
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
福岡教育大学附属久留米中学校の中学1・2年生で、NEW CROWNの本文や文法問題は理解できても、Goal Activityの英作文になると何を書けばよいか分からない、ということはありませんか。「日本語では考えられるのに英文にできない」「理由を書いたつもりでも同じ内容の繰り返しになる」「一度書いた英文をどう直せばよいか分からない」「ペアで文章を交換しても、相手にどこを助言すればよいか迷う」といった悩みは、文法知識だけでなく、文章の目的・構成・推敲の手順を整理すると改善の糸口が見つかります。学校公式は4期制と問題解決的な学習過程、思考力・判断力・表現力の育成を特色として紹介しています。また、2026年度の学校別教科書採択表では同校の英語は三省堂と記載され、三省堂の令和7年度版中学校英語教科書はNEW CROWNです。本記事では、教科書出版社が公表するGoal Activity(Write)の構成を参考に、英文の組み立て・書き直し・相互評価を具体的に解説し、慶英会独自の36問と全解答・解説を掲載します。
結論|英作文は「課題を読む→内容を整理する→英文にする→読み直す」の順で進める
英作文で最初から完成した英文を書こうとすると、語彙や文法を選ぶことに意識が向き、何を伝える文章なのかが曖昧になりがちです。最初に課題の条件を読み、誰に何を伝えるのかを確認します。次に、主張・理由・具体例など必要な内容を日本語のメモで整理し、学習済みの英語表現を使って一文ずつ書きます。最後に、文法だけでなく、課題に答えているか、文と文のつながりが自然か、読み手に意味が伝わるかを見直してください。
例えば「学校生活をよりよくするためにできること」を書く課題なら、いきなり英語を書き始めず、①提案したいこと、②それが必要な理由、③実際にできる行動、④期待できる変化を先に考えます。内容が整理できていれば、短い英文を順番に組み立てられます。長い文章や難しい単語を使うことが目的ではありません。自分の考えを、読み手が理解できる英語で表すことが目標です。
附属久留米中学校の教育方針と英語学習の関係
福岡教育大学附属久留米中学校の公式「特色ある教育」では、4期制を取り入れて学習活動の充実を図ること、各教科の授業で問題解決的な学習過程を構成し、知識・理解だけでなく思考力・判断力・表現力の育成に努めることを紹介しています。また、日々の授業で生徒の驚きや疑問を大切にし、自ら課題を設定して追究・解決する学習過程を工夫していると説明しています。
この教育方針は、英作文を考えるときにも参考になります。課題の条件を読み、必要な情報を選び、根拠を考え、相手に伝わる順番に整理することは、単に文法の正誤を選ぶだけでは身に付きにくい力です。ただし、学校全体の教育方針から、英語の定期考査に毎回自由英作文が出る、特定の評価配点がある、特定の文型が課されると断定することはできません。実際の授業課題・考査範囲・評価基準は、在籍学年の配布資料と担当教員の説明を優先してください。
学校公式の特色紹介には「英語暗誦大会」などへの積極的な参加も掲載されています。暗誦は英文の意味を理解し、発音や区切りを整えて伝える活動です。一方、Goal Activityの英作文では、課題に応じて自分の考えや意見を文章に組み立てる力が必要です。暗誦で身に付けた英文の理解・音読と、自分で文章を構成する練習は、関連していますが別の技能です。
2026年度の検定教科書は三省堂|NEW CROWNのGoal Activity(Write)を理解する
公開されている2026年度 福岡県小・中学校使用教科書一覧表(3-2)の学校別欄では、福岡教育大学附属久留米中学校の英語の発行者は中学1〜3年とも三省堂と記載されています。三省堂の令和7年度版中学校英語教科書「NEW CROWN」公式案内で、教科書の正式名称・教科書番号・学年別資料を確認できます。採択表は学校公式サイトではなく、教科書採択情報を掲載する出版社の公開資料です。実際に本人が使用している教科書の学年・版・副教材は、手元の教科書と学校からの案内で確認してください。
三省堂の中学校英語・言語活動の公式Q&Aでは、令和7年度版NEW CROWNのライティングについて、PartのExercise Write、Think about Yourself、Goal Activity(Write)を設けていると説明しています。Exercise Writeは、TalkやSpeakでやり取り・発表したことを書き留める活動、Think about Yourselfは、Sceneの内容について感じたことや自分に結び付けて考えたことを2〜3文で話したり書いたりする活動です。Goal Activity(Write)は、構成を意識して内容を整理し、「型」を参考に文章を組み立て、自分の考えや意見を書く活動として紹介されています。
