大阪の帝塚山学院中学校ヴェルジェ〈エトワール〉コースに在籍する中学1・2年生で、「放課後のプロスタへ参加しているのに英語の定期テストで点数が伸びない」「Fスタをどう使えば英文法の苦手が減るのか」「英検も勉強したいが学校課題が多い」とお悩みの保護者様へ。学校の学習支援を『受講した時間』ではなく『質問前にできなかった英文を、翌日と週末に自力で解けたか』で評価してみましょう。帝塚山学院中学校公式カリキュラムは、エトワールで放課後に数学1単位・英語1単位の必修プログレッシブ・スタディ(プロスタ、各45分)を行うと明記しています。同コースの紹介では複数教員に質問できるプロスタと、卒業生が自習ルームで支援するFスタを案内しています。この二つは目的が異なります。この記事では学校制度の公式事実と慶英会の家庭学習提案を区別し、プロスタでの質問準備、Fスタの自習、学校の答案診断12問・全解答、14日間の改善計画を解説します。本人の受講曜日、教材、学校の定期考査配点は在籍年度の正式案内を優先してください。
結論|45分のプロスタとFスタ、家庭学習の役割を分ける
- プロスタ(放課後必修):授業で理解できなかった文法や応用問題を、学校の教員へ具体的に質問する機会。公式カリキュラムでは英語1単位・各45分。
- Fスタ(放課後の自習):卒業生が勉強を見てくれる自習ルーム。学校ワークやプロスタで学んだ内容を自分で解き直す場所として活用する。
- 家庭学習:翌日と週末、解説を見ずに別の英文を正しく書けるかを確認する。
- 定期考査:教科書・授業プリント・提出課題の指定範囲と、以前の誤答が自力で解けるかを最優先。
- 英検:学校の学習が安定してから、本人の受験級に合う公式過去問・音声・作文形式を別に確認する。
プロスタへ参加した回数や勉強時間が長いほど定期考査の点数が上がるという保証はありません。学校の先生への質問で何が理解でき、翌日にそれを再現できたかを記録します。学校の支援を活用しながら改善するなら、外部の塾を急いで追加する必要はありません。
学校名に注意|大阪の帝塚山学院と奈良の帝塚山は別
本記事の対象は大阪市住吉区の帝塚山学院中学校・高等学校のヴェルジェ〈エトワール〉コースです。奈良市の「帝塚山中学校・高等学校」、大阪府堺市の「帝塚山学院泉ヶ丘中学校・高等学校」とは別の学校です。英語の授業時数、コース名、採用教材、英検制度、内部進学条件を混同しないでください。
学校公式の2026年時点の情報|エトワールで確認できる仕組み
公式カリキュラム|英語と数学のプロスタはそれぞれ1単位・各45分
学校の「カリキュラム」はエトワールで放課後に数学・英語の必修講習を各45分行うと説明しています。「各45分」は1回の授業時間の説明であり、学校が毎日45分の英語補習を実施するという意味ではありません。実際の実施曜日、学年ごとの教材、欠席時の扱いは学校へ確認してください。
中1の学習支援|複数教員へ個別の疑問を質問できる
学校公式「エトワールコース(中学)」は、プロスタに複数の教員が携わり、生徒の進度や取り組む内容に合わせて質問できると説明しています。基本定着から難問までを対象としており、英語が極端に苦手な生徒のみの補習とは位置付けていません。家庭では答えを教えてもらう前に「なぜその語順になるのか」を質問としてまとめると、翌日の演習へつなげやすくなります。
Fスタ|卒業生が自習ルームで学習を支援する
同じ公式コース紹介と、2026年6月更新の「生徒の1日」は、卒業生によるFスタの自習支援を説明しています。ただしFスタを利用すれば毎回特定の卒業生がマンツーマン指導する、全教科の課題を添削してもらえる、特定時間まで必ず開室しているといった条件は、公式紹介だけでは確定しません。対象学年・利用時間・支援範囲は学校の連絡を優先してください。
プロスタで質問する前に|英文の誤りを3種類へ分ける
- ①意味の理解:単語や英文の意味が分からない。日本語にしても文の主語・動詞が分からない。
- ②文法の運用:解説を読むと分かるが、疑問文・否定文への書き換えや英作文で同じ間違いを繰り返す。
- ③設問の読み取り:本文は読めるのに、理由・条件・内容一致の根拠を見つけられない。
質問は「この問題が分かりません」よりも「Doesの後に動詞の原形を置く理由が分からず、こう書きました」のように具体化すると、説明を聞いた後に何を練習すべきか明らかになります。
45分のプロスタに持っていく質問メモ|家庭での準備例
次は慶英会の提案で、学校の指定する45分の授業進行・時間割ではありません。担当教員の指示がある場合は優先します。
- 授業前:学校のワーク・プリント・返却答案から間違えた3問を選び、何が分からないか一言で記録する。
- 質問するとき:自分で考えた解答と、間違えた理由の予想を示して教員へ相談する。
- 授業後:先生の説明を自分の言葉で一文書く。答えを写すだけで終えない。
