英作文の添削は、伝えたい内容が成立しているかを先に見て、その後に学習目標に関わる形を直します。大学生講師は全てを赤字にする前に、今回生徒が自分で修正する一、二点を決めましょう。
練習用の短作文を読む
課題は『昨日したことを2〜3文で書く』。答案例は Yesterday I go to the library. I read two book. It is fun. です。内容は図書館へ行き、本を読んだという流れが分かります。まずその意味を確認し、『楽しかったのは図書館に行ったこと? 本を読んだこと?』と、必要に応じて最後の文の意図を聞きます。
修正の優先順位を決める
今回の目標が過去形なら、go→went、is→wasを先に扱います。次にtwo book→two booksの数の一致を確認します。readの過去形は綴りが同じなので、答案上は誤りとせず、必要なら読み方だけ別に確認します。語彙を難しくしたり、文全体を講師好みに書き換えたりする必要はありません。
答えを書く前のヒント
goの上にwentを書く前に、『昨日の出来事を表す形にできる?』と聞きます。思い出せなければgo–wentを示し、文へ戻してもらいます。bookには『twoの後ろは一冊? 複数?』と問いかけます。ヒントの量を記録すると、次回どこから自力で取り組めるか判断できます。
再提出例と確認
修正版は Yesterday I went to the library. I read two books. It was fun. です。これを写せたら終了にせず、『昨日、公園へ行った』の別文I went to the park yesterday.を作ってもらいます。同じ過去形を新しい内容へ使えれば、訂正を転記しただけの状態から一歩進んだと分かります。
どこまで直すかの判断
入試や提出課題では、設問条件や学校の評価基準も確認します。語数や内容が条件を満たさない場合は、その修正が文法より先になることもあります。一方、自由に考えを書く活動では、細かな表記を指摘しすぎると内容が途切れるため、完成後にまとめて扱えます。未修正の点は講師が見落としたのではなく、次回の目標として控えます。
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