また、出版社のNEW CROWN教科書Q&Aでは、Goal ActivityやProjectに、文章を書いてペアで交換し、感想や助言を伝えるステップを設けていると説明しています。相手の文章のよい点を見つけたり、改善点に気付いたりすることも学習の一部です。したがって、英作文は「自分の答案を提出して終わり」ではなく、書いた後に読み手の視点で確認し、必要な部分を書き直すところまで含めて練習しましょう。
なお、三省堂のQ&Aでは、各レッスンのGoal Activityは「話すこと[発表]」「書くこと」「読むこと」のいずれかの領域に対応すると説明しています。すべてのレッスンにGoal Activity(Write)があるわけではありません。現在学習しているLessonの目標と、学校から指定された活動を確認したうえで、書く課題に取り組みましょう。
Goal Activity(Write)で意識したい3つの段階
1.Exercise Write|話した内容を短い英文にする
会話や発表の後に書くときは、話した内容をすべてそのまま文章にする必要はありません。伝えたい情報を選び、主語と動詞を決めて一文にします。例えば、好きな教科について話したなら、I like science. のような中心文を作り、理由や具体例を加えます。話すときに使えた表現を、書くときにも正しい語順で再現できるか確認しましょう。
2.Think about Yourself|自分の経験や考えと結び付ける
教科書の場面や登場人物について、感じたことや自分との共通点を2〜3文で表す練習です。感想だけで終わらせず、理由を加えると内容が明確になります。例えば、I was surprised by the story.(その物語に驚きました。)に続けて、I learned that small actions can help other people.(小さな行動が人を助けることを学びました。)と書けば、何に気付いたのかが伝わります。教科書の本文をそのまま写すのではなく、自分の経験や考えを自分の言葉で表しましょう。
3.Goal Activity(Write)|文章全体の構成を整える
Goal Activityでは、課題の目的に応じて内容を整理し、文章の構成を考えます。意見を書く課題なら、主張・理由・具体例・まとめを基本にします。出来事を説明する課題なら、いつ・どこで・何をしたかを時間の順に並べます。紹介文なら、対象の特徴・具体的な情報・読者に伝えたいことを選びます。すべての文章を同じ型にするのではなく、課題の種類に合わせて構成を変えることが大切です。
英作文を完成させる6段階の手順
第1段階:課題の条件を読み取る
最初に、何について、誰に向けて、何を書くのかを確認します。意見を求められているのか、経験を説明するのか、何かを紹介するのかによって、必要な情報は変わります。語数・文数・使用する文法・必ず含める内容が指定されている場合は、書き始める前に印を付けてください。条件を読み落としたまま英文を完成させても、課題に答えたことにはなりません。
第2段階:日本語で内容を整理する
主張や紹介したい内容を一つ決め、理由や具体例をメモします。意見文なら「私は何を主張するか」「なぜそう考えるか」「どんな例があるか」を分けます。経験の説明なら「いつ」「どこで」「誰と」「何をした」「どう感じた」を整理します。日本語のメモは完成した文章でなくて構いません。英語にしやすい短い情報に分けておくと、書き始めやすくなります。
第3段階:主語と動詞を決める
各文で「誰が・何が」「どうする・どのような状態か」を決めます。日本語では主語を省略できても、英語では主語が必要な文が多くあります。主語に合わせて動詞の形を選び、現在・過去・未来などの時制を決めます。長い日本語を一度に訳そうとせず、短い英文を一文ずつ作ることが基本です。
第4段階:理由・具体例・順序を加える
because は理由、so は結果、but は対比、for example は具体例を示すときに使います。接続語を入れること自体が目的ではありません。文と文の意味の関係に合う語を選んでください。出来事の説明なら first、then、finally などで順序を示し、読み手が内容を追えるようにします。
第5段階:文法と内容を別々に見直す
文法の見直しでは、主語と動詞の一致、時制、名詞の単数・複数、冠詞、代名詞、スペルを確認します。内容の見直しでは、課題に答えているか、理由が主張を支えているか、具体例が説明になっているか、関係のない文が入っていないかを確認します。文法が正しくても、課題に答えていなければ完成ではありません。
第6段階:読み手の視点で書き直す
最後に、初めて読む人が意味を理解できるか確認します。主語が曖昧な文、理由が抜けている文、同じ内容を繰り返している文はありませんか。長すぎる文は分け、意味のつながりが分かりにくい箇所には説明を足します。声に出して読むと、文の切れ目や語順の不自然さに気付きやすくなります。
ペアで文章を交換するときの相互評価
