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英語長文の比較対象を間違える?|総数・1人あたり・前週・前年を英検・NEW TREASURE独自4長文48問で読む

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介

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英語長文にmore thanやhigher thanが出てきたとき、「何と何を比べているか」を正しく説明できますか。貸出冊数の合計ではA組が多くても、1人あたりではB組が多いことがあります。また、「前週より増えた」と「前年同週より減った」は同時に成立します。慶英会では英検とNEW TREASUREのReadに役立つ独自4長文48問・全和訳・計算式・根拠行を無料公開します。

本記事の組・学校・調査・数値は慶英会の創作教材です。英検の公式問題、実在の調査結果、NEW TREASUREの教科書本文や出版社解答ではありません。各長文のL1〜L6は根拠確認用の独自行番号です。

総数と1人あたりを比較する次の演習は、英語のスコア・順位表:half-time・final score・goal difference・qualifyingを読む独自4資料48問では、途中経過と最終順位、得点と勝ち点を区別して計算します。

総数・1人あたりの比較ができたら、アンケートの分母と過半数も確認:英語の調査結果で最多と過半数、未回答・複数回答を見分ける独自4長文48問では、同じ資料でも回答者数・招待者数・延べ回答数によって結論が変わることを計算根拠付きで学べます。

結論|比較するときは「対象・期間・単位・分母」を固定する

見る項目誤読例正しく見るポイント
比較対象A組の冊数とB組の1人あたりを比較同じ総数同士・平均同士
期間前週比と前年同週比を混同いつの何と比較しているか
分母参加者数と参加率を混同何人中何人か
数量の種類応募数と展示数を混同submitted / displayedを区別
因果関係1人あたりが多いから効率が高いと断定作業時間など未測定要因を確認

たとえばClass A borrowed 90 books among 30 students、Class B borrowed 80 among 20なら、総数はA組が10冊多い一方、単純平均はA組3冊、B組4冊です。A組が多いと答えるかB組が多いと答えるかは、設問がtotalかper studentかによって変わります。

本教材の使い方|読解→比較の条件→計算→根拠

①同じ週か別の週か、②同じ組か別の組か、③合計か1人あたりか、④観測値か上達・効果の推測かを先に確認します。各長文の12問を解いてから解答編へ進み、間違えた場合は数字だけでなく比較対象を日本語で書き直してください。

問題編|慶英会オリジナル4長文48問

本文A|図書室:貸出総数と1人あたりの違い

独自英文(L1〜L6):L1 During the first week of June, Class A had 30 students and borrowed 90 books from the school library. L2 Class B had 20 students and borrowed 80 books during the same week. L3 Class A borrowed more books in total, but Class B borrowed more books per student. L4 In the first week of May, Class A had borrowed 60 books with the same 30 students. L5 The library did not record how many books each student actually read. L6 The teacher asked students to distinguish the total number borrowed from the average per student.

問1.6月第1週のA組の貸出総数は?

問2.同週のB組の貸出総数は?

問3.貸出総数が多い組は?

問4.A組の生徒数は?

問5.B組の生徒数は?

問6.A組の1人あたり平均貸出数は?

問7.B組の1人あたり平均貸出数は?

問8.1人あたり平均貸出数が多い組は?

問9.6月のA組の総数は5月の同組より何冊多い?

問10.6月のA組の総数はB組より何冊多い?

問11.貸出総数から読了冊数も比較できる?

問12.『Class B borrowed more books』は比較基準なしで必ず正しい?

本文B|英語部:参加者数と継続率の違い

独自英文(L1〜L6):L1 Last autumn, the school English Club invited 50 students to a free online speaking session, and 30 students joined. L2 This spring, the club invited 40 students to another session, and 28 joined. L3 More students joined in autumn in total, but the proportion of invited students who joined was higher in spring. L4 The autumn participation rate was 60 percent, while the spring rate was 70 percent. L5 The autumn and spring groups were not necessarily the same students. L6 The club did not measure speaking improvement, so neither rate proves that one session taught English more effectively.

問13.秋の招待者数は?

問14.秋の参加者数は?

問15.春の招待者数は?

問16.春の参加者数は?

問17.参加者の実数が多い季節は?

問18.参加率が高い季節は?

問19.秋の参加率は?

問20.春の参加率は?

問21.秋と春の参加者数の差は?

問22.春の参加率は秋より何パーセントポイント高い?

問23.両期に必ず同じ生徒が参加した?

問24.参加率だけでSpeakingの上達を証明できる?

