英検3級の意見英作文|理由が2つ出ないときの考え方と25〜35語の書き方
英検3級の意見英作文で、「Yes/Noは決まるのに理由が二つ浮かばない」「同じ理由を言い換えただけになる」「25~35語に収まらない」と悩む中学1・2年生は、難しい英単語を増やすより、質問の意味を確認し、同じ立場を支える異なる理由を二つ選び、それぞれ短い英文にする練習から始めてください。英検協会が公開する3級ライティングの採点資料は、自分の考えと理由二つを書き、25~35語を目安とすることを明示しています。
2024年度から英検3級のライティングは意見英作文1問とEメール返信1問になっています。二つの課題は異なり、この記事が扱うのは意見英作文です。公式の採点観点は内容・構成・語彙・文法です。以下では、理由を「健康・時間・お金・友人・学習・気持ち」などの視点から選ぶ方法、語数確認済みの慶英会オリジナル12例題と全解説、14日間の学習計画を示します。模範答案は全て独自作成で、英検の過去問題・公式模範解答の転載ではありません。
英検3級意見英作文の2026年度の公式ルールを確認
- 意見英作文:英検3級では質問に対し自分の意見と理由2つを英文で記載。英検協会の採点解説に25~35語が目安と明記。
- 出題構成:3級の公式試験内容に、ライティングのEメール1問と意見英作文1問が掲載。
- 採点観点:公式解説では内容・構成・語彙・文法を区別して評価する。
- 質問に答えること:無関係な作文や問いに対応しない答案では、評価が大きく下がったり0点となったりする場合がある。
- 受検時の注意:実際の解答欄・指示・語数・実施方式は当該回次の問題冊子と公式案内を優先する。
3級の語数目安25~35語は、「たとえば1語足りないだけで必ず0点」といった機械的な合否ラインではありません。ただし極端に短い解答や理由が一つしかない答案は、公式解説で減点対象とされています。語数だけを満たしても、理由が二つになっていない文章は改善が必要です。
採点4観点|語数より先に確認すること
①内容:質問への立場と異なる理由二つがあるか
「Do you like reading books?」と聞かれたなら、Yes/Noの立場を示し、その立場を支える理由二つを述べます。例えば「新しい知識が学べる」と「落ち着ける」なら異なる利点です。「本が好きだから」「読むのが楽しいから」だけでは意味が重複しやすいため、もっと違う根拠に変えましょう。
②構成:意見と理由が読み取れる順番になっているか
最初に立場を示し、FirstとSecondで理由を区別すると読みやすくなります。ただしFirst・Secondという語を必ず書かなければならないという公式の指定ではありません。Alsoなども適切に使えます。
③語彙:意味が合い、つづりが正しいか
難しい表現を無理に使うより、教科書で学んだ英単語を自然に使う方が安全な場合があります。「make new friends」「stay healthy」「save time」「learn new things」などを理由に合わせて使いましょう。同じ単語の反復ばかりにならないよう、必要な語だけ選びます。
④文法:主語・時制・語順と文の完成度
例えば Because I like music. は会話での短い答えとして使われますが、独立した英文としては従属節のみで、説明が不十分になることがあります。英作文では Music helps me relax. のような完成した文を選ぶ方法もあります。助動詞canの後は原形、三単現では動詞の形が変わるなど、学校で習った基本も確認してください。
理由二つが浮かばないときの6分類
- 健康・身体:stay healthy / get exercise / sleep well
- 時間・便利さ:save time / finish things quickly / do something easily
- お金・資源:save money / borrow books for free / use less plastic
- 友人・家族:make friends / help my family / spend time with others
- 学習・将来:learn new things / practice English / use useful skills later
- 感情・経験:feel relaxed / have fun / try something new
これらは英検協会が定める公式6分類ではなく、慶英会が考えるために整理した切り口です。二つ選んだら、質問と同じ立場を支えているかを確認します。「運動が好き」なのに理由として「運動をしたくない」と書くと意見が矛盾しやすくなります。
3分で理由を二つ作る具体的な手順
1:質問の主語・動詞・何を尋ねるかを確認
たとえば Do you like studying with friends? は、友人と勉強するのが好きかを尋ねます。「友達が好きか」とは別の質問です。質問に含まれる名詞や動詞をよく読んで、何を支持・反対するかを明確にします。
2:賛成・反対のうち説明できる方を選ぶ
事実として本人が持つ意見が大切ですが、英作文練習では賛否の両方を考え、言葉で説明しやすい方を選ぶ練習もできます。賛成なら理由として「教え合える」「楽しい」、反対なら「静かな方が集中する」「自分のペースにできる」などがあります。
3:日本語で理由二つを別々に言う
最初に「理由①静かに勉強したい」「理由②自分のペースを守れる」と分けます。どちらも「一人の方がいい」と言っているだけではないかを確認し、具体的に別の説明ができるなら採用しましょう。
4:教科書レベルの短文に直す
例えば I study better in a quiet room. / I can choose my own pace. のように書きます。学校でまだ習っていない構文に無理に挑戦する必要はありません。