- 翌日:同じルールの別問題を解説なしで解き、再テストの結果を記録する。
- 週末:以前の単元も混ぜた問題で、同じ文法を再現できるか確かめる。
中1の英語|プロスタで聞きたいbe動詞・一般動詞の違い
中1で文法が混乱した場合、難しい長文を増やす前に学校の既習例文を使い、「主語の後ろにbe動詞がある文」と「一般動詞がある文」を分けましょう。She is busy. → Is she busy? と、She likes music. → Does she like music? では疑問文の作り方が違います。
教員に聞く質問として「Does she likes music? と書いたのはなぜ間違いですか」「He is study English. が成立しない理由は何ですか」のように、実際に書いた文を示すと具体的です。説明を理解した後にはShe plays the piano. → Does she play the piano? のように、動詞を変えて正しく書けるか確認します。学校で今扱っている授業範囲を最優先してください。
中2の英語|既習文法を混ぜた定期考査に対応する
中2では、過去形、不定詞、接続詞など、これまで習った文法が同時に出てきたときに誤答が増えることがあります。単元別なら正解するのに考査で混乱するなら、文の主語・時制を見分けてから書き換える練習が有効です。例えばI visited my grandparents last Sunday.の疑問文はDid you visit your grandparents last Sunday?です。didの後はvisitedではなく原形のvisitを使います。
長文読解が苦手な場合は、本文が示す出来事の時期・理由・条件を色分けして根拠を探しましょう。知らない単語をただ暗記するだけでなく、本文のどの一文が設問に答えているか示せるかが大切です。英作文の失点なら、内容が違うのか動詞の形・語順を間違えたのかを分けて復習します。
英語の失点を5分類する|Fスタで自分でやり直す内容が分かる
- A 語彙:単語の意味・綴りを思い出せない。学校の単語テスト・指定ワークの語句を翌日に再現する。
- B 文法:疑問文・否定文・時制・主語と動詞の一致を間違える。教員へ誤答理由を確認し、類題を自力で解く。
- C 読解:主語や指示語が分からず、本文の内容を誤解する。主語・動詞・根拠になる一文を探す。
- D 英作文:意味は分かるが、自分で文を作ると語順や時制を誤る。短文を書き直し、翌日新しい内容で練習する。
- E 音声:文字なら読めるが発音・聞き取りで止まる。学校が許可する正規音源と文字を照合する。
Fスタを利用する際にも、問題集を何ページ進めたかだけでなく「今日直せた誤答の種類」と「次回まだ解く必要がある問題」を記録しておくと、自習の目的が明確になります。
【慶英会独自診断12問】プロスタで質問すべき英文法・読解の弱点を調べる
以下は慶英会が独自に作成した教材です。帝塚山学院中学校のプロスタ・Fスタの正式教材、学校の定期考査過去問、学校指定の英検問題ではありません。授業でまだ習っていない文法は飛ばし、本人の返却答案と合わせてどこが苦手かを見極める練習に用いてください。
1〜6|中1・中2の基本文法
- 1.She (study / studies) English after school. 正しい形を選びなさい。
- 2.(Do / Does) your sister play the piano? 正しい語を選びなさい。
- 3.They are students. を疑問文にしなさい。
- 4.He plays tennis on Sundays. を否定文にしなさい。
- 5.We visited a museum yesterday. を疑問文にしなさい。
- 6.『私は今、英語の本を読んでいます』を英文にしなさい。
7〜9|英文の内容・理由を読み取る
Hana was worried about her English test. She understood the grammar when her teacher explained it, but she often made the same mistakes the next day. She decided to keep a short list of difficult questions and ask for help after school. Each evening, she tried a new question without looking at the explanation. After two weeks, she could explain several grammar rules in her own words.