本文C|リサイクル:前週との比較か、前年との比較か

独自英文(L1〜L6):L1 A school environmental group collected 120 plastic bottles in the second week of September. L2 In the first week of September, it had collected 100 bottles. L3 In the second week of September one year earlier, it had collected 150 bottles. L4 Therefore, the current second-week total was higher than the previous week’s total but lower than the total for the same week last year. L5 The group had four volunteers in the current second week, but six volunteers during the same week last year. L6 The group did not record how long each volunteer worked, so the totals cannot establish which group worked more efficiently.

問25.今年9月第2週の回収本数は?

問26.今年9月第1週の回収本数は?

問27.前年同週の回収本数は?

問28.今年第2週は前週より何本多い?

問29.今年第2週は前年同週より何本少ない?

問30.『前週比で増えた』は正しい?

問31.『前年同週比で増えた』は正しい?

問32.今年第2週のボランティア人数は?

問33.前年同週の人数は?

問34.今年の回収本数/ボランティア人数は?

問35.前年同週の回収本数/ボランティア人数は?

問36.単純な1人あたり数だけで作業効率まで証明できる?

本文D|展示:応募作品と採用作品の比較

独自英文(L1〜L6):L1 The student art group received 24 photographs from 12 students for the school exhibition. L2 The teachers selected 18 photographs for the first display. L3 Among the 18 selected photographs, 10 were taken outdoors and 8 indoors. L4 For an exhibition the previous year, the group had received 20 photographs and displayed all 20. L5 The group received more photographs this year than last year but displayed fewer photographs in its first exhibition. L6 The school has not decided whether any of the remaining six photographs will be added later.

問37.今年の応募作品数は?

問38.今年の応募者数は?

問39.今年の初回展示数は?

問40.展示作品のうち屋外写真は?

問41.展示作品のうち屋内写真は?

問42.今年、初回展示で採用されなかった写真数は?

問43.前年の応募数は?

問44.前年の展示数は?

問45.今年の応募数は前年より何枚多い?

問46.今年の初回展示数は前年より何枚少ない?

問47.今年の応募数と展示数ではどちらが多い?

問48.残る6枚が今後必ず展示される?

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全48問の模範解答・比較基準・計算式・全文和訳

本文A|図書室:貸出総数と1人あたりの違い|解答と詳解

問1.正解:90 books. 根拠・検算:L1の90 books。

問2.正解:80 books. 根拠・検算:L2。

問3.正解:Class A. 根拠・検算:90>80。

問4.正解:30 students. 根拠・検算:L1。

問5.正解:20 students. 根拠・検算:L2。

問6.正解:3 books per student. 根拠・検算:90÷30=3。

問7.正解:4 books per student. 根拠・検算:80÷20=4。

問8.正解:Class B. 根拠・検算:4>3。

問9.正解:30 books. 根拠・検算:90−60=30、比較対象はA組の5月と6月。

問10.正解:10 books. 根拠・検算:90−80=10、比較対象は同じ6月の別クラス。

問11.正解:No. 根拠・検算:L5で実際の読了数は未記録。

問12.正解:No. 根拠・検算:総数ならA、1人あたりならB。基準を明示する必要。

英文全文和訳:6月第1週、A組30人が図書室から90冊借り、B組20人が同じ週に80冊借りました。総貸出数はA組が多い一方、1人あたりはB組の方が多い状況です。A組は5月第1週には同じ30人で60冊を借りていました。実際に何冊読んだかは記録されていません。先生は総数と1人あたりの平均を区別するよう求めました。

本文B|英語部:参加者数と継続率の違い|解答と詳解

問13.正解:50 students. 根拠・検算:L1。

問14.正解:30 students. 根拠・検算:L1。

問15.正解:40 students. 根拠・検算:L2。

問16.正解:28 students. 根拠・検算:L2。

問17.正解:Autumn. 根拠・検算:秋30人、春28人。

問18.正解:Spring. 根拠・検算:70%対60%。

問19.正解:60 percent. 根拠・検算:30÷50=0.60。

問20.正解:70 percent. 根拠・検算:28÷40=0.70。

問21.正解:2 students. 根拠・検算:30−28=2人。

問22.正解:10 percentage points. 根拠・検算:70%−60%=10ポイント(10%増と混同しない)。

問23.正解:Not necessarily. 根拠・検算:L5。

問24.正解:No. 根拠・検算:L6で英語力の伸びは未測定。

英文全文和訳:昨秋の無料オンライン英会話は50人を招待し30人が参加しました。今春は40人を招待し28人が参加しました。参加者総数は秋の方が多い一方、招待者に対する参加率は春の方が高く、秋60%、春70%でした。両期で必ずしも同じ生徒ではなく、英語力の伸びは測定していないため、どちらの授業の学習効果が高かったかは分かりません。

