2027年度の渋谷教育学園幕張中学校(渋幕)の帰国生入試を受ける小学6年生と保護者へ。学校は2026年10月7日に2027年度の正式な「帰国生カード・プリエッセイ」様式を公開しました。帰国生入試は2027年1月20日(水)、Web出願は2026年12月15日9時〜2027年1月10日15時、帰国生カードとプリエッセイは1月10日(日)当日消印有効の簡易書留で郵送します。Web決済が終わっただけでは郵送は完了しません。新様式は本人による黒のペンの記入が必要で、日本語の自己アピールと英語のプリエッセイを区別します。
帰国生の選考は英語筆記・リスニング(50分)、英語エッセイ(30分)、日英両言語による面接です。帰国生カードには英検・TOEFL・TOEICの資格記入欄がありますが、学校公式2027年度要項FAQでは、英語資格は合否判定の材料にしないと明記しています。資格を取得していることと、初見の文章を読み、制限時間内に自分の考えを書き、質問へ英語や日本語で回答できることを分けて確認する必要があります。
本記事は学校の2027年度中学入試要項と10月7日公開の帰国生カード・プリエッセイを根拠に、提出実務・記入方法を説明し、慶英会が新規制作した独自24問と全解答を掲載します。独自問題は学校の過去問・本試験を転載したものではありません。提出する日本語自己アピール・英語プリエッセイは、必ず志願者本人が自分の実体験に基づいて記入してください。

監修:慶英会 塾長(慶應義塾大学卒・英検1級)。学校の正式資料と慶英会独自の教材を区別して記載します。最大1か月無料体験・Web学習相談。
2027年度渋幕帰国生入試|出願期間、郵送、試験時間と合格後の手続き
- 募集:約20名、男女共学。受験料28,000円。
- Web出願:2026年12月15日(火)9時〜2027年1月10日(日)15時。入力と決済の両方を期間内に終える。
- 書類提出:新様式の帰国生カード・プリエッセイをA4に印刷し本人が記入。宛名状を貼った角形2号封筒を用い、1月10日当日消印有効で簡易書留郵送。受験票は郵送せず持参。
- 試験:2027年1月20日(水)。英語の筆記・リスニング9時〜9時50分、当日エッセイ10時10分〜10時40分、日英面接11時10分から。
- 合格発表:1月24日(日)14時頃、学校ホームページ。入学手続きは1月25日(月)15時まで。
- 最終手続き:2月7日(日)に本人・保護者が来校。2月19日は保護者説明会。学校の「合格者のしおり」が最優先。
以上は2027年度中学入試要項PDF(2026年7月21日公開)の内容です。受験区分・応募資格・手続き上の例外は公式要項で確認し、検索記事の記載が変更された場合は学校の最新の出願画面と通知を優先してください。
10月7日新様式の記入ルール|日本語自己アピールと英語プリエッセイ
学校の帰国生カード・プリエッセイPDF(5ページ)には、白色のA4コピー用紙への印刷(レターサイズ不可)、黒のペンで記入、余白へ増補したり別紙を添付したりできないなどの指定があります。帰国生カードの自己アピールは志願者本人が日本語で記入し、プリエッセイのB欄では同様の実績・趣味・体験を英語で要約します。各ページの縦横と署名・受験番号の欄も確認します。
就学前・小学校の履歴は海外での学校だけでなく、日本国内で通った学校も記入します。滞在した都市ごとに改行し、海外の学校名は英語で記載。年齢は満年齢、滞在期間は1か月未満の端数を繰り上げるという指定があります。これらは学習塾へ本人の住所や学校歴を送って確認する必要はなく、家庭で学校公式の記入例と照合して準備してください。
プリエッセイA欄は「冒険」の意味を本人の言葉で説明する
2027年度プリエッセイA欄では、英語の「adventure」という語が自分にとって何を意味するか、実際の経験や文学・時事的な出来事などを例に英語で説明するよう求められています。遠くへ旅行した経験がなければ書けないという意味ではありません。転校後に友達へ話しかけた、新しい文化で考え方を変えた、初めて科学研究を発表したなど本人が実際に経験し、その時何を学んだかを整理するとよいでしょう。
最初に結論を一文で述べ、次に自分の実体験から一つを説明し、最後にその経験で考えがどう変わったかを伝える構成を練習できます。ただし学校が合否を判断するルーブリック・英語の採点方法は公開されていないため、ここで提案する順序が公式の正解であるとは断定できません。自分がしたことと他人から聞いたことも分けましょう。
B欄は日本語自己アピールと同じ経験を英語で短くまとめる
帰国生カードの日本語欄に書いた実績、活動、趣味などをB欄の英語で要約するためには、活動した場所、期間、具体的な行動、本人の学びを整理することが重要です。英検準1級などの高い級を記載しても、それが学校の合否判定で直接評価されるとは限りません。本人の経験を保護者が作った実績に置き換えず、英語へ直訳する際も事実と時制が一致するか確認してください。
帰国生入試と一次入試は併願できる?
