
慶英会 塾長|慶應義塾大学卒・英検1級
中高一貫校の学校英語・NEW TREASURE・英検対策を専門とするオンライン個別指導塾です。塾長紹介
洗足学園中学校で英語の企画・発表に取り組み、「行きたい場所は書けるのに、計画の理由を英語で説明できない」と感じる場合は、希望、必ず守る条件、資料で確かめた事実を分けてみてください。難しい表現を増やす前に、時刻・所要時間・予算に合うかを確認すると、理由のある提案へつながります。
この記事は、中1・中2の保護者様とお子様が家庭で使える、架空の半日旅行を題材にした独自教材です。英文資料・全文和訳、実行可能な紙上計画の例、独自8課題と全解説を掲載します。実際の旅行を予約したり、外出したりする必要はありません。学校の提出原稿の代作を目的とするものでもありません。
学校公式の旅行企画と、この家庭用練習の関係
洗足学園公式「授業と学習|英語」では、英語の発表活動の題材として、修学旅行に関連する旅行企画や、洋書の内容・魅力を伝える発表などを紹介しています。また、中1〜高2でNEW TREASUREを使用すると説明しています。確認日:2026年11月3日。
この紹介から、現在の中1・中2全員に同じ旅行課題が出ている、特定の旅先や予算が指定されているとは判断できません。実際のテーマ・学年・語数・発表時間・評価基準は学校の最新の指示を優先してください。本記事は、資料を読み、条件に沿って理由を説明する力の家庭用練習です。
宝物の紹介や暗唱後の質問対応はMy Treasureなどの英語プレゼン対策20問で扱っています。今回は、行きたいという気持ちだけでなく、時刻表と費用を根拠に提案を選ぶところに絞ります。
最初に三つの欄を作る|希望・条件・事実
希望:何を見たいか、何を体験したいか。
条件:出発・帰着の時刻、使える金額、必ず含める活動。
事実:開館時刻、開始時刻、活動の長さ、移動時間、費用。
「工作をしたい」は希望、「午後1時までに戻る」は条件、「工作が60分かかる」は資料の事実です。希望が魅力的でも、帰着時刻を守れなければそのまま提案できません。一方、費用が安いだけで本人が何を学びたいか分からない案も、理由が弱くなります。
独自の英文資料|架空の町で半日計画を立てる
以下の町、駅、施設、時刻、料金、移動時間は、慶英会がこの練習のために作った架空の設定です。洗足学園の修学旅行先や実際の施設情報ではありません。英語の資料を照合するために条件を単純化しており、現実の旅行では予約状況・混雑・安全・天候なども別途確認する必要があります。
資料1|グループの条件
Our group will leave Maple Station at 9:00 a.m. We must return to the station by 1:00 p.m. Each person can spend up to 1,800 yen. We want to visit the museum and join one craft session. We also need a thirty-minute lunch break.
全文和訳:私たちのグループは午前9時にメープル駅を出発します。午後1時までに駅へ戻らなければなりません。一人につき1,800円まで使えます。博物館を訪れ、工作の回に一つ参加したいと考えています。また、30分間の昼食休憩が必要です。
資料2|施設・移動・費用
The museum opens at 9:30 a.m. A visit takes sixty minutes and costs 400 yen per person. It is a fifteen-minute walk from the station to the museum.
全文和訳:博物館は午前9時30分に開きます。見学には60分かかり、一人400円です。駅から博物館までは徒歩15分です。
The craft center has sessions at 11:00 a.m. and noon. Each session lasts sixty minutes and costs 700 yen per person. It takes twenty minutes to walk from the museum to the center. After the session, the group can eat lunch at the center. Lunch costs 500 yen per person. The walk from the center back to the station takes thirty minutes. There are no other costs in this exercise.
