use when riding bicycles?(自転車に乗るときは何を使うべきですか。)
問35: What should students check if they take the bus?(バスに乗る場合、何を確認すべきですか。)
問36: What will the science club do next month?(科学部は来月何をしますか。)
英文Cの解答・解説(25〜36)
問25: Sixty students.(60人。)
解説: 冒頭の asked 60 students が対象人数です。数字を聞いたら、人数なのか割合なのかを区別します。
問26: Thirty students.(30人。)
解説: Thirty students walk とあります。thirty は30です。
問27: Eighteen students.(18人。)
解説: eighteen は18です。eighty(80)と聞き間違えないよう、語尾の音を確認します。
問28: Twelve students.(12人。)
解説: twelve は12です。30+18+12=60となり、調査対象人数と一致します。
問29: Walking.(歩くこと。)
解説: 30人で最も人数が多く、本文にも the most common way と説明されています。
問30: Because it gave them exercise.(運動になるから。)
解説: because の後ろが理由です。歩くことが好きな生徒全員の意見ではなく、「一部の生徒」の理由として述べられています。
問31: On rainy days.(雨の日。)
解説: rainy days は雨の日です。天気と交通手段の関係を示しています。
問32: Thirty percent.(30パーセント。)
解説: 本文に 30 percent take the bus とあります。18人÷60人×100=30%でも確認できます。
問33: Bright clothes.(明るい色の服。)
解説: wear bright clothes は明るい色の服を着ることです。歩行時に周囲から見えやすくするための注意です。
問34: Helmets.(ヘルメット。)
解説: use helmets とあります。複数の生徒に向けた一般的な注意なので複数形になっています。
問35: The bus timetable.(バスの時刻表。)
解説: check the bus timetable が答えです。time だけでなく、時刻表というまとまりで聞き取ります。
問36: The club will ask students whether the poster was useful.(ポスターが役に立ったかどうかを生徒に尋ねます。)
解説: 最終文の Next month が来月の予定を示しています。whether は「〜かどうか」です。
聞き取れない部分を減らす復習法|ディクテーションとシャドーイング
リスニングの復習では、最初から長い音声を全文書き取る必要はありません。短い一文を選び、音声を聞く、聞こえた語を書く、スクリプトと比べる、もう一度聞く、という順番で進めます。聞き取れなかった箇所に印を付け、単語を知らなかったのか、音のつながりを認識できなかったのかを分けましょう。
ディクテーション:一文ずつ音とつづりを結び付ける
ディクテーションは、聞こえた英文を書き取る練習です。最初は5〜8語程度の短い文から始めます。聞こえた範囲だけを書き、分からない箇所を空欄にしておきます。スクリプトを確認したら、正解を写すだけでなく、聞き取れなかった音をもう一度聞き、音とつづりの対応を確かめてください。全文を完璧に書き取ることより、毎回同じ種類の聞き間違いを減らすことを優先します。
シャドーイング:意味を理解してから音声に続く
シャドーイングは、音声を聞きながら少し遅れて同じ英文を声に出す練習です。意味が分からないまま音だけを追うと、発音のまねで終わる場合があります。先にスクリプトの意味と文の区切りを確認し、短いまとまりから始めましょう。速さについていけないときは、再生速度を下げるか、一文ごとに止めて練習します。学校の教材に音声がある場合は、利用条件と担当教員の指示に従ってください。
要点メモ:英文を全部書かず、情報だけ残す
