
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
高校在学中に英検1級を取得。英検の面接委員経験を持ち、中高一貫校の英語・NEW TREASURE(ニュートレジャー)・英検対策を中心に指導しています。
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東京大学教育学部附属中等教育学校の1・2年生で英語の成績が下がったときは、英語の難しい内容を先取りするより、学校の授業で使う単語・英文法・初見読解を自力で再現できるかを確かめることが重要です。本校は東京都中野区南台に所在する国立の中等教育学校で、学校公式は6年間を「基礎期・充実期・発展期」の2-2-2制で構成すると説明しています。1・2年生は基礎期として総合学習入門、フィールドワーク、協働的な学習などに取り組みます。これらの総合学習活動を英語で実施するという意味ではありません。本記事では英語の基本を固める独自24問と解答解説、学校の配布教材を優先した定期テスト対策を紹介します。学校の実際の試験問題や研究課題の再現ではありません。
東京大学教育学部附属中等教育学校とは
学校の所在地は東京都中野区南台1丁目15番1号です。東京大学教育学部の附属校ですが、校名は東京大学への自動的な内部進学を意味しません。大学入試制度と本校の前期・後期課程の学習制度を混同せず、本人が通う学校の時間割・教材・成績評価を確かめましょう。
学校の「2-2-2制」と中1・中2の基礎期
学校公式「特色ある教育」は1・2年を基礎期、3・4年を充実期、5・6年を発展期としています。1年生の総合学習入門1ではフィールドワークや発表の方法を学び、2年生の総合学習入門2では「半径2km研究」など地域を対象とした調査・分析を進めます。学校公式によれば2年生は調べた内容を論文へまとめ、銀杏祭で発表します。しかし、こうした活動を英語で行うことや、英語の定期試験に調査報告が出題されると断定してはいけません。
学校の協働学習はグループ活動や討論を取り入れることが特徴です。学校公式FAQは「ことばの力」「論理の力」「身体・表現の力」「情報の力」「関係の力」を育てる方針を示しています。英語学習でも、短い英文を理解し、根拠と自分の意見を区別して説明できるようにする方法は有効ですが、具体的な課題は担当教員の最新の指示を優先してください。
英語の授業時間・教材・定期テスト範囲の確認方法
学校公式FAQには1年生の一週間の時間割例があります。また公式のカリキュラムページでは「2024年度以降の教育課程表」が案内されています。ただし、例として掲載された時間割が2026年度のすべての学年・クラスにそのまま適用されるとは限りません。教科書・ワーク・配布プリント・語彙テスト・考査範囲表をそろえ、本人の授業進度を確かめましょう。
特にNEW TREASURE(ニュートレジャー)の採用については、確認した学校公式ページから2026年度の中1・中2全員が使用しているとは断定できません。教材の名称、Stage、Editionは手元の教科書と学校の最新配布資料を確認してください。他校の採用状況をそのまま当てはめることは避けます。
英語が苦手な中1・中2に必要な最初の復習
中1の基礎を確認する際には、be動詞・一般動詞・三人称単数・疑問文と否定文・単語の綴りを優先します。「She plays the piano.」を「Does she play the piano?」に直したとき、Doesの後で動詞が原形になる理由を説明できるかを確認しましょう。中2では、時制、接続詞、読解の根拠、短い英作文の構成など、実際に学習した範囲でつまずいた単元を探します。
返却答案を「単語の意味」「綴り」「文法と語順」「長文の根拠」「英作文」「聞き取り」に分類します。学校で課されたワークを先に解き、誤答は翌日に答えを隠して再テストします。問題の数字が合っていても別の主語や動詞で同じ文法が使えない場合は、理解が不安定な可能性があります。
定期テスト前の14日間の復習計画
14〜11日前には学校の範囲表、教科書、ワーク、提出物、小テストの答案をそろえます。10〜7日前には授業範囲の語彙・文法を自力で解き、間違いを文型ごとに分類します。6〜4日前には長文の根拠を本文中から探し、英作文の主語・動詞・時制を確かめます。3〜2日前には苦手な問題を別の単語で解き直し、前日には提出物と誤答を再確認しましょう。試験範囲、課題や提出期限は学校の正式な指示が最優先です。
学校の活動で忙しい日には、指定単語5分・文法の誤答10分・本文の音読と短文記述5〜10分程度から始められます。長時間の学習そのものより、翌日も答えを見ずに正しく使えるかを重視してください。英検を併願する場合でも、学校の課題を放置せず、受験日程と本人の英語力に合わせて配分を調整します。
独自英語24問|問題編
以下の演習は慶英会が新規作成した家庭学習用の問題です。学校の定期テスト・学校の研究課題・英検公式過去問を再現したものではありません。文法8問、読解8問、表現8問を解いた後、解答と解説で誤りの理由を確認します。
文法の基礎(問題1〜8)
- She (study) English every evening. の括弧内を正しくしなさい。
- He doesn’t likes music. の誤りを直しなさい。
- They (visit) the museum last Sunday. を過去形にしなさい。
- Your sister can speak French. を疑問文にしなさい。
- There is three parks in this area. の誤りを直しなさい。
- I have lived here for three years. を日本語にしなさい。
- This road is (long) than that one. の括弧を比較級にしなさい。
- 「私は地域について学ぶことに興味があります」を英語にしなさい。
初見の英文読解(問題9〜16)
慶英会オリジナル英文:Last spring, a group of students studied a small park near their school. They wanted to understand why some people visited the park every day while others did not. First, they observed the park on three different days. They counted people and took notes about the weather. Next, they asked twelve visitors what they liked about the place. Many visitors said that the trees made the park comfortable, but some wanted more benches. The students created a poster with two graphs and three suggestions. When they showed it to their classmates, they explained which information came from interviews and which came from observation. Their teacher reminded them that a good report should separate facts from opinions. In the end, the students decided to observe the park again after one month.