本文C|リサイクル:前週との比較か、前年との比較か|解答と詳解

問25.正解:120 bottles. 根拠・検算:L1。

問26.正解:100 bottles. 根拠・検算:L2。

問27.正解:150 bottles. 根拠・検算:L3。

問28.正解:20 bottles. 根拠・検算:120−100=20。

問29.正解:30 bottles. 根拠・検算:150−120=30。

問30.正解:Yes. 根拠・検算:120>100。

問31.正解:No. 根拠・検算:120<150。

問32.正解:Four. 根拠・検算:L5。

問33.正解:Six. 根拠・検算:L5。

問34.正解:30 bottles per volunteer. 根拠・検算:120÷4=30。ただし作業時間を考慮しない単純平均。

問35.正解:25 bottles per volunteer. 根拠・検算:150÷6=25。

問36.正解:No. 根拠・検算:L6で作業時間は未測定。

英文全文和訳:学校の環境活動では今年9月第2週にペットボトル120本、第1週に100本回収しました。前年9月第2週は150本でした。したがって今年第2週は前週より増加し、前年同週より減少しています。今年第2週の参加者は4人、前年同週は6人でしたが、各自の作業時間は記録がありません。総数だけで効率を判断できません。

本文D|展示:応募作品と採用作品の比較|解答と詳解

問37.正解:24 photographs. 根拠・検算:L1。

問38.正解:12 students. 根拠・検算:L1。

問39.正解:18 photographs. 根拠・検算:L2。

問40.正解:10 photographs. 根拠・検算:L3。

問41.正解:8 photographs. 根拠・検算:L3。

問42.正解:6 photographs. 根拠・検算:24−18=6。

問43.正解:20 photographs. 根拠・検算:L4。

問44.正解:20 photographs. 根拠・検算:L4。

問45.正解:4 photographs. 根拠・検算:24−20=4。

問46.正解:2 photographs. 根拠・検算:20−18=2。

問47.正解:Submissions. 根拠・検算:24応募、18展示。

問48.正解:No. 根拠・検算:L6で追加の決定はまだ。

英文全文和訳:学校の写真展示では、生徒12人から合計24枚の応募がありました。先生は初回展示に18枚を選び、そのうち屋外写真10枚、屋内8枚でした。前年は20枚の応募があり全20枚を展示しました。今年は応募数が前年より多い一方、初回の展示数は前年より少なく、残る6枚が後日追加されるかは未決定です。

間違えやすい比較の5パターン

①more books in totalをmore books per studentと読み替える。②percentage(割合)とnumber of students(人数)を同じものとして扱う。③compared with last weekとcompared with the same week last yearを混同する。④submissions(応募)とdisplayed works(展示)を混同する。⑤観測結果を学習効果・原因の証明と決めつける。この5つが今回の長文での確認対象です。

英作文への応用|比較対象を文中で明示する

Class A borrowed more books in total, but Class B borrowed more books per student. のようにin totalとper studentを省かないことが大切です。英語にする前に「何の数」「いつ」「誰と」「分母」を決めると、短い英文でも具体性が保てます。

7日間の復習計画

1〜4日目に長文A〜Dを1日一題ずつ解きます。5日目に各本文の比較条件を図や表に書き換え、6日目は解答を隠して増減の向きを説明します。7日目に新しい架空の人数・期間だけを変えた初見問題を作り、総数と1人あたりの比較をやり直してください。

関連する慶英会無料教材

数字から因果関係を決めつけない独自4長文40問、時系列・人数・条件を表に整理する48問、正答と根拠行のずれを修正する40問で読み取りを補強できます。

よくある質問

Q.参加者数は秋の方が多いのに参加率は春の方が高いのですか?

A.はい。秋は30人/招待50人で60%、春は28人/招待40人で70%です。人数と割合の母数が異なります。

Q.前週より増えたなら前年よりも増えたといえますか?

A.いいえ。比較相手が違います。120本は前週100本より多く、前年同週150本より少ない数です。

Q.高い参加率から英語力向上まで判断できますか?

A.できません。英語の上達を測定していない場合、参加率は学習効果の証拠ではありません。

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英検のReadingやNEW TREASUREのReadで、英語の単語は分かっても比較の向きを誤る場合は、慶英会で比較対象と根拠を確認できます。最大1か月無料体験・学習相談、料金・体験条件をご確認ください。

参考にした公式情報

Z会|NEW TREASURE公式案内、日本英語検定協会|級別試験内容。英文4本・48問と計算・解説は慶英会独自制作です。

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慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級。中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門としています。塾長の経歴・指導方針を確認する