
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
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弘前大学教育学部附属中学校の英語で、単語の意味は分かるのに音読すると語尾が曖昧になる、英文を一語ずつ読んでしまい意味のまとまりがつかめない、質問文と説明文のイントネーションが同じになる場合は、発音だけでなく「音・語の強勢・文の区切り」を分けて練習することが重要です。弘前大学の公式発表によると、2025年11月15日の附属四校園合同公開研究会では、外国語科・英語科の公開授業や研究協議が行われました。この記事では、英語を正確に読み、意味を伝えるための音読練習を整理します。
以下は学校公式の研究会情報と、慶英会が提案する一般的な英語音読の練習法を分けて解説する教材です。後半の36問は学校の実際の授業・定期考査・配布プリント・指定教材ではなく、母音・子音・語尾・アクセント・イントネーションを確認するための慶英会独自の創作演習です。学校の授業範囲や評価方法を再現したものではありません。
音読を「意味が伝わる読み方」に変える4つの確認
1.母音・子音の違いを一つずつ聞き分ける
ship / sheepのように、母音の長さや口の形が違う語は、意味の違いにつながります。また、fan / vanのように、上の前歯と下唇を使う音と、声を出す音を区別する必要がある語もあります。最初から長文全体を何度も読むのではなく、似た音の語を短く比べ、意味と音を一緒に確認します。
2.単語の最後の音を落とさない
複数形や三人称単数の-s、過去形の-edは、つづりだけでなく発音も変わります。booksの-sは無声音、bagsの-sは有声音、watchesの-esは母音を伴う音です。helpedの-edは/t/、playedの-edは/d/、wantedの-edは/ɪd/になります。文の意味を正しく伝えるため、語尾まで発音しましょう。
3.単語の強勢と文の強勢を分けて考える
単語には強く読む音節があり、文には意味の中心になる語があります。importantは第2音節、computerは第2音節、informationは第3音節に強勢があります。文では名詞・動詞・形容詞など意味を担う語をはっきり読み、冠詞や前置詞などは文の流れに合わせて軽く読むと、内容が伝わりやすくなります。
4.意味のまとまりで区切り、文末の調子を確認する
英文を一語ずつ区切ると、文全体の意味をつかみにくくなります。前置きの句や従属節の後、長い主語の後など、意味のまとまりで短く区切ります。Yes / Noで答える疑問文は上がり調子、疑問詞で始まる質問は下がり調子になることが多いですが、会話の意図や話者の気持ちによって変わることもあります。
音読練習の進め方|聞く・まねる・録音する・意味を確認する
- 聞く:学校の教科書音声や辞書音声を使い、発音のモデルを一つ決めて聞きます。米音・英音の違いを混ぜず、授業で使うモデルを優先します。
- まねる:最初は短い一文を選び、音の長さ・語尾・強勢・区切りを意識して声に出します。
- 録音する:自分の音読を録音できる場合は、モデル音声と比べて、聞き取りにくい語や語尾を一つだけ選びます。
- 意味を確認する:発音だけをまねるのではなく、文の意味と強く読む語が合っているか、区切る位置が意味を壊していないかを確認します。
録音環境がない場合は、音読後に英文を見ずに日本語で内容を説明し、意味を取り違えていないかを確かめる方法でも練習できます。発音の細かな違いを一度に全部直すのではなく、毎回一つの改善点に絞りましょう。

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慶英会独自演習|発音・語尾・アクセント・意味の区切り36問
以下は英語音読の基礎を確認するための慶英会独自の創作演習です。学校の実際の授業・定期考査・指定教材ではありません。発音問題は、学校で使用する音声教材や辞書音声を聞いてから取り組むと効果的です。
A|似た音の聞き分け(問1〜6)
日本語の意味に合う英単語を選びなさい。
- 「船」:ship / sheep
- 「座る」:sit / seat
- 「扇風機」:fan / van
- 「考える」:think / sink
- 「米」:rice / rise
- 「右」:light / right
B|複数形・三人称単数の-s、過去形-ed(問7〜12)
語尾の音として最も適切なものを選びなさい。
- books: /s/ ・ /z/ ・ /ɪz/
- bags: /s/ ・ /z/ ・ /ɪz/
- watches: /s/ ・ /z/ ・ /ɪz/
- helped: /t/ ・ /d/ ・ /ɪd/
- played: /t/ ・ /d/ ・ /ɪd/
- wanted: /t/ ・ /d/ ・ /ɪd/
C|単語の強勢(問13〜18)
最も強く読む音節の番号を選びなさい。
- important:第1音節・第2音節・第3音節
- computer:第1音節・第2音節・第3音節
- information:第1音節・第2音節・第3音節・第4音節
- beautiful:第1音節・第2音節・第3音節
- afternoon:第1音節・第2音節・第3音節
- library:第1音節・第2音節・第3音節
D|文の強勢・イントネーション(問19〜24)
最も適切なものを選びなさい。
- Are you ready?(準備はできていますか。)文末は上がり調子・下がり調子のどちらが基本ですか。
