学校教材に合わせる授業準備では、教材名だけでなく版・進度・テスト範囲・授業での扱いを確認します。大学生講師は、分からない箇所を推測して大量の課題を作る前に、次の授業で使う一部分を確定しましょう。
教材確認の小さなシート
確認欄は、教材名/学年/発行者/版や年度/現在の単元・ページ/学校で終わった範囲/次のテスト範囲/生徒が困っている問題番号です。同じ教科書名でも版が違えばページや本文が変わることがあります。必要な情報を教室で認められた方法で確認し、氏名など不要な個人情報を写し込まないようにします。
架空の準備例
生徒が『Lesson 4が分からない』と言ったとします。本文が読めないのか、文法問題か、単語かを聞きます。仮に現在完了の肯定文は既習、疑問文が未習で、次のテストはLesson 3〜4なら、先に既習のhave+過去分詞を短く確認します。未習の内容を全部先取りすることが、その日の最適な支援とは限りません。
学校での表現と説明をそろえる
講師が知っている別の解法や用語を急に持ち込まず、学校のノートや解説で使う言い方を確かめます。別表現を教えるときは『同じ内容を違う言い方で整理する』と位置付けます。採点上の指定がある場合はそれを確認し、講師の好みだけで学校の答えを誤り扱いしません。
準備するのは説明と次の一問
対象問題について、正解だけでなく、なぜその形になるかを説明できるようにします。そのうえで固有名詞や数を変えた独自の確認例を一つ用意します。元の問題を写しただけの正解と、別の場面にも使える理解を分けて確認できます。教材の全文を複製・公開する準備は不要です。
授業後に更新する項目
実際に進んだページ、ヒントなしでできたこと、次回も確認する一点を記録します。予定と実際が違ったら、未実施の範囲を明記して引き継ぎます。教材が手元にないときは、範囲を確定できるまで一般的な基礎確認に留め、内容を知っているふりをしないことが大切です。
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