渋幕の2027年度要項FAQは、帰国生入試と一次入試の両方を受験できると説明しています。両方の試験へ出願する場合、インターネットの「同時出願」を選べば受験番号が共通になります。帰国生で不合格でも、一次入試で合格点を取れば合格となると学校は説明しています。一次入試は1月22日で国語・算数・社会・理科が対象です。千葉大学附属中学校など別校の併願不可規定を渋幕に流用しないでください。
英検・TOEFLなどは帰国生カードへ書けても合否判定の材料とは別
学校公式の帰国生FAQでは英検・TOEFL・TOEIC等の資格は帰国生カードへの記載欄があっても、合否の判定材料としない旨が明示されています。資格の学習が不要だという意味ではありませんが、筆記・リスニング・時間制限のある英作文・英語と日本語の面接を、本人の現在の技能に合わせて練習する必要があります。帰国生英語クラスも入試の帰国生合格だけで自動的に参加できると保証されていません。
渋幕2027帰国生向け|慶英会オリジナル24問と全解答・解説
以下の独自24問は、英語の書く力・自分の経験を説明する力・英語面接の応答を練習するため慶英会が制作しました。公式プリエッセイの設問を転載・模倣した過去問・模範解答ではありません。学校が正式に記入を求めるプリエッセイは本人の経験を本人の言葉で書きます。問17〜24のモデル回答は架空の設定なので、提出文へコピーしてはいけません。
問題1〜8|主語・時制・前置詞・文のつながりを正しく直す
- 1.I lived at London for two years. の前置詞を正しく直す。
- 2.She enjoy working with classmates. を正しく直す。
- 3.I was very exciting before the presentation. を正しく直す。
- 4.I decided to joining the science club. を正しく直す。
- 5.It was difficult communicate in a new language. を正しく直す。
- 6.Because I was nervous, but I tried to ask questions. の文のつながりを正しく直す。
- 7.This experience teach me the value of listening. を過去の体験として正しく直す。
- 8.I learned how listen to different opinions. を正しく直す。
問題9〜16|自分の行動や学びを簡潔な英文へ
- 9.『新しい学校で自分から友達に話しかけました』を英語一文で書く。
- 10.『最初は難しかったですが、少しずつ慣れました』を英語一文で書く。
- 11.『相手の意見を聞いて、私は考えを変えました』を英語一文で書く。
- 12.『私たちは一緒に発表の準備をしました』を英語一文で書く。
- 13.『その活動を通じて協力の大切さを学びました』を英語一文で書く。
- 14.『失敗しても、もう一度挑戦しようと決めました』を英語一文で書く。
- 15.『私の趣味は読書と写真撮影です』を英語一文で書く。
- 16.『将来は科学と環境についてさらに学びたいです』を英語一文で書く。
問題17〜20|架空の学校体験を振り返る英文作成
- 17.Describe a challenge at a new school in two original sentences.(新しい学校での課題を二文で)
- 18.Explain how you learned something from someone with a different opinion.(意見が異なる相手から学んだ経験を)
- 19.Describe one activity you joined and what you learned from it.(参加した活動と学びを)
- 20.Explain what you might do differently if you faced the same problem again.(同じ問題なら次にどうするか)
問題21〜24|英語・日本語面接につながる応答の練習
- 21.In an interview, explain why you would like to join an inquiry or discussion activity.(討論や探究への関心を)
- 22.If asked about a book or project, explain one specific example and why it matters.(読書・プロジェクトの例を)
- 23.Ask politely for a difficult interview question to be repeated in English.(質問を聞き返す)
- 24.Explain what trying something unfamiliar means to you, and give one short reason.(知らないことへ挑む意味を一文+理由で)
24問の解答とポイント
問1〜8|文法の訂正
- 1.I lived in London for two years. 都市名の前はinを用います。学校歴の都市名・期間は事実に合わせる。
- 2.She enjoys working with classmates. Sheは三人称単数。enjoyの後は動名詞workingです。
- 3.I was very excited before the presentation. 本人の感情はexcited。excitingは物事の特徴。
- 4.I decided to join the science club. decide toの後は動詞原形join。
- 5.It was difficult to communicate in a new language. It was difficult to+動詞。
- 6.Because I was nervous, I tried to ask questions. Becauseとbutを無理に重ねない。I was nervous, but I…も可。
