四天王寺東中学校に通う中学1・2年生で「学校の英語についていけない」「放課後の無料個別学習会に参加しても定期テストの点数が伸びない」「英検の勉強と学校の提出物を両立できない」とお悩みの保護者様へ。最初にすべきことは塾や問題集を増やすことではなく、学校の返却答案から失点を一つ選び、個別学習会で質問し、翌日に答えを見ずに再現できるか確かめることです。学校が2026年5月25日に発表した「個別学習」によれば、卒業生の現役大学生が生徒2名を受け持ち、放課後、週1回45分、授業の復習・発展・学習方法を無料で支援しています。2026年度は中学生約65%が参加し、チューター約30名と公表されました。また同年度から学校週5日制・2学期制となり、原則平日7限授業です。本記事では学校の公式事実と慶英会独自の練習方法を区別し、学習会の45分の使い方、英語12問診断と解答、14日間の定期考査対策まで具体的に紹介します。
四天王寺東中学校の「個別学習会」とは:2026年度の公式情報
四天王寺東中学校・高等学校の公式記事「個別学習」(2026年5月25日)では、次の制度内容が紹介されています。
- 指導する人:同校を卒業した現役大学生のチューター。
- 学習形態:チューター1名が後輩の生徒2名を支援する形式。
- 実施:放課後に週1回、1回45分。
- 内容:学校の授業の復習、発展的な学習、学習方法の相談。
- 費用:生徒は無料で受講できる。
- 学校発表時点の規模:2026年度に中学生の約65%が参加、チューターは約30名。
約65%と約30名は、2026年5月25日に公表された当時の状況です。今後の参加率・募集人数を保証する数値ではありません。また、学校の活動報告だけから「すべての学年で英語を毎週必ず指導」「英検の全級に対応」「希望すれば同じ担当者が継続」といった条件を断定できません。参加方法、募集時期、受講教科、時間帯、実施場所は学校の現年度の案内を優先してください。
無料の学校学習会と外部の個別指導は、まず役割を分ける
学校で実施する個別学習会の強みは、在籍校の授業とつながる復習の機会があり、費用負担なしに卒業生チューターへ質問できる点です。したがって、まず校内の制度を確認し、教科書・ワーク・返却答案の「分からない箇所」を具体化することを勧めます。家庭では、学習会に参加した事実ではなく、教えてもらった問題を本人が次の日に解けたかを確認します。
一方、学習会で質問できる範囲が限られる、過去の学年の文法が大きく抜けている、学校の英語と英検の弱点が複数の技能に分かれるなどの場合は、外部の個別指導で学習全体を整理する方法もあります。ただし外部指導が必須とは限りません。学校の支援を十分利用し、何が残っているかを見て判断してください。
個別学習会の45分を効果的に使うためのモデル
以下は慶英会が考える家庭での準備・質問のための時間配分例です。四天王寺東中学校の公式な学習会運営手順や教員・チューターへの指示ではありません。本人の質問内容や現場の進め方を優先してください。
- 事前準備:返却答案または学校ワークから、本人が自力で直せない問題を2〜3問選び、誤答と質問をメモする。
- 0〜5分:今週最も困っている問題と、自分がどこまで分かったかを共有する。
- 5〜20分:優先度が高い1問の解説を受け、なぜ間違えたかを本人の言葉で説明する。
- 20〜35分:主語・時制・単語を一つだけ変えた類題を本人が答えを見ずに解く。
- 35〜42分:もう1問の疑問点を確認するか、前の単元で残った穴を確認する。
- 42〜45分:次の日に自力で再テストする2問と、使う学校教材を決める。
実際には学校が定める進行方法に従ってください。45分ですべての失点を克服しようとせず、1つの誤りを本当に直せる状態にする方が、質問をたくさん持参するだけより成果を判断しやすくなります。
質問メモの作り方:英語が苦手な中1・中2の具体例
- 悪い例:「英語が全部分かりません」。どこから説明すべきかチューターにも判断しにくい。
- 改善例1・中1:「He doesn’t like tennis. のdoesn’tの後は、なぜlikesではないのですか。Theyが主語でも同じですか」。
- 改善例2・中2:「I have lived here for three years. のforとsinceをどう区別しますか。学校ワークの問8で間違えました」。ただし現在完了を学校で習っている場合に限る。
- 改善例3・読解:「第2段落のSheの指す人物が分かりません。何を手がかりに確認すればよいですか」。
- 改善例4・英作文:「becauseの後で動詞が抜けます。自分の答案と修正文を比べて確認してほしいです」。
教えてもらったらノートに正解を写すだけで終わらず、次の日に同じ英文の主語や時間表現を変えて書いてみましょう。問題のコピーを大量に増やさず、学校で配布された範囲に絞ります。
中1は最初に「単語の綴り・主語・動詞」を診断する
中学1年生の英語でありがちな問題は、単語の意味を知っていても書けない、be動詞と一般動詞を混ぜる、疑問文の語順で止まるという3種類です。例えば「He is play soccer.」は通常「He plays soccer.」か、進行中の意味なら「He is playing soccer.」であり、意味に応じて動詞を使い分けます。「Does she likes music?」は「Does she like music?」へ直し、doesの後は動詞原形になると説明できるか確認します。
