学習院女子中等科の海外英語クラスで英作文・多読が難しい中1中2へ|週3+2時間と独自24問

44〜67分

編集・運営:慶英会公式ブログ(運営・編集方針)

学習院女子中等科の海外英語クラスに在籍する中学1・2年生で、「英会話は得意なのに英語の多読・速読が難しい」「作文を長く書いてもレポートの評価が上がらない」「海外の学校で習った文法と日本の学習方法が違う」とお悩みの場合、たくさん話す・長く書くこととは別に、本文の事実と推論を区別する、根拠のある一段落を書く、洋書の語彙・文法を正しく再利用するという3点を確認してください。学習院女子中・高等科の公式英語科ページは帰国生向けの「海外英語クラス」を設置し、ネイティブ教員が週3時間、日本人教員が週2時間担当すると説明しています。ネイティブ教員は多読・速読・レポート・リサーチペーパーなどの言語活動、日本人教員は洋書テキストによる体系的な英文法を担当します。一方、それ以外の英語クラスにはNHK「基礎英語」を使うスキットなど別の取り組みがあります。この記事では両者を混同せず、海外英語での読解・英文要約・リサーチの実践方法と、慶英会が作成した独自24問・全解答、14日間の家庭学習計画を紹介します。学校の正式な使用作品、出題配点・採点表、クラス編成条件は学年の最新資料を優先してください。

公式情報の結論|海外英語クラスはネイティブ週3時間+日本人教員週2時間

比較海外英語クラスそれ以外の英語クラス/学校全体
設置対象海外在留歴・英語学習歴を踏まえた帰国生向けの編成別の英語クラスを設け、学習歴に応じて少人数授業
ネイティブ教員週3時間一般クラスではティームティーチング等を案内
日本人教員週2時間、洋書テキストを使って文法を体系的に学習中高一貫校向けテキストで文法・コミュニケーション
読解多読・速読・英文の解釈基礎英語や学校の指定教材を用いる活動
作文・探究レポート・リサーチペーパーの作成NHKラジオ講座「基礎英語」等を用いたスキット、発表
英語の学年時数中等科カリキュラムは中1・中2が各週5時数、中3が週6時数海外英語クラスの3+2時間と、全学年の英語時数を区別

一次情報:学習院女子中・高等科「英語」、同「カリキュラム」、同「国際交流」。中等科カリキュラムの時数は学校が公表する表であり、その年の個別クラスの時間割を保証するものではありません。

海外英語にいる全員が「ネイティブ並み」ではない

海外英語クラスは帰国生等の英語学習歴に配慮した授業環境です。ただし英語の流暢さ、文法の正確さ、作品読解、リサーチの経験には個人差があります。英語で日常会話できるのに、本文にない事実を推測して答えたり、レポートで根拠を示せなかったりすることは十分にありえます。

保護者様は「帰国生だから英語は得意なはず」と一括りにせず、学校の返却された作文・読解答案を確認し、学習課題が語彙なのか、筆者の主張・資料の理解なのか、文章構成・引用なのかを分けてください。

多読と速読の違い|読む冊数だけでは分析力は測れない

技能練習の目的家庭での確認
多読 Extensive reading英語で文章を読み続ける経験と語彙を増やす大意を説明し、印象に残った理由を一つ言える
速読 Fast reading文章から必要な情報・構成を効率的に捉える制限時間と正確さを一緒に記録する
精読 Close reading重要な文の意味・修飾・論理関係を正しく理解登場人物の行動や筆者の根拠を示す
批判的読解 Critical reading情報の出典・主張・限界を吟味誰の主張か、何で裏付けられるかを説明

海外英語クラスの学校公式ページが多読・速読を行うと説明しているのは事実ですが、上表の学習手順は慶英会独自のものです。読める語数や本の冊数をクラスの正式な課題基準として推測しないでください。

速く読めても内容を落とす場合|設問から読みの目的を決める

たとえば本文に数字・日付・人物がある場合、質問が “Why did the character change her mind?” なら正解は単なる日付ではありません。行動が変わるきっかけと、本人の発言に注目します。一方 “How many students participated?” では本文に明示された人数が必要です。

読む速度だけを上げるより、問いの種類が主題・事実・推論・筆者の意図のどれかを見分け、短い根拠を本文から示すほうが学習の弱点を明確にできます。学校の実際の読解教材が小説・論説・短編などどの形式かを先に確認してください。

帰国生の作文で評価が伸びない|流暢な語りと根拠のある論述を分ける

英語で長く話せても、英文の設問に “Explain how the writer shows that …” とある場合には、その人物の行動・筆者の言葉の選び方などを根拠として説明する必要があります。 “I feel it is beautiful.” という感想だけでは、本文の描写の働きを分析したことにはなりません。

