編集・監修:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)/公式情報確認:2026年10月18日。監修者・編集方針を確認。
結論:四條畷学園中学校の2027年度「算数特待チャレンジ入試」と「自己アピール入試」は、目的も専願・併願条件も試験内容も異なります。算数特待は併願者向け・2027年1月16日16:40集合・算数100点60分。一方、自己アピールは発展探究クラスへの専願・同日9:10集合・作文400字30分と保護者面接で、2026年10月19日から11月19日の事前エントリー・プレテスト参加・書類審査・11月28日の発表を要します。「算数が得意だから自己アピールが有利」「英検の加点が特待チャレンジにも付く」と決めつけるのは誤りです。
2026年10月31日(土)には、学校公式が午前10:00〜12:00の算数特待説明会(保護者対象)と午後14:00〜16:00の自己アピール説明会(児童・保護者対象)を別々に設定しています。公式イベント申込画面では午前の受付締切10月31日10:00、午後は同日12:00と案内されています。参加希望なら当日の締切を待たずに手続きしてください。説明会への参加が入試の出願資格になるという記載は確認できません。この記事では学校の2027年度募集要項と公式申込画面を照合し、2つの方式・出願日程・費用・併願可否を整理します。
まず比較|算数特待・自己アピール・一般1次は別の入試
| 項目 | 算数特待チャレンジ | 自己アピール | 一般1次 |
|---|---|---|---|
| 対象・条件 | 併願者向け。一般1次受験者も受験可能 | 専願。発展探究クラスを希望し、同年度プレテスト1回以上受験 | 一般入試では専願・併願の区別なし |
| 試験日 | 2027年1月16日(土) | 2027年1月16日(土) | 2027年1月16日(土) |
| 集合時間 | 16:40 | 9:10 | 9:10 |
| 試験 | 算数100点・60分 | 400字・30分作文、保護者面接 | 国語100点50分・算数100点50分 |
| Web出願 | 12/1 9:00〜1/15 16:00 | 12/1 9:00〜1/14 16:00(秋に別途事前選考) | 12/1 9:00〜1/14 16:00 |
| 結果発表 | 1/17 8:00 | 1/16 21:00 | 1/16 21:00 |
| 入学金納入期限 | 1/22 18:00 | 1/19 18:00 | 1/19 18:00 |
| 検定料 | 20,000円、特別入試は同時出願割引対象外 | 20,000円、特別入試は同時出願割引対象外 | 20,000円。一般入試間の同時出願割引あり |
募集人員の140名は学校公式では学内進学者を含む数字です。自己アピールの応募人数15名を単純に140名へ加え、全体定員155名と解釈してはいけません。また、出願期間は学校公式の表示に基づくもので、出願手続きの完了、支払、受験票印刷は別途案内に従ってください。
10月31日説明会を選ぶ|午前と午後で対象者・締切が異なる
| 確認事項 | 午前:算数特待チャレンジ | 午後:自己アピール |
|---|---|---|
| 2026年10月31日 | 10:00〜12:00 | 14:00〜16:00 |
| 学校案内上の対象 | 保護者 | 児童・保護者 |
| 公式申込締切 | 10月31日10:00 | 10月31日12:00 |
| 知りたい内容 | 算数1教科・特別奨学生・併願条件・合格後の学費 | プレテスト・活動資料・3〜5分発表・専願・作文 |
| 予約先 | 学校公式イベント申込 | 学校公式イベント申込 |
学校公式の入試NAVIにイベント日程が掲載されています。申込画面には説明会が別イベントとして登録されています。午前の算数特待説明会に登録したからといって午後の自己アピール説明会にも予約できたとは限りません。各イベントの申込完了画面と通知メールをそれぞれ確認してください。直前に定員・受付状況・開催方法が変わる可能性があります。
算数特待説明会で確認したい質問
- 60%以上の得点率で特待『候補』になるというQ&Aについて、最終的な認定・S/A/B区分は何により決まるか。