中1でも学校の学習進度には個人差があるため、まだ習っていない文法を学年全員の試験範囲と決めつけず、配布教材と範囲表を最優先にしてください。書き取りが弱ければ日本語を見て英単語を書く練習、語順が弱ければ簡単な肯定文・否定文・疑問文の3点セットで再テストすると原因を切り分けられます。
中2は既習文法の「主語変更・時制変更・応用英作文」で差が出る
中2になると、過去形や助動詞、不定詞などすでに習った事項と新しい文法を組み合わせる問題が増えます。例えば「She wants to read the book.」と「She enjoys reading the book.」は、どちらも読書を述べても、want to+動詞原形とenjoy+動詞-ingの違いがあります。本人の授業で既習の単元に合わせて、1つの文を意味を変えずに書き換えられるか確認してください。
長文読解で得点できない場合、本文に知らない単語が多いのか、主語がつかめないのか、because・but・soなどのつながりを捉えられないのか、設問の根拠となる行を見つけられないのかを区別します。『長文が苦手だから大量に読む』だけでは、どこでつまずいたかを特定できません。
慶英会独自の英語12問診断:学習会で質問する箇所を見つける
次の12問は慶英会が自主学習用に作成したもので、四天王寺東中学校の定期考査、個別学習会の配布課題、英検公式問題からの転載ではありません。学校で未習の文法は結果の判定から外し、本人の現在の授業範囲にある問題を使ってください。
A:語彙・語順・基本文法(問1〜6)
- 問1:日本語「図書館」を英語で書きなさい。
- 問2:日本語「毎週」を英語2語で書きなさい。
- 問3:He (go / goes) to school by train. どちらが正しいですか。
- 問4:誤りを直しなさい:My sister don’t like dogs.
- 問5:疑問文にしなさい:You play tennis after school.
- 問6:誤りを直しなさい:We was busy yesterday.
B:読解・英作文・理由説明(問7〜12)
短文:Last Monday, Ayaka wanted to join the art club after school. However, she had to help her younger brother at home. She asked her teacher if she could visit the club on Thursday instead. The teacher said yes.
- 問7:Why couldn’t Ayaka visit the art club on Monday? 英語で答えなさい。
- 問8:Which day did Ayaka ask to visit the art club? 英語で答えなさい。
- 問9:短文のhoweverは、前の文と後の文をどのような関係でつないでいますか。日本語で答えなさい。
- 問10:英語にしなさい:「私は昨日、図書館で英語を勉強しました」。
- 問11:1〜2文の英語で答えなさい:Do you think students should read books every day? 理由も書きなさい。
- 問12:意味が不自然な英文を直しなさい:I enjoy to read books.(「読書を楽しむ」の意味)
12問の解答・解説
- 問1:library。スペルを書けるかを確認。
- 問2:every week。everyとweekの2語。
- 問3:goes。主語Heに対する三人称単数現在。
- 問4:My sister doesn’t like dogs. 主語が三人称単数なのでdoesn’t、後ろは動詞原形like。
- 問5:Do you play tennis after school? 一般動詞の疑問文はDo+主語+動詞原形。
- 問6:We were busy yesterday. 過去のbe動詞は主語Weに対してwere。
- 問7:Because she had to help her younger brother at home. 本文2文目が根拠。
- 問8:On Thursday. / She asked to visit the club on Thursday. 本文3文目。
- 問9:逆接・対比。「行きたかったが、家の用事があった」という関係。
- 問10:I studied English at the library yesterday. など。yesterdayに合わせ過去形studied。
- 問11:例:Yes, I do. Reading helps us learn new things. 意見と理由が一致していれば別解可。
- 問12:I enjoy reading books. enjoyの後は動名詞reading。