- Where do you live?(どこに住んでいますか。)文末は上がり調子・下がり調子のどちらが基本ですか。
- “I wanted the RED one.”(私は赤いものが欲しかったのです。)色の違いを強調するとき、どの語を強く読みますか。
- “She bought a new BOOK yesterday.”(彼女は昨日新しい本を買いました。)何を買ったのかを強調するとき、どの語を強く読みますか。
- Please close the window.(窓を閉めてください。)丁寧な依頼の文末は、通常、上がり調子・下がり調子のどちらが自然ですか。
- Can you help me?(手伝ってくれますか。)Yes / Noで答える疑問文の文末は、通常、上がり調子・下がり調子のどちらですか。
E|意味のまとまり・音のつながり(問25〜30)
音読するときの区切りや音のつながりについて答えなさい。
- “After school, I usually study in the library.”(放課後、私はたいてい図書館で勉強します。)意味のまとまりで区切る場合、どこで短く間を置きますか。
- “When I got home, my sister was cooking dinner.”(私が家に着いたとき、姉は夕食を作っていました。)どこで短く間を置くと意味が取りやすくなりますか。
- “look at”を続けて読むとき、lookの最後の/k/はatの母音とつながりますか、それとも単語の間で長く止めますか。
- “take it”を続けて読むとき、takeの最後の/k/は次のitの母音につながりますか、それとも単語の間で長く止めますか。
- “an apple”を自然につなげて読むとき、anの最後の/n/はappleの母音につながりますか。
- “I want to ask one question.”(私は質問を一つしたいです。)一語ずつ同じ長さで止める読み方と、“I want to ask / one question.”のように意味のまとまりで読む方法のどちらが自然ですか。
F|初見英文・音読の振り返り(問31〜36)
Read the passage.
Last Friday, our class visited a small science museum. We watched a short film about stars. After the film, a guide showed us a model of the solar system. I wanted to ask a question, but I was not sure how to say it. My friend helped me. I asked, “Why does Mars look red?” The guide gave a clear answer. On the way home, I practiced the question again.
全文和訳:先週の金曜日、私たちのクラスは小さな科学博物館を訪れました。星についての短い映画を見ました。映画の後、案内係の人が太陽系の模型を見せてくれました。私は質問をしたかったのですが、どのように言えばよいか分かりませんでした。友人が助けてくれました。私は「火星はなぜ赤く見えるのですか」と尋ねました。案内係の人は分かりやすく答えてくれました。帰り道、私はその質問をもう一度練習しました。
- When did the class visit the museum?(クラスはいつ博物館を訪れましたか。)
- What did the students watch?(生徒たちは何を見ましたか。)
- What did the guide show them?(案内係の人は何を見せましたか。)
- What question did the student ask?(生徒はどんな質問をしましたか。)
- “After the film, a guide showed us a model of the solar system.”を意味のまとまりで読むとき、どこで短く間を置くとよいですか。
- 本文を音読する場合、強く読む語を3つ選び、一か所の区切りをスラッシュ(/)で示しなさい。
全36問の解答・解説
A|似た音の聞き分け(問1〜6)
- ship。「船」はshipです。sheepは「羊」で、母音が長くなります。
- sit。「座る」はsitです。seatは「座席」で、母音が長くなります。
- fan。「扇風機」はfanです。vanは「バン型の車」で、語頭の/v/は声を出して発音します。
- think。「考える」はthinkです。語頭の/th/は舌先を歯の間に軽く置いて発音します。sinkは「沈む」です。
- rice。「米」はriceです。riseは「上がる」で、語尾の/s/が有声音/z/になります。
- right。「右」はrightです。lightは「光」または「軽い」です。語頭の/r/と/l/を区別します。
B|複数形・三人称単数の-s、過去形-ed(問7〜12)
- /s/。booksの語尾の/k/は無声音なので、複数形の-sも無声音/s/になります。
- /z/。bagsの語尾の/g/は有声音なので、複数形の-sも有声音/z/になります。
- /ɪz/。watchesは語尾に母音を伴う音を加え、/ɪz/と発音します。
- /t/。helpedの元の動詞helpは無声音/p/で終わるため、-edは/t/になります。
- /d/。playedの元の動詞playは母音で終わるため、-edは/d/になります。
- /ɪd/。wantedの元の動詞wantは/t/で終わるため、-edは/ɪd/になります。