実践では①問いに正面から答える一文、②本文の具体的な箇所を短く述べる一文、③その情報が答えをどう支えるか説明する一文の「3文段落」から始めます。これは慶英会が家庭で論理を確認するために使う例で、学校が全レポートへ同じ書式を指定したものではありません。

Research paperは長文を書くだけではない|質問・情報・根拠・出典

学校の海外英語クラスではリサーチペーパー等を扱うと公式ページが説明しています。家庭で取り組む際は、まず調べる質問を一つに絞り、信頼できる情報と自分の意見を区別します。例えば「図書館の利用時間を延ばすべきか」は、実際の学校の利用データや生徒の要望、職員の負担などを確認せずに結論を決めるべきではありません。

段階家庭での練習例注意したいこと
Research questionWhat might make the school library easier to use?最初から結論を決め付けない
Evidence調査対象の数や引用元を確認する小さな調査を全校生徒の事実としない
ClaimThe library could offer longer hours on some days.主張は資料で支えられる範囲にする
ReasoningStudents who stay late may find it useful.資料が示さない効果を保証しない
Sources出典の著者・書名・ページやURL・日付授業指定の引用形式を優先
Revision根拠不足と文法ミスを別々に直すAI生成の架空引用を実在の引用としない

この表は慶英会が作成した独自の学術ライティング入門で、学習院女子の正式なリサーチペーパーのルーブリックや指定テーマではありません。学校への提出物は本人が考え、指定の引用ルールに従って作成します。塾側が完成答案を代筆しません。

洋書テキストで体系的に学ぶ文法|読解と作文で再利用する

学校公式は日本人教員の授業で洋書テキストを使用して英文法を体系的に学ぶとしています。ただし特定の書名や版、NEW TREASUREの採用をこの情報だけで断定できません。実際の教科書の例文・課題に戻して復習します。

会話では “He can speaks English.” と言っても意味が伝わる場合がありますが、英文法としては “He can speak English.” が正しい形です。また “She doesn’t likes …” は “She doesn’t like …” です。文学・リサーチで長い文章を書くほど、主語と動詞・時制・引用の文法の正確さを見直す必要があります。

中1で作る読解・作文の土台|1日で本1冊より「根拠を1か所」

中1では多読用の読み物を自分の英語力に合った難度で選び、読み終えたあとに誰が何をしたか、何が変わったか、どの描写からそう判断したかを短く記録します。学校の課題が洋書1章なら、無理に別の難しい本を増やす必要はありません。

例えば “Mina returned the notebook even though it was raining.” から言えるのは、Minaが雨の中でもノートを返そうと行動したことです。「Minaは絶対に雨が好きだった」とは書かれていません。行動の根拠と心理の推測を分けることで、英文要約にもつながります。

中2のリサーチ対策|「事実」と「自分の判断」を分ける

中2では資料が複数ある場合、数字が同じことを示しているか、対象や調査時点が異なるかを考えます。例えば20人中12人が「図書館へよく行く」と答えたら、その調査では12人ということは言えますが、「学校全体の60%が毎週使う」とは断定できません。

日本語で根拠を説明できてから、学校で学んだ語彙・文法を使って英語へ直すと、内容が曖昧なまま難語だけ増えることを防げます。研究テーマの選定や英文の語数・引用形式は学校の正式な課題を優先してください。

一般クラスのNHK基礎英語・スキットとの違い

同校は一般の英語クラスについて、NHKラジオ講座「基礎英語」を使った家庭学習やスキット発表などを紹介します。一方、海外英語クラスではネイティブ教員による多読・速読・レポート・リサーチと、日本人教員による洋書での文法授業を具体的に説明しています。この違いを無視して、海外英語クラスの本人へ一般クラス用の同一教材・同一進度を無条件に勧めるのは適切ではありません。

一般クラスの「基礎英語」「スキット」の記事は慶英会の別記事で扱っています。今回の記事は帰国生の多読・リサーチ・読解・ライティングの専門対策に絞ります。

海外英語の返却答案を5項目で診断する

困りごと可能性のある弱点最初にすること
本は読めるが読解で失点問いに答えず感想を述べる質問の動詞と根拠を確認
長い作文の評価が低い段落の主張・根拠・考察が弱い一段落を3文で再構成
研究結果を一般化しすぎる対象人数・出典・データの限界を無視誰の資料か・何を測ったか確認
日常英会話は得意だが綴りで失点文法・スペルと話す力が別原稿を隠して短文を正確に書く
グループ発表に苦戦準備した英文以外の応答で止まる根拠を聞く質問に短く回答