- 7.Why was Hana worried about her English test? 日本語か英語で答えなさい。
- 8.What did Hana decide to do after school? 英語で答えなさい。
- 9.What could Hana do after two weeks? 英語で答えなさい。
10〜12|英作文と復習の説明
- 10.『私は昨日、英語の宿題をしました』を英文にしなさい。
- 11.『英語を上達させるために、毎日短い英文を書きます』をtoを使って英文にしなさい。
- 12.What do you do when you don’t understand English grammar? に英語2文で答えなさい。
全12問の解答・解説
- 1.studies。主語sheの現在形なので三人称単数。
- 2.Does。疑問文でDoesを使うと後ろのplayは原形になる。
- 3.Are they students? be動詞を主語の前へ移す。
- 4.He does not play tennis on Sundays. does notの後ろはplayの原形。
- 5.Did we visit a museum yesterday? Didの後はvisit。
- 6.I am reading an English book now. be動詞+動詞の-ing形。
- 7.先生の説明を聞いたときは理解できるが、翌日に同じ間違いをするから。英文ならBecause she often made the same mistakes the next day.など。
- 8.She decided to keep a short list of difficult questions and ask for help after school. 何を決めたかを本文から探す。
- 9.She could explain several grammar rules in her own words. 最終文が根拠。
- 10.I did my English homework yesterday. doの過去形didを使う。
- 11.I write short English sentences every day to improve my English. 不定詞の目的用法。
- 12.例:I ask my teacher a question. I also practice making short sentences at home. 本人の実際の勉強と整合すれば別解可。
全12問の正答数だけで英語の実力や高校への進学可能性を判定するものではありません。1〜6が難しい場合は学校の既習文法へ戻り、7〜9は文章理解と根拠探し、10〜12は筆記で表現する力を別々に確認します。音声を聞き取る力はこの筆記問題だけでは測れません。
プロスタの後にFスタで解き直す|独自の学習記録例
例:英語ワークの問題14でDoes he plays …?と誤答した。プロスタで『doesの後は原形』と確認。Fスタでは違う動詞で疑問文を3問作り、翌日家庭で答えを隠して解く。3日後に別の単元と混ぜて5問解き、継続して正解できるか確認。これは学校が指定する実際の利用手順ではありません。
学校の先生による質問対応を受けた後に、本人が自分で解く工程を持つことで理解の定着を確かめられます。学校内での質問・自習支援が十分に機能している場合は、外部指導を追加する前にその方法を続けてみましょう。
14日間の改善計画|学校のプロスタ・Fスタ・定期考査を連携
次は慶英会の家庭向け練習モデルです。プロスタの正式な授業日程、Fスタの運用、学校の提出課題の順序を示すものではありません。定期考査が近い場合は学年の範囲表と提出物を最優先にし、学校内の支援が受けられる日に相談する内容を整理してください。
- 1日目:学校の直近の英語テストと教科書・課題を集め、語彙・文法・読解・英作文・音声のどこで失点したか分類する。
- 2日目:最も多い間違いの例文を3つ選び、どこが分からないかを質問メモへ書く。
- 3日目:学校の授業やプロスタの機会を利用し、教員に誤答と本人の疑問を示して相談する。
- 4日目:説明を見ずに類題を解く。解けなければ学校の例文に戻って不足したルールを再確認する。
- 5日目:Fスタなど利用可能な自習環境で、前に誤答した文法を別の主語・単語に置き換えて解く。
- 6日目:学校の定期考査範囲の長文から、文の主語・動詞・理由を示す部分を探す。
- 7日目:初日に間違えた問題を再テストし、まだ残る誤答を次の教員への質問としてまとめる。
- 8〜9日目:新しい問題の中で同じ文法を使う練習。現在の学校課題を進めながら必要な中1内容へ戻る。
- 10日目:学校の英作文課題から、自分で作った英文を主語・時制・語順・意味の4項目で点検する。
- 11日目:学校の許可された音声教材で聞き取りを確認。英検受検予定なら公式問題の音声形式も別に確認する。
- 12日目:英検の目標級の現行形式を調べ、学校の課題との優先順位を整理する。
- 13日目:今週直した誤答を別の単元と混ぜて確認し、答えを暗記しただけでないか確かめる。