5:25~35語の範囲と文法を見直す
ここにある模範解答では、英語の空白で区切られた語を一語として数え、12解答すべて25~35語内であることを確認しています。実際の受験では公式問題の指示と解答欄を最優先してください。短縮形(don’t等)もこの独自教材では空白区切りで一語としました。
独自12題|質問を読んで理由を2つ選ぶ
以下は中高一貫校の中1・中2でも取り組みやすい内容の独自問題です。まず質問だけを読み、立場と理由2つを日本語でメモし、25~35語の英文を書くこと。次に解答例と理由の分類を確認してください。Noの例も含めることで、賛成だけを暗記する練習にならないようにしています。
第1問 QUESTION:Do you like reading books?
第2問 QUESTION:Do you think students should eat breakfast every day?
第3問 QUESTION:Do you like playing sports?
第4問 QUESTION:Do you want to visit another country?
第5問 QUESTION:Do you like studying with friends?
第6問 QUESTION:Do you like going to the library?
第7問 QUESTION:Do you think children should help with housework?
第8問 QUESTION:Do you like cooking?
第9問 QUESTION:Do you think students should spend more time outside?
第10問 QUESTION:Would you like to learn another language?
第11問 QUESTION:Do you like listening to music?
第12問 QUESTION:Do you think keeping a diary is good for students?
独自12題の解答例・語数・理由2つの解説
第1問|解答例(26語): Yes, I do. First, I can learn new things from books. Second, reading helps me relax after school. I often enjoy interesting stories in my room. 理由①/②:新しい知識が得られる/気持ちが落ち着く。区別する観点:知識と休息という別の観点。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
第2問|解答例(28語): Yes, I do. First, breakfast gives students energy in the morning. Second, they can concentrate better in class. I usually eat rice and eggs before going to school. 理由①/②:朝の活動に必要なエネルギー/授業への集中。区別する観点:身体のエネルギーと授業での活動。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
第3問|解答例(28語): Yes, I do. First, playing sports helps me stay healthy. Second, I can make new friends on a team. I often play basketball with my classmates after school. 理由①/②:健康/友人づくり。区別する観点:健康と人間関係を区別。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
第4問|解答例(28語): Yes, I do. First, I want to learn about different cultures. Second, I can practice speaking English with local people. I hope to visit Australia with my family. 理由①/②:文化を知る/英語を使う。区別する観点:学ぶ内容と使う技能を区別。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
第5問|解答例(28語): No, I don’t. First, I study better in a quiet room. Second, I can choose my own pace when I study alone. I usually review English after dinner. 理由①/②:静かな場所の方が集中できる/自分のペースで進められる。区別する観点:学習環境と進度を区別。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
第6問|解答例(27語): Yes, I do. First, I can borrow many interesting books for free. Second, the library is a quiet place to study. I often visit it on weekends. 理由①/②:無料で本を借りられる/静かな環境。区別する観点:教材の入手と学習環境を区別。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