- 特待チャレンジで不合格の場合でも一般1次入試の合否判定と独立して扱われるか、また受験順序はどうなるか。
- 一般1次の受験者が夕方の特待入試も受ける場合、Web出願と受験票はそれぞれ必要か。
- S/A/B特待の適用期間と更新基準、他の学費減免制度との併用可否。
- 夕方の入試が終わった後の帰宅や合格者の入学金手続きの締切について。
自己アピール説明会で確認したい質問
- 10月19日開始の事前Webエントリーと12月1日からの本出願の違い。
- 11月14日プレテストに参加予定の場合、11月19日の応募期限までに参加履歴をどのように確認するか。
- 自己アピール資料の対象期間(小学5・6年)と、証明資料がない活動の書き方。
- 11月28日の3〜5分発表で動画・資料・道具を使いたい場合、持込規則や設備はどうなっているか。
- 11月30日の認定結果と、万一不認定の場合の一般入試出願・専願条件の関係。
算数特待チャレンジは『60%で特待確定』ではない
公式募集要項Q&Aは、算数特待チャレンジの難度について「公開模試(五ツ木・駸々堂模試10月・11月)と同程度」と記載し、60%以上の得点率で候補になると説明しています。算数100点満点なら60点が候補の目安に当たりますが、60点を超えれば特待決定、授業料全額免除という保証ではありません。 特待生の選抜は最大10名、区分はS・A・Bであり、正式な認定結果と条件は学校の通知に従います。
また一般1次試験にも別枠の特別奨学生制度があり、要項では品行方正かつ1次試験上位15番以内、または特待チャレンジ入試上位10番以内を対象としています。『一般1次の上位15人』と『特待チャレンジの上位10人』を合算し、誰でも自動的に25人の特待になると断定しないでください。両試験の選考と認定区分は学校側が決めます。
学費にどれほど差が出る?2026年度第1学年実績での仮試算
学校公式の2026年度第1学年実績は、年間授業料630,000円、年間諸費用等を含む合計795,270円、入学金200,000円、別途タブレット約100,000円と制服・用品約130,000円です。以下は2027年度の確定学費ではなく、2026年度実績の数字で初年度負担を単純試算したものです。特待の適用期間や学校が定める細かな対象費目は入学前に確認してください。
| 区分 | 公表される減免内容 | 仮の初年度支出(2026年度単価) |
|---|---|---|
| 特待なし | 減免なし | 約1,225,270円 |
| B特待 | 入学金200,000円免除 | 約1,025,270円 |
| A特待 | 入学金200,000円+授業料の半額免除 | 約710,270円 |
| S特待 | 入学金200,000円+授業料全額免除 | 約395,270円 |
計算は「年間諸費用等795,270円+入学金200,000円+タブレット約100,000円+制服等約130,000円」から、それぞれの免除相当額を控除した参考額です。2027年度の学費改定、特待適用学年、課外活動・追加教材・行事費等の変動を含めません。概算を正式請求額や学校からの保証と誤解しないでください。仮に特待を狙う場合も、学習負荷や併願先の機会費用と合わせて判断する必要があります。
専願・併願の違いが最重要|家庭の進路方針別に判断
第一志望が四條畷学園で、入学後の探究活動を重視する場合
自己アピールは学校に合格したら入学する専願です。活動の実績や過程と、中学での学びを本人の言葉で伝えたい児童に向いています。事前選考の期間が秋にあるため、2026年10月19日〜11月19日の応募を失念すると、その方式を使えるとは限りません。書類の準備、本人の手書き作文、11月28日の発表練習が必要です。具体的な手続きは自己アピール入試の実務ガイドで確認してください。
他校を第一志望にしつつ算数の強みを評価してほしい場合
学校が算数特待チャレンジを併願者向けと案内しています。1月16日夕方に算数60分を受験し、特待候補になる仕組みですが、出願期日と結果発表・入学金納入期限は一般1次と異なります。『特待生だけで入学できる』『免除だけ受けて他校に進む』といった条件は要項にないため、合格後の入学手続きを現実的に検討します。