問1〜2で失点したら語彙の綴り、問3〜6なら基本文法、問7〜9なら本文の根拠・接続関係、問10〜12なら英文を自力で組み立てる練習を優先します。この12問だけで学校の成績や英検の合否を予測するものではありません。
定期考査14日前からの家庭学習プラン
学校公式の年間行事には、2026年度の2学期制に対応する前期中間・前期期末・後期中間・後期期末考査の時期が掲載されています。具体的な日程と英語の試験範囲は学年の配布資料を確認してください。以下は学校の試験日程ではなく、試験開始まで14日ある場合の家庭学習例です。
- 14〜12日前:学校の範囲表・ワーク・提出期限・小テスト答案を確認。直せない誤答を5つ選ぶ。
- 11〜9日前:個別学習会または教員への質問機会で、最優先の疑問を確認。帰宅後、同型の英文を自力で1問解く。
- 8〜6日前:学校ワークを解答を隠して再テスト。語彙・文法・読解・英作文の苦手分野を分ける。
- 5〜3日前:間違いが残った問題を主語・時制・語句を変えてもう一度解く。英文を単純に丸暗記しない。
- 2〜1日前:提出物の確認と苦手問題の最終復習。新しい難問を増やしすぎない。
2026年度からの週5日制・2学期制は同校校長挨拶でも説明されています。原則月〜金の7時間授業で土曜日が休業日になるため、放課後はすべての課題を詰め込まず、学校の提出物を優先して短い再テストを繰り返すことが大切です。
英検の学習は学校定期考査と別の対策も必要
英検と学校の英語には語彙・文法・リスニングなど共通する基礎がありますが、学校の出題範囲や指定ワークは、英検の公式問題と一致するとは限りません。まず学校の試験範囲・提出課題を優先し、受験予定の級については日本英語検定協会の公式情報で問題形式・面接の有無・日程を確認して準備します。
学校の個別学習会が英検指導にどの程度対応しているかは、2026年5月25日の活動報告だけでは確定できません。学校で質問できる部分と家庭や塾で別途補う部分を、本人の検定受験予定と学校の学習状況から区分してください。また公開情報だけで特定の英語教科書(NEW TREASUREなど)の全学年採用を断定しないでください。
保護者様は『45分受講した』より3つの改善指標を見る
- 解答の自力性:学習会で質問した問題を翌日に、ノートを閉じて解けるか。
- 応用性:主語・時制・単語を1つ変えた類題にも対応できるか。
- 学校の失点への接続:次の小テスト・定期考査で同じ種類の間違いが減っているか。
学習会の参加率や家庭の勉強時間だけを成果指標にすると、説明を聞いて分かった気になっている状態を見落とすことがあります。家庭では毎週、本人ができるようになった問題を1つ挙げられるか確認しましょう。
よくある質問
個別学習会は無料ですか?
2026年5月25日付の学校公式活動報告では、卒業生の現役大学生チューターが生徒2名を週1回45分指導し、生徒は無料で参加できると説明しています。現年度の募集方法や条件は学校に確認してください。
参加すれば英語の点数は上がりますか?
参加だけで得点向上を保証するものではありません。学習会で質問し、翌日に自力で解き直し、次の試験で同じ誤りが減っているかを確認してください。
2026年度は全員参加できますか?
学校は2026年度の参加率を中学生の約65%と公表していますが、全生徒に希望どおりの参加枠が用意されると保証するものではありません。受付・学年・教科・時間割などを学校に確認してください。
2026年度は土曜日も学校で授業がありますか?
学校公式の校長挨拶では、2026年度から平日7限・原則土曜休業の学校週5日制、2学期制を導入するとしています。行事・補習等の個別予定は学校の最新案内を優先してください。
個別学習会だけで英検にも対応できますか?
学校の2026年5月の紹介では授業の復習・発展・学習方法の支援が説明されていますが、英検の各級についての個別指導範囲や回数は断定できません。学校の担当者に確認し、必要な場合は英検協会の公式問題で別途練習してください。
学校の支援を使っても英語が苦手な場合の慶英会の学習相談
慶英会では、中高一貫校の中学1・2年生について、学校の英語教材・返却答案・小テスト・英作文から失点の原因を整理し、オンライン個別指導と毎日のLINE学習サポートで学校の英語学習を支援しています。四天王寺東中学校との公式な提携や、同校の個別学習会を運営しているという意味ではありません。学校の個別学習会を活用しても同じ文法で失点する、質問をどう整理してよいか分からない、学校と英検の勉強を両立できないという場合は、本人の現在の課題に合わせた学習方法をご相談いただけます。学習相談・最大1か月の無料体験は慶英会公式サイトをご覧ください。
一次情報・確認日
- 四天王寺東中学校・高等学校公式|2026年5月25日「個別学習」
- 四天王寺東中学校・高等学校公式|校長挨拶(2026年度の週5日・2学期制)
- 四天王寺東中学校・高等学校公式|年間行事(前期・後期の考査)
- 日本英語検定協会|英検公式案内
確認日:2026年10月11日。学校の学習会・時間割・参加率等は2026年度の学校公表情報に基づきます。本記事の45分の配分、質問メモ、英語12問の演習・解説、定期考査14日間計画は慶英会が作成した学習提案で、学校の公式教材・学習会の運営規則・考査問題や学習成果の保証ではありません。