慶英会が家庭学習に用いる独自の分類です。学校の評価表や実際の先生の添削コメントがあれば、それを優先して対応してください。

慶英会オリジナル24問|帰国生の読解・リサーチ・英文法

以下24問と英文2題は慶英会が独自制作した練習教材で、学習院女子中等科の授業で配布された洋書、レポート・リサーチペーパー、英検過去問、学内テストからの転載ではありません。架空の調査結果を学校の実績と混同しないでください。複数の自然な英語表現が可能な設問では、根拠と文法が正しければ別解がありえます。

Part A|物語の行動と推論(問1〜8)

On a windy afternoon, Emi found an old postcard inside a library book. The picture showed a bridge surrounded by trees. At first, she wanted to keep it because she loved the colours. Then she noticed a handwritten message on the back: “I hope you enjoy our trip as much as we did.” Emi realised that the postcard might matter to someone else. She took it to the librarian, who promised to keep it safe until its owner could be found. On her way home, Emi smiled when she thought about the person who had written the message.

  • 問1:Where did Emi find the postcard?
  • 問2:What did the postcard show?
  • 問3:Why did Emi want to keep it at first?
  • 問4:What did she find on the back of the postcard?
  • 問5:Why did Emi decide to give the postcard to the librarian?
  • 問6:Which action provides evidence that Emi was considerate?
  • 問7:Does the passage tell us who wrote the postcard? Answer with evidence.
  • 問8:What effect does the final sentence have on the reader’s impression of Emi?

Part B|架空の図書館調査を批判的に読む(問9〜16)

A group of students asked twenty classmates how often they used the school library after class. Twelve said they visited at least once a week. Five said they rarely visited, and three said they never went there. One student argued that the library should stay open longer. Another student said the survey was too small to represent the whole school and did not ask why some students stayed away. The group agreed to speak to more students and the librarian before making a proposal.

  • 問9:How many students were asked?
  • 問10:How many said they visited at least once a week?
  • 問11:How many said they never used the library after class?
  • 問12:What did one student propose?
  • 問13:Why did another student criticise the survey?
  • 問14:Did the survey ask students why they stayed away?
  • 問15:Can the group conclude that 60% of all students visit the library weekly? Explain.
  • 問16:What should the group do next, according to the passage?

Part C|要約・論証・英作文(問17〜24)

  • 問17:Part Aを、Emiが見つけたもの・気持ちの変化・最後の行動の3点で英語2〜3文に要約する。
  • 問18:“Emi was thoughtful.” を主張として、Part Aの行動を根拠に2文の英語で説明する。
  • 問19:Part Aの最後のsmiledからEmiがどんな気持ちだったと推測できるか、断定しすぎない英語で述べる。
  • 問20:Part Bの数字を英語1文にまとめる(20人中12人)。
  • 問21:Part Bの調査の限界を英語1〜2文で説明する。
  • 問22:“Our school library must stay open longer because everyone wants it.” を、Part Bの証拠に合う慎重な表現へ直す。
  • 問23:学校の授業について先生へ質問する丁寧な英文を2文で書く。
  • 問24:Research paperで資料を引用するときの基本的な注意点を日本語で2つ挙げる。

24問の全解答と根拠

番号解答・模範例根拠・注意点
1Inside a library book.第1文
2A bridge surrounded by trees.第2文
3Because she loved the colours.第3文
4A handwritten message.第4文
5She thought the postcard might be important to someone else.第5・6文。mightを維持
6She took the postcard to the librarian.相手を考えた行動
7No. We only know that someone wrote a message.書き手の正体は書かれていない
8It suggests that Emi was thinking warmly about the writer.行動が与える印象。妥当な別解可
9Twenty students.冒頭の調査対象
10Twelve students.第2文
11Three students.第3文
12Keeping the library open longer.第4文のargued
13It was a small survey and did not ask why some students stayed away.第5文にある二つの限界
14No. The survey did not ask that question.第5文
15No. Only twenty classmates were surveyed, so the result cannot represent the whole school.標本数と母集団を区別
16Speak to more students and the librarian before deciding.最終文
17例:Emi found an old postcard in a library book. Although she wanted to keep it, she realised it might belong to someone and gave it to the librarian.出来事の中心だけを要約。別解可
18Emi was thoughtful. She gave the postcard to the librarian instead of keeping it.主張と行動の根拠を結ぶ
19Emi may have felt happy that she had helped someone.mayで推測を明示。別解可
20Twelve of the twenty students said they visited the library at least once a week.本文の調査範囲を保持
21Only twenty students were asked, and the survey did not explain why some stayed away.対象の狭さと未調査の事項
22Some students may want longer library hours, but the survey did not show that everyone wants this change.強い一般化を限定した主張へ
23例:I have a question about the reading assignment. Could you please explain what evidence I should use?質問を具体化し丁寧な依頼
24例:①実際に参照した著者・書名・URL等を学校指定の方法で明示する。②原文を引用符なしにそのまま使わず、引用・言い換えを区別する。資料を検証し架空の引用を使わない