英検や漢検の加点を利用したい場合
2027年度の英検・漢検・数検等による加点制度は、一般1次試験にのみ適用されると学校公式に明記されています。英検4級10点、3級15点、準2級以上25点などが対象ですが、算数特待チャレンジの算数100点や自己アピールの作文へ同じ点数を足す仕組みではありません。検定資格コピーの簡易書留締切は2027年1月9日消印有効で、Web出願とは別の手続きです。英検加点の詳細は2027年度入試の英検優遇ガイドに整理しています。
もし1月16日に一般1次と算数特待の両方を受けるなら
学校の募集要項Q&Aでは一般1次を受けた児童も算数特待チャレンジを受けられるとされています。集合時刻は一般1次が9:10、算数特待が16:40で、同じ日でも別の時間帯です。ただし2つの方式を受ける場合に必要な出願操作、受験票、検定料、会場移動・食事・当日の体力管理は学校の案内で確認してください。一般1次と特別入試の同時出願減額を前提に予算を立てないようにします。
算数特待を検討する児童向け|慶英会独自の基礎・応用8問
学校公式が参考に挙げる五ツ木・駸々堂模試の実問題や、四條畷学園の過去問を再現するものではありません。以下は計算精度、割合、速さ、規則性、面積の弱点を家庭で診断するための慶英会による独自問題です。実際の特待チャレンジ試験と同じ出題内容・難度・配点ではなく、学習点検用に設計しています。
- 問1.7/12+5/18 を約分して答えなさい。
- 問2.2.5×1.6-1.2 を計算しなさい。
- 問3.2,400円の品物を15%引きで買った。代金はいくらですか。
- 問4.時速90kmで36分進むと、何km進みますか。
- 問5.縦8cm、横12cmの長方形の面積と周の長さを答えなさい。
- 問6.女子が18人、男子:女子=3:2のクラスがある。男子は何人ですか。
- 問7.1から100までの整数で、3の倍数だが6の倍数ではないものは何個ですか。
- 問8.上底10cm、下底16cm、高さ7cmの台形の面積を答えなさい。
解答・解説|どこを見直すべきか
- 問1.31/36。分母36にそろえると21/36+10/36。
- 問2.2.8。2.5×1.6=4.0、4.0-1.2=2.8。
- 問3.2,040円。定価×(100-15)%=2,400×0.85。
- 問4.54km。36分=0.6時間、90×0.6。
- 問5.面積96㎠、周の長さ40cm。8×12、(8+12)×2。
- 問6.27人。女子18人が比2に相当するので1単位9人、男子は3単位。
- 問7.17個。3の倍数は33個、6の倍数は16個。33-16。
- 問8.91㎠。(10+16)×7÷2。
解けなかった問題を全て同じ難度の問題で練習する必要はありません。分数・小数の計算が不安定なら計算の基礎へ戻る、割合・速さを取り違えるなら『どの単位で答えるか』を整理する、規則性でミスが続くなら最初の数項を書き出して検証する、といった原因別の復習が有効です。時間は目安として8問20分程度で取り組み、解き方を後から説明できるか確認してください。
出願前に家庭で確認したい10項目
- ① 本人が専願を希望するのか、他校を第一志望とする併願なのか。
- ② 10月31日の参加したい説明会は午前と午後のどちらか。対象が保護者のみか、児童・保護者か。
- ③ 説明会申込締切時刻を確認し、完了メール・予約番号を保存したか。
- ④ 自己アピールの年度内プレテスト受験を済ませたか、11月14日に受けられるか。
- ⑤ 自己アピール書類の本人手書き200~400字作文・証明資料・通知表コピーをそろえる時間があるか。
- ⑥ 11月19日の事前エントリーと書類消印期限を把握しているか。
- ⑦ 算数特待のWeb出願締切が1月15日16時で、一般1次・自己アピールは1月14日16時であることを確認したか。
- ⑧ 特待の『60%で候補』と『最大10名の選抜』を正しく区別しているか。
- ⑨ 合格発表日時、入学金手続き期限を家族のカレンダーに登録したか。
- ⑩ 学校から通知される2027年度の正式な学費・特待適用期間・維持条件を確認する予定があるか。
よくある質問
Q1.10月31日の算数特待説明会と自己アピール説明会は同じ申込ですか?