文章を交換して助言するときは、「よいと思います」「分かりにくいです」だけで終わらせないことが大切です。読み手として、どの文が分かりやすかったか、どの情報が足りなかったか、どこを直すと伝わりやすくなるかを具体的に伝えます。相手の文章を全面的に書き換えるのではなく、書き手が自分で改善できるように助言してください。
| 見る観点 | 確認する質問 | 助言の例 |
|---|---|---|
| 課題への回答 | 設問が求める内容に答えているか | 最初の文で、意見をはっきり示すと伝わりやすい |
| 構成 | 主張・理由・具体例の順が自然か | 理由の後に、具体的な場面を一つ加えるとよい |
| 英文の正確さ | 主語・動詞・時制・単複が合っているか | 主語が複数なので、動詞の形をもう一度確認しよう |
| 読みやすさ | 一文が長すぎず、意味がつながるか | この文を二つに分けると読みやすい |
| 独自性 | 書き手自身の考えや経験があるか | 自分の経験を一つ入れると、内容が具体的になる |
相手の文章から学べる点を一つ見つけることも大切です。自分にはなかった具体例や、分かりやすい接続語、自然な結び方があれば、自分の次の文章に取り入れられます。ただし、相手の表現をそのまま写すのではなく、意味と使い方を理解してから、自分の課題に合う形で使ってください。
慶英会オリジナル36問|第1部:文章の目的・構成を考える(1〜12)
ここからの36問は、NEW CROWNの学習内容を使って文章を組み立てるための慶英会独自演習です。附属久留米中学校の実際の定期考査、Goal Activityの指定課題、学校配布プリント、暗誦大会の原稿ではありません。学年でまだ習っていない文法や表現が含まれる場合は、既習範囲の問題を優先してください。
問1: 次の段落で、書き手の主張に当たる文を選びなさい。
① I think students should read books every day. ② Reading helps us learn new words. ③ For example, we can learn about animals from books. ④ We can also enjoy different stories.
問2: 次の内容を伝える段落の最初の文として最も適切なものを選びなさい。テーマは「学校の図書館をもっと利用すること」です。
A. I have a new pencil. B. I think students should use the school library more often. C. My brother likes soccer. D. It was sunny yesterday.
問3: 次の4文を、意見文として自然な順番に並べなさい。
a. For these reasons, I think we should save water.
b. For example, we can turn off the tap while brushing our teeth.
c. I think saving water is important.
d. We need water in our daily lives.
問4: 空欄に適切な接続語を入れなさい。
I like studying with my friends ( ) we can help each other.
A. because B. but C. yesterday D. before
問5: 次の段落から、主題と関係の薄い文を一つ選びなさい。
① I think we should keep our classroom clean. ② A clean room helps us study comfortably. ③ We can put our books back after class. ④ My favorite food is curry.
問6: 次の主張を具体化する英文を一つ選びなさい。
主張:We can help people in our community.
A. For example, we can help older people carry heavy bags. B. My favorite subject is music. C. I have two notebooks. D. The train is very fast.
問7: 次の英文の誤りを直しなさい。
My friends likes reading English books.
問8: 次の英文の誤りを直しなさい。
There are many student in the library.
問9: 次の英文の代名詞が指すものを答えなさい。
My sister bought a new dictionary. She uses it every day.
it は何を指しますか。
問10: 次の曖昧な英文を、何がどのようによいのかが伝わる具体的な英文に書き換えなさい。
It is good.