Part AのEmiとPart Bの調査は架空です。学校の生徒の事例・図書館運用・公式試験問題ではありません。Part Bの20人中12人は調査内では60%ですが、学校全体の利用率を示すものではありません。問17〜24の自由記述では、本文を超える推測を断定しないことを重視してください。

14日間の実践プラン|洋書を読む力からリサーチを書く力へ

期間学習すること到達点の確認
1〜2日学校で使用する英語作品・課題と前回の教師コメントを集める多読・精読・作文のどこが課題か分類
3〜4日洋書を短い段落に区切り主要な出来事を要約本文の主要情報を誤らない
5〜6日行動・会話から人物の気持ちを推測本文の根拠を一か所示せる
7日短い未知の英文で初見の根拠読解正答を暗記しないで説明
8〜9日架空の調査を見て事実・意見・推論を分類調査対象の範囲を説明
10〜11日主張・根拠・考察の3文段落を書く段落が問いに答えている
12〜13日学校指定の引用・出典形式で文章を見直す引用元と本人の意見を区別
14日初回作文と新しい英文を比較して書き直す論理・文法・表現の改善を確認

この計画は慶英会独自の家庭学習モデルです。学習院女子の「海外英語クラス正式14日間宿題」ではありません。学校の指定洋書やレポートの締切がある場合は、それを最優先してください。

保護者様が先生に確認したいこと

  • 現在使用する洋書テキスト・多読用作品と、それぞれの学習目的は何か
  • 海外英語クラスのレポート・リサーチ課題の正式な評価ルーブリックと引用形式は何か
  • 生徒が速く読めても本文の根拠や人物の行動が理解できない場合、どの練習を優先すべきか
  • 文法の問題とライティングの構成のうち、教師コメントで最も頻出する課題は何か
  • 校内のスピーチ・スキット・他の英語課題と、読解・リサーチをどう両立すべきか

よくある質問|学習院女子中等科・海外英語クラス

Q. 帰国生は海外英語クラスに入れますか? 学校は海外在留歴・英語学習歴を踏まえた帰国生向けの授業編成と説明しています。個別のクラス配置や条件は学校の最新案内を確認してください。

Q. ネイティブ教員の授業は週何時間ですか? 公式英語科ページは海外英語クラスで週3時間、別に日本人教員が週2時間と説明しています。

Q. 学習院女子の海外英語と一般英語は同じ教材ですか? 学校は海外英語の多読・速読・リサーチと洋書での文法、一般クラスの基礎英語・スキットなどを区別しています。

Q. 英語の教科書はNEW TREASUREですか? 参照した公式ページは中高一貫校用テキスト・洋書テキストと説明していますが、具体的な採用書名・版まで確定できません。

Q. 多読だけでリサーチペーパーが書けるようになりますか? 多読で語彙や読書経験が増えることはありますが、情報源の確認、論証・引用・文章構成は別に練習が必要です。

Q. 英語を話せるのに読解の点が低いのはなぜですか? 流暢な会話と、本文の主張・根拠を説明する読解は別の技能です。返却答案と先生のコメントを確認します。

Q. 3文の段落構成は学校の正式指定ですか? いいえ。家庭用の練習であり、実際の課題は教師が指示する語数・構成・出典形式が優先です。

Q. 海外英語の成績が低いと女子高等科へ進めませんか? 学校の正式な進級条件は別途確認が必要です。英語の一般的な教育紹介から一律の進学判定を推測しません。

慶英会のオンライン個別指導|帰国生の「話せる」と「論理的に書ける」をつなぐ

慶英会では中高一貫校の中学1・2年生を中心に、学校で使う洋書・読解課題・返却レポート・教師のコメントをもとに、オンライン個別指導を行っています。帰国生の会話が流暢でも英文要約・根拠分析が弱い場合、英文の中心情報の理解、証拠の範囲、主張と理由の関係、文法の正確さを分けて確認し、本人が自分の言葉で再構成できるまで練習します。

学校への提出課題の代筆や根拠のない引用の作成ではなく、本人が自力で理解・再現できることを目的に指導します。学校の先生の指導と評価を優先したうえで、毎日のLINE学習サポートと最大1か月の無料体験については慶英会公式サイトをご確認ください。慶英会は学習院女子中・高等科と公式提携しておらず、評定・内部進学・英検合格・留学先への進学を保証するものではありません。

学校公式一次情報・関連記事

学校公式情報確認日:2026年10月12日。海外英語クラスの授業内容は学校公式資料を根拠とし、この記事の架空読解2題・独自24問・全解答・リサーチ用の文章構成・14日間の家庭学習案とは区別しています。学校指定の課題・語数・出典方式・クラス配置・内部進学規程は最新の公式案内を優先してください。

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