- 生徒たちが研究した場所はどこですか。
- 研究の目的は何でしたか。
- 観察は何日間に分けて行われましたか。
- 聞き取りをした訪問者は何人ですか。
- 多くの訪問者が公園の何を評価しましたか。
- 一部の訪問者は何を増やしてほしいと言いましたか。
- ポスターにはグラフと提案がそれぞれいくつありましたか。
- 教師が良い報告書で区別すべきと伝えたものは何ですか。
調査結果を説明する英作文(問題17〜24)
- 「私たちは先週、公園を訪れました」を英語にしなさい。
- 「私たちは12人に質問しました」を英語にしなさい。
- 「このグラフは生徒の答えを示しています」を英語にしなさい。
- 「多くの人がもっとベンチを望んでいます」を英語にしなさい。
- 「公園は大切だと思います。人々が休めるからです」を英語2文で書きなさい。
- インタビューで「この場所のどこが好きですか」と尋ねなさい。
- 「この結果について、もう少し説明していただけますか」と丁寧に質問しなさい。
- 「調査の結果と自分の意見を区別します」を英語にしなさい。
質問17〜24は学校で実際に課された研究の発表問題ではありません。一般的な英作文と質問応答の練習です。短い英語で正確に伝えることを優先し、難しい単語を無理に使う必要はありません。
独自英語24問|全解答・解説
文法では動詞の形と語順、読解では本文の根拠、英作文では内容と理由の結び付きを確認します。模範解答以外でも意味と文法が適切な場合は別解を認めます。
文法問題1〜8の解答と理由
- studies:Sheが三人称単数なので現在形studyの語尾は-iesになります。
- He doesn’t like music.:doesn’tの後ろは動詞の原形likeです。
- visited:last Sundayがあるため規則動詞visitを過去形にします。
- Can your sister speak French?:助動詞canを主語の前へ出します。
- There are three parks in this area.:複数のthree parksにbe動詞areを対応させます。
- 私はここに3年間住んでいます。:have livedは現在完了の継続で、for three yearsは期間です。
- longer:longの比較級はlonger。thanを使う文で比較します。
- I am interested in learning about my community.:be interested inの後に動名詞learningを置きます。
読解問題9〜16の解答と根拠
- 学校の近くの小さな公園。:a small park near their schoolが根拠です。
- 毎日来る人と来ない人がいる理由を理解すること。:wanted to understand why…が説明しています。
- 3日。:on three different daysとあります。
- 12人。:asked twelve visitorsと記されています。
- 公園の木が居心地を良くしていること。:the trees made the park comfortableを読み取ります。
- ベンチ。:some wanted more benchesとあります。
- グラフ2つ・提案3つ。:two graphs and three suggestionsが根拠です。
- 事実と意見。:separate facts from opinionsを抜き出します。
読解で失点したら、正解を覚えるのではなく、人数・日付・理由・提案にあたる本文の一文を示しながら答え直してください。調査の数字を自分の考えで補わないことが重要です。
英作文問題17〜24の解答例と解説
- We visited a park last week.:先週の出来事は過去形visitedです。
- We asked twelve people questions.:asked+人+questionsの順で説明します。
- This graph shows the students’ answers.:graphは三人称単数なのでshowsです。
- Many people want more benches.:wantの目的語にmore benchesを置きます。
- I think parks are important. People can rest there.:意見と理由がつながっていれば別の自然な英文も認められます。
- What do you like about this place?:What do you like about …?の質問です。
- Could you explain these results a little more?:相手に丁寧に追加説明を求めます。
- I will separate the survey results from my own opinion.:separate A from Bで区別を表します。
英作文の模範解答は一例です。質問に答え、理由が明確で、主語・動詞や時制が適切な表現なら別解も認められます。本人の現在の学校教材で習っていない表現は、より簡単な英文に書き換えて構いません。
失点別にどこへ戻るか
文法1〜8に失点が集中した場合は、be動詞・一般動詞・現在完了・比較など、誤った文型を学校の教材から復習します。読解9〜16が難しい場合は、設問を日本語で言い換えてから本文の根拠に線を引きます。英作文17〜24が難しい場合は、書きたい内容を一文ずつ分け、習った語彙を使って主語と動詞がそろった英文を作る練習を優先します。
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参考にした主な公式情報
- 学校公式|特色ある教育(2-2-2制・半径2km研究)
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- 学校公式|カリキュラム(2024年度以降の教育課程表)
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情報確認日:2026年10月16日。学校の公式情報と本記事の独自問題・学習アドバイスは区別しています。教科書の版、学年別進度、評価基準、進級条件は最新の学校資料を優先してください。