問11: 次の日本語を英語にしなさい。
私は英語で自分の考えを伝えたいです。
問12: “What can students do to make their school better?”(学校をよりよくするために、生徒は何ができますか。)に対し、提案と理由を含む英語2文で答えなさい。
第1部の解答・解説
問1: ① I think students should read books every day.(生徒は毎日本を読むべきだと思います。)段落全体の中心となる意見です。②は理由、③は具体例、④は別の利点を追加しています。
問2: B. I think students should use the school library more often.(生徒はもっと学校図書館を利用すべきだと思います。)テーマを直接示し、後ろに理由や具体例を続けやすい文です。
問3: c → d → b → a。最初に主張を示し、必要性、具体例、まとめの順にします。b は d の内容を行動に置き換えた具体例です。
問4: A. because(なぜなら)。友達と勉強することが好きな理由を後ろに示しています。
問5: ④ My favorite food is curry.(私の好きな食べ物はカレーです。)他の文は教室をきれいにすることに関係していますが、④だけ話題が異なります。
問6: A. For example, we can help older people carry heavy bags.(例えば、高齢の人が重い荷物を運ぶのを手伝えます。)地域の人を助けるという主張を、具体的な行動で説明しています。
問7: My friends like reading English books.(私の友達は英語の本を読むのが好きです。)主語 My friends は複数なので、likes ではなく like を使います。
問8: There are many students in the library.(図書館にはたくさんの生徒がいます。)many の後ろには複数形 students を置きます。
問9: a new dictionary(新しい辞書)。直前の文にある単数の物を it で受けています。
問10: 解答例:Reading books is good because we can learn new ideas.(新しい考えを学べるので、読書はよいことです。)It is good だけでは、何がどのように良いのかが分かりません。対象と理由を具体的にします。
問11: I want to express my ideas in English.(私は英語で自分の考えを伝えたいです。)want to do は「〜したい」という表現です。express は「表現する・伝える」という意味です。
問12: 解答例:Students can keep the classrooms clean. It helps everyone study comfortably.(生徒は教室をきれいに保つことができます。それは皆が快適に勉強する助けになります。)提案と理由がそれぞれ一文で示されています。
第2部:推敲・相互評価・書き直し(13〜24)
次の12問では、書いた英文を読み手の立場で見直します。意味が曖昧な語、同じ内容の繰り返し、主張と関係のない文、主語と動詞の不一致を見つけ、必要な情報を足して読みやすく直してください。
問13: 次の英文の It が何を指すか分かりにくい理由を説明し、対象が分かるように書き直しなさい。
We have a school library and a science room. It is useful.
問14: 次の2文を、2文目で them を使って同じ名詞の繰り返しを避ける形に書き直しなさい。
I like English books. I read English books every night.
問15: 次の主張を、対象と内容がより明確になるように書き直しなさい。
We should do something.
問16: 次の段落から、主題と関係の薄い文を一つ削除しなさい。
① I think students should walk or ride bicycles when possible. ② It can reduce air pollution. ③ My favorite movie is very exciting. ④ It is also good exercise.
問17: 次の文章への助言として最も具体的で役立つものを選びなさい。
文章:I like our town. It is nice.
A. もっと長く書いてください。
B. 「nice」が何を指すか分かるように、公園や図書館など具体的な場所を一つ説明するとよいです。
C. すべて難しい単語に変えましょう。
D. 文を全部削除しましょう。
問18: 次の英文の誤りを直しなさい。
My classmates is interested in the school festival.
問19: 次の4文を、自然な段落になるように並べなさい。
a. For example, I can read books about science there.
b. I often use the school library after class.
c. It is a quiet place where I can study.
d. I think the library is useful for students.
問20: 空欄に適切な接続語を入れなさい。
I wanted to finish my report, ( ) I made a plan for each day.
A. so B. but C. because D. although
問21: 次の理由を、具体的な行動が分かる英文に書き換えなさい。
Helping others is good.
問22: 次の結論文を、段落の主張を受けて自然にまとめる文に書き換えなさい。
That is all.
問23: 次の段落で、根拠が十分でない文を一つ選びなさい。
① I think reading every day is useful. ② It helps us learn new words. ③ Everyone who reads every day becomes a great writer. ④ We can also learn about different places.