第7問|解答例(27語): Yes, I do. First, children can learn useful skills, such as cooking. Second, their families will have more free time. I help my mother clean the kitchen. 理由①/②:生活の技術が身につく/家族の負担が減る。区別する観点:本人の学びと家族の利点。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
第8問|解答例(29語): No, I don’t. First, cooking takes a lot of time for me. Second, I do not enjoy washing dishes afterward. I usually help my family by cleaning our rooms. 理由①/②:時間がかかる/片付けが好きではない。区別する観点:料理の時間と片付けの負担。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
第9問|解答例(27語): Yes, I do. First, outdoor activities help students exercise. Second, they can have fun with their friends. I usually ride my bicycle in the park after school. 理由①/②:運動/友人と楽しむ。区別する観点:健康と交流。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
第10問|解答例(28語): Yes, I would. First, I want to understand other cultures better. Second, learning languages may help me in the future. I hope to study Spanish at school someday. 理由①/②:異文化の理解/将来への可能性。区別する観点:今の学びと将来の用途。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
第11問|解答例(28語): Yes, I do. First, music helps me relax after a busy day. Second, I can learn new English words from songs. I often listen to music on weekends. 理由①/②:気分転換/語彙学習。区別する観点:休息と勉強への応用。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
第12問|解答例(28語): Yes, I do. First, students can remember important events in their lives. Second, writing a diary helps them practice expressing ideas. I write a few sentences every night. 理由①/②:出来事を記録/文章を書く練習。区別する観点:記録の目的と表現技能。質問への立場と理由の一貫性、綴り・動詞の形を確認してください。
解答例は正答の唯一の形ではありません。たとえば第5問はNoですが、Yesを選んで「教え合える」「楽しい」と書いても質問に対応します。大切なのは模範答案の暗記より、知らない質問でも二つの違う理由を作ることです。
同じ理由を言い換えただけになる答案|改善例
改善前:Yes, I do. First, reading books is fun. Second, I enjoy reading because books are interesting. この文章は「楽しい」という近い意味を二度述べています。
改善後:Yes, I do. First, I can learn new things from books. Second, reading helps me relax after school. I often enjoy interesting stories in my room. 「知識」と「休息」の異なる側面に分け、具体例を加えています。こちらは独自12題の第1問と同じ26語の練習例です。
語数が足りないときに足すべきもの
例えば Yes, I do. I like music. のように短すぎる場合、「Yes, I do」の部分を何度も言い換えてかさ増しするのではなく、理由を二つ示したかを先に確認します。理由がある場合は、具体的な場面を一文添える方法があります。
逆に35語を超えて長すぎる場合、質問に関係ないエピソードや重複する説明を削ります。語数のために難しい関係代名詞を無理に使う必要はありません。
Eメールと意見英作文の違いを間違えない
英検3級のライティングはEメール返信と意見英作文の2種類です。Eメールでは与えられたメールをよく読み、相手からの質問への回答など、メール固有の指示に従います。一方、意見英作文では質問に対する自分の立場と理由二つを示します。両方へ「First, Second」を機械的に使えばよいわけではありません。
Eメールの練習に特化した別記事は「英検3級Eメールで2つの質問に答え忘れる場合」をご覧ください。本記事は「意見英作文で理由二つを作る」という異なる悩みを扱っています。