- 14日目:初回と別の問題で正答できるようになったか記録し、次のプロスタ・Fスタで質問すべき箇所を一つ決める。
14日間で必ず得点や英検の級が上がるという意味ではありません。学校の補習や担当教員への質問を利用しても同じ誤答が繰り返される場合、学習の優先順位を個別に整理することが考えられます。
英検と学校の定期テストを両立する3つの判断
- 学校の文法が不安定:まず授業で習った単語・疑問文・時制を理解し、定期考査範囲を見ずに解けるようにする。
- 学校の成績は安定:受験予定級の英検公式過去問で、読解・リスニング・ライティング・面接の到達度を確認する。
- 考査直前:英検用の新しい問題集を大量に増やすより、学校課題・提出物・返却答案の誤答を優先する。
英検は日本英語検定協会の公式試験情報で級ごとの形式を確認してください。学校公式のカリキュラムに英検の特定級が必須の進級条件と明記されていない限り、資格の有無だけで本人の学内評価を断定しないことが重要です。
2026年6月更新の「生徒の1日」から学習時間を考える
学校公式の「生徒の1日」では、2026年度中学校の朝礼開始は8時45分、授業は9時05分から始まる例が示され、7限目は週2日と記載されています。放課後にプロスタとFスタが紹介されていますが、記事だけで全員が同じ曜日・時刻に両方を利用するとはいえません。部活動や帰宅時間、学校が指定する課題を優先し、毎日の負担が大きくならないよう復習の内容を絞りましょう。
例えば学習時間の記録を「英語45分受講した」だけで終わらせず、「授業後に理解した文法を翌日3問自力で解けた」にする方法があります。これは独自の家庭学習上の提案です。授業時間を短くしたり、学校の必修講習を任意扱いしたりするものではありません。
保護者様が週1回だけ確認したい5項目
- 学校の指定教材と現在の定期考査範囲、提出期限を把握できているか。
- プロスタで先生に聞いた問題と、説明を受けた後の再テスト結果が分かるか。
- Fスタなどの自習時間で、どの誤答を自力で解消したか説明できるか。
- 中1・中2の基本英文法が長文読解・英作文の中でも使えるか。
- 英検の学習が学校の英語の課題や他教科の提出物を圧迫していないか。
よくある質問|エトワールの英語プロスタ・Fスタ
Q.エトワールの英語プロスタは45分ですか?
学校公式カリキュラムには放課後の必修講習として英語1単位・各45分と記載されています。具体的な開講曜日・実施回数は在籍学年の当年度の案内で確認してください。
Q.プロスタとFスタは同じものですか?
異なります。プロスタは複数の教員へ質問できる学習機会、Fスタは卒業生が自習ルームで学習を見てくれる放課後支援として公式に紹介されています。
Q.プロスタで英語が苦手な生徒だけが補習を受けますか?
学校は基本定着から発展的な学習まで幅広く対応すると説明しており、英語が苦手な生徒に限る制度とは説明していません。
Q.英語で平均点以下だと必ず外部塾が必要ですか?
必ずしも必要ではありません。プロスタ・Fスタで質問と復習を重ね、学校の答案で誤答が減っているなら、校内の支援を活用し続ける方法があります。複数単元で同じ誤りが続き、独力では復習の順序が決まらない場合に個別の学力診断を検討できます。
Q.プルミエや関学コースも同じ英語プロスタがありますか?
今回の学校公式カリキュラムはエトワールの必修プロスタを明記しています。他コースの制度を同一と断定せず、各コースの現在の学校案内で確認してください。
Q.NEW TREASUREを使用していますか?
確認した公式カリキュラムとエトワールコース紹介だけでは、2026年度の中1・中2がNEW TREASUREを採用しているとは断定できません。配布された教科書・副教材の現物を確認してください。
帝塚山学院中学校エトワールの英語にお困りのご家庭へ
慶英会では、中高一貫校の中学1・2年生を中心に、学校の教科書・副教材・定期考査答案・英作文・英検の目標に合わせたオンライン個別指導を行っています。学校のプロスタ・Fスタを活用しても英文法の誤りが続く場合、学校教材のどの単元へ戻り、何を自力で解けるようにするかを整理します。授業外には毎日のLINE学習サポートも提供しています。
定期テストの答案や学習課題に基づいて復習を設計したい保護者様は、慶英会公式サイトから最大1か月の無料体験・学習相談をご確認ください。慶英会は帝塚山学院中学校・高等学校の公式提携先ではなく、学校の成績・進級・英検合格などを保証するものではありません。
学校・英検の公式一次資料
- 帝塚山学院中学校・高等学校「カリキュラム」|エトワール英語・数学の必修プロスタ各45分
- 帝塚山学院中学校・高等学校「エトワールコース(中学)」|教員によるプロスタ、卒業生によるFスタ
- 帝塚山学院中学校・高等学校「生徒の1日」|2026年6月更新の生活例
- 日本英語検定協会|級別の正式出題形式
情報確認日:2026年10月12日。学校公式に確認した制度と、慶英会が独自に作成した例題・学習法を区別しています。プロスタ・Fスタの利用条件、当年度の時間割、テスト範囲、進級・コースの取り扱いは学校からの最新の正式案内を優先してください。