問24: 次のメモを使って、英語3文の段落を書きなさい。
テーマ:学校図書館を利用すること
主張:図書館をもっと利用したい
理由:静かに勉強できる
具体例:授業で分からなかった単語を調べる
第2部の解答・解説
問13: 解答例:Our school library is useful because students can read books and study there.(生徒がそこで本を読んだり勉強したりできるので、学校図書館は役立ちます。)It 自体が文法的に誤りというわけではありませんが、前の文の library を受けていることが分かるように内容を具体化します。
問14: I like English books. I read them every night.(私は英語の本が好きです。毎晩それらの本を読みます。)2文目の English books を them に置き換えています。them は複数の English books を指します。
問15: 解答例:We should keep our school clean.(私たちは学校をきれいに保つべきです。)「何かをする」ではなく、行動の内容を具体的に示します。別の提案でも、課題に合っていれば正解です。
問16: ③ My favorite movie is very exciting.(私の好きな映画はとてもわくわくします。)他の文は徒歩や自転車で移動する利点について述べていますが、③は別の話題です。
問17: B。文章のどこが曖昧なのかを示し、何を追加すれば具体的になるかを提案しています。単に長くする、難しい語に変えるという助言では改善点が明確になりません。
問18: My classmates are interested in the school festival.(私のクラスメートは学校祭に関心があります。)主語 My classmates は複数なので is ではなく are です。
問19: d → b → c → a。最初に主張を示し、次に利用状況、図書館の特徴、具体例を続けます。b から c、a へと説明が具体化します。
問20: A. so(そのため)。レポートを完成させたかったので、毎日の計画を作ったという結果を示しています。
問21: 解答例:We can help older people carry their bags or show visitors the way.(高齢の人の荷物を運んだり、訪問者に道を教えたりできます。)helping others の具体的な行動を示します。
問22: 解答例:For these reasons, I think using the school library is a good idea.(これらの理由から、学校図書館を利用するのはよい考えだと思います。)That is all は発表を終える表現として使える場合もありますが、意見文の結論としては主張をまとめる方が自然です。
問23: ③ Everyone who reads every day becomes a great writer.(毎日読む人は全員すばらしい作家になります。)「全員が作家になる」と断定する根拠は示されていません。読み続けると語彙や知識を増やせる、という範囲で説明する方が適切です。
問24: 解答例:I want to use the school library more often. It is a quiet place where I can study. For example, I can look up words that I do not understand in class.(私は学校図書館をもっと利用したいです。そこは静かに勉強できる場所です。例えば、授業で分からなかった単語を調べることができます。)主張・理由・具体例がそれぞれ一文に整理されています。
第3部:自分の考えを英文にする(25〜36)
最後の12問は、文章の目的に合わせて自分で英文を作る練習です。学校の指定語数や指定表現がある場合は、必ずその条件に合わせてください。ここに示す語数・文数は慶英会の演習用の目安であり、附属久留米中学校の公式課題ではありません。
問25: 次の日本語を、紹介文の冒頭として自然な英語にしなさい。
今日は、私たちの学校図書館について紹介します。
問26: 次の日本語を英語にしなさい。
この図書館には、英語の本がたくさんあります。
問27: “Why do you like studying in the library?”(なぜ図書館で勉強するのが好きなのですか。)に対して、理由と具体例を含む2文で答えなさい。
問28: 次の条件で、学習方法を説明する英文を2文書きなさい。
テーマ:英単語を覚える方法
条件:first と then を使う。
問29: 次の日本語を、過去形を使って英語にしなさい。
私は先週、家族と博物館を訪れました。そこで町の歴史について学びました。
問30: 次の段落の結びとして最も適切な文を選びなさい。
主題:毎日少しずつ英語を復習すること
A. My shoes are black. B. For these reasons, I think reviewing English every day is helpful. C. I went to the park yesterday. D. My sister likes music.
問31: 次の英文の誤りを二つ直しなさい。
Our school have a large library. It are open after class.
問32: 次の英文には文法上の誤りが6か所あります。すべて直しなさい。
Last Saturday, my friends and I visit a museum. We see old pictures and learn about our town. One picture show a festival. We think it were interesting.