- 7.This experience taught me the value of listening. 過去の経験ならteachの過去形taught。
- 8.I learned how to listen to different opinions. how toの形でtoを補う。
問9〜16|短文英作文
- 9.I spoke to a new friend at my new school. 本人の実体験ではなく一般的な英作文モデル。
- 10.It was difficult at first, but I gradually became comfortable. 文の前半と後半に時間の変化がある。
- 11.I changed my mind after listening to another person’s opinion. after+動名詞。
- 12.We prepared for the presentation together. 準備の対象と行動を明確にする。
- 13.I learned the importance of cooperation through that activity. throughで経験を通じた学びを示す。
- 14.I decided to try again even after I failed. 行動と決意を区別する。
- 15.My hobbies are reading and photography. hobbiesは複数。
- 16.I want to learn more about science and the environment in the future. want to+原形。
問17〜20|経験と学びの説明
- 17.At first, I found it hard to speak in class. I started by asking one question each week. 架空の例。問題→小さな行動のつながりを示す。
- 18.A classmate explained a different idea. I listened and changed my opinion about our project. 別の立場を聞いて考えが変わることを示す。
- 19.I joined a school reading club. I learned to listen to other people’s interpretations. 活動・学びをそれぞれ具体的に述べる。
- 20.Next time, I will ask for help earlier. I will also make a simple plan before I begin. 振り返りが次の行動につながることを示す。
問21〜24|面接応答例
- 21.I would like to compare different ideas and explain my own reasons clearly. 学校が公式にこの質問をするとは限らない。
- 22.I read a book about ocean animals. It made me curious about how pollution affects their lives. 具体例と自分の関心を結びつける。
- 23.Could you repeat the question, please? 聞き取れないときに質問を正確に理解しようとする。
- 24.To me, trying something unfamiliar means being willing to learn. It helps me grow even if I make mistakes. 『冒険』をどう考えるかの独自練習例。本人の経験ではないので提出しない。
採点するときは語彙が難しいかより、文の主語・時制が正しいか、経験の事実と本人の考えを区別できるか、どう学んだか具体的に説明できるかを重視してください。この練習で24問すべて正解しても渋幕の帰国生入試の合格や英語エッセイの得点を保証するものではありません。
また、プリエッセイAの学校指定テーマは正式PDFで確認し、例題で覚えた文章をそのまま提出しないことが重要です。本人の生育歴や国名、読書経験などを事実に反して装うことは避け、本人が面接で再び説明できる内容にしてください。学校が設ける正確な記入欄と制限時間が何より優先されます。
出願前の10項目セルフチェック
- 2027年度の正式帰国生カードとプリエッセイを学校公式ページからダウンロードした。
- 白のA4コピー用紙、黒のペン、指定された面の向き・別紙増補不可のルールを確認した。
- 海外・日本国内の学校歴、滞在都市、期間、使用言語を整理した。
- 海外の学校名は英語で、年齢は満年齢、1か月未満の期間は繰り上げて記入する。
- 日本語自己アピールを本人が考え、英語B欄の要約と事実が一致している。
- 英語A欄の「冒険」を本人の経験で定義し、根拠を説明している。
- Webの入試区分を確認して12月15日〜1月10日の申込と決済を行う予定がある。
- 角形2号封筒に宛名状を貼り、1月10日消印有効で簡易書留郵送する。
- 1月20日の受験票と筆記具、面接が午後に及ぶ場合の昼食を準備する。
- 1月24日の合格発表、1月25日までの入学手続き、2月7日の来校予定を確認している。
これは慶英会による独自の実務確認表です。受験資格・提出書類の受理・合否を保証しません。具体的な質問は学校の正式な出願窓口へ確認し、帰国生カードなど本人の個人情報を含む書類を一般のコメント欄へ載せないでください。
英語学習相談は、出願代行やエッセイの代理執筆と分ける
慶英会は帰国生カードの代理記入・出願手続き・合否の判定を行うサービスではありません。本人が書く英語の基礎力を高め、初見英文を理解し、学校の正式な英語教材に合う復習を選びたい場合、最大1か月無料体験とWeb学習相談を利用できます。相談の際は学年、英語の困りごと、使用教材を分かる範囲でお知らせください。本人の在留歴、学校歴、提出用カードの画像を最初から送る必要はありません。
よくある質問|渋幕の2027年度帰国生カード・プリエッセイと受験方式
Q.帰国生入試の出願資格に、海外在住2年以上や帰国後3年以内などの一律条件はありますか?
