英会話で生徒が黙ったときは、考える時間が必要なのか、質問の意味が分からないのか、答え方が分からないのかを確かめます。大学生講師は、同じ質問を大きな声で繰り返すより、助けを一段ずつ小さく出す準備が役立ちます。
沈黙の理由を決め付けない
What do you like to do after school?に答えがない場面を考えます。まず少し待ち、『質問の意味は分かる? 答えを考えているところ?』と短く確認します。考えていると分かれば待ち、意味が分からなければafter schoolなど必要な表現だけ説明します。緊張や意欲の問題と即断しません。
質問を段階化する会話例
第1段階:What do you like to do after school?と自由に答えてもらう。
第2段階:Do you like reading or playing games?と選択肢を示す。選択肢以外でもよいと伝えます。
第3段階:生徒がreadingと答えたら、I like reading.の出だしを示す。
第4段階:文で言えたら、What books do you like?を追加する。難しければ一語で答えてもらい、そこから文へつなぎます。
待ち時間は固定の正解にしない
何秒待てば全員に適切かは決められません。生徒がメモを見たり言いかけたりしているなら遮らず、困って助けを求めたら支援します。オンラインでは音声遅延もあるので、『聞こえている?』と接続を確認する場面もあります。間を埋めるために講師が答えを言い続けると、生徒が話す機会が減ります。
訂正のタイミング
I like read books.と答えたら、まず内容を受け止めます。会話の流れを続ける活動なら、区切りでI like reading books.を示し、一度言い直してもらいます。今回の目標が動名詞ならその場で短く確認しても構いません。一つの発言で発音・語順・冠詞を全て直そうとせず、活動の目標に合わせます。
話題を選ぶときの配慮
家庭事情や個人的な経験を話したくない場合もあります。架空の人物や好きな物のカードを使い、答えやすい話題を選べるようにします。最後に支援を外して似た質問を一つ出し、どの段階まで自分で言えたかを振り返りましょう。
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