問33: 「英語を学ぶことのよさ」について、主張・理由・具体例を含む英語3文を書きなさい。
問34: 「生徒は学校の清掃活動に参加するべきか」というテーマで、自分の意見と理由・具体例を含む英語3文を書きなさい。
問35: first、then、finally を使い、学校の課題を仕上げる手順を英語3文で説明しなさい。
問36: 次のテーマについて、50〜60語程度の英文を書きなさい。
How can students make their school a better place?(生徒はどのように学校をよりよい場所にできますか。)具体的な行動を二つ以上挙げ、理由とまとめを含めてください。
第3部の解答・解説
問25: Today, I will introduce our school library.(今日は、私たちの学校図書館について紹介します。)introduce は「紹介する」という意味です。Today を文頭に置き、これから紹介する内容を示します。
問26: There are many English books in this library.(この図書館には、英語の本がたくさんあります。)many の後ろは複数名詞 books、場所を表す in this library を最後に置きます。
問27: 解答例:I like studying in the library because it is quiet. I can read books and do my homework there.(静かなので、私は図書館で勉強するのが好きです。そこで本を読んだり宿題をしたりできます。)理由と具体的な行動を一つずつ示しています。
問28: 解答例:First, I read each new word and check its meaning. Then, I write the word in a short sentence.(まず、新しい単語を読み、意味を確認します。次に、その単語を短い文の中に書きます。)first と then で順序を明確にしています。
問29: I visited a museum with my family last week. I learned about the history of our town there.(私は先週、家族と博物館を訪れました。そこで町の歴史について学びました。)visit は visited、learn は learned とし、過去の出来事で時制をそろえます。
問30: B. For these reasons, I think reviewing English every day is helpful.(これらの理由から、毎日英語を復習することは役立つと思います。)主題を受けて段落をまとめています。
問31: Our school has a large library. It is open after class.(私たちの学校には大きな図書館があります。放課後も開いています。)主語 Our school は三人称単数なので have ではなく has、It に対応するbe動詞は are ではなく is です。
問32: Last Saturday, my friends and I visited a museum. We saw old pictures and learned about our town. One picture showed a festival. We thought it was interesting.(先週の土曜日、友達と私は博物館を訪れました。古い写真を見て、町について学びました。ある写真には祭りが写っていました。私たちはそれが面白いと思いました。)visit→visited、see→saw、learn→learned、show→showed、think→thought、were→was など、過去の出来事に合わせて動詞を直します。誤りは visit、see、learn、show、think、were の6か所です。過去の出来事なので動詞を過去形にし、最後は主語 it に合う was を使います。
問33: 解答例:I think learning English is useful. We can communicate with people from other countries. For example, we can introduce our town to visitors.(英語を学ぶことは役立つと思います。ほかの国の人々と意思疎通ができます。例えば、訪問者に自分たちの町を紹介できます。)主張・理由・具体例がそれぞれ一文で示されています。
問34: 解答例:I think students should help clean their school. It makes our classrooms comfortable for everyone. For example, we can put books and chairs back after class.(生徒は学校の清掃を手伝うべきだと思います。それは皆にとって教室を快適にします。例えば、授業後に本や椅子を元の場所へ戻せます。)意見を先に述べ、理由と具体例を続けています。
問35: 解答例:First, I read the instructions carefully. Then, I write my ideas and make short sentences. Finally, I check the grammar and spelling.(まず、指示を注意深く読みます。次に、自分の考えを書き、短い文を作ります。最後に、文法とスペルを確認します。)手順を示す語句と内容が対応しています。