全文和訳:工作センターでは午前11時と正午に工作の回が始まります。どちらの回も60分間で、一人700円です。博物館からセンターまでは徒歩20分かかります。工作の後、グループはセンターで昼食を取ることができます。昼食は一人500円です。センターから駅へ歩いて戻るには30分かかります。この練習では、ほかの費用はありません。
語句:by 1:00 p.m.は午後1時までに、up to 1,800 yenは1,800円を上限として、noonは正午です。takes sixty minutesとlasts sixty minutesはいずれも、この資料では60分の所要時間・継続時間を表しています。
計画例|11時の工作を選ぶと条件を満たせる
9:00〜9:15:駅から博物館へ歩く。
9:15〜9:30:開館を待つ。
9:30〜10:30:博物館を見学する。
10:30〜10:50:工作センターへ歩く。
10:50〜11:00:工作の開始を待つ。
11:00〜12:00:工作に参加する。
12:00〜12:30:昼食休憩を取る。
12:30〜13:00:駅へ歩いて戻る。
費用は一人あたり400+700+500=1,600円で、上限1,800円より200円少なくなります。この架空設定では午後1時ちょうどに戻るので、帰着条件を満たします。ただし、帰り道には遅れに対応する余裕がありません。実際の計画なら、時間の余裕を含めて学校の先生に確認する必要があります。
開館前の15分と工作前の10分は、設定上の待ち時間です。開館時刻や工作の開始時刻が固定されているため、この25分をすべて帰り道の余裕に移せるとは限りません。計画のどこに余裕があるかまで区別しましょう。
12時の工作が合わない理由を英語で説明する
正午の回を選ぶと、工作の終了は午後1時です。その後、昼食30分と駅への移動30分を含めれば、駅に着くのは午後2時になります。「料金は同じだからどちらでもよい」では、時刻の条件を見落としています。
We should choose the eleven o’clock session. It ends at noon, so we can have lunch and return to the station by one. The total cost is 1,600 yen per person. The noon session ends too late for this plan.
全文和訳:11時の回を選ぶとよいでしょう。正午に終わるので、昼食を取り、1時までに駅に戻ることができます。総費用は一人1,600円です。正午の回は、この計画には終わる時刻が遅すぎます。
提案のWe should choose …、理由のIt ends …、結果のso we can …を分けると、暗記した表現を並べるだけでなく、選んだ理由を説明できます。学校で未習の表現があれば、We choose the eleven o’clock session. It ends at noon.のように短文へ分けてもかまいません。
独自8課題|資料の条件を使って提案する
問1|締切の意味
by 1:00 p.m.は、午後1時に駅を出発するという意味ですか。資料1に沿って説明してください。
問2|到着と開始を区別
駅を午前9時に出ると、博物館には何時に着きますか。到着したらすぐに見学を始められますか。
問3|費用の計算
博物館・工作1回・昼食の合計はいくらですか。上限までいくら残りますか。いずれも一人分で答えてください。
問4|選べる工作の回
博物館の見学と移動を計画例どおり行うと、工作センターには何時に着きますか。11時の回に間に合いますか。
問5|正午の回の問題
正午の工作に参加し、その後に昼食30分と駅への移動30分を取ると、駅に戻るのは何時ですか。どの条件に合いませんか。
問6|条件が変わったとき
別の練習設定として、予算の上限だけを1,500円に変えます。資料の活動・昼食・費用を変えずに、同じ計画を実行できますか。無料の昼食や割引を勝手に作らず答えてください。
問7|理由を述べる
11時の工作を選ぶ理由を、終了時刻と帰着条件を使って英語2文以上で説明してください。
問8|余裕を判断
計画例には開館前15分・工作前10分の待ち時間があります。これを理由に「帰り道が20分遅れても、必ず午後1時までに戻れる」と言えますか。理由を答えてください。
8課題の全解答・解説
問1の解答
午後1時までに駅へ戻るという意味です。