学校の定期テストにも応用する|理由つき英作文
学校の英作文で「自分の好きなものを書きなさい」「賛成か反対を英語で述べなさい」という課題がある場合も、立場と理由二つを考える練習が活用できます。ただし、学校が指定する文字数・語数・構文・ルーブリックは英検とは異なる場合があります。学校の答案での誤答が多ければ、その文法を優先して復習してください。
例えば第6問の I can borrow many interesting books for free. でborrowの使い方、The library is a quiet place to study. でbe動詞と不定詞を使っています。定期テストの範囲がまだ不定詞前なら、別の短い文に置き換えて練習して構いません。
慶英会オリジナル|採点前の5項目チェック
- 質問:QUESTIONの内容に答えているか。賛成・反対や話題が途中でずれていないか。
- 理由:同じ立場を支持する異なる理由が二つあるか。言い換えだけで重複していないか。
- 構成:意見→理由①→理由②の順が読み取れるか。具体例が質問に関係しているか。
- 語彙・文法:主語と動詞、時制、単複、冠詞、綴りが適切か。
- 語数:25~35語を目安として書けているか。極端に短すぎないか。
この5項目は公式の4観点そのものではなく、家庭で取り組みやすくした慶英会の確認リストです。実際の採点では英検協会の公式基準が適用されます。
14日間|中1・中2が毎日一つずつ改善する方法
1~3日目:理由を日本語で出す練習
1日目に公式の3級出題形式を確認、2日目に3つの質問に対し賛否と理由2つを日本語で書く、3日目にそのうち一つを英語25~35語へ直します。英文が難しければ学校で習った短文へ戻ってから書きます。
4~7日目:違う理由と語数の両立
4日目は学習・友人、5日目は健康・時間、6日目はお金・感情の切り口を使います。7日目には初見の質問で立場と理由を決め、答えなしで英文を書きます。理由が似ていたら書き直してください。
8~11日目:文法と学校の英作文をつなぐ
8日目は三単現・時制、9日目は助動詞と不定詞、10日目は接続語、11日目は内容が問いに合っているかを確認。本人の学校でまだ習っていない文法は対象から除き、学校の小テストで失点した規則を優先します。
12~14日目:初見質問・2題の違い・再テスト
12日目は独自問題で25~35語の意見英作文、13日目は英検公式過去問題を利用してEメールと意見英作文の違いを確認、14日目は初見の質問で立場と理由二つを整理し、同じミスが残っていないか記録します。合否・得点の保証ではなく、弱点を見つけるための練習期間です。
保護者様が確認したい3つの点
本人が書いた英文を見て、『質問に答えている?』『理由が二つ違うことを言っている?』『学校で習った文法のどこで間違えた?』を確認してください。短い英作文を完璧に丸暗記するより、今の学校教材の重要表現を使って別の話題へ応用できるかが大切です。
よくある質問
英検3級の意見英作文は何語ですか?
英検協会の公式採点解説は25~35語を目安としています。実際の試験問題の指示を必ず確認してください。
理由が一つしかなければ必ず0点ですか?
いいえ。公式資料は理由が一つしかない場合を減点の対象と説明していますが、それだけで必ず0点になるとはしていません。ただし求められる理由二つを明確に書く必要があります。
理由二つはどちらも同じ立場に賛成する内容ですか?
はい。最初にYesと述べたらYesを支える理由を二つ、Noと述べたらNoを支える理由を二つ選びます。互いに矛盾する理由は避けましょう。
FirstとSecondを書けば内容点が上がりますか?
接続語は理由が読みやすくなる助けですが、二つの理由の中身が重複したり質問からずれたりしていれば十分ではありません。接続語だけで得点を保証できません。
Eメールと意見英作文を両方書く必要がありますか?
現行の英検3級ライティングには別の2課題があります。それぞれの設問条件に従って解答する必要があります。
模範解答と違う意見でも正答になりますか?
意見の賛否それ自体が固定されているわけではありません。質問に対応し、理由が一貫し、語彙・文法が適切なら、独自例とは異なる立場・内容でも評価対象になります。
英検3級英作文と学校英語でお困りのご家庭へ
学校の英作文や公式過去問で本人が質問に答え、異なる理由二つを自分で作れているなら、外部の塾を追加する必要はありません。一方、英文法を理解しているのに二つ目の理由が出てこない、英検向けの型は書けるが学校の初見英作文で誤答する、英検と学校の定期考査が重なり復習の優先順位が決められない場合は、答案の内容と文法を分けて見られる個別指導が選択肢です。
慶英会では中高一貫校の中学1・2年生を中心に、英検・学校の英作文・定期テスト対策に応じたオンライン個別指導と、授業外の毎日のLINE学習サポートを行っています。実際の答案と学校教材に合わせ、理由の作り方と英文の正確さを分けて指導します。慶英会の指導内容と最大1か月の無料体験をご確認ください。英検協会の公式提携・合格保証を意味するものではありません。
英検協会の公式資料・確認日
- 日本英語検定協会「3級の試験内容」:2024年度以降のEメール1問・意見英作文1問を含む出題形式。
- 同協会「3級ライティング採点の観点と注意点」:意見・理由二つ、25~35語の目安、極端な短さ・理由不足の注意。
- 同協会「3級の過去問・試験内容」:2026年度の過去問と出題形式。
- 同協会「採点の質を確保するための方策」:採点の品質管理について。
情報確認日:2026年10月12日。英検協会の公式試験情報と慶英会の独自12題・理由の6分類・14日間の練習方法を区別しています。試験の設問指示、実施方式、過去問の更新は英検協会の最新案内を優先してください。