いいえ。学校の公式申込画面では10:00と14:00開始の別イベントとして掲載されています。対象者・締切時間も異なります。
Q2.10月31日の説明会を欠席したら本試験に出願できませんか?
2027年度募集要項では説明会への出席自体を両方式の出願必須条件として列挙していません。ただし手続きや個別事情は学校へ確認してください。
Q3.算数特待は60点以上で授業料全額免除ですか?
いいえ。学校公式の表現は60%以上で『候補』です。正式な特待認定とS・A・B区分は学校の選考によります。
Q4.英検準2級の25点は算数特待の100点にも足せますか?
学校公式は英検等による加点を一般1次試験に限るとしています。特待チャレンジにもそのまま加点されるとは記載されていません。
Q5.特待チャレンジと一般1次は同じ日に受けられますか?
学校公式Q&Aは一般1次受験者も特待チャレンジを受験可能としています。午前と夕方の別時間帯なので、申込手続きは各方式の案内で確認してください。
Q6.自己アピール入試は作文だけで、11月の面接はありませんか?
11月28日に本人による3〜5分発表と質疑応答の面接があり、認定後は1月16日に作文と保護者面接を行います。
Q7.自己アピールに英検の資格を利用できますか?
資格の写しを自己アピール資料として提出する場合と、一般1次試験の得点への加点は別です。証明書の対象期間等も自己アピール要項で確認してください。
Q8.算数特待でS特待になれば、制服や端末まで全額無料ですか?
学校公式が示すS特待は入学金免除・授業料全額免除です。制服・端末など他の諸費用まで全て免除すると断言する根拠はありません。
中学入学後の英語学習まで見据えた準備
四條畷学園中学校は3年制です。入試で算数を武器にしても、入学後は学校の教科書・単語テスト・英作文・英検といった英語学習が始まります。算数の得点と英語の実力を別々に把握し、春休みにはbe動詞・一般動詞・語順・基本語彙を少量ずつ確認する方法が有効です。四條畷学園中学校の英語・定期テスト対策には、学校の学習支援と家庭学習の進め方をまとめています。
慶英会では学校別の英語・英検・定期テストを個別に確認し、最大1か月の完全無料体験を案内しています。入学後の学習準備や学校の英語について相談が必要な方は、慶英会のWeb無料学習相談フォームから現在の学年・英検級・教材・困っていることを分かる範囲でお知らせください。学校の監修・提携・合格保証を意味するものではありません。大阪府東部・南部の学校別記事一覧からほかの学校も確認できます。
参考にした主な公式情報
- 四條畷学園中学校|2027年度生徒募集要項・特待制度・自己アピール要項(特待方式・得点・学費・選考・日程)
- 四條畷学園中学校|ミライコンパス学校説明会イベント一覧(2026年10月31日の両説明会・申込締切)
- 四條畷学園中学校|入試関連行事予定(イベント対象・本入試科目)
- 四條畷学園中学校|入試NAVI(説明会・プレテスト)
※数値は2026年10月18日時点の公表資料を確認したものです。特待費用の仮試算は2026年度第1学年実績による参考例で、2027年度の正式請求額・入試結果を保証しません。算数8問は慶英会独自に作成した演習で、学校公式問題や合格最低点の予測ではありません。募集日程・イベント受付・学費は学校の最新情報をご確認ください。