問36: 解答例(53語):Students can make their school a better place in many ways. First, we can keep our classrooms clean by putting things away after lessons. We can also help new students find their classrooms. These actions make school life more comfortable and friendly for everyone. I want to start with small actions every day.(生徒はさまざまな方法で学校をよりよい場所にできます。まず、授業後に物を片付けて教室をきれいに保てます。また、新入生が教室を見つけるのを手伝うこともできます。こうした行動は、皆にとって学校生活をより快適で親しみやすいものにします。毎日、小さな行動から始めたいです。)具体的な行動を二つ示し、その効果と自分の決意でまとめています。
中1・中2で変える英作文の重点
中学1年生|短い英文を正確につなぐ
中1では、主語と動詞、be動詞と一般動詞、疑問文・否定文の語順、名詞の単数・複数、基本的な時制など、学校で学習した表現を正確に使うことを優先します。Goal Activityで長い文章を求められても、まずは短い英文を一文ずつ作り、主語と動詞の関係が正しいかを確認します。次に、because などで理由を加え、必要な情報を少しずつ増やします。
例えば、I like our school. だけでは、なぜ好きなのか分かりません。I like our school because my teachers are kind. のように理由を加えれば、内容が具体的になります。さらに、My teachers help me when I have questions. と一文足せば、理由の説明になります。未習の文法を無理に使わず、学習済みの表現で意味が伝わる英文を作りましょう。
中学2年生|理由・具体例・順序を整える
中2では、学習済みの過去形、助動詞、不定詞、接続詞などを使い、理由や具体例を含む段落を組み立てる練習を増やします。例えば、過去の経験を説明する課題なら、いつ・どこで・何をしたかを過去形でそろえ、出来事の順序を示します。意見文なら、主張と理由を区別し、具体例が理由を支えているか確認してください。
文章が長くなったときは、文を追加する前に、すでに書いた内容に重複がないか確認します。主張を別の言葉で何度も繰り返すより、理由を説明する情報や具体例を加えた方が、読み手にとって分かりやすい文章になります。

慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
塾長の経歴・指導方針
中高一貫校の英語・定期テスト・英検の学習状況を整理し、必要な復習の優先順位を考えたい方は、無料体験・学習相談のご案内をご確認ください。最大1か月完全無料体験の対象・回数・担当講師は、お申し込み時にご案内します。
友だち追加後、学年・教材・困っていることと「学習相談希望(ブログ・記事中盤)」をお送りください。LINEを開くだけでは受付は完了しません。LINEを利用できない方はメールでの学習相談も可能です。料金・無料体験の期間と条件はコース・料金・無料体験のご案内でご確認ください。
4期制の学習に合わせた14日間の英作文練習モデル
附属久留米中学校の公式サイトは4期制を特色として紹介しています。ただし、4期制だから英語の考査が必ず年4回ある、各期末に同じ形式の英作文が出る、と判断することはできません。以下は、学校の実際の評価日程を示すものではなく、授業で学んだ内容を家庭で振り返るための慶英会独自の14日間モデルです。学校の考査範囲や提出期限が示されている場合は、そちらを優先してください。
| 日 | 練習内容 | 確認する成果 |
|---|---|---|
| 1日目 | 学校の範囲表とGoal Activityの課題条件を確認する | 書く目的・条件・語数が分かる |
| 2日目 | 課題のテーマについて日本語で情報を3つメモする | 主張や紹介内容が一つに絞れている |
| 3日目 | 主語と動詞を決めて基本文を5つ作る | 語順と動詞の形が正確 |
| 4日目 | because を使って理由を加える | 主張と理由がつながっている |
| 5日目 | 理由を説明する具体例を一つ加える | 抽象的な説明だけで終わらない |
| 6日目 | 文を並べ替えて段落を作る | 導入・説明・結びの流れが自然 |
| 7日目 | 時制・単数複数・冠詞・スペルを確認する | 文法上の誤りを修正できる |
| 8日目 | 書いた文章を音読して録音する | 長すぎる文や意味の不明瞭な箇所を見つける |
| 9日目 | 文章を読み手の立場で見直す | 課題に答えているか確認できる |
| 10日目 | 相互評価の観点で助言を考える | 良い点と改善点を具体的に示せる |
| 11日目 | 助言を参考に必要な部分を書き直す | 文章の構成や表現が改善されている |
| 12日目 | 別のテーマで同じ構成を使って書く | 一つの課題の丸暗記に頼らず応用できる |
| 13日目 | 学校ワーク・授業プリントの誤答を解き直す | 授業で学んだ文法を別の文で使える |
| 14日目 | 最終稿を書き、チェック項目で自己評価する | 内容・構成・文法を自分で見直せる |
このモデルは、各期の学習内容を振り返るときにも使えます。期の初めに目標を決め、途中で学校ワークや小テストの誤答を確認し、次の期間に重点を置く項目を一つ決めると、復習の優先順位が明確になります。テスト回数や評価方法は、学校の年間予定と担当教員の案内を確認してください。
提出前のセルフチェック10項目
- 課題の目的と条件を読み取り、求められた内容に答えている。
- 最初の文で、何について書くかが分かる。
- 主張・理由・具体例など、必要な情報がそろっている。
- 一文ごとに主語と動詞があり、語順が自然である。
- 時制が文の内容と一致している。
- 名詞の単数・複数、冠詞、代名詞を確認した。
- because、so、but、for example などを意味に合う形で使っている。
- 主張と関係のない文や、同じ内容の繰り返しがない。
- 読み手が意味を理解できるように、具体的な情報を加えている。
- 声に出して読み、スペルと文法を最終確認した。
見直しでは、最初から全文を何度も書き直す必要はありません。まず課題条件と内容、次に文章構成、最後に文法・スペルの順で確認すると、どこを直すべきか判断しやすくなります。