会話の目的、人物、日時、場所、理由、次の行動などを短い単語でメモします。例えば、Thu / 4:15 / library garden / gloves のように、英語の単語と数字だけでも構いません。メモは全文の代わりではなく、内容を思い出すための手がかりです。聞きながら長い英文を書こうとすると、次の発言を聞き逃しやすくなるため、情報を絞ってください。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
中高一貫校の英語・定期テスト・英検の学習状況を整理し、必要な復習の優先順位を考えたい方は、無料体験・学習相談のご案内をご確認ください。最大1か月完全無料体験の対象・回数・担当講師は、お申し込み時にご案内します。
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英文を音声教材として使うときの注意
本記事の3つの英文は、慶英会が作成した練習用スクリプトです。音声ファイルそのものではありません。家庭では保護者や学習者が声に出して読み、または利用可能な読み上げ機能で音声化して練習できます。読み手がいる場合は、最初は自然な速度で一度読み、二回目は少しゆっくり読み、三回目は質問に答えるための数字・時刻・理由を強調して読むと、聞き取り方の違いを確認できます。
読み上げの速度や発音が毎回異なると、学校のオンライン英会話や実際の英語音声と同じ条件にはなりません。したがって、これらのスクリプトは聞き取りの基礎を練習する補助教材として使い、学校指定の音声教材や講師との会話練習を置き換えるものではないと理解してください。
中1・中2で変えるリスニング練習の重点
中学1年生:まずは短い質問と返答を聞き取り、人物・場所・時間・行動を正確に答えます。疑問詞 what / where / when / who / why / how と、can / do / did などの助動詞・動詞の音を確認します。聞き取れなかったら、単語を推測して終わらせず、スクリプトで音とつづりを照合します。
中学2年生:複数の情報を比べ、理由・順序・予定・数字を整理します。because、but、before、after、usually、sometimes など、話の関係を示す語を聞き取ります。会話の最後に、相手の発言を一文で言い換えたり、追加の質問をしたりする練習も加えましょう。
英語が得意な生徒:人数・割合・比較・理由などの情報をメモし、聞いた内容を英語で二文程度に要約します。本文にない推測を加えず、聞き取った事実と自分の意見を分けて話す練習をしてください。
基礎から復習したい生徒:長い音声を何度も聞くより、短い一文を正確に聞き取ることから始めます。聞き取れなかった単語を3語以内で記録し、その単語を使った短文を自分で作ると、聞く力と書く力を一緒に確認できます。
7日間のリスニング復習モデル
次の計画は1日15〜20分程度の自主学習例です。学校のオンライン英会話の回数や課題を示すものではありません。学校から指定された教材・課題がある場合は、そちらを優先してください。
- 1日目:英文Aを一度聞き、誰が何をする話かを日本語でまとめる。
- 2日目:英文Aの問1〜12を解き、曜日・時刻・人数・場所の根拠を確認する。
- 3日目:英文Bの短い文を選び、ディクテーションで聞こえた語を書き取る。
- 4日目:英文Bを意味のまとまりごとに音読し、先生役と生徒役を交代して練習する。
- 5日目:英文Cの人数と割合をメモし、問25〜36に答える。
- 6日目:聞き取れなかった語を使い、聞き返し・確認の英文を3つ作る。
- 7日目:3つの英文のうち一つを選び、内容を英語2文で要約する。
間違えた問題は原因別に直す
リスニングの答えを間違えたときは、次の4種類に分類します。原因を分けずに音声を何度も聞くだけでは、同じ間違いを繰り返すことがあります。
- 単語を知らなかった:音は聞こえたが意味が分からなかった。単語帳の意味・発音・例文を確認する。
- 音を認識できなかった:知っている単語なのに聞き取れなかった。スクリプトと音声を照合し、短い部分を音読する。
- 数字や条件を取り違えた:時刻・人数・曜日・否定語を聞き落とした。聞こえた数字と単位をセットでメモする。
- 話の流れを見失った:一つの単語に気を取られ、次の発言を聞けなかった。最初は話題、次に要点、最後に細部の順で聞く。
復習ノートには、問題番号、正答、聞き取れなかった箇所、原因、次に使う練習方法を記録します。例えば「問18:elevenを聞き逃した/数字の音が原因/thirteen・thirty・elevenを聞き分ける」のように具体的に書くと、次に何をすればよいかが分かります。
保護者が家庭で確認したい3つのポイント
保護者が英語音声をすべて教える必要はありません。次の3点を確認すると、どこでつまずいているかを把握しやすくなります。