出発は午前9時です。byはこの文では期限を示し、午後1時ちょうどの帰着も含みます。depart・leaveの時刻とreturnの期限を別の欄に書くと整理できます。
問2の解答
午前9時15分に到着し、9時30分まで待ちます。
徒歩15分なので9時+15分=9時15分です。ただし、施設に着く時刻と入れる時刻は異なります。開館時刻を無視して9時15分から60分の見学を始めないようにします。
問3の解答
合計1,600円、上限まで200円です。
400+700+500=1,600、1,800−1,600=200です。上限額をそのまま支出額と書かず、必要な費用を合計します。問6だけは上限を変更した別設定です。
問4の解答
午前10時50分に着くので、11時の回に間に合います。
見学終了10時30分+徒歩20分=10時50分。開始まで10分あります。開始時刻を勝手に10時50分へ変更するのでなく、11時まで待つ計画です。
問5の解答
午後2時です。午後1時までに戻る条件を満たしません。
正午+工作60分=午後1時、昼食30分で1時30分、徒歩30分で2時です。工作が終わった時点を駅への帰着時刻と取り違えないでください。
問6の解答
そのままでは実行できません。100円超過します。
必要額1,600円に対して上限が1,500円なので、100円不足します。提示資料にない無料昼食や割引を仮定して成立させず、条件変更や別案が認められるかを確認する段階です。現実の予約・支払いを行う問題ではありません。
問7の解答
We should choose the eleven o’clock session because it ends at noon. We can then have lunch and return to the station by one.
和訳:正午に終わるので、11時の回を選ぶとよいでしょう。その後、昼食を取り、1時までに駅へ戻れます。理由と条件が資料に合えば別解も可能です。We choose the eleven o’clock session. It ends at noon. We can be back at the station by one after lunch.と短文に分けてもよいでしょう。
問8の解答
言えません。帰着の予定が午後1時ちょうどだからです。
待ち時間は開館・工作開始を待つ時間であり、帰りの遅れを後から取り戻す時間ではありません。同じ計画の帰り道が20分遅れると帰着は1時20分です。実際の旅行を計画する場合は、余裕を持つために何を変更できるかを先生と相談します。
保護者様は「英語を直す前に条件を説明してもらう」
まず「一番行きたいのはどこ?」「絶対に守るのは何時といくら?」「その計画を選んだ根拠は資料のどこ?」の三点を聞いてみてください。英文が流暢でも、資料にない割引や移動時間を足していれば、計画の見直しが必要です。保護者様が全原稿を書き直すより、本人が条件に戻って修正する時間を取ります。
1回目:英語資料から時刻・費用・所要時間に印を付ける。
2回目:和訳を見ずに、紙に計画を並べ、問1〜5を確かめる。
3回目:問6の条件変更に対応し、問7を原稿なしで説明する。
仕上げ:学校で実際に指定された題材に戻り、条件と根拠を自分で整理する。学校の提出期限や復習を優先し、全部を一度に行う必要はありません。
この教材では資料を読んで計画を判断することが目標です。現実の旅先への訪問、未成年の単独行動、予約、個人情報の入力などを求めていません。学校提出物では、資料の出典と学校の利用ルールに従い、自分が考えた内容を説明してください。
次に進む学習と相談先
発表の言い方・質問対応は洗足学園の英語プレゼン独自20問、物語の要約・感想は洋書読解・ブックレポート独自32問へ進めます。教科書やテストを含めた学習順は洗足学園の学校英語総合ガイドをご参照ください。これらは本文で学べる既存教材へのリンクで、新しいPDFの配布を約束するものではありません。
英語の条件文が読み取れない、理由を日本語では言えても英文にできない場合は、慶應義塾大学卒・英検1級塾長の慶英会へ、公式LINEで学校英語の学習相談ができます。まず学年と困っている工程をお知らせください。学校課題の代作・学校での評価保証は行いません。料金・体験等は現在の条件をご確認ください。
本記事の英文・町・旅行計画・8課題は慶英会の独自教材です。洗足学園の公認・提携教材や、実際の修学旅行の行程・提出課題・試験問題ではありません。

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