よくある質問
Q. 附属久留米中学校ではNEW CROWNを使っていますか?
A. 2026年度の学校別教科書採択表では、附属久留米中学校の英語の発行者は三省堂と記載されています。三省堂の令和7年度版中学校英語教科書はNEW CROWNです。ただし、本人が使用する学年・版・副教材は、実物と学校の案内で確認してください。
Q. Goal Activity(Write)では、必ず意見文を書きますか?
A. 三省堂の公式Q&Aでは、Goal Activity(Write)を自分の考えや意見を書く活動として説明していますが、実際の課題のテーマ・形式・語数はレッスンや学年によって異なります。学校から指定された課題の条件を優先してください。
Q. 英作文は何文書けばよいですか?
A. 学校から文数・語数・条件が指定されている場合は、その指示に従ってください。指定が分からない場合は担当教員に確認しましょう。本記事の2〜3文や50〜60語は、慶英会が作成した練習用の目安であり、学校の公式指定ではありません。
Q. 文法問題は解けるのに、英作文が書けないのはなぜですか?
A. 文法問題では選択肢や語順の手掛かりがありますが、英作文では自分で内容を考え、語彙・文法・構成を選ぶ必要があります。短い英文を自分で作り、理由や具体例を加える練習を重ねましょう。
Q. ペアで文章を交換したとき、どこを見ればよいですか?
A. 課題に答えているか、主張と理由がつながっているか、具体例があるか、主語・動詞・時制が正しいかを確認します。助言は「長くする」だけでなく、どの文に何を加えると分かりやすくなるか具体的に伝えましょう。
Q. この記事の36問は附属久留米中学校の実際の定期考査やGoal Activityですか?
A. いいえ。慶英会が独自に作成した練習問題です。学校の実際の定期考査、授業課題、教科書掲載問題、過去問、非公開課題を再現したものではありません。
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学校全体の4期制、2026年度NEW CROWNの採択、定期考査に向けた学習の組み立ては福岡教育大学附属久留米中学校の英語・定期テスト対策をご覧ください。初見英文の根拠や段落要旨を確認する練習はNEW CROWN・英語長文読解対策、英語暗誦大会に向けた発音・区切り・内容理解は英語暗唱大会対策も参考にしてください。附属福岡・小倉・久留米の教科書の違いは福岡教育大学附属3中学校の2026年度英語教科書比較、高校進学の制度と中1・中2の英語学習は附属久留米中学校から高校受験を考えるときの確認事項で整理しています。
参考にした主な公式情報
- 福岡教育大学附属久留米中学校|特色ある教育(4期制、問題解決的な学習過程、思考力・判断力・表現力の育成、英語暗誦大会。2026年10月30日確認)
- 新興出版社啓林館|2026年度 福岡県小・中学校使用教科書一覧表(3-2)(学校別採択欄の附属久留米中学校・英語発行者。学校公式資料ではない公開採択表)
- 三省堂|令和7年度版 中学校英語教科書「NEW CROWN」(正式名称・学年別教科書番号・資料案内)
- 三省堂|中学校英語・言語活動のよくある質問(Exercise Write、Think about Yourself、Goal Activity(Write)の説明)
- 三省堂|令和7年度版NEW CROWN 教科書Q&A(Goal ActivityやProjectでの文章交換・感想・助言)
学校が公表する教育方針、教科書採択表、教科書出版社の活動説明と、慶英会が作成した学習方法・演習問題を区別して掲載しています。学校の授業課題、考査範囲、評価基準、提出期限は学年や時期によって異なるため、学校からの最新の指示を優先してください。

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