- 会話の目的を説明できるか:細かい単語が分からなくても、誰が何について話しているかを説明できるか。
- 必要な情報をメモできるか:時刻・曜日・人数・理由・次の行動を短い語で残せるか。
- 聞き返して会話を続けられるか:分からないときに、もう一度言ってもらう・ゆっくり話してもらう・意味を確認する表現を使えるか。
オンラインレッスンの記録や学校の課題がある場合は、本人の許可と学校のルールに従って確認してください。講師との会話を無断で録音・公開したり、学校の教材を外部へ転載したりする必要はありません。保護者は、本人がどの部分を聞き取れなかったかを一緒に振り返るだけでも十分な支援になります。
よくある質問
飯塚日新館中学校のオンライン英会話は、現在も週1回25分ですか。
学校公式の過去のオープンスクール案内には、中学生は週1回、マンツーマンで25分間のオンライン英語レッスンを受けると記載されています。また、令和6年度の教育課程には各学年56時間の「英会話・オンライン」が掲載されています。いずれも掲載年度・ページの時点を踏まえて読む必要があり、2026年度の現在の回数・時間を保証するものではありません。最新の受講条件は学校に確認してください。
この36問は学校のオンライン英会話や定期考査の問題ですか。
いいえ。英文・設問・解答は慶英会が独自に作成した練習用教材です。学校のレッスン音声、講師の発言、配布教材、定期考査を転載・再現したものではありません。
英語が苦手な生徒は、最初から全文を書き取るべきですか。
いいえ。最初は短い一文や、時刻・人数・場所などの重要語だけを聞き取る練習で十分です。全文を書き取ることに集中しすぎると、次の発言を聞き逃す場合があります。
聞き取れないときは、どう質問すればよいですか。
Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか。)や Could you speak more slowly?(もう少しゆっくり話していただけますか。)を使います。聞こえた内容を確かめたいときは Do you mean …? と尋ねるとよいでしょう。
リスニングだけ練習すれば英語の定期テストに対応できますか。
リスニング練習だけでは不十分です。学校の定期考査では、単語・文法・読解・英作文なども確認する必要があります。学校指定の教科書・ワーク・答案を使い、筆記問題と音声問題を別々に復習してください。
飯塚日新館中学校の英語学習に関する関連記事
- 飯塚日新館中学校の英語・定期テスト対策|SUNSHINE・月例単語テスト・英検2級目標:英単語統一テスト、学校教材、文法・読解の復習。
- 飯塚日新館中学校のハノイ国際交流に備える英語|オンライン英会話・独自40問:国際交流での質問・応答・文化紹介の練習。
- 飯塚日新館中学校2027年度入試|日程・英検・総合問題の確認:学校の入試情報と入学前の英語準備。
リスニングの次は、英検2級ライティングの要約・意見論述へ:飯塚日新館中学校の英検2級ライティング対策|独自36問・全文和訳・全解説で、45〜55語の要約と80〜100語の意見論述を練習できます。
英検2級の一次試験後に備える面接練習:飯塚日新館中学校の英検2級二次面接対策では、音読・本文質問・3コマ描写・意見応答の独自36問を掲載しています。
オンライン英会話の聞き取りから、英検2級の一回放送形式へ:飯塚日新館中学校の英検2級リスニング対策|独自36問では、会話と説明文の要点・数字・理由を聞き取る練習を掲載しています。
参考にした主な公式情報
- 学校法人飯塚学園 飯塚日新館中学校|中学校カリキュラム(令和6年度教育課程、英語授業時数、英会話・オンライン、ALT指導、英単語統一テスト、英検目標。2026年10月31日確認)
- 学校法人飯塚学園 飯塚日新館中学校|9月9日 入試説明会&オープンスクール(週1回25分のマンツーマンオンライン英語レッスン等を紹介した過去の案内。現在の条件は学校へ確認。2026年10月31日確認)
- 学校法人飯塚学園 飯塚日新館中学校|中学校トップページ(学校の教育方針・教育活動の確認先。2026年10月31日確認)
本記事の英文・設問・解答は、学校の実際のオンライン英会話・授業・定期考査とは別に、慶英会が独自に作成した学習用教材です。学校の最新の授業時数、レッスン回数、教材、評価方法は、学校から配布される資料と担当教員の指示を優先してください。

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