C|単語の強勢(問13〜18)
- 第2音節。importantはim-POR-tantのように、PORを強く読みます。
- 第2音節。computerはcom-PU-terのように、PUを強く読みます。
- 第3音節。informationはin-for-MA-tionのように、MAを強く読みます。
- 第1音節。beautifulはBEAU-ti-fulのように、最初の音節を強く読みます。
- 第3音節。afternoonはaf-ter-NOONのように、最後のNOONを強く読みます。
- 第1音節。libraryはLI-brar-yのように、最初のLIを強く読みます。
D|文の強勢・イントネーション(問19〜24)
- 上がり調子。Are you ready?はYes / Noで答える疑問文なので、基本的に文末を上げます。
- 下がり調子。Whereで始まる疑問詞疑問文は、基本的に文末を下げます。
- RED。色の違いを強調するため、REDを強く読みます。
- BOOK。何を買ったのかを強調するため、BOOKを強く読みます。
- 下がり調子。Pleaseで始まる丁寧な依頼は、落ち着いた下がり調子で読むのが基本です。
- 上がり調子。Can you help me?はYes / Noで答える疑問文なので、基本的に文末を上げます。
E|意味のまとまり・音のつながり(問25〜30)
- After school, の後。前置きの時間表現が終わったところで短く区切ると、主語と動詞のまとまりが分かりやすくなります。
- When I got home, の後。Whenで始まる節が終わったところで区切ると、主文との関係が理解しやすくなります。
- つながる。lookの最後の/k/からatの母音へ自然につなぎ、単語の間で長く止めません。
- つながる。takeの最後の/k/からitの母音へ自然につなぎます。
- つながる。anの最後の/n/をappleの母音へ自然につなぎます。
- 意味のまとまりで読む方法。一語ずつ同じ長さで止めず、I want to ask / one question.のように意味のまとまりで読みます。
F|初見英文・音読の振り返り(問31〜36)
- Last Friday.。本文の最初に「Last Friday」とあります。
- A short film about stars.。星についての短い映画を見ました。
- A model of the solar system.。案内係の人は太陽系の模型を見せました。
- Why does Mars look red?。本文中に生徒が尋ねた質問として書かれています。
- After the film, の後。前置きの時間表現が終わったところで短く区切り、主語a guide以下につなげます。
- 解答例:
Last FRIday, / our CLASS visited a small SCIence muSEum.
We watched a short FILM about STARS.
After the FILM, / a GUIDE showed us a MODEL of the SOLar SYStem.
内容を伝える語を強く読み、時間表現の後や長い文の意味のまとまりで区切ります。強く読む語の選び方には複数の正解があり、文の意味が伝わる読み方になっていれば正答とします。
よくある質問
Q.この記事の音読方法は、弘前大学教育学部附属中学校の授業で実際に使われていますか。
この記事は、学校の実際の音読指導を再現したものではありません。弘前大学の公式発表では、2025年11月15日の附属四校園合同公開研究会で外国語科・英語科の公開授業や研究協議が行われたことが確認できます。音読の手順と36問は、慶英会が一般的な英語学習のために独自に作成したものです。
Q.発音はアメリカ英語とイギリス英語のどちらを覚えればよいですか。
まずは学校の教科書音声や担当教員が示すモデルに合わせてください。地域による発音の違いを混ぜて覚えるより、同じモデルで語尾・強勢・意味の区切りを安定させる方が学習しやすくなります。
Q.音読が苦手なら、最初から長文を読むべきですか。
最初は一文ずつ練習してください。単語の意味と文の構造を確認し、短い文を正確に読めるようになってから、二文・三文へと長さを伸ばします。
Q.音読を録音する必要はありますか。
必須ではありません。録音できる場合は、自分が聞き取りにくい語尾や不自然な区切りを見つけやすくなります。録音環境がない場合は、音読後に内容を日本語で説明する方法でも理解を確認できます。
Q.この記事の36問は学校の定期テストや指定教材ですか。
いいえ。発音・語尾・アクセント・イントネーションを練習するために慶英会が独自に作成した演習です。学校の定期考査・授業プリント・指定教材・過去問を再現したものではありません。
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参考にした主な公式情報
- 弘前大学「弘前大学教育学部附属四校園『合同公開研究会』を開催」(2025年11月15日の公開研究会、全体研究テーマ、外国語科・英語科の公開授業と研究協議)。
- 弘前大学教育学部附属中学校 公式ウェブサイト(学校のキーワード「自主・創造・気品」)。
公式情報の確認日:2026年10月31日。学校の公開研究会の事実と、慶英会が提案する音読方法・36問は区別しています。問題・解答・14日間の練習計画は慶英会の独自制作です。

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