渋幕の2027年度公式要項の出願資格欄には、卒業見込み又は生年月日について規定があり、FAQでは海外在留期間・帰国後の年数・国籍・居住地・国内インターナショナルスクールについて質問があると説明しています。別校の在外2年などの条件を渋幕に転用せず、本人が条件を満たすか必ず要項で確認してください。
Q.帰国生と一次入試を両方受験できますか?
できます。2027年度公式要項のQ&Aでは、帰国生と一次入試の両方を受験できる旨と、両方申し込む場合の同時出願の操作を説明しています。帰国生で不合格でも一次で合格点を得れば合格となると案内されています。
Q.帰国生カードとプリエッセイは保護者が代筆できますか?
できません。公式様式は帰国生カードの日本語自己アピールも英語のプリエッセイも、志願者本人が黒のペンで記入するよう求めています。家庭での見直しと本人の文章を保護者が作成することは異なります。
Q.英語エッセイに写真や別紙を添付して長く書いてもよいですか?
2027年度の学校公式様式では、指定枠内に記入し、別紙の添付・増補はできないと書かれています。手元のA4用紙の向き、枠の大きさを守り、余白へ追記するのは避けてください。
Q.帰国生入試で英検1級や準1級を持っていれば合否上有利ですか?
学校の2027年度公式FAQは、英検やTOEFLなどの資格は帰国生カードの記入欄があっても合否判定の材料にはしないと明記しています。資格の有無だけで当日の筆記・エッセイ・日英面接を代替できません。
Q.プリエッセイと試験当日の英語エッセイは同じ文章を提出しますか?
違います。プリエッセイは公式PDFを使い出願時に郵送する書類で、当日は10時10分〜10時40分に制限時間のあるエッセイ問題へ回答します。学校が本番で同じテーマを出すとは限らないため、出願前に準備した文章の暗記だけで対策しないでください。
Q.一次入試も帰国生カードを郵送する必要がありますか?
学校の2027年度要項では、一次・二次入試について郵送書類はないと案内しています。一方、帰国生入試ではカード・プリエッセイの郵送が必要です。受ける試験区分と書類を分けて確認してください。
Q.帰国生として入学すれば、必ず帰国生英語クラスに入れますか?
渋幕の2027年度公式FAQは、帰国生英語クラスへの参加には帰国生入試での合格または入学後の審査など条件があると説明しています。帰国生という身分のみで自動的に指定クラスへ参加できると考えず、学校の正式な案内を確認してください。
参考にした主な公式情報と確認日
- 渋谷教育学園幕張中学校・2027年度中学入試要項の公式入口:2026年7月21日公表要項、10月7日公開の帰国生カード・プリエッセイ。
- 2027年度中学入試要項(PDF 16ページ):帰国生・一次・二次の日程、郵送、一次との併願、帰国生英語の要件など。
- 2027年度帰国生カード・プリエッセイ(PDF 5ページ):本人記入、日本語自己アピール、英語A・B、印刷・黒ペン・別紙禁止の条件。
- 入試要項総合ページ:当年度資料の更新を確認する入口。
- 慶英会・渋幕新中1英語準備(独自30問):合格後の学校英語・シラバス・自調自考へ接続。
- 慶英会・渋幕在校生の帰国生英語・定期テスト対策:在校生向けであり、2027年度入試の提出書類とは別。
2026年10月19日確認。この記事の2027年度制度・様式は渋幕学校公式PDFに基づきます。帰国生カード・プリエッセイの実際の記入内容・書類提出は学校の正式案内を優先してください。英語独自24問と模範例は慶英会による非公式の基礎練習であり、渋幕の公認問題・公式解答・合格保証ではありません。
本人が書いた英文の意味や文法を基礎から確認したい場合、まず学校の先生や出願案内を確認したうえで、不足する部分だけを外部指導で補う選択肢があります。最大1か月無料体験・英語学習相談のWebフォームでは学年、英語の課題、相談したい技能を分かる範囲でご記入ください。提出する帰国生カードや在留歴などの個人情報を最初から送る必要はありません。
